GEEDream ~Be the one~ 作:ENDLICHERI
御「星宮学院校長の御堂だ。この試合は我々星宮学院が頂く」
蒼「だったらこっちは、『ギュインギュインのズドドドド!!』なアレを使うしかないな!」
御「なんだそれは?擬音ばっかでさっぱり分からん!」
蒼「一言で語れないのが天っ才なもので!では、どうなる第36話!?」
代表戦が始まる前、蒼空がジードの強化アイテムを作っている時のことだった。
突如、沙綾が研究室に入ってきた。
蒼「ん?どうした、沙綾?」
沙「えっと~、強化アイテムの開発の手伝いをしようと思って」
蒼「・・・・・・そっか。じゃあ、こっち来て手伝ってくれ」
沙「うん」
沙綾は、蒼空のもとに行き、強化アイテム開発の手伝いをする。
蒼「そういや、家族は大丈夫なのか?」
沙「え!?あ、うん・・・大丈夫!」
蒼「そうか。・・・お前の家族のことなんだけど」
沙「・・・・・・うん」
蒼「ちょっと知り合いに聞いたんだが、沙綾の家族は沙綾以外、最近誰も見ていないって」
蒼空は作業しながら話す。
沙「それは・・・・・・、今お母さんたちは旅行中なの。私は学校とかバンドがあるから残ってるの。出来れば私も行きたかったけどね」
蒼「・・・・・・そっか」
そして代表戦開始の時、グリスとロッソがエンジンブロスとリモコンブロスと戦ってる時、少し離れた所でジードとローグも戦っていた。
蒼「はぁぁ!」
紫「っ!・・・ライダーシステムが本当に兵器じゃないと言い切れるの?」
蒼「!?」
ジードの武器を受け止めながらローグが問いかける。そして、ネビュラスチームガンを撃ち込む。
紫「昔のアナタはそう思ってなかったよ」
蒼「・・・・・・アンタに何が分かる!?」
紫「分かるよ、アタシはアナタの義理の姉だから。ライダーシステムのことも話してくれたよ」
ローグは話しながらスチームブレードでジードのドリルクラッシャーと4コマ忍法刀をはたき落とす。そして、ネビュラスチームガンで撃ち飛ばす。
紫「アナタは子供ながら知っていた。科学の発展が争いや戦争を生むことを。ライダーシステムだって、争いの道具になることを知りながら創ったのよ。悪魔の科学者になってまでね!!」
蒼「ぐわぁ!・・・争いや戦争に加担したい科学者なんて、1人もいない!」
ジードは武器も持たずにローグに挑む。
蒼「皆、人々の幸せを願って、平和利用のためにその力を使ってきたんだ!」
だが、ローグはジードを蹴り飛ばし、膝をつかせる。
紫「なら、ハザードトリガーはどう説明するの?自我を失い、破壊兵器と化すあんな物をどう平和利用しようって言うの!?」
蒼「あれは禁断のアイテムなんだ!本当は作っちゃいけないと分かってて・・・!」
紫「だったら・・・・・・、だったらなんであんな物を作ったの!?そのせいで多くの犠牲が出るのは容易に想像できたはずよ!!」
すると、ジードの目の前にライフルを構え、攻撃を放つ。
蒼「っ!?」
『ファンキーショット!フルボトル!』
蒼「ぐわぁぁ!」
ジードは仰向けに倒れた。
蒼「争いは・・・、戦争は・・・、悲しみを生むだけだ・・・」
ジードはゆっくりと立ち上がる。
蒼「もしも・・・・・・っ!、『記憶を無くす前』の俺が、本当に悪魔の科学者になったのだとしたら・・・、この争いを引き起こす原因を創ったのだとしたら・・・・・・、『今』の俺が、それを終わらせる!」
紫「・・・・・・」
ジードは2本のボトルを取り出し、フォームチェンジをする。
『ジード!』『キング!』『ベストマッチ!』
『Are You Ready?』
蒼「ビルドアップ!」
『ロイヤルメガマスター!』
ジードはロイヤルメガマスターに姿を変え、キングソードを1回かざし、技を放つ。
『アン!』
蒼「バルカンスパーク!」
ジードは杖モードで技を放つが、
『クラックアップフィニッシュ!』
紫「はぁぁ・・・、はぁ!」
蒼「うわぁぁ!」
ローグはその攻撃をスチームブレードで防ぎつつジードの背後に飛び、技を決める。ジードは吹き飛ばされ、再び仰向けに倒れた。
紫「悪いけど、アタシにはスパークリングは効かないし、キングの力の対応もできる。アナタに勝ち目はない。そして、『昔』の蒼空を超えることもできない」
蒼「くっ・・・・・・、!?」
ジードはローグを見ようとして横を向いたが、その目に写ったものは、ジードの戦いを心配そうに見ている香澄、有咲、たえ、りみ、そして龍哉だった。
蒼「最悪だ・・・。まさか、こんな時にあの言葉を思い出すなんて・・・」
それは、蒼空がビルドを作ったと知り落ち込んでいた時と、ベリアルに飲み込まれた時に龍哉から言われた言葉だった。
蒼「筋肉バカに言われたあの言葉が、今の俺を創った。アイツだけじゃない。俺は沢山の人たちに出会って、その思いに触れ、『記憶を失った桐生蒼空』は、正義のためにライダーシステムを使ってきたんだ!」
そして、ジードはハザードトリガーを取り出す。
蒼「俺は、『今』の俺のやり方で、『過去』の俺を超えてみせる!」
『MAX ハザード オン!』
そう言って、ハザードトリガーをドライバーにセットする。それを見て、ローグが呆れながら言う。
紫「はぁ・・・、そう言いながら、なおも昔創った道具に頼るのね」
だが、次の瞬間、ジードが取り出した物に目を奪われた。
紫「何?それは・・・?」
それはボトルっぽいが、今まで見たことのない形のアイテムだった。ジードはそれを振ると、そのアイテムから軽快な跳ねる音がして、
『ラビット!』
金色の蓋を回すと、すぐ下にラビットのマークが現れた。ジードはそのアイテムを引っ張り、折り曲げ、ドライバーにセットする。
『ラビット&ラビット!』
蒼「ビルドアップ!」
『ガタガタゴットン!ズッタンズタン!』
『Are You Ready?』『オーバーフロー!』
ジードはラビットタンクハザードフォームになるが、後ろから、どこからともなく赤いウサギのようなものが来て、ジードの上で5つのアーマーへと変わった。
ジードはそれを右腕、左腕、右足、左足、そして胸のアーマーの順自分からアーマーに向かい飛んで行って装着するとマスクにも赤いアーマーが現れ、変身が完了となって床に降りる。
『紅のスピーディージャンパー!ラビットラビット!ヤベーイ!ハエーイ!』
その姿に別場所で戦っているロッソたち4人以外の見ていた人全員が驚く。
紫「・・・!?」
龍「なんだよ、あれ・・・!?」
た「凄い凄い、兎フォームだ!!」
有「嬉しそうだな、おたえ・・・」
御「あれが、『ギュインギュインのズドドドドドド』・・・!?」
ラビットラビットフォームとなったジードがローグに攻撃を仕掛ける。ローグはその攻撃を受けようとするが、今までよりも早いスピードの攻撃に対応できず、少し押されていた。
紫「この力・・・、データにあった暴走状態の時の・・・!?でも、なんで自我があるの!?」
蒼「俺はもう自分を見失ったりはしない。この力は、完全に俺の物だ!」
さらに攻撃するジードの攻めをローグはまともに受け続けていた。
ハザードトリガーのオーバーフロー状態は、自我を失う代わりにハザードレベルを急上昇させる。今のジードは、自我を保ちながらこの状態で戦っているのだ。
紫「くっ・・・、どこまで強くなるの!?」
蒼「これが俺の信じる正義の力、『今の桐生蒼空』の力だ!」
そして、ジードはある名前を言う。
「フルボトルバスター!」
ドライバーから出てきたの大きな大剣だった。ジードはそれを手に取り赤いグリップを大砲モードにするために位置を変えた。そして、ボトル装填口にラビットボトルを装填する。
『ラビット!』
『フルボトルブレイク!』
ローグにエネルギー弾を撃つ。ローグは拳で迎え撃つが、自身がダメージを受けるだけだった。
紫「くっ・・・」
『ラビット!』
『パンダ!』『ジャストマッチでーす!』
紫「!?」
蒼「ふっ!」
『ジャストマッチブレイク!』
紫「ぐっ!・・・!?」
ボトルを2本装填した攻撃は完全に防ぐ態勢を取ったにも関わらず、先程よりも強いダメージを受けて、その力に驚いていた。さらに、
『ラビット!』『パンダ!』
『タカ!』『ミラクルマッチでーす!』
蒼「はぁぁ!」
『ミラクルマッチブレイク!』
紫「ぐわぁぁ!」
ライフルモードで反撃しようとしても無駄に終わり、ダメージを受け、吹き飛ばされた。
『ガタガタゴットン!ズッタンズタン!』『Ready Go!』
蒼「ふっ!」
『ハザードフィニッシュ!』
紫「くっ・・・、!?」
ローグは攻撃が来ると思い、防御の構えを取ったがジードの伸びてきた足はローグの目の前で止まった。ローグが蹴り返そうとした瞬間、
紫「はぁぁ!」
『ラビットラビットフィニッシュ!』
蒼「はぁぁぁ!!!」
紫「!? ぐわぁぁぁ!!!」
高速でローグ目掛けてジードが来てライダーキックをかまし、ローグを外に飛ばした。そして、ジードは歩きながらローグのもとへ向かう。
そして、ロッソとヘルブロスも外に出て、試合後半戦が始まる。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回は、ジード対ローグの試合をメインにしました。原作に近いでしょ?そして、沙綾さん、何か隠しているような・・・。
あと、今回ロイヤルメガマスター、見事な噛ませ犬感があるなぁ・・・。一応ですがジードはマグニフィセントとスパークリングは同じ強化フォームで、ハザードトリガーを使うフォームとロイヤルメガマスターが同じ中間フォーム、っという設定です。
では、また次回。