GEEDream ~Be the one~   作:ENDLICHERI

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蒼「パンドラボックスの一部、フルボトルを集めるため、花咲川と羽丘で争いが勃発した。仮面ライダージードの桐生蒼空はビルドシステムは平和のために創ったと証明させるために戦う」

有「なぁ、1つ聞きたいんだけど」

蒼「おぉ、今回はツッコミ役の有咲か」

有「誰がツッコミ役だ!コホン、原作のビルドだとこの辺のあらすじ紹介で氷室幻徳が出るだろ?でも、私たちそいつに会ってないんだけど」

蒼「大丈夫、当分会わないから。だって第18話でやられてるから」

有「・・・・・・。あっ本当だ。」

蒼「だろ?多分一番出番少ないだろうな。では、第20話、どうぞ」


第20話 黄金のソルジャーと紅蓮の炎

ーーー花咲川近くの公園ーーー

 

人気のない場所にビルドとクローズ、三羽烏、少し離れたところにあこと燐子、そして和美と呼ばれた人物が歩いてきた。

 

 

和「楽しそうだな。僕も混ぜてよ」

 

蒼「スクラッシュドライバー・・・・・・」

 

龍「何でアイツが持ってんだよ!?」

 

 

和美の手にはスクラッシュドライバーがあった。

 

 

赤「お嬢、どこ行ってたんですか?」

 

和「あんたたちが方向音痴の僕を置いてどっか行くから!」

 

 

後ろで青羽と黄羽がコソコソ話して、

 

 

黄「お嬢、俺らのボトル取り返して!」

 

和「ったく、しょうがないなぁ」

 

 

そう言いつつ、スクラッシュドライバーを巻き、1つのゼリーを取り出した。

 

 

和「さっさと取り返すか」

 

 

ゼリーをドライバーにセットした。

 

 

『ロボットゼリー!』

 

和「変身!」

 

 

レバーを下ろすと、周りにビーカーが現れ、仮面ライダーの姿に変わる。

 

 

『潰れる!流れる!溢れ出る!ロボットイングリス!ブラァ!』

 

蒼・龍「「!?」」

 

和「仮面ライダーグリス・・・・・・見参」

 

 

和美は仮面ライダーグリスに変身した。

 

 

和「心の火、心火だ。心火を燃やしてぶっ潰す!」

 

龍「ほぉ、上等だ!」

 

 

クローズがグリスに攻撃を仕掛け、戦闘が始まった。クローズがグリスに隙を与えないほどに攻撃をし続ける。

 

 

龍「さっきの威勢はどうした!?」

 

 

クローズのツインブレイカーの攻撃をグリスは手で受け止めた。

 

 

龍「!?」

 

和「こんなものか・・・」

 

『ツインブレイカー!』

 

 

グリスもツインブレイカーを出し、ビームモードで反撃した。さらに、ヘリコプターのボトルを取り出し、

 

 

和「今度はこっちの番ね」

 

『ディスチャージボトル!』

 

 

ドライバーに挿し、レバーを下ろす。

 

 

『潰れなーい!』

 

 

『ディスチャージクラッシュ!』

 

 

右手からジェル状のプロペラが現れ、空を飛びながらツインブレイカーで攻撃する。さらに降りてすぐに攻撃を仕掛ける。

 

 

和「ほら、まだまだ行くよ!」

 

 

先ほどとは逆で、クローズはグリスの攻撃を受け続けていた。そしてグリスは、トドメの一撃として、

 

 

『スクラップフィニッシュ!』

 

 

肩に付いてる『マシンパックショルダー』からヴァリアブルゼリーを勢いよく噴出し、クローズにライダーキックを放つ。

 

 

和「とりゃぁぁぁ!」

 

龍「!?ぐわぁぁ!」

 

 

クローズは吹き飛ばされ、変身が解除された。

 

 

蒼「っ!万丈!」

 

和「っ!?」

 

 

ジードと燐子は龍哉の側に来て、ジードは龍哉を守るために戦う準備をしていた。だが、グリスはジードが龍哉の名前を呼んだあとからずっとジードを見ていた。

 

 

赤「お嬢!トドメだ!」

 

和「・・・・・・。帰るよ」

 

赤「え?」

 

青「お嬢、何で?」

 

和「途中参戦して勝っても卑怯だろ?」

 

黄「出たよ、自分ルール」

 

 

グリスは変身を解除して、3人と一緒にその場を離れようとしたとき、

 

 

蒼「待て!」

 

 

蒼空が止めた。

 

 

蒼「そのドライバー、どこで手に入れた?」

 

和「羽丘の校長。近くにコブラの怪人もいたけど」

 

蒼「っ!?」

 

 

そう言って和美たちは帰った。

 

 

和(あの声、どこかで・・・・・・。まさかね・・・)

 

 

 

ーーー蒼空の家 研究室ーーー

 

あの後、蒼空は燐子たちを家に帰らせた。いつ3バカラスが現れるか分からないから。今、研究室には蒼空、龍哉、海璃、ポピパの5人がいる(何でいるんだろう・・・)。

 

 

龍「アイツ、相当強いぞ。同じベルトを使っていたのに・・・」

 

蒼「それだけ場数を踏んでるんだろう。それより!」

 

 

蒼空は立ち上がり、龍哉からスクラッシュドライバーとドラゴンゼリーを取り上げる。

 

 

蒼「お前はもうこれを使うな!」

 

龍「なんでだよ!ピンチを救ってやっただろ!」

 

蒼「それが問題なんだよ」

 

龍「あ?」

 

有「どういうことだ?」

 

 

 

 

蒼「俺のヒーロー感が薄れるだろ!!」

 

 

 

 

 

龍「はぁぁ!?」

 

香「え!?」

 

た「なるほど」

 

り「え?」

 

沙「あはは・・・」

 

有「なんだそりゃ!?」

 

海「はぁ・・・」

 

 

当然の反応である。

 

 

蒼「花咲川のメイン仮面ライダーはジードなの。サブキャラのお前が目立つと近辺のお子様たちが悲しむからな!」

 

龍「何だよそれ!?ってか、俺も一応メインキャr」

 

蒼「あーもううるさいなぁ。筋トレでもやってろ」

 

 

そう言われて筋トレし始める龍哉。そして、手伝うと言いながら龍哉の上に乗ろうとする香澄、それを止める有咲、代わりに乗ろうとするたえ。

そして、ビルドフォンが鳴りだした。蒼空は電話してきた相手の名前を見て、研究室を出ようとする。

 

 

海「蒼空、誰から?」

 

蒼「おいおいおいおい、野暮なことを聞くんじゃないよ。これだよ」

 

 

そう言って右手の小指を立てる。

海璃も真似して小指を立てるが、まだ意味を分かっていなかった。

 

 

蒼「こ~れ(^_-)」

 

 

ウィンクをして蒼空は研究室を出て行った。

 

 

沙「ねぇ、蒼空って彼女いるの?」

 

 

海璃はようやく意味を理解した。

 

 

海「・・・!嘘っ!?」

 

 

 

 ---蒼空の家 音楽部屋---

 

 防音加工がしてあるこの部屋で蒼空は電話に出た。

 

 

蒼「何の用だ」

 

石『相変わらずクールだねぇ』

 

蒼「ちょうどあんたと話がしたかった」

 

石『スクラッシュドライバーのことか?アレがどういうものかはもう知ってるだろ』

 

蒼「・・・あぁ。スクラッシュドライバーはボトルの成分をフルで使える代わりに好戦的な気質に変わる。それは、パンドラボックスの光を浴びた症状と同じ。さらに使い続ければ、身体への負担も大きくなる」

 

石『正解!ちなみに、羽丘のスクラッシュドライバーは難波重工が作った。俺も聞きたいことがあるんだ。万丈が使ったんだってな、あのドライバー」

 

蒼「あぁ。だが、アイツには使わせない」

 

石『そうなると羽丘の奴らには勝てないぞ』

 

蒼「だから俺が使う。アイツは・・・・・・俺が守る」

 

石『・・・・・・そうか。まぁいい、お前たちの成長を期待してるぞ。Ciao』

 

蒼「・・・・・・・・・・・・」

 

 

電話が切れた。

 

 

 

 その会話を龍哉たちは少しドアを開け、盗み聞きしていた。さっきの明るい雰囲気は消えていた。

 

 

 

ーーー花咲川女子学園ーーー

 

蒼空と龍哉は、校長と話をするため、花咲川女子学園に来ていた。校長自らのお出迎えで2人は校長室に入った。

 

 

蒼「羽丘の仮面ライダーに会いました」

 

優「そう。その変身する人は誰なの?」

 

蒼「和美と呼ばれていましたが・・・」

 

優「え!?和美が!?」

 

蒼「?えっと・・・校長、知り合い?」

 

優「私の娘なの」

 

蒼「ふーん。・・・え!?」

 

龍「え!?」

 

蒼「娘ってどういう・・・」

 

 

どういうことと聞こうとした時、スマッシュの気配を感じた。蒼空と龍哉の顔が真剣な顔になっていた。

 

 

優「どうしたの?」

 

蒼「羽丘のライダーと一緒にいるスマッシュが現れた。俺はこれで」

 

龍「スクラッシュドライバーで戦うつもりか?」

 

 

蒼空が出ていこうとするのを龍哉が止めた。

 

 

蒼「お前に使えて俺が使えないわけないからな。ヒーローの座はそう簡単に譲らねぇよ」

 

 

蒼空は気配のする場所へ向かう。龍哉は蒼空を追いかけるように校長室を後にした。

 

 

 

蒼空が到着した時には、グリスが花咲川のガーディアンと戦っていた。蒼空はスクラッシュドライバーを腰に巻き、変身しようとするが、

 

 

『ドラゴンゼリー!』

 

蒼「ぐっ!あぁ・・・!」

 

 

スクラッシュドライバーからくる痛みに耐えられず、ドライバーが落ちる。

 

 

蒼「まだ、使いこなせないのか・・・・・・」

 

龍「・・・・・・」

 

 

龍哉がドライバーを手に取ろうとするのを蒼空が止める。

 

 

蒼「ダメだ!お前には・・・!」

 

龍「・・・海璃のためだ。アイツはお前が傷つく姿を見たくないって。アイツにはお前がいないとダメなんだよ。そういう相手がいない俺は、こういう役回りがうってつけなんだよ」

 

 

龍哉はドライバーとゼリーを手に取り、

 

龍「悪いな、ヒーローは俺だ!」

 

『ドラゴンゼリー!』

 

龍「変身!」

 

『潰れる!流れる!溢れ出る!ドラゴンインクローズチャージ!ブラァ!』

 

龍「・・・っ!負ける気がしねぇ!」

 

 

クローズはグリスに戦いを挑む。そして、蒼空の周りにはスマッシュに変身した三羽烏がいた。

 

 

赤「俺たちのボトルを返してもらう!」

 

蒼「これのことか?」

 

 

取り出したのは、昨日三羽烏から奪った『クマ』と『テレビ』のボトルだ。

 

 

蒼「せっかくのベストマッチだ。使わない手はない」

 

 

手に持つボトルで変身する。

 

 

『クマ!』『テレビ!』

 

『ベストマッチ!』

 

黄「あっ!俺たちのボトル!」

 

『Are You Ready?』

 

蒼「変身!」

 

 

三羽烏の攻めを『スナップライドビルダー』で防ぎ、変身した。

 

 

『はちみつハイビジョン! クマテレビ! Yeah!』

 

 

ジードはクマの腕で攻撃したり、テレビの腕に付いてる画面からクマの腕のエネルギーを出したりと多彩な攻撃をして、ボトルを変えた。

 

 

蒼「ビルドアップ!」

 

『フェニックスロボ! Yeah!』

 

 

フェニックスロボに変わり、オウルを先に倒す。

 

 

『Ready Go! ボルテックフィニッシュ! Yeah!』

 

黄「あーもう!」

 

 

黄羽は変身が解除された。

 

 

赤「黄羽・・・・・・」

 

青「あぁ・・・」

 

 

その隙にジードはさらにボトルを変えた。

 

 

『ウルフ!』『スマホ!』

 

『ベストマッチ!』

 

『Are You Ready?』

 

蒼「ビルドアップ!」

 

『つながる一匹狼! スマホウルフ! Yeah!』

 

青「てめえ!俺たちのボトルばかり使いやがって・・・!」

 

蒼「悪いな、俺たちのボトルは全て置いてきた!お前たちに渡すわけにはいかないからな!」

 

『Ready Go! ボルテックフィニッシュ! Yeah!』

 

 

スマホの力で周囲にアプリのマークを出し、狼の影をそこからスタッグに向け、放つ。

 

 

青「ぐはっ!」

 

 

スタッグの変身も解けた。

 

 

黄「え?青ちゃん?」

 

青「なんでこんな攻撃を・・・・・・」

 

 

ジードはキャッスルと戦っている。

 

 

青「これがビルド、いや、ジードか・・・」

 

 

 

 一方クローズはグリスと戦っているが、グリスの方が少し強かった。

 

 

和「これだとこれ!僕が望んでたのはこういうバトルなんだよ!!」

 

 

互いにツインブレイカーのアタックモードで攻撃し合うがクローズが押された。

 

 

『ビームモード!』

 

和「ハァ!」

 

 

さらにビームモードでクローズを攻撃する。

 

 

龍「ぐわっ!」

 

   『シングル!』 『ツイン!』

和「最大!   無限!     極地!」

 

 

ツインブレイカーにヘリコプターボトルとロボットゼリーをセットする。

 

 

和「これが僕の力だぁぁ!!」

 

『ツインフィニッシュ!』

 

龍「ぐわぁぁぁ!」

 

 

クローズの変身が解除された。

 

 

和「戦友(とも)よ、最後の時だ」

 

『スクラップフィニッシュ!』

 

 

変身が解けた龍哉に向け、ライダーキックを放つ。

 

 

蒼「っ!万丈!!」

 

 

ジードは龍哉の前に立ち、グリスの攻撃を受け、変身が解け、倒れた。そして、グリスの前にボトルが2本落ちた。

 

 

龍「・・・なんで?」

 

蒼「心配する相手がいないだと・・・?なら、俺が言ってやる・・・。ふざけるな!俺は誰も死なせない!見方も・・・敵も・・・。それが俺の戦い方だ・・・!」

 

 

立ち上がろうとする蒼空をグリスは足で押さえつけた。

 

 

和「何言ってるか分かってる?これは、戦争と同じ。僕たちは・・・殺し合いをしてるの!!」

 

 

グリスは蒼空を蹴り飛ばし、他のボトルも回収した。

 

 

黄「やった!」

 

青「俺たちのボトル・・・!」

 

赤「流石お嬢!」

 

 

グリスは蒼空の頭を掴み顔を見る。

 

 

和「ねぇ、花咲川のボトルはど・・・こ・・・。っ!」

 

 

グリスは蒼空の顔を見て何故か驚いた。

 

 

和「そんな・・・・・・。なんで・・・?」

 

赤「っ!お嬢!後ろ!!」

 

和「っ!なんだ?」

 

 

グリスの後ろには何故か炎が渦巻いていた。その中に1人の人物がいた。

 

 

和「誰だ!?」

 

 

その姿は人とは言えず、かと言ってスマッシュでもない。その証拠に腰にある物があった。

 

 

龍「アイツ・・・!」

 

蒼「なんでビルドドライバーを・・・!?」

 

 

2本の角、両腕と両足に赤い炎のような装甲、胸にも同じような赤い装甲がある。そして、手には2本ボトル、『パンダ』と『ロケット』があった。

 

 

蒼「・・・!?何で俺たちのボトルを・・・!?」

 

和「へ~。そのボトルが花咲川の。それ、渡してくれない?」

 

 

謎のライダーは無言で蒼空の方へ歩く。

 

 

和「はぁ、無視しないでよ!」

 

 

グリスの攻撃を避け、

 

 

『Ready Go!フレイム フィニッシュ!』

 

 

背中を蹴り、グリスを吹き飛ばした。謎のライダーは、2本のボトルを蒼空に投げた。

 

 

蒼「!・・・!これなら!」

 

『ロケットパンダ!』

 

 

蒼空は変身して、龍哉を連れその場を後にした。

 

 

和「あんたねぇ・・・!」

 

 

謎のライダーは周りに炎を出し姿を消した。

和美は変身を解き、先程の、蒼空の顔を思い出した。

 

 

和「なんで・・・ライダーになったの・・・・・・、

 

 

 

 

蒼空兄・・・」

 




 お待たせいたしました(待っていたかは分かりませんが)。
 ビルドの18話をベースにしましたが、文にすると長ぇ。ということで、ところどころカットしています。あと、最後に出てきた謎のライダーは誰でしょうね?

 では、また次回。
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