楽しい楽しい武偵高校   作:ささら.

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こんにちは!
作者からお詫びと訂正の時間です!
銀魂のタグとか入れてすいませんでした!
次は説明回ですのでどうか愛想を尽かさないで!
本編の重要なとこには絡めないから!
(必死ですね…)


02:サディストと爆豪と考察の答え合わせ

side:1のA

なんの説明も無しに『東京武偵高』と書かれた高校に連れていかれた俺たちは、教室のような場所で待たされていた。いや、教室だろう。

轟焦凍は考える。

ここは恐らくパラレルワールド。『parallel world』____並行世界。SFでお馴染みの、『どこかが違うが、ほとんど同じ』というような世界だ。

 

「違うね?それならどっちかっていうとifっつうんだよ。」

 

…心でも読んだかのような言葉に顔を上げると、そこにはいつのまにか、中学生くらいで、これまたツインテールな少女が現れていた。

 

「何者だ?」

 

少女は、不敵に笑う。

「そこにいる爆豪勝己____さっきから声かけてるのに返答すらしないクズの命の恩人にして…」

なにやらもったいぶったような口調。テレビドラマならさぞかし重要な事実が明かされる場面だろう。

 

「正一位の大妖、九尾。」

 

*******************

 

side:アリア

私____神崎・H・アリアはその時尋問科(ダギュラ)の教師、綴と緑松校長の前にいた。本来なら綴に報告しておけば良いのだが、何やら重大なことがあるらしかった。

 

「はい、超能力者(ステルス)でした。爆破といえばいいんでしょうか…それと、何故か緋緋粒子(ステルスジャマー)が作用しなくて____」

 

「ふむ。そうですね…おそらくそれは、国家機密レベルに該当する存在でしょう。成る程、あれはこの事だったのですね…」

 

「どういうことでしょう?」

 

「いえ____国から、警告が。何らかの存在から、その少年少女達の出現を示唆されたそうです。これ以上は言えませんが…。沙汰は追って伝えます。取り敢えずは教師棟の空き部屋にいてもらってください。そうですね…208号室から301号室まで使ってもらってください。食事はこちらで手配します。神崎さん、案内してあげてくださいね。」

 

*******************

 

side:1のA

「テメエ……なんでこんな所にいんだ?」

 

爆豪は言った。九尾と名乗った少女に。そういや、さっきも恩人とか言ってたな。

 

「知り合いか?」

 

「ああ…こいつは俺を…」

 

言葉に詰まる爆豪を見て、九尾はきゃはっ、と笑った。

 

「こいつが崖から落ちかけたところを助けてやったんだよ。ほら、小さい頃の恥ずかしい話をされたくないんだろ?爆豪ちゃん?」

 

「っ、テメエっ!ぶっ殺す!」

 

「きゃははっ、出来るもんかい?せいぜい土下座して許して下さいって謝るのが関の山じゃねえの?きゃはっ!」

 

笑い声だけはきゃはっ、と中学生という見た目に相応しく、軽やか。けれどその瞳は艶やかに、そして狂うように細められていた。

 

「いやぁ、やっぱ弄りがいがある。きゃははっ!まあいいさ。あたしがここに来たのにはもっと別の訳があるんだからさ。」

 

「この…サドが…!」

 

ふっ、と九尾の目が鋭くなる。

 

嗜虐嗜好者(サディスト)と呼びな、恩知らず。」

 

*******************

 

「んで?何の用なんだよ。」

 

「そうそう、その事だ。なんと特別に、あたしはあんたらを救ってやろうとしてんだよ。感謝しな。」

 

「んだと?テメエがなんの見返りも無しにんな事する筈がねえじゃねえか。クソが。」

 

さっきから思ってたんだが、何気に仲良いよな、こいつら。

 

「恩知らず爆発頭は黙っとけ。これはあたしの義務。」

 

「義務ゥ?テメエにンなもんある訳…」

 

手前(じぶん)の領分ぐらい守るさ。」

 

そう、九尾は言って、話し始めた。

 

*******************

 

「ここはif世界…何処かでズレた世界だ。そんなモンは無数にあって、そこに住む奴らにはその世界こそが真実。そう言う世界さ。例えばここは、『武偵法』が可決された世界。他にも色々とズレはあるが、そう思っていて構わない。そこに、お前たちは手違いで飛ばされちまったんだ。本来ならそんな事は、あたし以外出来ない筈なんだが…黒玖色金(コク)の奴のせいで、飛ばされちまった。コクが誰か?ああ、気にするな。ともかく、お前たちが元の世界に帰るためには、そのための『鍵』を持ったこクを探して捕まえねえといけねえ。けどこれはあたしがやっても意味が無いんでね…そこでここ____東京武偵高の、優秀な武偵に手伝ってもらおう、って話さ。根回しもすんでるから、心配せずに住むといい。あと、強力な助っ人も読んであるからな。心配するな、戦え。」

 

俺たちに何か口を挟む暇を与えず、ただそれを一気に話した九尾は、立ち去ろうとして何かを思い出したように後ろを振り返る。

 

「ああ、それと____」

 

どちらも金色がかった紅い瞳と白い髪、それが俺の方に向いた。

 

「そこの紅白頭と赤髪。」

 

「轟だ。」

 

「切島っす!」

 

「紅白頭と赤髪、テメエらは気づいてないようだが、白玖神の適性がある。今後乗っ取ることもあるかも知んねえから、そん時はよろしく。」

 

「どういう事だ?」

 

そう問い返した時には既に、九尾の姿は無かった。

 

*******************

 

「チッ…あいつはサドだが嘘だけは言わねえ。それはオレが保証する。」

 

「爆豪がそんなこと言うなんて珍しいな!」

 

「だなー、なあかっちゃん?」

 

「てめえら死ねや!」

 

そんな馬鹿な会話を交わす切島達の頭上から、ザクッ。短刀が降ってきた。

その柄には、こんな文が。

 

嗜虐嗜好者(サディスト)と呼びな。」




あ、三千字なんて全然超えてないじゃん。
あと書式変えました。自分でも見づらかったんで。
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