ジョジョの奇妙な冒険〜空条承太郎と9人の女神〜 作:ガリュウ432
エタってごめんなさい。
.......どうする。相手はほかのメンバーの時とは訳が違う。スタンドも攻撃するタイプではない。攻略する手立ても少ない。それに、正気に戻せるのか.......?
「まあ、感づいているとは思うけど、私のスタンドはノートの形をしているの。ここに好意を持っている人間の名前と、どのように感情を暴走させるかを書く。それだけであの状況の完成よ。」
「だが、君のスタンド自体に攻撃力は無い。」
「.......悔しいけど、その通りよ。私だけじゃアンタは殺せないってのが現実。それに、μ'sのメンバーも、スタンド使いとして強くなってきている。だから、私は消耗戦に持ち込ませて、疲れた奴から私が直接手を下すつもりだったんだけど.......。」
「そのスタンドには弱点がある、それ故に私の存在が尚更面倒になったわけだな。」
「ええ。アンタが誰に好意を持っている、その逆で誰がアンタに好意を持っているなんて私が知るはずないもの。私のスタンドは飽くまでも『好き』という気持ちを表に出させるだけ。そもそも相手に好意を持っていなければ何も起きないし、誰に対して好意を持っているかまで把握しないといけないのよ。」
「.......?じゃあなぜ、あれだけの人数を暴走させられているんだ。」
「それは簡単よ。この学校にμ'sのファンなんてごまんといる。1年と2年のメンバーのファン、なんて書き方でもどうやら通用するみたいね。ここはアバウトでもいいみたい。」
「なるほどな。そういう理論だったわけか。ならば、どのようにして私を倒すつもりなんだ?」
「それがねぇ、ゲームオーバーなのよ。アンタがここに来た時点で。」
.......どういう事だ?
「わたしはただの囮。というより、アンタをここに誘き寄せるためなの。」
「つまり、他に本命がある、ということか。」
「そうね。.......もう出てきてもいいんじゃないの?」
矢澤が誰かに話しかける。
「にこっち、お疲れさん。こっからはウチの仕事や。」
「........東條。」
「聞き飽きたかもせんけど、あえて言わせてもらう。
『ウチには、勝てんよ。』」
その瞬間、東條の背後からなにか散弾のようなものが飛んでくる。
承太郎はそれをすんでのところで躱すが、その散弾は承太郎にとってとても見なれたものだった。
(........なっ........!?『エメラルドスプラッシュ』........!?馬鹿な!花京院と同じスタンド........?いや!そんなことはありえない........。同じスタンドはひとつとしてないはず........ッ!!)
ゴゴゴゴゴゴ........
「今回は........『法皇』や。さて、次、ウチの『マイ・ウィッシュ』は
To be continued...
「うちの味方はタロットカードや。それはスタンドだって例外やない。」
「........全ての行動は頭に入っている。」
「コロコロ変わっていくのもわるぅないやろ?」
「それは所詮、付け焼き刃に過ぎん。」
第9話「マイ・ウィッシュ その1」
―――――――――――――――――――――――
LOVELIVE A GOGO!
Chara File
矢澤にこ《YAZAWA NICO》
STANDNAME メイデン・スタイル・ラブ・スクール
《能力》対象の『好き』の感情を強制的に表に出させる
音ノ木坂学院の3年生で、スクールアイドル部の部長。
理想のアイドル像があり、アイドルとして活動する際には猫をかぶることが多いが、それはいわゆるプロ根性から来るもの。承太郎はそのストイックさから大した女だと感じている。
能力は対象の好意を表に強制的に出させる能力。ノート型のスタンドで、対象の名前と、好きのかんじょうをもっているものを並べて書くことで発動。全ての感情よりも『好き』を優先させるため、対象がもつ好意が大きければ大きいほど、小気を失うこととなる。ただし、対象が何に対して好意を持っているか分かっていないと能力は発動不可。