「神は死んだ」彼は晴れやかに笑う   作:パイル軽量逆関節

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いつからだろうな...ああ、あの時からか

「へ?ああ、始末書ですか?わかりました書いておきますね」

 

清掃員兼職員といっても職員は職員

あんなことしたら始末書です・・・

いや、なにしたのかというと

太陽の塵のことを嗅ぎつけた軍やらなんやらをゴミと間違えてお掃除しちゃったんですよね

ほら、私これでも熱心な清掃員ですからね

それで始末書なのですが・・・

 

「これは・・・私には始末書には見えないのですが・・・」

 

どう見ても一介の職員が見ることがなさそうな書類

が、書類には“晴渡 神無様”と、印刷されている

私宛てなら見ても問題はないでしょう・・・どれどれ....

 

「・・・IS一機の使用権限?」

 

ふむふむ、どうやらこの学園のISを一機自由に使える権限のようです

ええと、私に?

私、IS使えないのですが・・・これは新手の嫌がらせ?

だとしたら良いでしょう、この嫌がらせを有効活用させていただきますよ!!!

あ、始末書挟まってた・・・書いてから授業に向かおう・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※そんなこんなで晴渡は始末書を書いていた・・・

 

 

「え~と、て、転校生が来ました!!!」

 

入ってきたのは小型な少女

少女はやけにウキウキした表情で教室を見回すと、急に落ち込んだ

 

「・・・気持ちはわかるが自己紹介しろ」

 

「教官・・・」ショボ-ン

 

「今は教官ではない織斑先生だ」

 

「はい・・・ラウラ・ボーデ「いやはや遅れて申し訳ない!!!」...!?」

 

「いやぁ、始末書って案外難しいものですね~・・・おや、懐かしい匂いが・・・あ、君か」

 

「カンナ教官!!!」パ-

 

「・・・うむ、なにかな?」

 

「会いたかった!!!」ギュ-

 

「おお、ハハハ...相変わらず元気が良いな君は」

 

「あ、いえそんなことは・・・」

 

「ふむふむ、ん?おお、自己紹介の最中だったようだね...」

 

「はい!ビシッと決めますから見ていてください!!!」

 

「うん、元気な挨拶を見せてくれ」

 

「はい!ラウラ・ボーデヴィッヒです!!!」

 

「うん、よろしい!!!」

 

「教わった通りに自己紹介できました!!!」

 

「うむ・・・よし、ご褒美だ」

 

「本当ですか!!!」

 

「おう、では昼に家庭科室だ!」

 

「はい!!!」

 

この間このクラスの教師含む全生徒の目が点だったことはあえて言うまい・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほれ、ご褒美だ」

 

私が普通に作ったポトフ・・・なのだが

教官時代たまに作るそれが人気で

いつしかご褒美だとかカンナスペシャルだとか呼ばれるようになっていた

訓練期間を終え、実戦に投入される生徒達には必ず作ってやっていた

まあ、教官役の契約解消されてからは作ってなかったが・・・

しかし、まあ

 

「何故君達までここに?」

 

「いやぁ・・・ハハハ」

「えっと、その」

「・・・」

 

「カンナ教官のポトフは譲らんぞ!!!」

 

「まぁまぁ、君達も食べるかい?何、沢山作ってあるから問題はないさ」

 

しかしまぁ、いつからだろうな・・・

 

「な、カンナ教官!?私の食べる分が減るではないですか!?」

 

「ハハハ、また作ってやるから」

 

いつからだろうな・・・こんなにも心から笑えているのは

 

「おお!?美味い!!!」

「・・・本当だな」

「た、確かに美味しいですわ」

 

「だろう!!!カンナ教官のポトフは世界一なのだ!!!」

 

ああ、あの時からか

 

「ああ、こらこら...そんなに急いで食べなくてもポトフは逃げませんよ?」

 

「「「「モグモグ」」」」イッシンフラン

 

「ハハハ、本当に仕方ないですね...」

 

二回目の人類に出会ってから

私は心の底から笑えている

本当に・・・本当に

 

「ありがとう・・・」

 

「「「「?」」」」モグモグ

 

「あ、いえ何でもないですよ?ほら、まだまだポトフはありますからね~」

 

「何?この良い匂い・・・」

「あ、織斑君たちだ~」

「ご褒美が何か気になって来てみたら・・・」

「「「ザワザワ」」」

 

「おやおや・・・ハハハ」

 

本当に・・・ありがとう




ええ、尻尾をブンブン振ってる犬の尻尾が想像できたのは私だけです
性格も崩壊してますな

ええ、打ち切り漫画みたいになってますがまだ続きますよ
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