アポクリファ世界線での第四次聖杯戦争(妄想100%) 作:ゆきうさ
けど、時臣と綺礼が参加しないから二人分はオリキャラマスターが決まってて、これ以上オリキャラ増やすのもなんだかなーとなったので参加してもらうことにしました。
「悪魔って本当にいると思うかい? 坊や。」
ある民家の中、人の血で書かれた魔法陣を前にして男は少年に話しかける。
「新聞や雑誌なんかじゃ、よく俺のこと悪魔呼ばわりするんだけどさ、それってもし本当に悪魔がいたらちょっとばっかり失礼な話だよね?」
少年はおびえた目で男を見上げる。手も足も縛られ、口もふさがれ床に転がされている身からすれば、まだ正気を保ってるだけで大したものだろう。
たった今目の前で一人の女性が殺され、その血でもって殺人犯が怪しげな儀式をし始めたのだ。恐怖に押しつぶされ、叫び声をあげようとしてもなんらおかしなところはない。
「ちゅーす! 雨生龍之介悪魔であります!
……なんて、名乗っちゃっていいものかどうか。そしたらさ、あるもの見つけちゃってさ。」
なのに、それを為す側である男ーーー雨生龍之介にはそんなことをしているという自覚がまるでなさそうだ。
今、冬木の町を騒がせている連続殺人犯でもある龍之介は少年の反応をまるで気にすることなく、淡々と自分語りをしていく。
「じゃーん! うちの土蔵にあった古文書?みたいなの。なんかうちのご先祖様は悪魔を呼び出す研究をしてたみたいでさー。
そしたらさ、やっぱり本物の悪魔がいるか確かめてみるしか無いじゃん?」
その程度で、その程度のことで悪魔を召喚してみようだなんて考えるなんて、狂気もここに極まれりというところである。
「でもさ、もし本当に悪魔がな出てきちゃったら、何の準備もなくて茶飲み話だけってのもなんか間抜けな話じゃん?
……だからさ、坊や。もし本当に悪魔さんがおでまししたらーーー1つ殺されてみてくれない?」
そんな言葉を聞いた少年は、今度こそ恐怖に顔を歪ませ大声をあげようとして暴れまわる。
それでも龍之介は意に介せず、大きく笑い声をあげる。
「はははっ! 悪魔に殺されるのって、どんなだろうね!? きっと貴重な体験にーーーあ痛っ!? なんだこれ?」
そのとき、龍之介の右手に赤い痣ーーー令呪が現れる。
本人は知る由もないが、その体には確かに魔術師の血が流れており、枯れきってはいなかった。
故に、聖杯が選ぶ最後のマスターとして選ばれた。
ここまでは
変わることが有るとしたら……このあとだ。
なぜなら、この時点ですでにキャスターは召喚されている。それどころかある一つのクラスを除いて全てのサーヴァントは出揃っており、この冬木の町に集まっているのだ。
残った最後のクラスはバーサーカー。
狂化のクラススキルでステータスが上がる代わりに理性を失う特徴を持つ。
正史ではジル・ド・レェを召喚していた龍之介だが、この世界ではバーサーカーの適性を持たない彼を召喚することはない。
龍之介の手に令呪が現れるのと同時に魔法陣が輝き出す。
そこから現れる英霊は誰なのか。
さあ、召喚の結果はーーー
「うおおおおおっ!! みんな……ころ、す!
ぼく、は……かい、ぶつ……!めいきゅう、の、ばんにん、だ!!」
龍之介はジルと組んでこそみたいなところはあるけど、キャスターはとあるサーヴァントが内定していたので変更してみました。