GEEDream ~Be the one~   作:ENDLICHERI

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蒼「仮面ライダージードで、天っ才物理学者の桐生蒼空は、万丈を自宅で身を隠させながら日々生活を送っていた。そんな中、伏井出ケイやナイトローグにボトルを奪われ絶体絶命のピンチを迎えるのでありました」

龍「ボトル何本取られたんだよ!?」

蒼「えーっと、24本かな」

龍「取られすぎだろ!ていうか、どこにそんなにボトルしまってるんだよ!ポケットの中パンパンじゃね!?」

蒼「ボトル収納にケチつけんなよ!そこは上手いことやってるから。では、第11話へどうぞ!」


第11話 Wake Up ドラゴン!

 ---蒼空の家 nascita---

 

 あの戦いの後、蒼空たちはnascitaで夕食を取っていた。

 

 

龍「おい、これからどうするんだよ」

 

蒼「ま、とりあえずボトルを奪い返すことからだな」

 

海「でも、使えるボトルって・・・」

 

蒼「あぁ、今持ってるボトルは、ロック、リトルスターから出来たエメリウム、そして・・・・・・」

 

 

蒼空は龍哉のポケットからボトルを出した。

 

 

龍「あ、おい!」

 

蒼「ドラゴンだけだ。で、変身出来るのはキードラゴンだけだ。だが、このドラゴンが厄介でね・・・・・・」

 

 

蒼空はさっきの戦いを思い出す。ローグの戦いの後身体に痛みが走った。龍哉が持って戦っている時は振っているだけなのか影響はなかった。理由は分からないが、長時間の戦闘は難しい。

 

 

海「ベストマッチのロックでも制御できないとなると・・・・・・」

 

 

龍「打つ手なしかぁ・・・」

 

 

2人が少し諦め始めると、

 

 

蒼「・・・・・・1つ方法はある」

 

海「え?」

 

龍「なんだよ?」

 

 

蒼空が他の机にいるクローズドラゴンを指差し、

 

 

蒼「万丈、お前があのドラゴンとシンクロ出来れば、ビルドドライバーが使える」

 

海「え!?万丈が、仮面ライダーに!?」

 

龍「!?マジか!?」

 

 

 

 ---暗い空間---

 

 伏井出ケイともう1人禍々しい眼をした人物がいた。

 

 

ケ「ベリアル様・・・」

 

 

その眼の人物とはベリアルだった。

 

 

ベ「貴様、何故奴からリトルスターを回収した?まだ全て揃っていないはずだ」

 

ケ「も、申し訳ありません。ベリアル様」

 

ベ「まぁいい、お前に最後のチャンスをやろう」

 

 

 

 ---蒼空の家 nascita---

 

 蒼空はあることを思い出していた。

 

 

ス「ハザードレベル3.0!ついに覚醒したか万丈!」

 

 

蒼「あの言葉が本当ならビルドドライバーを使えるレベルには達している。だが、今のお前に使えるかどうか・・・・・・」

 

龍「あのドラゴンに挿せばいいんだろ?任せろ」

 

 

 だが、龍哉はボトルを挿す前にドラゴンが逃げる、それを追いかける龍哉。蒼空と海璃がその光景を見て呆れていると、蒼空の持つビルドフォンにメールが届く。

 

 

蒼「?・・・・・・」

 

海「?誰から?」

 

蒼「・・・ん?あ、あぁ、香澄からだった。ちょっと行ってくる」

 

 

そうして蒼空は外出した。

 

 

 

 ---夜 ?の家---

 

 1人の老人が電話をしていて今ちょうど電話を切ったところだった。

 

 

?「さて、何か私に用かな?ブラッドスターク」

 

 

周りには誰もいないはずだが、

 

 

ス「まさか、俺の気配に気付くとは・・・。いや、『見えていた』のか?」

 

 

物陰からスタークが現れた。

 

 

?「そのことなら君がよく知っていると思うがね?」

 

ス「確かに・・・」

 

?「君に頼みたいことがあってね・・・」

 

ス「・・・・・・」

 

 

 

 ---夜 香澄の家---

 

 蒼空は香澄の家の前に来ていた。家のインターホンを押し、すぐに香澄が出てきた。

 

 

香「あっ!蒼空くん、なんで急に帰ったの?」

 

蒼「あぁ、そのことは・・・ごめん。実は・・・」

 

香「どうせ怪物のことでしょ?」

 

蒼「まぁね。あとお前に頼みたいことがあるんだけど、いいか?」

 

 

蒼空は香澄にある物を渡す。

 

 

 

 ---夜 河川敷---

 

蒼「来たぞ」

 

 

蒼空は河川敷に来た。すると、スタークが現れる。

 

 

ス「少し遅かったな。やっぱりライオンボトルが無いせいか?」

 

蒼「こっちだって色々あんだよ。で、話ってなんだ」

 

ス「これを回収する代わりに質問に答えてやろうと思ってな」

 

 

取り出したのは3本のボトル。鹿、トラ、ローズの3本だった。

 

 

蒼「じゃあ、3つの質問に答えてくれるんだな」

 

ス「欲張りだなぁ。まあいいか。3つまで答えてやる」

 

蒼「まず1つ目だ。この世界のスマッシュについてだ。ビルドのスマッシュは、ネビュラガスを浴びることでなる。そして戦闘不能にして成分を抜き取ることで人間に戻る。だが、この世界のスマッシュは倒したら人と浄化してあるボトルが落ちていた」

 

ス「なるほど・・・。つまりスマッシュになる方法が知りたいと?」

 

 

蒼空は頷く。

 

 

ス「この世界のスマッシュはパンドラボックスに必要なボトルを身体に挿すことで姿が変わる。元に戻す方法は今までやってきた方法で合ってる」

 

蒼「なるほど・・・。じゃあ2つ目だ。伏井出ケイのことだ」

 

ス「あぁ、アイツはベリアルに忠誠を誓っている普通の人間だった。自分の身体にベリアルの力の一部を入れ、あの時のように融合獣に変身出来る。目的はお前にリトルスターをボトル状に変えそれをベリアルに渡すことだ」

 

蒼「へぇ。じゃあ3つ目だ。・・・・・・」

 

ス「?どうした?」

 

蒼「・・・。3つ目は、俺の身体のことだ」

 

ス「・・・・・・」

 

 

蒼「伏井出ケイが言ってた。

 

 

ケ「赤ん坊の君にその遺伝子を注入したのは・・・・・・私だ」

 

 

あの言葉が本当なら俺にはベリアルの遺伝子があるはずだ。でも、他にも俺の身体に何かあるはずだ!」

 

ス「・・・・・・」

 

蒼「答えろ!!!」

 

ス「・・・。あぁ、今のお前の身体にはベリアルの遺伝子のほかにネビュラガス、そして・・・。いや、今は言えないな」

 

蒼「?どういうことだ?」

 

ス「今お前のことをネタバレするタイミングじゃないな」

 

蒼「本編で言うこというか?」

 

ス「それからこいつを」

 

 

スタークはあるボトルを投げる。

 

 

蒼「コイツは・・・」

 

ス「パンドラボックスの残留物質だ」

 

蒼「なに?」

 

ス「うまく使えよ。Ciao!」

 

 

スタークがトランスチームガンで姿を消した。

 

 

蒼「おい待て!まだ俺の身体について・・・。消えた・・・」

 

 

蒼空は左手で左の目を覆った。

 

 

 

 ---蒼空の家 nascita---

 

龍「あーもう!何で挿せねーんだよ!」

 

蒼「ただいまーって、まだやってたんだ」

 

龍「おい!何で挿せないんだ!」

 

蒼「はぁ、バカにも分かりやすく説明すると、あのドラゴンはお前の思いとシンクロしてる。その思いが規定値まで達しないと変身出来ないんだよ」

 

龍「・・・・・・分かんねぇ」

 

海「はぁ、つまり誰かを助けたいって思いで変身出来るの。ね?そうでしょ、蒼空?」

 

龍「何だよそれ・・・・・・」

 

蒼「力を手に入れるのはそれ相応の覚悟が必要なんだよ。半端な気持ちで仮面ライダーになろうとするな」

 

 

そう言ってドラゴンボトルを持ち、自室へ向かう。扉の前で

 

 

蒼「そうだ。香澄の家の住所、そこの机に置いてあるから」

 

 

蒼空はnascitaから出て行った。

 

 

 

 ---翌日 香澄の家---

 

龍「ここか・・・」

 

 

 龍哉は香澄の家に来ていた。インターホンを押してみようかと悩んでいると、

 

 

香「あ!龍君だ!」

 

 

香澄が家から出てきた。

 

 

香「あっそうだ。龍君に話したいことがあって・・・」

龍「?」

 

 

 

 ---ショッピングモール---

 

 人々が逃げ回っていた。スマッシュが暴れている。すぐに蒼空が駆け付けた。

 

 

蒼「あれは・・・。兎か・・・」

 

 

奪われたボトルのスマッシュと分かった蒼空はビルドドライバーを装着し、

 

 

『ドラゴン!』『ロック!』

 

『ベストマッチ!』

 

『Are You Ready?』

 

蒼「変身!」

 

『キードラゴン! Yeah!』

 

 

ジードになり、スマッシュに立ち向かう。優勢かと思われたが、急にドラゴンの装甲部分が青い炎を出し始めた。

 

 

蒼「くっ!身体が熱い!」

 

 

この前は痛みがあったが、今回は痛みだけでなく熱もあった。ドラゴンの力に耐えながらもスマッシュを相手するが限界を迎えた。

 

 

蒼「ダメか!?」

 

 

そして変身が解除された。その光景を見て時を狙っていたのかローグが現れた。

 

 

ロ「ボトルを回収させてもらう」

 

 

手にはケースを持っていた。中にはボトルが入っていた。

 ピンチに陥っていると、龍哉が走ってきた。

 

 

龍「蒼空!ボトルをよこせ!」

 

蒼「!」

 

 

龍哉に気付いた蒼空はボトルを龍哉に投げた。龍哉はそれを手に掴むとドラゴンボトルを見た。

 

 

香「龍君の試合見たよ。すっごくかっこよかった!私ね、龍君なら蒼空くんのように誰かのために戦えると思うんだ。試合始まる前に言ってた『負ける気がしねぇ!』って」

 

 

香澄との話を思い出した。

 

 

龍「やってやるよ」

 

ボトルを振り、ローグに走り出した。殴りに行くかと思ったが狙いは蒼空が巻いていたドライバーだった。蒼空を少し突き飛ばし、ローグと距離を置く。そして、ドライバーを巻いた。

 

 

蒼「いってー!くっ!・・・!」

 

龍「香澄・・・。お前の気持ち、貸してくれ」

 

 

クローズドラゴンが飛んできて、首と尾を閉じ、龍哉はそれを掴む。

 ドラゴンボトルを振り、クローズドラゴンに挿す。

 

 

『Wake Up!』

 

 

そのままドライバーにセットする。

 

 

『クローズドラゴン!』

 

 

レバーを回し、

 

 

『Are You Ready?』

 

 

左の手のひらと右の拳を合わせ、左右の手の形はそのまま、右腕を前に出し左腕を身体の近くに持ってきて、

 

 

龍「変身!」

 

『Wake Up Burning! Get CROSS-Z DRAGON! Yeah!』

 

 

なんと龍哉が仮面ライダーに変身した。

 

 

蒼「あのバカ・・・!」

 

 

すぐさまレバーを回す。

 

 

龍「オラオラオラオラァ!」

 

『Ready Go!』

 

龍「はぁぁぁ・・・」

 

 

周りにドラゴンが現れ、龍哉に向け炎を吹くと、龍哉はその炎を纏い、スマッシュにキックをする。

 

 

『ドラゴニックフィニッシュ!』

 

龍「おりゃぁぁぁ!」

 

攻撃を受けたスマッシュは倒れた。

 

 

ロ「一撃で・・・!」

 

 

そして、ドライバーから武器を取り出す。

 

 

『ビートクローザー!』

 

 

龍哉はビートクローザーでローグに立ち向かう。すれ違いざまに斬りつけ、グリップを1回引っ張る。

 

 

『ヒッパレー』

 

 

エネルギーを剣に纏わせローグを斬る。

 

 

『スマッシュヒット!』

 

ロ「ぐあっ!何だ、この力は!?」

 

『ヒッパレー ヒッパレー』

 

龍「ツエ―だろ?俺だけの力じゃねえからな!」

 

『ミリオンヒット!』

 

 

またも攻撃が炸裂する。

龍哉は右手首を左手でつかむ。

 

 

龍「今の俺は・・・」

 

 

ビートクローザーにロックボトルを装填し、グリップを2回引っ張る。

 

 

『スペシャルチューン!』

 

『ヒッパレー ヒッパレー』

 

龍「負ける気がしねぇ!」

 

 

剣のエネルギーをローグにぶつける。

 

 

『ミリオンスラッシュ!』

 

 

ローグは吹き飛ばされ、膝をつく。

ボトルの入ったケースは蒼空が取り戻した。

 

 

ロ「くっ!こんなはずでは・・・!」

 

 

ローグは姿を消した。

龍哉は変身を解く。

 

 

龍「香澄。ありがとう」

 

 

ドラゴンボトルを見てそう呟く。

 

 

蒼「やりやがった・・・」

 

 

龍哉は蒼空に近づき手を差し伸べる。蒼空はその手を掴み立ち上がる。

 

 

龍「香澄に俺の試合映像見せたのお前だろ!」

 

蒼「・・・・・・あ!」

 

龍「どこで見つけた!?」

 

蒼「いや・・・それは・・・」

 

 

龍哉は振り返りながら

 

 

龍「まあいい。ありがとう・・・」

 

蒼「ん?ねぇ今なんて言った?ねぇ?」

 

龍「あーもう!そんな事よりあれ何とかしろよ!」

 

 

あれとは倒れていたスマッシュだった。

 

 

蒼「あぁ!忘れてた!」

 

 

蒼空が近づくとスマッシュからボトルが出てきて人の姿に戻った。その人物は沙綾だった。

 

 

蒼「え!?何で・・・!」

 

龍「え!?沙綾じゃねーか!」

 

 

意識を失っていた。

龍哉が仮面ライダーになり、ビルドに必要なボトルも取り返したが、また一つ謎が増えた。

 




 というわけで龍哉、仮面ライダー始めました(冷やし中華風に)。何で沙綾がスマッシュになったのか。スタークがパンドラボックスの残留物質を持っていたのか。謎を増やしてみました。
 今回今までで1番文章長いと思います。そしてところどころ本編カットしました。ごめんなさい。
 次の更新日時は不明ですが、感想や、活動報告にトライアルフォームのリクエスト等ございますので、よろしければお願いします。
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