GEEDream ~Be the one~ 作:ENDLICHERI
龍「おい!代表戦には誰が出るんだよ!?」
和「原作を考えると、蒼空兄と龍兄と僕かなぁ?」
海「いやいや、そこは万丈じゃなくて、私じゃない?私と蒼空とカズミン。うん、最高な組み合わせだと思うな~」
紗「待ってください!これは、花咲川と羽丘の合同チームですよ。ここは花咲川の私が」
蒼「はいはいそこまで!代表戦に出るメンバーは第35話の中で発表するから」
代表戦前日の夜、蒼空の家では代表戦についての話し合いがされていた。メンバーは、蒼空、海璃、龍哉、和美、紗夜の5人が、研究室にいた。
蒼「代表戦には、俺と海璃、そして和美が出る」
龍「あぁ!?なんで俺じゃないんだよ?」
蒼「お前は元々星宮学院の生徒だ。敵からどういうことを言われるか分からないからな」
紗「あの・・・。なぜ私も参加できないのですか?私だって『戦極ドライバー』より高い性能を持つ『ゲネシスドライバー』を持っています」
蒼「悪いがこの戦いは最悪の場合、『殺し合い』に変わるかもしれない。だから・・・・・・」
紗「・・・・・・そこは承知しました。ですが、和美さんを選んだ理由は?」
蒼「建前は羽丘のライダーだから」
紗「建前は・・・。では、本音は?」
和「僕が、皆のために戦いたいから」
蒼「だ、そうだ」
紗「・・・・・・」
その後も少し話した後、蒼空は海璃だけを部屋に残して、解散となった。
海「私を残した意味は?」
蒼「実はこの代表戦で、もう1つやることがある」
海「ん?」
時は変わって、文化祭当日、代表戦始まる15分前。場所は体育館、左右の入り口から蒼空たちと紫音たちが来ていた。
蒼「・・・・・・」
和「蒼空兄・・・?」
蒼「和美、海璃。ローグ以外のどちらかをそれぞれ頼む。相打ちでもいいから」
海「ローグ以外は私たちで、ね・・・。了解!」
和「う、うん・・・」
そして、ついにその時を迎えた。
[これより、花咲川・羽丘合同チーム対星宮学院の精鋭チームによる模擬戦を開始します!両チーム、前へ!]
花咲川・羽丘チームからは、蒼空、海璃、和美が、星宮からは紫音、そして鷲尾風、鷲尾雷の3人づつが戦いの舞台に立った。
蒼「決着をつけよう」
紫「そうね・・・。アタシたちが勝って、全てを支配する力を手に入れる」
蒼「そんなことはさせない!」
それぞれが変身アイテムを構える。
紫「兵器と兵器がぶつかり合って互いの能力を高めあう。『昔』のあなたが望んでいたことよね、蒼空?」
蒼「ライダーシステムは兵器じゃない!」
そして、6人が変身する。
『ラビットタンクスパークリング!』蒼「変身!」
『ロッソ!』『フレイム!』『ベストマッチ!』海「変身!」
『ロボットゼリー!』和「変身!」
『デンジャー!』『クロコダイル!』紫「変身」
『ギアエンジン!』『ファンキー!』雷「潤動!」
『ギアリモコン!』『ファンキー!』風「潤動」
6人はその姿を変え、戦闘体制をとる。
『シュワっと弾ける!ラビットタンクスパークリング!イエイ!イエーイ!』
『紅蓮の炎!ロッソフレイム!』
『潰れる!流れる!溢れ出る!ロボットイングリス!ブラァ!』
『割れる!食われる!砕け散る!クロコダイルインローグ!オラァ!』
『エンジンランニングギア!』『リモートコントロールギア!』
[・・・始め!!]
ジードはドリルクラッシャーと4コマ忍法刀を持ち、ネビュラスチームガンとスチームブレードを持つローグに挑む。
ロッソはルーブスラッガーを持ち素手で戦おうとするリモコンブロスへ、グリスはツインブレイカー ビームモードでネビュラスチームガンとスチームブレードを持つエンジンブロスに挑む。
ロッソとグリスはジードから距離を置き、相手に連携を取らせないようにした。
グリスとエンジンブロスの戦い。だが、グリスの方が不利な状況だった。
雷「俺たちは難波会長のために、組織のために1人で戦ってきた!俺たちは全てにおいて勝たなければならない!負ければゴミのように捨てられる・・・・・・。だから勝ち続ける!その気持ちが、お前に分かるか!!?」
和「うわぁっ!」
『ライフルモード』『ギアエンジン!』『ファンキーショット!ギアエンジン!』
和「ぐわぁぁ!くっ・・・!」
グリスはスチームブレードの強力な一撃を受け、さらにライフルモードの一撃も受け、倒れてしまう。だが、まだ変身は解けていない。
グリスの戦いを応援しているAfterglowとあこたちが少し離れたところにいた。
あ「カズミン!!」
ふと、蘭があることを巴に聞く。
蘭「・・・・・・和美って、私たちより年下なのに、辛いことを経験してきたんだよね・・・・・・?」
巴「あぁ・・・。三羽烏との別れとか・・・・・・」
蘭たちは蒼空から和美の事情を聞いていた。
グリスは立ち上がろうとした。右手にドッグタグを持って。
和「くっ・・・!分かるわけ、無いでしょう・・・!」
グリスは立ち上がり、ドッグタグを一度見る。
和「仲間の気持ちを知らない人の気持ちなんて・・・、知りたくもないんだよ・・・!」
和(修也さん・・・。聖吉さん・・・。勝さん・・・)
グリスはドッグタグを握りしめ、エンジンブロスにビームを撃ちながら走り出す。
和「アンタとは・・・、背負ってるもんが違うんだよ!!」
エンジンブロスに拳を打つ。エンジンブロスは予想より強い一撃を受け怯んでしまう。
雷「くっ・・・!なんだ!?まさか、急にハザードレベルが上がったとでもいうのか!?」
そんなエンジンブロスを無視してさらに攻める。
和「うおおお!! 友情!!厚情!!激情!!今の僕は・・・」
『シングル!ツイン!』
『ディスチャージボトル!潰れなーい!』
和「負ける気がしねぇ!!!」
『ツインブレイク!』『ディスチャージクラッシュ!』
グリスは、『クワガタ』『フクロウ』ボトルをツインブレイカー アタックモードに挿し、『キャッスル』ボトルをドライバーに挿すと、ツインブレイカーで攻撃し、さらにドライバーからのエネルギーを右手に込め、エンジンブロスを殴る。
その光景を見ていた蘭たちは、
モ「クローズのセリフ、パクった~」
巴「凄い・・・!あんなに不利な状況だったはずなのに・・・!」
蘭「・・・・・・三羽烏の人たちが、なんで和美のためについていって、笑ってあの世に行ったのか、分かる気がする・・・・・・」
巴「・・・・・・あぁ」
あ「カズミーン!頑張れー!」
ひ「ファイトー!」
そして、ロッソもルーブスラッガーを使い、リモコンブロスと戦いながら見ていた。
海「くっ!カズミンも成長したなぁ・・・。こっちも負けてはいられない、ね!!」
風「くぅ・・・!」
未だにリモコンブロスは『素手』で戦っていた。
和「おおおりゃあああ!!!」
雷「ぐわぁぁ!」
グリスはエンジンブロスを殴り飛ばす。
和「覚悟決めなよ、コラァ・・・!」
すると、ロボットゼリーを挿してレバーを下ろす。さらにツインブレイカー ビームモードにロボットボトルとロボットゼリーを挿し、グリスの中で最大にして最強の技を使う。
『シングル!』『ツイン!』『ツインフィニッシュ!』
和「はぁぁ・・・、行くぞ!!」
肩の装甲からブーストをかけて、勢いよくエンジンブロスを殴り、さらにツインブレイカーからエネルギー弾を放つ。そして、近くに来てグリスはエンジンブロスを殴り上げる。最後にエンジンブロスの上に行きライダーキックを放つ。
和「はぁぁぁ・・・・・・、くらえーーー!!!」
『スクラップフィニッシュ!』
ライダーキックが決まり、エンジンブロスを床に叩きつけ、変身解除された。
雷「がはっ・・・!はぁ・・・、はぁ・・・」
和「はぁ・・・、はぁ・・・、見たか、コラァ・・・?ぐっ!?」
和美が雷から離れると、攻撃の反動で変身が解けた。
[エンジンブロス、仮面ライダーグリス、変身解除!]
海「っ!?カズミン!」
和「えへへ・・・、変身、解けちゃった・・・」
海「・・・・・・ふふ、お疲れ。後はゆっくり休んで」
蘭「和美、こっち」
あ「お疲れ、カズミン」
海「蘭ちゃん、皆。カズミンを頼むよ」
つ「は、はい!」
蘭「分かった!」
和美は蘭たちと共にその場を離れながら、ドッグタグを見て一言呟いた。
和「やっぱり、僕には皆がいないとダメみたい・・・・・・」
そう言う割には、嬉しそうな顔をしていた。
ロッソは和美を見送った後、リモコンブロスの方を向く。リモコンブロスは雷がいたところに落ちていたネビュラスチームガンとスチームブレード、そして『ギアエンジン』を拾う。
海「さて、続きをしようか?」
風「そうですね・・・」
リモコンブロスはネビュラスチームガンに、
『ギアエンジン!』『ギアリモコン!』『ファンキーマッチ!』
海「え・・・?」
風「潤動!」
『フィーバー!』
ギアエンジンとギアリモコンを順番に挿し、トリガーを引いた。銃口から白いギアが現れ、リモコンブロスは2色のギアが付いた『ヘルブロス』へと変身した。
海「まさか・・・、バイカイザー・・・?」
『パーフェクト!』
風「ふぅ・・・・・・、ヘルブロス、参上」
海「うそーん・・・」
ロッソがスラッガーを構えなおす。ヘルブロスがロッソに向け歩いてくると、その間を誰かが吹き飛ばされるように通り過ぎて行った。飛んでいった方を見ると、ローグが体育館の壁をぶち抜き、外に倒れていた。
海「ローグ!?・・・・・・あれは・・・?」
ロッソは吹き飛ばした者がいるであろう方を見ると、黒いスーツに赤い装甲を纏った、ラビットの目を持つライダーがロッソたちの間を過ぎ去り、ローグに向かって歩いていく。
[勝負の結果は降参、変身解除、戦闘不能のいずれかで決まります。場外でも試合は続行されます]
海「へぇ~。なら・・・」
それを聞いたロッソは、ルーブシューターにフレイムボトルとアクアボトルをセットして、ヘルブロスに向けて技を放つ。ヘルブロスがそれに気付き邪魔しようとしたが遅かった。
『Ready Go!』
海「フレイム・アクア ハイブリッドシュート!」
『ボルテックブラスト!』
ロッソは空いた壁の方にヘルブロスを誘導し、炎と水のエネルギー弾を撃ち、ヘルブロスを外へ出した。撃った本人はヘルブロスを追い、外に出る。
この試合は、難波重三郎も見ていた。その部屋には星宮の校長『御堂』と、難波重三郎の側近の科学者が1人。
難「フフフッ・・・、本当の悪夢はここからだ」
ローグが吹き飛ばされた原因を知るには少し時間を遡ることになる。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
代表戦始まりましたね。戦闘描写は苦手なのよ、前にも書きましたけど・・・(いつ書いたっけ?)。
この作品の代表戦、原作と大きく違うのは、戦うのはクローズではなくロッソとブル(1人だけど)、1対1の三本勝負ではなく3対3の同時に戦う形式、ということくらいです。なので時間を遡るシーンが多くなります。
そして、細かい部分もいくつか原作と違います。ご了承ください。
今更ですが、『ルーブシューター』はルパンレンジャーVSパトレンジャーの『VSチェンジャー』をモデルにしています。
壊れた壁は弦巻財閥に任せます!(よろしく!)
では、また次回。