GEEDream ~Be the one~ 作:ENDLICHERI
龍「なんでお前があらすじ紹介してるんだよ!?しかも前回もやっただろ!?」
海「しょうがないでしょ!!いつもあらすじ紹介する人たちがそろいもそろって落ち込んでるんだもん!・・・さぁ、どうなる第24話!」
羽丘の多治見校長は怒りに震えていた。グリスが負け、今、羽丘の所持しているボトルを全て花咲川に渡さないといけないからだ。多治見は携帯を取り出し、
多「すぐにガーディアンたちを、っ・・・!」
電話から聞こえてきたのは、ノイズだった。
ス「あーそういえば。ジードには、確か『凶刃』がついていたことを言うの忘れてたぁ」
スタークはわざとらしく言った。
多「スターク・・・!!あなたわざと、っ!」
多治見の言葉が止まる。首元に刃物が突き付けられているからだ。そして、刃物の持ち主は、なんとルクス、つまり夜華だった。ルクスに変身した夜華が多治見の右側から刀を突き付けていた。
ス「随分早かったなぁ」
夜「できれば試合をもう少し見ていたかったのですが」
多「あなたたち、グルだったのね・・・!!」
そう言ってると、多治見の左肩に誰かが手を置く。多治見は怯えながらそちらを見ようとした時、突如力が抜けていく感覚に襲われた。ルクスは多治見から離れた。力が抜けていく感じが無くなると多治見は床に倒れた。
ス「ご苦労様」
多治見の肩に手を置いた人物は帽子を深くかぶっていて顔が見えなかった。謎の人物はスタークの言葉に頷くとその場を立ち去る。ルクスも続いて立ち去った。
ス「もうすぐ花咲川の校長から連絡が来る。そこでじっくり話し合え。今のお前ならそれが出来る」
そう言ってスタークは立ち去った。多治見の顔には先程の好戦的な感じはなく、とても穏やかで落ち着いている感じだった。
特設ステージでは、試合が終わったにもかかわらず、蒼空はまだジードに変身していた。ハザードフォームのオーバーフロー状態だからだ。ジードはゆっくりと和美に近づき、服を掴んで無理矢理立たせた。そして、右手を握りしめて・・・。
海「ダメ・・・・・・」
海璃がこの後ジードが起こす行動を理解してしまい、声に出してしまう。そして、ジードの拳が和美に向け、打ち込まれる。
海「ダメーーー!!!蒼空ーーー!!!」
海璃は思わず目を逸らしてしまった。
海璃が目を向けると、和美は床に倒れていた。そして、ジードの拳を受け止めていたのは、クローズチャージに変身した龍哉だった。
海「万丈・・・・・・」
そして龍哉を呼びに行った沙綾も海璃たちに合流した。
龍「調子良さそうだなぁ、蒼空」
赤「お嬢!」
黄「大丈夫?」
和「止めて、今のあなたでは無理だ!」
赤羽と黄羽は和美を心配しているが和美は龍哉に声をかけた。
龍「うるせぇ!やるしかねぇんだよ!」
クローズはジードを攻撃し始めた。
龍「目ぇ覚ませ!このヤロー!」
ジードもクローズにターゲットを変え攻撃し始めた。クローズがジードの攻撃で倒れたがまた立ち上がる。が、すぐに一度膝をついてしまった。
龍「ぐっ!来やがった・・・!あぁぁ・・・!押さえが効かねぇ・・・!うおぉぉぉぉ!」
クローズにもスクラッシュドライバーのデメリットが襲い掛かる。そして2人は殴り合いを始めた。
和「止めて!死んじゃうから!!」
香「龍君!止めて!!」
有「万丈、止めろーーー!」
香澄たちの言葉も聞かずに攻撃し合う。
龍(俺しか・・・、俺しかいねぇ・・・!蒼空を助けられるのは・・・・・・!)
その時龍哉は自分の意志で、右手の拳を左手で押さえ、
龍「俺しかいねぇだろーーー!!!」
そのまま自分に拳を当てた。すると、クローズの周りから青いオーラが弾けるように消えた。
龍「ぐわぁぁ!」
和「・・・っ!まさか・・・!」
龍「あっ!・・・イケる!自分の意志で動かせる!」
今までスクラッシュドライバーの力で振り回されていた身体に自由が戻ったのだ。
『ツインブレイカー!』
『クローズドラゴン!』
『Ready Go!』
『スクラップブレイク!』
龍「はぁぁ・・・」
クローズはツインブレイカーアタックモードにクローズドラゴンをセットして、さらにドライバーのレバーを下ろし、ジードにドラゴンのオーラを放つ。
龍「おりゃぁぁぁ!」
『レッツブレイク!』
ジードはその攻撃を腕を前でクロスして防ぐ。
龍「目を覚ませーーー!!!」
ジードは攻撃を消すと、拳を撃ち込んできた。クローズも拳で迎え撃つ。
龍「蒼空ーーー!!!」
互いの拳が身体にヒットし、共に変身が解ける。龍哉は膝をつき、蒼空はその場に倒れた。
和「・・・殻を破った」
その戦いを見ていた海璃は泣いていた。
沙「海璃。やったね!」
沙綾はそう言うと、泣いている海璃を抱きしめた。
海「ありがとう、万丈・・・・・・」
そして、海璃の手からスイッチがすり落ちて行った。
蒼「・・・・・・っ!・・・ここは・・・・・・?」
龍「勝ったんだよ」
蒼「っ!」
目を覚ました蒼空は、自身の疑問に万丈が答えたことで状況を何となく理解した。
蒼「お前が止めてくれたのか?」
龍「いや、アイツらのおかげだ」
龍哉の視線の先には海璃やポピパがいた。蒼空は、全て理解して右腕で目を隠した。だが泣いているのは分かった。
蒼「・・・・・・ありがとう」
龍「・・・・・・あぁ」
龍哉の顔が少しクシャっとなった。
和美たちはその場にずっと座っていた。
赤「お嬢、きっと修也が言ってますよ。『やっぱりお嬢は俺がいないとダメだな』って」
和「誰なの、修也って・・・?」
黄「嘘下手だなぁ・・・」
和美は修也のドッグタグを手に持ち空を見上げた。
和「修也さんも許してくれるよね・・・?」
ステージから降りた蒼空たちだが、蒼空は和美と話をし始めた。
蒼「・・・・・・暴走して、すまなかった」
赤「ふざけるな!これじゃあ青羽の時と変わんないだろ!」
和「ダサいこと言わないでよ。・・・気にしないで、もう終わったことだから」
すると、蒼空のビルドフォンが鳴る。
蒼「校長?・・・・・・はい。・・・分かりました、変わります」
蒼空は、ビルドフォンを和美に渡す。
蒼「花咲川の校長からだ」
和「?」
和美は蒼空からビルドフォンを受け取り、花咲川の校長と話す。
和「何、母さん?・・・・・・分かった」
赤「・・・・・・お嬢?」
和「・・・・・・校長があなたたちとしばらく一緒に暮らしなさいって」
蒼「・・・そっか」
香「じゃあ明日、みんなで海に行こ!」
何事も無いように香澄がおかしな発言をした。その言葉に対して、ライダーたちの反応は、
「「「「「・・・・・・は?」」」」」
当然の反応だ。それとは別に、
蒼(ん?なんだ?まさか・・・・・・)
蒼空が見たものは、赤羽と黄羽から光の粒子が少し出ていたのだった。
ようやくこの章が終わったよ・・・・・・。次からはコミカルな雰囲気を出します。考えてみてください。ストーリーとしては夏、しかも日付的には8月くらいです。ポピパで海と言えば・・・・・・?ストーリー的にはアレです。
では、次の機会に。