GEEDream ~Be the one~ 作:ENDLICHERI
和「蒼空兄~。なんで46話セリフ無かったの?」
蒼「それは作者に聞けよ。ただ、作者のやる気が途中から切れてそれでも準備段階を書かないとって簡単に書いた回だからしょうがないだろ?」
和「そっか。作者が悪いのか・・・・・・。後で、このナックルで・・・・・・。」
蒼「分かってると思うが、そのナックルは武器として使うこと。そして、色んな方からの許可が下りた時のみ制裁の道具として使うこと。」
和「分かった!皆、作者を一発殴り、凍らせる許可を僕に頂戴!」
蒼「作者はどうぞ避難を。では、どうなる第47話!?」
~蒼空視点~
12月23日午前9時、どっかの筋肉バカが香澄とデートをしている。ん?だったら万丈の視点にしろって?筋肉バカにナレーションが出来ると思ってんのか?・・・・・・安心しろ。保護者として俺と有咲がいるから。
有「おい、移動したぞ。」
蒼「・・・・・・知らない人のフリって難しいな。動きとかが。」
自分たちの動きに違和感を持ちながら、万丈と香澄を見守るため追いかける。
何故万丈と香澄がデートをしてるかというと、香澄と恋人っぽいのをあまりしていなかったからと万丈が申しておりました。ですが、今回もそんなシーンは書きません。いや、上手く書けません(作者が)。
蒼「あ、店の中に入っていった。」
有「ってか、ここ結構高い料理店だぞ!」
蒼「どうりで万丈が前借りしたいって言ってきたワケだ。」
有「そういや、もう昼だな。結構時間吹き飛ばしてるけど。」
蒼「はい、そういうメタ発言しないの!・・・・・・取りあえず、俺たちもどっかで飯食うか?」
有「・・・・・・奢ってくれるなら。」
蒼「はいよ。」
ってワケで、有咲お嬢様を連れて「誰がお嬢様だ!?」・・・・・・近くの飲食店に入って昼食を取った。
~蒼空視点 END~
龍哉たちが店から出てきた。
香「あ~、美味しかった~。」
龍「そりゃあ良かった。・・・・・・。」
香「気を付けてね。」
香澄は龍哉の前に立ち、微笑んだ。龍哉が少しドキッとした。
龍「っ!・・・・・・あぁ。勝ちに行ってくる。」
香「うん!行ってらっしゃい。」
龍哉が香澄と離れて、近くにいた蒼空の所に来た。有咲は香澄の所へ向かった。
蒼「・・・・・・もういいのか?」
龍「あぁ。後はべリアルを倒した後にする。ベリアル倒さないと、明日がないだろ?だから、明日のために、な。」
蒼「・・・・・・そっか。ほれ。」
蒼空が龍哉にあるケースを渡した。中には『ビルドドライバー』と『クローズドラゴン』、『スクラッシュドライバー』、『クローズマグマナックル』が入っていた。
蒼「調整は終わっている。頼むぞ。明日のために。」
龍「・・・・・・任せろ!」
誰もいない花咲川女子学園の前の公園。そこに龍哉がやって来た。
龍「・・・・・・ふぅ~。よし!」
『Wake Up!』『クローズドラゴン!』
『Are You Ready?』
龍「変身!」
『Wake Up Burning! Get CROSS-Z DRAGON! Yeah!』
龍「ベリアル!出てきやがれ!」
クローズが空に向かって叫ぶと、空が急に曇りだし、ベリアルが空から降りてきた。
ベ「クローズか。死にに来たとは・・・・・・。」
龍「倒されるのはテメェだ!この世界は俺たちが守る!俺や、ジードが!」
ベ「・・・ジードか・・・・・・。息子の力を手に入れていれば、より完全だったが・・・・・・。どうやら息子は反抗期らしい・・・・・・。」
龍「ヘッ!テメェが父親気取るのは、2万年早ェんだよ!」
クローズは、ナックルとマグマボトルを取り出し、
『ボトルバーン!』『クローズマグマ!』
『Are You Ready?』
龍「俺に限界はねぇ!!」
『極熱筋肉!クローズマグマ!アーチャチャチャチャチャチャチャチャアチャー!』
『ビートクローザー!』『スペシャルチューン!』『ヒッパレー』
クローズマグマに変身して、ビートクローザーにドラゴンボトルをセット、グリップを1回引っ張り、ベリアルに挑む。
龍「今の俺は・・・・・・、負ける気がしねぇ!!」
『スマッシュスラッシュ!』
ベリアルのギガバトルナイザーとクローズのビートクローザーがぶつかり合い、火花を散らす。偶に相手の体に当たったりしていた。
龍哉とのデートを終えた香澄と有咲は、CiRCLEに来ていた。他のポピパメンバーと合流するためだ。
香「皆、お待たせ~!」
沙「!?香澄!来ちゃダメ!!」
香「え?・・・・・・え!?」
有「嘘だろ・・・・・・!?」
CiRCLEの中に怪物がいた。ベリアルの僕の魔人 ヴァンディールだった。
ヴ「ようやく揃った。」
香「!?」
有「ひっ!?」
ヴァンディールが武器である鎌を香澄の首元に突き出した。
ヴ「聞こえるか、仮面ライダークローズ?」
ヴァンディールがさらに大きな声で叫ぶ。
ヴ「仮面ライダークローズ!!」
龍「!?」
ヴァンディールは離れた場所にいるクローズに、自身の風を使って声を飛ばす。クローズはその声に気付いた。
龍「この声って・・・・・・、風の!?」
ヴ「クローズ。べリアル様への攻撃を止めろ。さもなくば、貴様の大事な彼女の命はないぞ。」
龍「まさか・・・・・・!香澄に!?」
べ「・・・・・・ヴァンディールか。仮面ライダークローズ!」
龍「!? うわっ!」
クローズが気をとられていた隙に、べリアルが攻撃する。
べ「どうやら貴様は、弱点を作っていたようだな!」
龍「ぐわっ!・・・くっ!」
クローズの手からビートクローザーが離れ、攻撃を受け続けた。
この戦いは、花咲川と羽丘のサイトから中継されている。蒼空は、べリアルに気付かれないように少し遠いところにいた。
蒼「!? 万丈の奴、何やってんだ!?」
ヴァンディールが人質を取っていることを知らない蒼空は、クローズがいきなり劣勢になったことに疑問を覚えた。
そして、海璃には沙綾から連絡アプリで一言だけ、メールが来ていた。
海「うん?・・・・・・っ!」
海璃はすぐに駆け出した。内容は、『助けて』だった。
別の場所では、炎の魔人 ブラムザンドが歩いていた。
ブ「べリアル様のために。」
ブラムザンドの視線の先には、羽丘女子学園が。だが、
紫「怪物が白昼堂々街を歩くなんて、いい度胸してるね。」
ブ「ん!?」
紫音が声をかけたのだった。そして、
『クロコダイル!』
紫「変身!」
『割れる!食われる!砕け散る!クロコダイルインローグ!オラァ!』
ブ「ふん!貴様なんぞに負ける俺ではない!」
紫「大義のための・・・、犠牲となりな!」
ローグはブラムザンドから花咲川を守るために戦い始めた。
ヴァンディールは、CiRCLEでポピパを含むその場にいた人たちを人質に取っていた。
ヴ「ふっふっふ。クローズめ!手も足も出ないか。」
べリアルとクローズの戦いを風で作り出したスクリーンで見ていた。が、急にCiRCLEの窓が割れて、
海「見つけた!!」
ヴ「!? なんだと!?」
海「変身!」『ブルウィンド!』
海璃がCiRCLEに入ってきた。すぐさまブルウィンドに変身して、ルーブスラッガーブルと、ルーブシューターを使って戦闘を開始する。
海「吹き飛べ!」『Ready Go!』
ブルが両腕に風のエネルギーを集め、腕をL字にして光線を放つ。
海「ストームシューティング!」『ウィンドフィニッシュ!』
ヴ「ちっ!」
ヴァンディールはギリギリでかわしてCiRCLEから出ていった。すぐさまブルもあとを追う。
海「あっ、まりなさん。ガラス、ゴメンね。こころのところに頼んでおくから。」
金持ちに修理させると言い残して。追いかけてる最中にブルも風のエネルギーを使って、クローズに言葉を送る。
海「万丈!香澄たちは無事だよ!」
ヴ「!? 貴様ァ!」
海「さぁて、決着と行きますか!」『極クリスタル!』
ブルの声はしっかりクローズに届いていた。
龍「っ!ありがとう、海璃!」
べ「!?貴様っ!」
龍「おりゃあ!」
べ「ぐっ!」
人質がいなくなったため、クローズが本気を出す。
龍「テメェさっき、香澄たちを『弱点』って言ったな。それは違う!守りたいものがあるから、俺たちは強くなる。アイツに教わったことだ。」
べ「!?」
クローズはドライバーのレバーを4回回し、
龍「守りたいもののために戦う。それが・・・、仮面ライダーだ!」『Ready Go!』
べ「図に乗るな!」
龍「おりゃあああ!!」『ボルケニックフィニッシュ!アーチャチャチャチャチャチャチャチャアチャー!』
べ「ぐわっ!・・・くっ!」
龍「力がみなぎる!魂が燃える!俺のマグマがほとばしる!!」『Ready Go!』
龍「もう誰にも、止められねぇ!!」
クローズはドライバーのレバーを1回回し、高く飛び上がる。そして、べリアルにめがけてライダーキックを放つ。
『ボルケニックアタック!アチャー!』
龍「おりゃあああ!!」
べ「ぐっ・・・!」
龍「っ!・・・カズミン!」
和「了解!」『ボトルキーン!』
べリアルが怯んだ瞬間、クローズがべリアルを後ろから抑え、近くの物陰に隠れていたグリスがブリザードナックルに対べリアル用のボトルを装填して、攻撃する。
べ「くっ!・・・っ!?」
和「行くよ!」『グレイシャルナックル!』
龍「行っけー!!」
和「食らえーーー!!」『カチカチカチカチカチーン!』
べ「思い通りにさせるか!」
べリアルが後ろにいるクローズに自身の爪にエネルギーを宿して、刺した。クローズは、もろに攻撃を受け取ったべリアルから離れてしまった。さらに、べリアルはグリスにもそのまま攻撃をして、吹き飛ばす。
蒼「!? 万丈!和美!」
その光景を見ていた蒼空は、べリアルの所へ走り出した。
べリアルはクローズに近付き、
べ「俺の勝ちだ、クローズ。」
龍「はっ!?ぐっ!」
爪をクローズに刺した。
はずだったが、べリアルの爪は青色の爪のような武器で防がれた。
べ「何!?」
蒼「はぁ!」
べ「ぐぅぅ・・・!」
べリアルの攻撃をクローズから守ったのは、べリアルの体内から魔王因子とストルム器官を消した後に出てくるはずだったジードだ。
和「!? 蒼空兄!?」
龍「お前、なんで今来た!?」
蒼「ジーっとしてても、ドーにもならねぇからな!」
すぐさまジードはべリアルに戦いを挑む。
べ「くっ!俺の遺伝子を持ちながら、まだ俺に歯向かうか、息子よ!?」
蒼「べリアル!俺が相手だ!!」
ジードとべリアル、ルーブとヴァンディール、ローグとブラムザンド。3箇所で激闘が繰り広げられている。だが、現状ジードたちの勝利の確率は・・・・・・、
0.01%だった・・・・・・。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
当分ギャグが入れれないので、冒頭に入れました!
一応、今回のストーリーは、『ウルトラマンジード 24話』をベースに作りました。原作は、ゼロの宿主が戦い前に家族と幸せな時間を過ごす、ってシーンなので、まぁ万丈と香澄をデートさせました。
最凶のべリアルに勝つことが出来るのか!?
では、また次回。
バンドリ感がさらになくなった・・・・・・。すんません!!(スライディング土下座)