GEEDream ~Be the one~ 作:ENDLICHERI
ーーー河川敷ーーー
蒼「・・・・・・・・・・・・え?」
夜華が言った言葉、それに衝撃を受けていた。
夜「記憶が無いなら説明させていただきます」
ス「マズイ・・・」
スタークは煙と共に姿を消した。
夜「元々、主様には、特殊な力があります。その力は、全てを『支配』する魔王の力。ある人はその力の元を『魔王因子』と名付けました。魔王因子は遺伝子のようなもの。その遺伝子を持つ者を『魔王候補』と呼びます。生まれながらに持つ者、あとから身体に入れる者、蒼空様は前者、つまり生まれながらにしての魔王候補なのです」
沙「・・・でも、それとビルドに何の関係が・・・」
夜「まぁ話を聞いてください」
そう言って、話を続ける。その内容は、蒼空は生まれてすぐに、べリアルの遺伝子を入れられたが、魔王因子がそれを支配し、べリアルの力を抑えていた。それから数年後、魔王候補の力でビルドの力を具現化させたという。その一つのフルボトルを使って、ビルドドライバーの実験、スマッシュの実験をしていたが、それをある組織が利用し、手元に残ったボトル20本とビルドドライバーを持ち去り、姿を消した。夜華はその実験施設にいたという。そして現在、夜華は蒼空を見つけ、魔王候補で人体実験をした人物と一致したという。
夜「ワタクシからは以上でs」
蒼「待て!」
帰ろうとするところを蒼空が止めた。
蒼「なら、記憶が無いのは?もし、俺がスマッシュになっていたとして、記憶が無くなるのはほんの一部のはずだ」
夜「消したのは、スタークです」
蒼「!?」
夜「理由は分かりませんが、主様の記憶を消したのはスタークですよ」
そう言って、スクラッシュドライバーを再び装着する。
『スクラッシュドライバー!』
さらにボトルをセットし、変身する。
『ヤトノカミ!』
夜「変身」
『割れる!食われる!砕け散る!ヤトノカミインルクス!オゥラァァ!』
夜「そのうち戦争が起きます。生き延びていたらまた会いましょう。主様」
ルクスは自身の身体を透明にした。
---翌日 蒼空の家---
nascitaにはポピパのメンバーがいた。いや、ポピパのメンバーだけがいた。蒼空たちは研究室にいる。蒼空はパソコンである調べものをしていると・・・、龍哉が突然壁を叩く。
龍「よく平然といられるな!」
海「ちょっと龍哉」
龍「お前は黙ってろ!」
龍哉はパソコンの隣にあるビルドドライバーやボトルを机から吹き飛ばす。そして、蒼空に向かい、
龍「お前が・・・俺の人生を狂わせたんだ。お前が、大勢の人を傷つけたんだ!」
蒼空は俯いたまま、
蒼「俺にどうしろと?」
龍「・・・・・・・・・・・・。俺と戦え」
---河川敷 橋の下---
~蒼空視点~
俺がいつも行く川を少し歩いたとこには、橋で周りからは見えない場所がある。俺と万丈、海璃、そしてPoppin'Partyの8人でそこに来ている。万丈と俺が戦うという目的で。
龍「こんな事しても何にもならねぇことは分かってる。けど、お前を1発殴らねえと俺の気が済まねぇ!」
万丈はドライバーを付けたか。
『Wake Up!』『クローズドラゴン!』
『Are You Ready?』
龍「変身!」
『Wake Up Burning! Get CROSS-Z DRAGON! Yeah!』
やっぱり変身しないといけないか・・・。
『海賊!』『ガトリング!』
『Are You Ready?』
蒼「・・・・・・変身」
俺も変身した。すぐに万丈が突っ込んできた。バカだから宣言通り殴ってきた。2発までは防げたが3発目は防げなかった。コイツまた強くなってる・・・。ってビートクローザーを出しやがった・・・。仕方ない、こっちも海賊ハッシャーで・・・・・・。
(ス「お前は何のために戦う?」)
何のためにって・・・、俺は愛と平和のために・・・。
(紗「羽丘女子学園と星宮学院から攻撃を受けることになります」)
もしかして、俺がビルドシステムを作ったから・・・・・・。
(ケ「貴様の価値は、ベリアル様の遺伝子を持っていることだけだ!それ以上の何者でもないモルモットだぁ!」)
ベリアルの遺伝子を持っていたから力を手に入れようとして、作ったのか・・・。俺は・・・・・・。
(夜「蒼空様は前者、つまり生まれながらにしての魔王候補なのです」)
俺が魔王因子を持ってるから・・・・・・。
(龍「お前が、大勢の人を傷つけたんだ!」)
俺が・・・・・・。
『Ready Go!』
!?この音は・・・!?
龍「はぁぁ・・・・・・」
まずい!防ぎきれない!?
『ドラゴニックフィニッシュ!』
龍「おりゃぁぁぁ!」
蒼「ぐわっ!く・・・・・・!?」
結構聞くな・・・・・・。これが俺が・・・、『過去』の俺が作った『兵器』の力か・・・。
龍「・・・・・・本気出せよ!」
・・・・・・・・・・・・。
龍「お前が、香澄や沙綾を、大勢の人を傷つけたんだぞ!」
蒼「・・・・・・。あぁ、俺が大勢の人を傷つけたんだ・・・。俺が・・・・・・、お前の人生を狂わせたんだ・・・」
龍「・・・あぁ。お前のせいで、俺の人生は狂わされたんだ。お前のせいで・・・・・・」
・・・。拳が震えている。やっぱり怒ってるよな・・・。
龍「お前のせいで・・・。俺は・・・・・・、戦う力を手に入れたんだ」
・・・・・・え?
龍「お前がビルドを作ったせいで俺はこの力を手に入れたんだ。この戦う力を」
・・・・・・。最っ悪だ。お前に諭されちまうとは・・・・・・。しょうがねぇ・・・。
『バスター!』『エメリウム!』
『ベストマッチ!』
『Are You Ready?』
蒼「ビルドアップ」
『マグニフィセント! Yeah!』
スパークリングも考えたが、ジードとしてはな・・・。
龍「・・・。はぁぁ・・・!」
蒼「フッ!」
万丈が突っ込んでくるから避けつつ、右腕のエネルギーの刃で斬った。
『Ready Go!』
俺は右足に力を溜め、後ろから走ってくる万丈に右足で蹴る。
蒼「ビックバスタブレイク」
『ボルテックフィニッシュ! Yeah!』
龍「ぐわぁぁ!」
万丈は変身が解除され、香澄が駆け寄った。俺は万丈のそばに行き、変身を解いた。
龍「く・・・・・・」
蒼「・・・・・・本気出せって言ったのはそっちだぞ?」
そう言って俺は万丈に手を差し出した。
龍「ふん!それでも加減しろよ!」
そう言いながら万丈は手を掴んで立ち上がった。
龍「いてて・・・」
香「大丈夫?」
龍「あぁ。思い出したか?」
蒼「フッ・・・。ああ、思い出したよ。俺は、ナルシストで自意識過剰な正義のヒーローだってな!」
~蒼空視点 END~
蒼空と龍哉は笑い合う。海璃はその光景を見て微笑んだ。
---花咲川女子学園 廊下---
この学園の教頭先生、氷室幻徳は、廊下を歩いていた。その後ろには、
?「ごきげんよう、氷室幻徳教頭先生」
夜華がいた。
夜「いえ、『ナイトローグ』さん?」
幻「ほう、私のことを知ってるとは・・・」
『バット!』
幻「蒸血」
『ミストマッチ!』
『バット・バッ・バット・・・ファイヤー!」
夜「そうでなくては」
『スクラッシュドライバー!』
『ヤトノカミ!』
夜「変身」
『割れる!食われる!砕け散る!ヤトノカミインルクス!オゥラァァ!』
ロ「なぜスクラッシュドライバーを・・・!?」
夜「さぁ、何故でしょう?」
そう言いながら、別のボトルをドライバーに挿した。
『リンドヴルム!』
レバーを下ろす。
『リンドヴルム! アームド!』
左右の腕に白色で黄色の線が入った槍と銃が装備された。
夜「ディバインゲート」
その瞬間、2人は外に瞬間移動した。
ロ「!?なぜ外に・・・!?」
夜「フフフ・・・」
ルクスは高速でローグを剣で斬りつける。さらに剣に別のボトルを挿す。
『テュポーン!』
剣の柄頭を2回押し込む。
『クラックアップスライサー!』
斬撃をローグに飛ばす。攻撃を受けたローグは、力が発揮できなくなった。
ロ「ぐっ!なんだ・・・これは・・・!?」
夜「1つ教えましょう。この世界にパンドラボックスはありませんし、現れません」
ロ「・・・!何・・・だと!?」
夜「では、ごきげんよう」
ヤトノカミのボトルを挿した状態でレバーを下ろした。
『クラップアップブレイク!』
エネルギーを剣に込め、ローグを斬りつけた。ローグはその場に倒れ、気を失った。
夜「ふぅ・・・」
夜華は昨日のあることを思い出した。
夜「あれだけ精神を揺らしたのに何も起きないとは・・・・・・。あなたの仕業ですか・・・。
『スターク』・・・、いや、『エボルト』・・・・・・」
今回はシリアス多めでした。ギャグシーンを待っていた方、ごめんなさい。
蒼空と龍哉のシーン、マグニフィセントかスパークリングで悩みました。でも、やっぱりジードだからねぇ・・・。
現在番外編も製作中。いつ出すかは・・・、教えません!(時期的に察するかもしれませんが・・・)
では、また次回。
出来ることならバンドリライブ行きて―!!!
ーーー追記
新キャラの名前変更しました。
切姫夜架→切姫夜華