「神は死んだ」彼は晴れやかに笑う   作:パイル軽量逆関節

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背中にくっ付いて離れない

さて、私もすっかり忘れていたのですが

本日、オルコット生徒と織斑生徒の試合があるんですよね~

(両名なんか微妙に仲直りしてるけど)

が、私は見に行けないのです

ラウラ君がなんか幼児退行してしまったのでお世話をしなければならないのです

事の始まりはおそらく一時間と二五分三十秒五一の時の話です・・・

 

 

 

 

 

 

 

一時間二...一時間半前に遡る・・・

ラウラはルンルンしていた

何故なら他でもないあのカンナ教官に“一緒に試合を見ないか?”と誘われたからである

ラウラは以前部下に言われたことを思い出した・・・

相手の膝に座るというものだが、部下によると凄く良いものらしい

部下にやったことあるのか?と聞いたら

凄く良い笑顔でカンナ教官に膝枕までしてもらいましたと言われたのであった

膝枕も凄く良いものらしい・・・

ラウラはルンルンしつつ膝枕や膝に座る事について考えていた

ラウラは油断していた・・・まさか足下にバナナの身入りが落ちているとは・・・

そのままラウラは滑って転び、晴渡に発見されるまで気絶していたのである

そして目覚めるといつも以上に純粋な瞳をしたラウラが目覚めたのである・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほ~ら、ラウラ君...高いぞ~」

「高いぞ~」キャッキャッ

 

私は今ラウラ君を肩車して歩いている

・・・いや、なんか昔幼い頃の娘にもやってた気がしたものでね

 

「カンナキョウカンカンナキョウカン」

 

おや、言ってなかったかな?

私には娘がいたんだよ

まあ、過去形だしお察しの通りもういないけどね・・・

 

「カンナ教官、カンナ教官」

 

いない理由?

あ~説明するとなると長くなる

ま、今となっては記憶の遥かかなただ

 

「カンナ教官...グスッ」

 

娘がいるなら妻もいるんだろうって?

妻は・・・いない

娘は捨て子だったんだ

 

「カンナ...グスッ...きょうか...グスッ...ん...グスッ」

 

特に寒い冬ということもなく、暑~い夏ということもなく

かと言って気持ち良い春の暖かい日でもなく

秋の涼しい日でもなく

じめじめした梅雨の雨の日に拾ったんだ

 

「グスッヒクッ...ウエーーーーン」ビャ-

 

そうそう、こんな感じの泣き声が聞こえてきて・・・ん?

 

「カンナ...教官、無視しないで...」ワ-ン

「ら、ラウラ君!?」

「カンナ...グスッ...教官...グスッ」

「し、しまった・・・ら、ラウラ君、ほら良い子良い子・・・ごめんごめん」ヨシヨシ

「ム-」グスッ

 

肩車から抱っこに変更してラウラ君の頭をゆっくり撫でる

な、何故泣き出したんだ・・・ん?無視?

いつものキリッとした風なラウラ君と違うから扱いづらいな・・・

いつものラウラ君なら私が気付かなかったら静かについてくるのだが・・・

(気づいたらラウラ君が後ろにいたというのは少なくない)

 

それからラウラ君は私の背中に張り付いて黙ってしまった・・・




実際に私も実入りのバナナ踏んづけを経験してます
想像以上に滑ります
正直バナナの皮よりも滑ったかもしれません
はい、私はバナナの皮を踏んづけも経験してます
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