GEEDream ~Be the one~   作:ENDLICHERI

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蒼「仮面ライダージードの桐生蒼空は、他のライダーたちと共に人々の平和のために戦っている。突如べリアルが現れ、ジードたちと戦い、なんとジードを取り込みどこかへ飛び去ってしまう」

夜「ごきげんよう、主様」

蒼「あれ?今回って夜華だっけ?」

夜「主様、少し聞きたいことがありまして」

蒼「え?あ、はい、なんでしょう?」

夜「8月中に行いました夜〇いシーン、なんで無いんですか?なんでカットされてるんですか!?」

蒼「いやいや、夜華さん!あの夜這〇シーン出したらこの作品がR-18になっちゃうから!・・・てか、夜華さん!?なぜに服を脱いでらっしゃる!?」

夜「ここで主様を〇這いさせて頂こうと」

蒼「ダメだよ!あ、第29話どうぞ! って夜華さん、止めて!止めてぇぇぇーーー!!!」


第29話 『過去のビルド』と『今のビルド』

nascitaには重い空気が漂っていた。nascitaには龍哉、海璃、和美、そして蒼空のことを聞いて駆けつけてきたポピパと友希那とリサがいる。

 

 

龍「・・・・・・どうすんだよ、どうやって蒼空を助けるんだ・・・?」

 

海「手があったらもうやってるよ」

 

 

どれだけ考えても、蒼空を助け出し、ベリアルを倒す方法が思いつかない。そんな時、店の扉が開き1人の人物がやって来た。

 

 

夜「皆様、お困りのようですね」

 

海「!? 夜華・・・!?」

 

龍「なんでここにいるんだよ!?」

 

和「誰?」

 

夜「ワタクシは主様に仕える者。ここを知らない訳がありません」

 

 

そう言いながら、平然とキッチンに立ちコーヒーを淹れ始める。

 

 

夜「今回の状況はワタクシとしてもよろしくありません。ですので、ライダーの皆様に協力をお願いしたくて・・・」

 

龍「そんなことを信じるとでも思ってんのか!?」

 

海「・・・・・・私たちは何をすればいい?」

 

龍「はぁ!?コイツの言うこと信じるのかよ!?」

 

海「今はそんなこと言っててもしょうがないでしょ!!」

 

龍「っ・・・・・・」

 

 

海璃の目は少し潤んでいた。

 

 

海「蒼空を助けるためならなんだってする!」

 

龍「海璃・・・・・・。あ?」

 

 

海璃たちの前にコーヒーが差し出された。夜華からだ。

 

 

夜「安心してください、毒は入れてませんので」

 

 

他の人にもコーヒーを渡していた。

 

 

和「・・・・・・あ!美味しい。蒼空のコーヒーと同じ味がする」

 

夜「ワタクシもなかなかだと思いますが。さて、主様を助ける方法ですが」

 

 

コーヒーを飲みながら説明し始める。

 

 

夜「まずはベリアルの呪縛を内側から解く必要があります。それには海璃様に頼みます。そして、外側から龍哉様

、和美様とワタクシでベリアルに挑みます」

 

龍「内側からって、どういうことだよ?」

 

夜「ベリアルは主様の精神を乗っ取ってると思われます。それを解く、ということです」

 

龍「あ~」

 

有「ゼッテー分かってないだろ・・・・・・」

 

沙「まぁまぁ」

 

和「じゃあ僕たちはベリアルと戦って体力を減らすってことでいいの?」

 

夜「その通りです」

 

リ「カズミンの方が頭がいいね」

 

友「そうね」

 

夜「では海璃様、これを」

 

 

夜華は海璃にあるアイテムを渡す。それは金色のフルボトルだった。

 

 

海「・・・・・・これは?」

 

夜「『キングボトル』、奇跡の力を宿したボトルです。ですが、まだ使用することができませんが、あなた様なら使いこなせるはずです」

 

海「・・・・・・分かった」

 

 

こうして、蒼空を助けだす作戦が決行される。

 

 

 

 

 

とある山奥、ベリアル キメラベロスが静かに身を潜めていた。だが、ベリアルの精神の中では、蒼空とベリアルが戦っていた。いや、ベリアルの支配から抗っていた。

 

 

ベ「目を覚ませ、息子よ」

 

蒼「くっ!俺のことを、息子って呼ぶな!」

 

ベ「フフフッ・・・、ふん!」

 

蒼「がはっ!?」

 

 

ベリアルが蒼空の腹部に拳を打つ。

 

 

ベ「安心しろ、俺はお前を受け入れる」

 

蒼「っ・・・・・・俺を?」

 

ベ「もちろんだ。人間はお前のことを否定する。だが、俺は違う。これからは、お前を1人にしない。お前の全てを受け入れるさ」

 

 

蒼空の意識がベリアルに支配され始めた。

 

 

 

 

 

そしてベリアル キメラベロスの前にクローズ、グリス、ルクスがやって来た。

 

 

ベ「ふん!貴様たちには俺を倒せない」

 

和「うるさい!蒼空兄は返してもらう!」

 

夜「ですが、あなたには消えて頂きますよ」

 

龍「行くぞ!!」

 

 

クローズは、ツインブレイカー アタックモードとビートクローザーを、グリスはツインブレイカー ビームモード、ルクスはヤトノカミの武器『ドラゴセイバー』を構え、ベリアルに挑む。

 

一方、海璃は別の場所、とある病院に来ていた。すると、金色の粒子に包まれ、1人の人物に出会う。

 

海「・・・・・・あなたは?」

 

紘「俺は葛葉紘汰。仮面ライダー鎧武だ。君はあのライダー、ジードを助けたいんだろ?」

 

海「え?あ、はい。でも、なんでそんなことを・・・?」

 

紘「まぁ、神様だからな。そのボトルを使えば、奇跡を起こすことが出来る」

 

海「じゃ、じゃあ・・・!」

 

紘「俺も手助けする。ある男との約束だからな。さぁ、行って来い」

 

 

その瞬間、海璃は別の空間にいた。そこでは、ベリアルと目の赤いジード プリミティブフォームが、クローズたちと戦っていた。現実にはベリアルとクローズたちが戦っているのだが、ベリアルの力は増していた。原因はジードが取り込まれ、ベリアルと一体化し始めているからだ。

 

 

海「蒼空! 目を覚まして!!」

 

 

海璃が声を出すと、ジードが海璃の方を向く。だが、

 

 

ベ「チッ!邪魔をするな!」

 

紘「させるか!」

 

 

ベリアルが海璃に向け攻撃するが、紘汰がそれを防いだ。

 

 

海「あなたは蒼空! 桐生蒼空! 思い出して!!」

 

蒼「・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何もない白い空間。そこで蒼空は目を開けた。

 

 

蒼「・・・・・・ここは?」

 

?「ここは君の心の奥底。誰にも邪魔されることはない」

 

蒼「!? あなたは・・・?」

 

戦「俺は桐生戦兎。ただの天才物理学者さ」

 

 

蒼空は思い出した。夢の事を。目の前にいるのは紛れもない、『仮面ライダービルド』の桐生戦兎だった。

 

 

蒼「ビルドの桐生戦兎さん・・・。でも、どうして・・・?」

 

戦「色々あってな・・・。お前のご両親とは仲が良くて、俺の力の一部をお前の身体に入れさせてもらった」

 

蒼「はぁ・・・」

 

戦「さて、君の戦う理由はなんだ?」

 

蒼「え?それは、愛と平和のために」

 

戦「なら、どうして愛と平和のために戦うって決めたんだ?」

 

蒼「それは・・・・・・」

 

 

蒼空は考えた。どうして愛と平和のために戦っていたのか。

 

 

蒼「・・・・・・」

 

 

その時、その空間に1つの映像が浮かび上がった。ベリアルとクローズたちだった。

 

 

和「蒼空兄!戻ってきて!」

 

ベ「うるさい!」

 

龍「蒼空!お前は、怪物たち、悲しみの元をを創ってきた。だけど! お前が創ってきたのは他にもあるだろ!」

 

蒼「・・・?」

 

龍「ビルドドライバーを巻いて、大勢の人の明日を、未来を、希望を、創ってきたんだろ!誰かのためになりたくて戦ってきたんだろ!誰かを守るために立ちあがってきたんだろ!!それが出来るのは、『今』を生きる、『桐生蒼空』だけだろうが!!! だから、目を覚ませーーー!!!」

 

蒼「・・・・・・」

 

 

蒼空は顔を伏せて泣いていた。

 

 

戦「・・・・・・どうした?分からないのか?」

 

蒼「戦兎さん、思い出しました。なんで愛と平和のために戦おうって決めたのか」

 

 

蒼空は戦兎の方を向く。

 

 

蒼「俺は皆が笑顔で、愛と平和を胸に生きていける世界を創り、守るために戦う。あのバカどもと・・・Poppin'Partyや海璃たちと出会ってそう思ったんです」

 

戦「・・・そうか。フフッ、まさか、お前もこの世界の筋肉バカに諭されちまうなんてな」

 

 

すると、戦兎は横の何もない空間を指す。その先に、扉が現れる。

 

 

蒼「!?」

 

戦「あそこから君を悪魔の呪縛から救いに来た子のいる場所に行ける」

 

蒼「・・・っ!まさか、海璃が・・・・・・。戦兎さん、ありがとうございます!」

 

戦「行って来い、『ビルドを継ぐもの』よ」

 

蒼「・・・っ! はい!」

 

 

蒼空は扉をくぐり、海璃に会う。

 

 

海「蒼空!」

 

蒼「海璃・・・」

 

海「蒼空、あそこ」

 

 

海璃が空を指した。そこにはベリアルの外に通じるであろうゲートがある。

 

 

海「行ってきて。あなたの運命をひっくり返しに」

 

蒼「あぁ。・・・・・・あ、そうだ」

 

 

急に海璃の方を向く蒼空。

 

 

蒼「・・・ありがとう。これまでも、そして今も」

 

 

蒼空は少し照れながら言った。

 

 

海「これからも頼ってね!」

 

蒼「・・・・・・。あぁ!」

 

 

蒼空はゲートを見て、ドライバーを巻く。

 

 

蒼「ジーっとしても、ドーにもならねぇ!」

 

 

そう言ってゲートに飛び込む。

 

 

 

 

 

現実のベリアルに異変が起きた。倒れていたクローズたちは不思議そうに見ると、ベリアルの腹部から黒い霧がクローズたちの近くにまで来て、形作る。その正体はジードだった。

 

 

和「・・・!蒼空兄!」

 

夜「主様・・・!」

 

龍「ったく!・・・遅いぞ、蒼空!」

 

蒼「よく言うだろ、『主役は遅れてやって来る』って」

 

 

そしてジードはベリアルに戦いを挑む。

 

 

 

 

 

一方、海璃は病院の地下の駐車場に戻っていた。

 

 

紘『君にはまだやることがある。君の思いと君のライダーとしての力を全てキングボトルに込めるんだ』

 

海「はい! 蒼空に届ける・・・・・・この力を、この思いを!」

 

 

海璃はドライバーを巻き、ブルとアクアのボトルを取り出し、

 

 

『ブル!』『アクア!』『ベストマッチ!』

 

『Are You Ready?』

 

海「・・・・・・、変身!」

 

『ブルアクア!』

 

 

そしてキングボトルにエネルギーを注ぐ。

 

 

 

 

 

ジードとベリアルの戦いは互角・・・ではなく、やはりベリアルの方が強く、攻防の末ベリアルが後ろからジードの首に腕を回し、そのまま首を締めつける。

 

 

ベ「俺の呪縛からどうやって解放された!?」

 

蒼「俺には仲間がいたからだ!」

 

 

苦しみながらもそう言って、レバーを回した。

 

 

『Ready Go!』

 

蒼「レッキングバースト!!」

 

 

その瞬間、ジードのビルドドライバーのシステムに少し変化が起きた。

 

 

『プリミティブフィニッシュ!』

 

 

そんなことを気にかけず、光線を地面に目掛け放ち、ベリアルごと街の方へ吹き飛ぶ。

 

 

 

 

 

そして、花咲川女子学園の近くに、ジードとベリアルが落下した。

 




ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

これから蒼空のドライバーは少し音声が変更になります。ジードのフォームの時は『Yeah!』とかが無くなり、海璃のドライバー音声みたいになります。・・・別にどうでもいいか!

原作キャラ2人出しました、紘汰と戦兎。ジード本編だと、ウルトラマンキングが現れるんだけど、「なんかなぁ・・・」と思い、蒼空のご両親と関係ありってことで出しました。後付け設定です。

では、また次回。
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