GEEDream ~Be the one~   作:ENDLICHERI

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蒼「強大な力を手に入れたべリアルが世界を破壊するために動きだす。仮面ライダージードの桐生蒼空は、べリアルを次元の狭間へ追放するために共に次元の狭間に入っていく・・・・・・。」


※今回は長いです。ご了承ください。


第52話 ラブ&ピースの世界へ

次元の狭間。本来存在しない場所。そこに2人、ジード ラビットラビットフォームと、べリアルがやって来た。

 

 

 

蒼「くっ!・・・・・・ここって?」

 

 

 

ジードには見覚えがあった。自身の真実を知った後、エボルトに映像付きでビルドの戦いを見ていた。ここは、ビルドとエボルトの最後の戦いと同じ場所だったのだ。

 

 

 

ベ「くっ!お前・・・!」

 

蒼「まさか、ビルドと同じ感じになるなんて・・・・・・。」

 

ベ「あぁ!?」

 

蒼「べリアル!お前は、ここで倒す!!」

 

ベ「やれるものならやってみろ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジードとべリアルが戦っていた場所。そこに海璃たちと紫音たちが来ていた。

 

 

 

あ「・・・!ねぇ、あれ!」

 

 

 

あこが何かに気付いて指差す先には、リトルスターから創られたボトルが落ちていた。

 

 

 

海「なんで、なんでなの・・・・・・?蒼空・・・。」

 

花「み、みんな!これ!」

 

 

 

花音が携帯を見せてきた。そこには、ジードとべリアルが映っていた。カメラが一台、次元の狭間に入っていったのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジードとべリアルは激闘、いや、死闘を繰り広げている。

 

 

 

ベ「ふん!はぁ!」

 

蒼「くっ!・・・この!」『タンクタンク!』

 

 

 

ジードはタンクタンクフォームになり反撃に出るが、べリアルの力任せの攻撃に耐えきれず、

 

 

 

『ラビットタンクスパークリング!イエイ!イエーイ!』

 

蒼「ぐっ!・・・・・・っ!」

 

 

 

ラビットタンクスパークリングに姿が変わる。だが、左足のバネに力を加え、べリアルにジャンプ、そのまま蹴りを決める。

 

 

 

ベ「ぐっ・・・!っ!」

 

蒼「ふっ!はぁ!」

 

 

 

ジードはホークガトリンガーで攻撃しながら近付き、べリアルは自身の爪で迎え撃つ。ジードはホークガトリンガーを手放され一度倒れるが、わざと隙を見せドリルクラッシャーで攻撃する。

 

 

 

ベ「っ!・・・貴様ァ!!」

 

蒼「!? ぐわっ!」

 

 

 

べリアルの強力な攻撃を受け、ジードはプリミティブフォームに戻る。

 

 

 

蒼「くっ・・・!」

 

ベ「終わりだ!」

 

 

 

べリアルは両腕を十字にして、『デスシウム光線』を放つ。

 

 

 

蒼「はっ!? ぐわあぁぁ!!」

 

 

 

ジードは攻撃を受け倒れる。そして、変身が解除されてしまった。

 

 

 

ベ「勝負あったな。」

 

蒼「くっ・・・!」

 

 

 

 

 

?「何寝てんだよ!みっともねぇ。」

 

 

蒼「え?・・・この声って・・・。」

 

 

 

蒼空が周りを見ると、中継カメラが一台あった。だが、そこから聞き慣れた声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病院の一室、龍哉が目を覚ましていた。

 

 

 

龍「今のお前は、負ける気がしねぇだろ!?」

 

蒼「万丈・・・。」

 

 

 

そして、他のライダーたちも・・・・・・。

 

 

 

和「蒼空兄!心火を燃やして、立ち上がって!!」

 

紫「アンタは愛と平和という大義のために戦ってきたんでしょ!だったら早く立ちなさい!!」

 

海「蒼空・・・・・・、頑張って・・・・・・。」

 

 

 

その言葉が聞こえたべリアルは、

 

 

 

ベ「ちっ!うるさい!!」

 

 

 

エネルギー弾をカメラに向けて放ち、破壊した。

 

 

 

ベ「ふん!これで静かになった。・・・・・・ん?」

 

 

 

べリアルは蒼空が立ち上がっていることに気付いた。

 

 

 

蒼「なんだ?・・・そんなに驚くことか?」

 

ベ「往生際が悪いぞ。」

 

蒼「ふっ、悪いが俺は諦めが悪いからな!」

 

 

 

そして、『ギガファイナライザー』を取り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、べリアルとの決戦前のこと。蒼空はパソコンに向かっていて、横にジーニアスボトルとギガファイナライザーが置いてあった。

 

 

 

蒼「・・・・・・。」

 

―――何やってんだ?

 

蒼「見りゃ分かるだろ?ジーニアスボトルとギガファイナライザーが使えるのか調べてるんだよ。」

 

―――残念ながら、その2つは使えない。

 

蒼「・・・・・・理由をどうぞ。」

 

―――まずジーニアスは、エネルギーをチャージしないといけない。そして、ギガファイナライザーは力の一部は使えるが、正式な適合者がいない。

 

蒼「・・・・・・ジーニアスのチャージにはどれくらいかかる?」

 

〈解。ジーニアスボトルのエネルギーをチャージするのに、約1ヶ月かかります。〉

 

蒼「マジか・・・。」

 

―――・・・・・・あまりオススメしないが、ギガファイナライザーを使える方法はある。ただし、失敗すればお前は消滅する。

 

蒼「・・・その方法は?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蒼「こいつを使えるようにする方法。それは、俺の中の魔王の力を極限まで引き出すこと。」

 

 

 

蒼空は覚悟を決め、自身の魔王の力を使う。

 

 

 

蒼「うおおぉぉぉ!!」

 

 

 

すると、蒼空の周りから魔王の力が溢れだしてきた。そして、蒼空はギガファイナライザーを前に突き出す。

 

 

 

蒼「ふっ・・・・・・、はぁ!」

 

 

 

すると、ギガファイナライザーに付いていた岩が消え、封印が解かれる。そして、ギガファイナライザーは周りの魔王の力を吸収する。さらに、近くにある『ジード』と『スペシウム』、さらに地上にあるリトルスターのボトル、蒼空の家にある『ジーニアスボトル』が蒼空の周りに飛んできた。

 

すると、ジーニアスボトルが他のボトルを吸収、さらにギガファイナライザーまでも吸収して、力を取り戻すだけでなく、ボトルの底の黄色い部分が赤色に変化して、蒼空の手に。

 

 

 

ベ「何が起きた・・・・・・!?」

 

蒼「これは・・・。」

 

 

 

蒼空は全てを理解して、ボトルの上部にあるスイッチを押す。

 

 

 

蒼「さぁ、実験を始めようか?」

 

『ウルティメイト!』『オールイエーイ!』

 

『『アルティメットエボリューション!』』

 

 

 

ドライバーにセットする。

 

 

 

『Yeah!』『Yeah!』『Yeah!』『Yeah!』

 

『Are You Ready?』

 

蒼「・・・・・・変身!!」

 

『完全無欠のボトルヤロー!』『ウルティメイトファイナルジード!』『スゲーイ!』『モノスゲーイ!』

 

 

 

蒼空の足元に巨大なステージが現れ、蒼空の前には黄金のビルドマークが出てきて、蒼空と重なると同時にスーツが出現。そして、ベルトコンベア上を流れる無数のフルボトルがスーツに刺さり、ビルド ジーニアスフォームになる。

さらに、マスクにジードの目と頭部に黄色いひし形が現れて、スーツに黄色いラインが入って、『仮面ライダージード ウルティメイトファイナルフォーム』に変身した。

 

 

 

ベ「その姿は・・・!?」

 

蒼「勝利の法則が、決まった!!」

 

 

 

べリアルがジードめがけて走ってくる。そして、パンチをするが、ジードはその手首を掴む。そして、パンチを繰り出す。べリアルが後ろに下がるとその後ろにジードがいた。

 

 

 

ベ「!? 何!?」

 

蒼「ふっ!」

 

 

 

べリアルは殴り飛ばされるが、途中からその勢いが強くなった。

 

 

 

ベ「くっ!・・・・・・どうなってる!?」

 

蒼「分かってないのか?俺がやったんだよ、高速で移動して、ね。」

 

 

 

高速なんてものではないが、ジードは高速・・・・・・いや、超速で移動して、べリアルを攻撃していた。

 

 

 

ベ「なんだと・・・!?」

 

『ワンサイド!』『Ready Go!』

 

 

 

ジードはドライバーのレバーを1回回し、べリアルに近付きパンチを繰り出す。

 

 

 

蒼「はぁぁ!!」

 

『ウルティメイトアタック!』

 

ベ「ぐわっ!・・・くっ!なんだ!?力が・・・!?」

 

『ワンサイド!』『逆サイド!』

 

 

 

ジーニアスの浄化能力で、べリアルの闇の力を少し浄化したのち、ドライバーを2回回して、キックを決める。

 

 

 

『Ready Go!』『ウルティメイトブレイク!』

 

蒼「はぁぁ・・・、はぁ!」

 

ベ「!? ぐわぁ!」

 

 

 

べリアルは怯むが、ジードはその隙を見逃さなかった。ジーニアスボトル改め、『ジードファイナルボトル』から、ギガファイナライザーを取り出す。その形はギガバトルナイザーと同じ大きさで、先端の赤い部分から2枚の刃が広がっていた。その模様は、ジードの目だった。

 

 

 

蒼「これが、本来の形か・・・・・・。」

 

 

 

ジードはギガファイナライザーの形に納得して、べリアルに挑む。突きや斬るといった攻撃でべリアルを圧倒する。

 

 

 

ベ「なめるな!!」

 

 

 

べリアルは『デスシウム光線』を放とうとする。

 

ジードはジードファイナルボトルから、2本のボトルを精製する。そのボトルをギガファイナライザーの黒い部分に挿す。ちょうど、2本挿せる場所があるからだ。

 

 

 

『ジード!』『エボリューション!』

『目覚めよ!最強の遺伝子!』

 

蒼「これでどうだ!」

 

 

 

そして、赤い方のスライドスイッチを3回操作して、ギガファイナライザー最強の必殺技を放つ。

 

 

 

蒼「クレセントファイナルジード!」

 

 

 

エネルギーの刃がべリアルの光線を切り裂きながら、べリアルに直撃する。

 

 

 

ベ「おのれ・・・!ジード・・・!!」

 

 

 

ジードはギガファイナライザーをジードファイナルボトルにしまい、

 

 

 

蒼「べリアル、これで最後だ!」

 

 

 

ドライバーを4回以上回し、飛び上がる。

 

 

 

『ワンサイド!』『逆サイド!』『『オールサイド!』』

 

『Ready Go!』

 

蒼「はぁ!」

 

ベ「!?・・・ふっ!」

 

 

 

べリアルも飛び上がり、互いに(ライダー)キックを放つ。

 

 

 

ベ「おりゃあああ!!」

 

蒼「はぁああ!!」『『ウルティメイトフィニッシュ!』』

 

 

 

互いのキックがぶつかる。その時、ジード・・・いや、蒼空の脳にとあるビジョンが映る。

 

 

一人の戦士が力を求めて禁断の力に手を出すが、その力は強すぎて戦士の身を蝕み、周りの者はその戦士を追放した。そして、闇の魔神が戦士の中に入り、暗黒の戦士となった。そして、封印されたり、倒されたりしたが、何度も蘇り、その度に強い恨みを育てていった。そして、この世界に復活して、その恨みもさらに大きくなっていた。

 

 

 

蒼(これが、べリアルの過去・・・・・・。)

 

蒼「アンタは、何度も蘇り、深い恨みを抱き続けてきた!でも、もう疲れたんだろ?もう、終わりにしよう?」

 

ベ「!?分かったようなことを言うなーーー!!」

 

蒼「分かったさ!アンタの過去を知ったから!だから!」

 

『ワンサイド!』『逆サイド!』『『オールサイド!』』

 

 

 

ジードはさらにドライバーのレバーを回す。

 

 

 

蒼「俺がアンタの思いを全部背負って生きてやる!!はぁあああーーー!!」『『ウルティメイトフィニッシュ!』』

 

 

 

ジードのキックにさらに力が宿り、べリアルのキックを押し返し、ダメージを与えて、ジードは大地に降りた。

 

 

 

ベ「ぐわっ!・・・くっ!・・・まだ、だ・・・!」

 

 

 

べリアルが再び光線を放つが、

 

 

 

『ワンサイド!』『逆サイド!』『『オールサイド!』』『Ready Go!』

 

蒼「レッキングノヴァーーー!!」

 

 

 

ジードも光線を放つ。その光線は『レッキングバースト』のように放つが、威力は桁違いだ。

 

 

 

ベ「くっ!・・・ジーーードーーーーー!!!」

 

 

 

べリアルに光線が当たり、べリアルは爆発し、消滅した。

 

 

 

蒼「はぁ・・・、はぁ・・・、さよなら、『父さん』・・・・・・。」

 

 

 

ジードが最初で最後、べリアルのことを父さんと言った瞬間であった。

 

そして、蒼空は変身を解き、『その場に倒れた』。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地上では、中継カメラが壊れたため、状況が理解出来なかったが、べリアルの気配が消えたことを、魔王因子を持つ者全員が理解した。

 

 

 

海「っ!・・・これって・・・・・・。」

 

紫「べリアルの気配が消えた・・・・・・。」

 

 

 

紫音の言葉で、周りのメンバーが喜んでいた。龍哉も、それを感じて香澄たちに伝えると、それを聞いた周りの患者や医者の耳に入り、すぐにこの事実が広がっていった。

 

だが、

 

 

 

海「裂け目が、閉じていく・・・・・・。蒼空・・・・・・。」

 

 

 

いまだに蒼空が戻って来ない。そんな時、海璃の携帯に着信が入る。

 

 

 

海「っ!・・・・・・、蒼空!?」

 

 

 

連絡してきたのは、蒼空だった。

 

 

 

海「蒼空!早く戻って来て!裂け目が!!」

 

蒼『だろうな。だけど、敵さんがいてさ、戻れそうにないや。』

 

海「だったら、こっちに戻って一緒に戦って」

 

蒼『いや、コイツらは相当強そうだから・・・・・・。伝えたいことがある。』

 

海「え・・・?」

 

蒼『店のことだけど、夜華が経費とかの難しいことが出来るから、夜華に任せて、普通に働いてくれればいい。あと、錘さんの家、好きに使ってくれていいよ。』

 

海「分かった。分かったから!早く戻って来て!!」

 

蒼『やり残したことはいっぱいあるけど、言い残したことは・・・・・・、あっそうだ。パンドラボックスのボトルは研究室にあるから、和美や紫音たちと分けて使ってくれ。そして、お前に伝えたいことがあるんだ。』

 

 

 

電波が弱くなってきた。裂け目がもうすぐ閉じるからだ。

 

 

 

蒼『海璃。俺、――――――――――――。』

 

海「!?」

 

 

 

その瞬間、裂け目が閉じて、電話が切れた。海璃は携帯を持つ手を耳から外し、空を見上げていた。

 

その場にいたメンバーは、泣いたり落ち込んだりしていた。

 

 

 

海「嘘つき・・・。敵なんていないくせに・・・・・・。」

 

 

 

海璃の目には、涙が見えていた。

 

 

 

 

 

 

12月24日、この日べリアルが消滅し、世界は愛と平和に満ち溢れたクリスマスイヴを送っていた。だが、この戦いの詳細を知る者は、複雑な心境で、聖夜を過ごした。




ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

想像できましたか?蒼空が(ある意味)帰らぬ人となることに。蒼空は最後、海璃になんて言ったんでしょうか?

ジード ウルティメイトファイナルフォームですが、基本はビルドジーニアス、そこにジードの目を付けて、頭に『ウルトラマンジード ウルティメイトファイナル』のトサカ(?)を追加して、ボディにはジードの黄色の線を追加した姿です。中々想像しづらいと思います。ごめんなさい。能力は、ジーニアスとウルティメイトファイナルを合わせております。


では、また次回。
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