GEEDream ~Be the one~   作:ENDLICHERI

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蒼「天っ才的頭脳を持つ桐生蒼空は仮面ライダージードとして戦いながら日々の生活を送っていた。そんな中、スタークに言われた『戦う意味』を考えながら、ポピパの5人と関わるのだった」

海「ねぇ、いつの間に新しいボトル手に入れたの?」

蒼「それは4話を見れば分かるからそれ見なさいよ」

海「面倒くさいから教えてよ!」

蒼「うるさいなぁ。もう第5話始めて」

海「無視するんだぁ、だったらあの事みんなに話すから」

蒼「え?ちょっと何を?」


第5話 愛と平和

 ---蒼空の家 研究室---

 

蒼「俺の戦う理由・・・」

 

 

 蒼空は1人考えていた。スタークに言われた言葉がずっと頭の中で鳴り響いていた。答えが見つからず、パソコンを立ち上げる。理由は前に見ていた小説『仮面ライダービルド』を見るためだった。だが、

 

 

蒼「あれ?無い・・・?」

 

 

その小説がなくなっていた。

 

 

蒼「最悪だ」

 

 

小説探しは諦めて、あるプログラムを開いた。そのプログラムは一切分からない。蒼空はそのプログラムを開けるパスワードを探し始めた。

 

 

 

 ---音楽部屋---

 

 海璃からとある発言が場の空気を換えた。

 

 

有「今、なんて・・・」

 

海「だから、そのCD全部蒼空が作ったんだよ」

 

ポピパ「「「「「えーーー!」」」」」

 

 

部屋に置いてあるCD全て蒼空が作った曲だった。基本はポップスだが、アップテンポのダンスナンバーからバラード、しまいにはファンクミュージックまで、色んな曲があった。

 

 

た「私、ファンクミュージック聞いてみたい!」

 

沙「あ、私も!」

り「私も聞きたい」

 

海「じゃぁ、これにしよっと」

 

 

そう言って1枚のCDを出し、それを音楽用のパソコンに入れた。曲調は和でもあり、ロックな感じもするファンクだった。曲名を見ると、すごく長かった。

 

 

香「これ、なんて読むの?」

 

有「私は英語なら読めるけど・・・」

 

海「『one more purple funk…-硬命 katana-』この漢字はこれで『かたな』って読むんだって」

 

有「無理矢理な気がするけど・・・」

 

海「蒼空に聞いたんだけど、『ファンクだからいいの』って返ってきたよ」

 

有「へー」

 

 

有咲と後ろで聞いていたりみと沙綾は苦笑していた。だが、香澄とたえは曲に集中していて話を聞いていない。

 

 

有「って香澄!お前質問しといて聞いてないってどういうことだよ」

 

香「だって~。曲が気になっちゃって」

 

 

その後ポピパは気になった曲を探しては流して聞き入るっていうことを何度もしていた。

 

 

 

蒼「はぁぁ、結局分からずじまいか」

 

 

パソコンをスリープモードにして研究室を後にした。ふと音楽部屋が気になり開けると、なぜかポピパ5人と海璃がいた。

 

 

蒼「はぁぁ、お前ら何して・・・」

 

 

蒼空の言葉が途中で止まった理由は流れていた曲だった。楽しそうに歌っているのが記憶を失う前の蒼空の声であり、記憶を失った後の蒼空にもその気持ちが何となく分かった。

 

 

香「蒼空君!私たち蒼空君の曲気に入ったの!」

 

 

香澄の言葉で幻想な曲の空間から現実に戻された蒼空は取りあえず香澄の言葉を聞いた。

 

 

香「それでね!新しい挑戦ということで蒼空君の曲を何曲かカバーさせてほしいの!」

 

 

その言葉全員が耳を疑った。

 

 

有「おい香澄!そういうのはみんなに相談してから」

 

た「いいんじゃない?」

 

有「おたえまで・・・」

 

 

有咲が香澄に軽い説教してる途中でたえが言葉をはさんだ。

 

 

沙「私も今回は香澄に賛成かな?」

 

り「私も蒼空さんの曲弾いてみたい」

 

蒼「・・・はぁぁ、分かった。取りあえずお試しで1曲だけだ。カバーする曲は俺が選ぶ。そして、1週間練習して俺に聴かせろ。俺の判断で結果が悪かったら、この話は無しにする。いいな?」

 

た「!はい!」

 

香「やったー!」

 

り「でも、1週間でできるかなぁ」

 

蒼「分からないところは聞きに来い。教えてやるから」

 

ポピパ「「「「「はい!」」」」」

 

 

そうして5人に楽譜を渡して解散となった。

 

 

海「ちょっとポピパに期待してるの?」

 

蒼「さぁな」

 

刃「ただいまー」

 

蒼「あんたの家じゃないって」

 

海「お帰り~」

 

刃「あぁ、君が海璃ちゃんね、よろしく!」

 

蒼「刃さん、今日疲れたで飯作って」

 

刃「お前・・・」

 

海「あはは・・・」

 

 

 

 こうして1週間ポピパのメンバーは毎日と言っていいほど蒼空の家に来ていた。カフェで教えたり、マスターがいる時は音楽部屋に行って実際に楽器を使いながら教えた。楽器は何故か弾けた。多分身体が覚えているからだろう。

 

 

 

 そして1週間後、ポピパは学校で終わり次第蒼空の家に来ることになっている。だが家にはカフェで働いている海璃とそれを手伝っている刃野だけだった。蒼空はとある場所に向かって走っていた。場所は先週スタークと戦った場所だった。

 

 

ス「よぉ!遅かったなぁ」

 

蒼「はぁ、はぁ。何でここにいる?」

 

 

仕事中に公園で怪物が暴れているとの噂を聞いた蒼空はその公園に駆け付け、今に至る。

 

 

ス「決まってるだろ。『戦う理由』を聞きに来たんだよ」

 

蒼「そんなことのために・・・!」

 

 

ビルドドライバーを巻き、

 

 

『ジード!』『スペシウム!』

 

『ベストマッチ!』

 

『Are You Ready?』

 

蒼「変身!」

 

『覚悟のスペシウムジード! プリミティブ! Yeah!』

 

蒼「行くぞ!」

 

 

ジードは構えを取り、スタークに攻撃を仕掛ける。だがスタークはライフルにボトルを装填する。

 

 

『フルボトル! スチームショット! フルボトル!』

 

 

スタークはライフルからレーザーを撃った。

 

 

蒼「!?うわっ!」

 

 

ジードは間一髪でかわす。

 

 

蒼「なんだよ今の!?」

 

ス「エメリウムボトル。これには別の世界でいう『ウルトラマンゼロ』の力が宿っている。まともに食らわない方がいいぞぉ」

 

 

と言いながらスタークは打ち続ける。ジードはかわしながら近づき攻撃しようとしたが、レーザーを受けてしまった。スタークが1枚上手だった。

 

 

ス「前にも言ったはずだ。戦う意味を持たないお前は俺には勝てない」

 

蒼「・・・」

 

 

その時、蒼空はあることを思い出していた。夢で見たビルド。彼、桐生戦兎は愛と平和のために戦っていた。自分にはあるのだろうか?そう思っているとこの1週間のことを思い出した。ポピパと笑いながら曲を教えたり他愛のない話をしたりと、くだらなく思えるがすごく平和的で音楽や友に対しての愛があふれていた。気がする・・・。

 

 

蒼「・・・。はぁ、まさかアイツらで見つけちまうとは・・・。俺は、」

 

 

ジードは立ち上がり、

 

 

蒼「愛と平和のために戦う。桐生戦兎の思いを受け継いで戦う。このベルトと共に。それが・・・仮面ライダージードだ!」

 

 

すると、ジードの右手に力が集まる。

 

 

『ジードクロー!』

 

 

力は新たな武器となった。

 

 

蒼「これは・・・。よし!」

 

 

グリップを1回押すとクロー部分が回り、赤いボタンを押す。

 

 

蒼「はぁぁぁ、『クローカッティング!』」

 

ス「グゥゥ・・・グアッ!なんだと!?」

 

 

クローからエネルギーを飛ばしスタークに命中した。

 

 

蒼「これなら・・・」

 

 

蒼空は黄色と白のボトルを出し、

 

 

『ナイト!』『ムーン!』

 

『ベストマッチ!』

 

『Are You Ready?』

 

蒼「ビルドアップ!」

 

『アクロスマッシャー! Yeah!』

 

蒼「勝利の法則は決まった!」

 

ス「くっ!」

 

スタークがライフルからレーザーを撃つも、クローではじかれ、2往復スタークを横切りながら高速で攻撃した。

 クロー部分の真ん中を押し込むと爪が開いた。

 

 

『シフトイントゥマキシマム!』

 

 

グリップを3回掴みボタンを押す。

 

 

蒼「ハァァ、『ディフュージョンシャワー!』」

 

 

クローから出てきたエネルギーは、スタークの上で広がり、光の雨となりスタークに落ち、スタークを中心に爆発した。その衝撃でジードの手にエメリウムボトルが飛んできた。

 

 

蒼「よし!ボトルゲット!」

 

ス「ふぅ、これでお前に渡すボトルは全て渡したぞ。感謝してもらわないとなぁ」

 

 

立ち上がりながらこう言う。

 

 

 

 

ス「流石は、『アイツ』の息子だ」

 

 

 

 

蒼「アイツ?」

 

ス「お前はそのうち『ビルド』の力を手に入れる」

 

 

スタークは銃を構え、

 

 

ス「じゃあな」

 

 

姿を消した。

 

 

蒼「・・・どういうことだ?」

 

 

 

 ---蒼空の家 音楽部屋---

 

 ポピパの5人は楽器を準備をした。

 

 

香「よし!初のファンクミュージックカバー・・・行くよ!」

 

蒼「まだ認めてないけどな」

 

香「じゃぁ、聞いてください。『YOUR MOTHER SHIP』!」

 

演奏が始まった。はじめはきちんと演奏していたが、テンションが上がってきたのか、真面目ながらも楽しく演奏し始めてきた。途中から香澄やたえがCDにあった歌詞がないところもメロディに合わせて歌っていた。

 そして曲が終わった。

 

 

香「どうだった?」

 

蒼「・・・悪くはなかったが、まだ技術面では少し修正したい箇所が何ヶ所もあるし、ファンクとロックを合わせた曲がどちらかといえばロック寄りだったかな。特に最初の方が。記憶がないけど何となく自分のファンクがどういうのか分かってるつもりだ。だから言うがファンクミュージック、技術では赤点に近いかな」

 

香「そんな~」

 

た「じゃあ、カバーは無し?」

 

 

5人が落ち込んでいると蒼空が、

 

 

蒼「ちゃんと人の話を聞いてたか?」

 

有「ま、私たちには向いてないってことだろ?」

 

蒼「はぁ・・・。先週カバーの件、なんて言ったか覚えてるか?」

 

り「うん。悪かったらカバーの話は無くすって」

 

蒼「で、今俺が最初の方になんて言ったかは?」

 

沙「えっと~、確か・・・」

 

蒼「『悪くはなかった』っと言ったつもりだが?」

 

香「え?じゃ、じゃあ!」

 

蒼「合格だ」

 

 

その言葉で5人が喜んだ。

 

 

有「でもなんで?技術力は足りないって」

 

蒼「俺が大切にしてるのは、楽しむこと。それが出来ていたから合格にしただけ」

 

香「ありがとうございます!」

 

た「あ!私、もう1つカバーしたいのあるんだ」

 

蒼「それは今の曲がもう少し上手くなったらな」

 

香・た「「は~い」」

 

沙「じゃあ蒼空、お手本で一緒に歌って?」

 

蒼「え!?」

 

香「あ、それいい!」

 

 

こうしてポピパは少しずつながら蒼空の曲のカバーが許され、このテンションでもう1度、今度は蒼空も一緒に歌って過ごすのだった。

 

 

 

 ---蒼空の家 研究室---

 

 蒼空たちが歌っている最中、研究室ではある男が歩いていた。

 

 

刃「おい!何をしている!」

 

 

刃野が問いかけた相手は、スタークだった。

 

 

ス「何って、見ての通り次の段階に進む準備だよ」

 

 

手には中が見えるアタッシュケース。見えたのは、フルボトルだった。

 

 

刃「まさか・・・蒼空に渡す気か」

 

ス「当然だ。アイツにはもっと強くなってもらわないと困る。いや、『アイツら』、か」

 

刃「・・・たとえそういう運命だとしてもあの子たちを危険な目に合わせるわけにはいかない」

 

ス「・・・1つ教えてやる。『この世界』のビルドシステムを作ったのは、

 

 

 

蒼空だよ」

 




 久しぶりの投稿な気が・・・。楽しみにしていた方(いるかどうか分からないけど)、ごめんなさい。
 とりあえず、当分戦闘シーンはジードの戦闘シーンではありません。ビルドかオリジナルの予定です。


 ようやくフォームのバリエーションが増やせる・・・。
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