暗殺教室~君のために義を貫く~   作:緋色の焔

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今回もなぜかオリジナル回です。

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諸事情でサブタイトルを変更。


9弾 体育の時間・射撃編

 先日受けた小テストの結果、決まった事が2つある。

 1つはE組の授業開始範囲、もう1つは小テストの点数が悪かった者は放課後に補習をする事だ。

 学力最底辺の武偵高附属中に通っていた俺は当然、放課後に補習を受ける生徒の1人である。

 そんな中、今日はタコが担任になってから2回目の体育の授業がある。

 他の授業は意外と分かりやすいため、タコから教わっても構わないのだが、体育に関しては別である。何しろタコと人間の間には隠しきれない運動性能の差が有る。お陰でタコに手本を見せられても全く参考にならないのだ。

 それでも時間は止まってくれないため、やがて体育の授業時間がやって来てしまった。

 

「さあ、皆さん! 2回目の体育ですよ! 何をしますか⁉ 視覚分身、空気蹴り垂直跳び、音速シャトルラン、どれが良いですか⁉」

 

 テンションの高いタコに向かって俺達はツッコむ。

 

「「「どれも出来ねぇよッ⁉」」」

「他の授業は割と出来るのに、体育に関しては邪魔にしかならない」

「正直どっか行ってて欲しい」

「にゅやッ⁉」

 

 そんな皆の言葉にタコは盛大に落ち込む。

 その様子を見ていると──

 

「フケようぜ、お前ら」

 

 不良3人組が筆頭──体格が1番良い寺坂(てらさか)竜馬(りょうま)が他の2人、ドレッドヘアーの吉田(よしだ)大成(たいせい)と俺より目付きが悪い村松(むらまつ)拓哉(たくや)にそう言うと、3人揃ってどこかへ歩いていった。

 

「ちょっ、待って寺坂君達⁉」

 

 寺坂達の行動を皮切りに「キャッチボールしようぜ」とか「体育なんて疲れるだけだからね。僕はそこの日陰で本を読ませて貰うよ」などと言って、皆はタコから離れていく。

 

「待ってください皆さん! 先生皆さんと体育やるの楽しみだったんですよ⁉」

 

 そう言ってみても誰も立ち止まらない。

 

「こ、このままでは学級崩壊なんて事に……ひ、ひいぃぃぃ⁉」

 

 叫んだタコは急いで『止まらない学級崩壊』とか、『なぜ学級崩壊は起こるのか⁉』など様々なタイトルの本を青い顔で読み出した。

 そんなタコの様子に、あれがあぐりさんの仇かも知れない生物なのか、と嘆かわしく思っていた時だ。

 

「遠山。約束した通り射撃のコツを教えてよ」

 

 そう言って速水が俺に声を掛けてきた。

 そういやそんな約束を小テストを受けた日にしたな。

 

「良いけど、今からか?」

「当然。本当は放課後が良かったけど、補習でしょ? 遠山って」

「ああ」

「だから体育の授業中が1番良いのよ。運動性能の違うタコに教えてもらう事なんか無いし」

「確かに」

 

 速水の言葉に納得した俺は周囲を見渡す。

 

「何してるの?」

「射撃練習用のターゲットを作る材料を探してる……っと、あれで良いか」

 

 荒れ果てた校庭の端から端まで見渡していた俺は、拳大の石を見付けて拾い上げると、校庭の端に集めていく。

 速水にも石を集めるように指示して校庭を歩いていると、あかりが声を掛けてきた。その後ろには同じく俺の行動が気になったのか、矢田と倉橋と岡野の3人が立っていた。

 

「キンジ君。速水さんと2人で校庭を歩き回ってどうしたの?」

「速水に射撃を教える約束してたから、その準備だよ」

 

 俺の言葉に倉橋は手を、パンッ、と打ち鳴らしながら言った。

 

「凛香ちゃんとそんな約束してたんだ。それじゃあついでに私達にも射撃を教えてよ」

 

 む……正直教えるのは速水だけで良いのだが、タコを殺す確率を更に上げるためと思えば良いか。

 

「まあ、1人教えるのもそれ以上教えるのも変わらないから良いけど」

「やった! ありがとう。()()()()

「とーくん?」

「遠山君の事だよ」

 

 成る程、姓と名の違いはあるが『キーちゃん』みたいなもんか。

 

「ごめんね。遠山君、陽菜ちゃんって男子の事をアダ名で呼んじゃうから」

「そうそう、岡島を『岡ちん』、杉野を『杉ちゃん』とかね。どっかのお笑い芸人かっての」

「別に私が男子をどう呼ぼうが別に良いでしょ、私のアイデンティティーなんだから」

「まあね。それはそうと遠山、この石を集めてるの?」

「ああ、拳大の石な。それを拾って集めたら校庭の端に置くようにしてくれ」

「うん。分かった」

 

 そうして3人が石を広い集めに行くとあかりが呟いた。

 

「射撃……教えるんだ?」

「暗殺成功率を上げるためだ」

「うん。それは分かってる」

「分かってるなら良いよ。で、他に何かあるのか?」

「別に……強いて言うなら(カエデ)にも教えてくれるんだよね? 射撃」

お前(カエデ)を相手に拒否する理由は無いよ。アイツ(あかり)は別だが……」

「あ、その言い方ちょっとムカつく」

 

 そんな会話をしながらあかりと共に拾った石を持って、校庭の端に戻ってくると、既に必要量の石が集まっていたため、それを適当な高さになるまで積み上げて台を作る。

 そして、その石造りの台の上にターゲットに見立てた空き缶を置けば、簡易な射撃練習用レーンの完成だ。

 

(最初だからターゲットまでの距離は7mぐらいで良いか)

 

 そう思いながらターゲットの空き缶から7mほど離れた場所に移動すると──

 

「遠山。いつの間にか人数が増えてるんだけど」

「成り行きで増えた。ダメだったか?」

「別に……教えるのは遠山なんだし、私に何か言う資格なんて無い」

 

 速水から教えてくれって頼まれた事だったから、拒否されたらどうしようかと思ったが、了承してくれるみたいだな。

 

「それで遠山、私達は武偵の遠山と違って射撃なんか縁日の射的ぐらいしか経験が無いんだけど」

「経験が無い……って、競技射撃(スポーツシューティング)もか。確か椚ヶ丘中にも射撃部はあったよな?」

 

 昔はビームピストルで楽しまれていた競技だったが、銃刀法改正以降は実銃でやるようになり、射撃部は一般校でも少しずつ人気が出てきているから、1人ぐらいはいると思ったんだけど。

 

「一応射撃部はあるけど、私はスキー部だから経験無いよ。矢田達だって射撃部じゃないし」

「カエデと矢田は知ってるが、倉橋と岡野も違うのか?」

「そうだよ~、私は生物部~」

「私は体操部ね」

「成る程な。ちなみに聞くがE組の中に射撃部に在籍していた生徒は?」

 

 俺のその問い掛けに速水は少し考えるとピンクの唇を開いた。

 

「……確か居なかったと思う」

「そうか……」

 

 1人ぐらい居ればソイツと分担して教えていければ良いと思ったが、居ないのであれば仕方ない。

 

「じゃあ、まずは銃の持ち方からな」

「持ち方?」

「ああ」

 

 頷いた俺は銃を取り出すと、速水達に解説しながら握っていく。

 

「まず両手で持つ場合だが、最初に右手の人差し指を伸ばした状態で銃のグリップを握る。この時に伸ばした人差し指を引き金に掛けるなよ。次に左手で銃を握った右手を包み込むようにする。これが基本的な両手での持ち方だ。片手で持つ場合は左手を外せば良いだけな」

 

 そうして片手で持った俺は補足を加える。

 

「ちなみに漫画や映画で銃を横向きにしてるが、あれは『俳優の顔を見えやすくする』とか色んな理由でやってるだけで、実際に横向きで銃を撃ってもほとんど命中しないから、慣れない内は横向きでは撃つなよ」

「分かった」

 

 俺の言葉に速水が頷くと、あかりを含めた4人も頷いた。

 

「さて、持ち方の次は銃の構え方を教えるぞ。まずは足を肩幅大に開く。開いたら銃を握った両手──両腕を前方へ押し出すんだ」

 

 そう言いながら俺は銃を構えた女子5人の姿を見る。

 当然だがあかりは問題無い。しかし速水達4人は所々微妙に異なっていた。

 これを修正するには口頭で説明するより、直接体に触って整えた方が早いな。

 

「あー、速水。微妙に異なっている構えを整えるため、体に触るけど良いか?」

「それぐらいなら別に良いわよ。あ、でも手付きがイヤらしかったらぶっ飛ばすからね」

「それは分かってる」

 

 本当は女の体に触るのは嫌だったが、間違った構えを覚えられても困るため、速水から了承を得た俺は意を決して体に触り、腕や足を然るべき姿勢に整えてやる。

 うう。分かってはいたが、速水も女のため体からはマスカットのような良いニオイがする。

 予期せぬヒステリア姓の攻撃を受けてしまったが、それを決死の思いで耐えつつ速水の姿勢を整えた俺は他の3人──矢田、倉橋、岡野──にも体に触る許可を得ると、3人のニオイを嗅がないように、鼻での吸気を抑えつつ姿勢を整えてやった。

 その際、矢田の膝裏を触ったらビクつかれて、意識したのは内緒にしておこう。

 

「これが銃の構え方だ。次は銃の撃ち方を教えたいところだが、その前に照準の合わせ方を説明する。銃の先端にある突起、これが『照星』。そして銃の後方にある溝、これが『照門』だ。で、照準を合わせるとは照星の突起を照門の溝の間から見えるようにする事だ。分かったか?」

 

 分かりやすいように取り出した銃を指差しながら解説すると、あかりを含めた女子5人は頷いた。

 

「なら空き缶を狙って撃ってみろ」

 

 そう言ってやると、俺が教えたように銃を構えて、石の台に乗っている空き缶に照準を合わせた5人は、少し集中したあと引き金(トリガー)を引いた。

 結果は速水だけが空き缶を撃ち落としており、残りの4人──あかりはわざとだが──は外していた。

 

「スゴい! もう当たったの⁉」

「まぐれで当たっただけだって」

 

 矢田の問い掛けに速水はそう答えながら、もう1発撃ってみると、今度は外していた。

 1回2回じゃ判断出来ないため、5人全員に10回連続で空き缶を撃たせてみたところ、結果は速水が6発、矢田が4発、あかりが3発、倉橋と岡野は2発ずつと、それぞれ命中させていた。

 

「的まで7m離れてるのに10発中6発も命中させるなんて驚いたよ」

「そ、そう?」

 

 俺の率直な感想に速水は頬を染めて照れていたが、その表情にはほんのりと笑みが浮かんでいた。

 い、意外とカワイイ……

 速水の笑顔に次は俺が照れて視線を逸らそうとした時、不意に殺気を感じて振り向いてみると、ムスッとした表情のあかりが俺を睨んでいた。

 何でお前はそんなに怒ってんだよ⁉

 

 

 

 30分ほどあかり、速水、矢田、倉橋、岡野の女子5人が射撃を練習する様子を眺めていると──

 

「遠山」

 

 突然名前を呼ばれたため振り返ってみると、そこには伸ばした前髪で目を隠した千葉(ちば)龍之介(りゅうのすけ)が立っていた。

 

「どうした?」

「速水達に射撃を教えてるようだな」

「ああ」

「良ければ俺にも教えてくれるか?」

「構わないぞ」

 

 千葉の頼みに俺は即答した。

 頼んできたのが女子だったら、先に教えていた速水達に丸投げしたが、男相手なら問題無いのだ。

 そうして速水達に教えたように、千葉にも銃の持ち方から撃ち方までを教えてやり、空き缶を10回撃たせたところ10発中7発命中させていた。

 先程速水に驚かされたばかりなのに千葉にも驚かされた。

 2人は射撃の才能がありそうだな。

 そんな事を思っていると、千葉が俺に言ってきた。

 

「そういえば遠山、お前の射撃の腕前はどうなんだ?」

「……やろうか」

「ああ、頼む」

 

 そう千葉に言われたため、矢田が練習していた射撃レーンを開けてもらうと、速水達も気になるのか練習していた手を止めて、視線を俺に向けてきた。

 注目されてると撃ちにくいなぁ、と思いながら腰のホルスターに収めていたエアガンを流れるように抜銃すると、即座に空き缶へと狙いを定めて発砲した。

 その瞬間、銃口から飛び出した弾は吸い寄せられるように、まっすぐ空き缶へと向かい、カン! 少し甲高い音を立てながら空き缶を地面へと撃ち落とした。

 

「驚いた。さすがは現役の武偵だな、遠山」

「全くね。私達が銃を抜いて撃つまでの時間より短いなんて」

「経験の差だ。皆も練習すればすぐに時間を短縮出来るよ」

 

 そう速水達には言ったが、今の俺の射撃は……ダメだ。

 素人目には気付かないかも知れないが、少し狙いがズレたのだ。俺は空き缶の中心・中央部を狙ったのだが、実際は中心から右斜め上に3㎝ぐらい離れた場所に命中したのである。

 これはエアガンの重さや発砲時の反動など、実銃のそれに慣れてしまった俺からすれば軽すぎるのが原因で起きた事だ。

 撃ってる内に解消されるが、撃ちすぎてエアガンに慣れてしまうのは避けなければならない。何しろタコが生きてる内に実銃を撃つしかない場面に遭遇しないとは限らないからだ。

 その際、エアガンに慣れきった状態で実銃を撃ったとしても、恐らく外してしまう。実戦に於いてそれは『死』を意味する。

 これはどこかで実銃を撃つ必要があるな。

 そんな事を考えていたら、倉橋が興奮した様子で駆け寄ってきた。

 

「この前のスポーツテストの時から思ってたけど、やっぱり現役の武偵ってスゴいね!」

「そうか?」

「そうだよ! そんなとーくんに聞きたいんだけど、とーくんって虎やライオンを素手で捕まえられる?」

「……は? 虎もライオンも獰猛な肉食獣だろう。そんな危ない猛獣を素手で捕まえられるワケがない」

「えー、そうかな? 少し鍛えれば捕まえられると思うんだけどなぁ。それでもし捕まえられたら……」

 

 そこで言葉を切った倉橋は頬を桜色に染めて──

 

「私、とーくんの「倉橋さぁん。ちょっと良い」……何? カエデちゃん」

 

 倉橋の言葉を切るように肩に手を置いたあかりが声を掛けた。

 

「うん。私と向こうでO・HA・NA・SHIでもしない?」

「え……? とーくんに話があるから後で……って、手が肩にめり込んで痛いんだけど⁉ ねぇ、聞いてる⁉ カエデちゃん⁉」

 

 喚いてる倉橋をあかりは問答無用で引き摺りながら歩いていった。

 その光景を見ながら俺は近くにいた岡野に問い掛ける。

 

「なぁ、岡野」

「何?」

「カエデが倉橋の言葉を止めた理由、分かるか?」

「ッ⁉」

 

 俺の問に岡野は目を見開き驚いた。

 

「もしかして遠山……気付いてないの?」

「そう聞くって事は岡野は分かってるみたいだな。良かったら教えてくれるか?」

「い、いやぁ……私から教えるのは、ちょっと……」

 

 そう言いながら岡野は俺から目を逸らすと、なぜか少し同情したような視線をあかりに向けていた。

 そんな岡野の行動と思考を考えてみたが……全く分からなかった。

 どうやら俺には理解出来ない事らしい。

 考える事を諦めた俺は校庭に視線を向けると、今が体育の授業中だとは忘れていなかったらしく、クラスの皆が様々な方法で体を動かしていた。

 寺坂達みたいにサボったり、木陰で本を読んだりなど例外はいるものの、ほとんどは三角ベース、フットサル、バレーボール、バドミントンなどをやっていた。

 タコに至っては皆から邪険にされ過ぎて、1人寂しく砂場の砂でポケモンを造ってる。

 

(あれは……鯉の王様が進化した姿だな。造形に凝ってるのかリアル過ぎる)

 

 そんな光景を見ていると、かきんっ!

 金属音が聞こえて視線を向けると、前原が投げたボールを杉野がホームランにしたところだ。

 おお、意外と飛距離があるなぁ。と関心しながらボールの行方を目で追っていると、落下地点に速水と楽しそうに会話する矢田がいる事に気付いた。

 先程の音からボールが軟球ではなく硬球だと分かっていた俺は、ボールに気付いてない矢田が怪我しないように、駆け足で近付いていく。

 そうしてようやく、矢田にボールがぶつかりそうになっている事に気付いたのか、慌てて杉野達が矢田に向かって注意を促した。

 その声に気付いた矢田は振り返って、周囲を見渡して自分にボールがぶつかりそうになっている事に気付いたが、距離的に避けられないと悟ったらしく本能的に目を瞑って体を縮めた。

 

「……ッ」

 

 そこに向かって近付いた俺は位置的に全身を前に出せなかったため、仕方無く目を瞑る矢田を左腕で抱き寄せると、パシッ、右手で矢田に迫る硬球を受け止めた。

 

「悪い! 大丈夫か⁉」

「ああ、気にするな!」

 

 謝ってきた杉野にボールを投げ返しながら俺はそう言った。

 決して杉野に対して「気を付けろ!」とは叱らない。なぜなら校庭の端までボールが飛んでくるとは誰も思わないからだ。

 そう考えながら俺は腕の中の矢田に声を掛ける。

 

「大丈夫か?」

「う、うん。ありがとう。遠山君」

 

 感謝の言葉を述べた矢田は頬をピンクに染めて恥ずかしそうにしていたため、慌てて俺は抱き寄せていた矢田を離した。その拍子にフワッと俺の鼻腔に薔薇の花のような甘い香りが漂ってきた。やっぱり矢田も良いニオイがしやがる。

 そう思いながら2人揃って所在無さげにしていると、授業の終了を告げるベルが鳴り響いた。

 

「じ、授業も終わりだし、今日の射撃の練習も終わりだな!」

「そ、そうだね!」

 

 俺と矢田はそんな会話をしながら校舎へ歩いていると、速水が話し掛けてきた。

 

「遠山、体育の授業以外で射撃の練習する時間ってある?」

「……昼食後の昼休みと休日ぐらいだな」

「成る程ね。じゃあ後でケー番とメアド教えて」

「……もしかして、休日も練習する気か?」

「何も予定が無かったらね」

 

 そう言った速水に俺が頷くと、恥ずかしそうに頬を染めた矢田に加えて岡野と千葉にも教えてくれと言われたため、体操着から制服に着替えた後、教室で赤外線(IR)を使いプロフィール交換し終えて席に戻ろうとしたが、妙に嬉しそうな倉橋、友達で中の良い渚と杉野、委員長だからクラス全員(男子)の連絡先を知る必要がある磯貝、そしてなぜか加納もケータイを出して待っていた。そのためその5人とも交換したのだった。

 

 

 




次回は原作1話になると思います。
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