馬々掲示板   作:ぬこまんま

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アンケートしてみたら思いの外、見たい人が多かったので、1日で仕上げました。
誤字・脱字・文が変などが多いと思いますが、そこは仕様ということでお願いします
あと、史実とは違うルートを辿った馬がたくさんいます(ナリタブライアンとか)ので史実を重視する方は注意してください。



Wikipedia風解説 舞踊  ※産駒追加+産駒の一部競走馬名変更

 ダンシングダンス(Dancing dance)

 

 ダンシングダンス(Dancing dance)とは日本の競走馬であり日本競馬界初の凱旋門賞を制覇した競走馬である。父馬はブライアンズタイム。母馬はデュネット。主な勝ち鞍は1994年の天皇賞秋・ジャパンカップ・有馬記念、1995年の凱旋門賞・有馬記念、1996年の宝塚記念・天皇賞秋・ジャパンカップ。引退後種牡馬としても大活躍し、2002年にサンデーサイレンスからリーディングサイアーを奪い、内国産馬としてはクモハタ以来45年振りとなる中央競馬リーディングサイアーを獲得している。

 

 半兄にロスマンズ国際Sを勝利したFrench Glory、全弟に東京優駿や凱旋門賞を含むGⅠレース9勝のダブルノーブレス、半妹に牝馬4冠を達成し、アメリカ・欧州・豪州のGⅠレースを制覇し、空前絶後の記録を残した稀代の名牝リヴァーデュネット。半弟に日本国内外問わず大活躍したGⅠレース8勝馬リヴァービート。全妹に牝馬三冠を達成し、アメリカンオークスなどを制覇したGⅠレース11勝馬スターキャロルがいる

 

 競争成績は22戦14勝 (内、GⅠ8勝、重賞3勝)

 1994年最優秀4歳馬及び年度代表馬。1995年最優秀牡馬5歳以上馬及び年度代表馬。1996年最優秀牡馬5歳以上馬を獲得。

 

 幼駒時代

 

 1991年4月16日にダンシングダンスは生まれた。生まれた直後にダンシングダンスは壁に向かって進むと、壁を利用して立ち上がろうとし、僅か15分で立ち上がったという。これを見た関係者たちはシンボリルドルフの再来かと喜んだ。離乳の際には通常の幼駒ならば母馬を探し嘶いたりするが、ダンシングダンスは母馬を探そうともせず既に子分けが済んだグループに混ざりに行ったという。

 また、旧2歳になると放牧地で二本足で立ちあがった後ピョンピョンと跳ねたり、踊ったりして関係者を驚かせた。ちなみに踊ったという行為がダンシングダンスという名前を付ける由来になったとされている(要出典)。

 ダンシングダンスは幼駒時代から非常に頭がよく、柵に付けられた打掛式の鍵を器用に開けて放牧場から脱走したり、引き戸を開け閉めして遊んだりと、いたずらを繰り返して関係者を困らせていた様だ。

 

 

 戦績

 

 1993年

 

 1993年8月15日、函館競馬場にて3歳新馬戦に出走し、これを勝利する。なお、隣の枠には後にダンシングダンスと熾烈な争いを繰り広げる三冠馬ナリタブライアンがいた。約1月後に、中山競馬場で開かれた芙蓉Sに出走し、2着馬オンワードノーブルに2馬身差を付ける勝利だったが、鞍上の竪山亘宏が追わずに持ったまま勝利したという非常に強い内容だった。3戦目は府中3歳ステークスに出走。これも追わずに、2着馬アイネスサウザーから4馬身離し完勝。4戦目は朝日杯3歳ステークスには向かわず、ラジオたんぱ杯3歳ステークスに出走する。2着馬ナムラコクオーに1/2馬身差まで迫られるも、鞭を一切使わず勝利し、3歳戦線を無敗で制した

 

 1994年

 

 1994年、ダンシングダンスは弥生賞から始動する。弥生賞当日、ダンシングダンスの調子は最悪に近い状態だったが、サクラエイコウオーから3馬身差の勝利で無傷の5連勝を達成。皐月賞最有力候補として名乗りを上げた。そして、皐月賞当日は朝日杯3歳ステークス・フジTVスプリングステークスをレコードで勝利したナリタブライアンと再び対決することになる。ダンシングダンスの人気はナリタブライアンに次ぐ2番人気だった。同レースではナリタブライアンが最後の直線で抜け出したと同時にダンシングダンスも抜け出し、2頭の接戦となるが、惜しくもハナ差3cm届かずナリタブライアンに惜敗してしまい、連勝記録が途絶える。続く東京優駿では、皐月賞での走りがファンや競馬評論家に評価され、ナリタブライアンと0.2倍しか違わない2番人気になる。レースでは最後の直線で、ナリタブライアンと共に後続を一気に突き放し、皐月賞と同様にゴールするまでほぼ横並びの互角の勝負を展開した。判定の結果、ハナ差1cm届かず2着に涙を呑む。

 

 放牧を経て、ダンシングダンスは菊花賞トライアルのセントライト記念や京都新聞杯ではなく、古馬戦線の産経賞オールカマーに出走する。オールカマーには、昨年のクラシック戦線を賑わせたビワハヤヒデ・ウイニングチケットが出走しており、他の出生馬も、重賞6勝馬シャコーグレイドや善戦馬ロイスアンドロイスなども出走していた。ちなみに、ダンシングダンスの調教師である三栗調教師は「このレースの内容次第で天皇賞秋かアルゼンチン共和国杯のどちらかに出走します」と答えている。同レースでダンシングダンスは直線で半ばで先頭に立つも、ビワハヤヒデとウイニングチケットにかわされ3着になる。レース後、三栗調教師は「内容自体は悪くありませんが、オーナーと相談します」と答え、オーナーの金城謙典と協議の結果、ダンシングダンスは天皇賞秋に出走することになった。

 

 天皇賞秋では、オールカマーにてビワハヤヒデ達、古馬相手に好走した事と、東京優駿でナリタブライアンとの激闘を繰り広げた事から4番人気になる。出走馬には前走で対決したビワハヤヒデ達を始め、毎日王冠をレコードタイムで走破したネーハイシーザー、高松宮杯を制したナイスネイチャ、日経賞を勝ったステージチャンプ等が出走していた。同レースは直線コース半ばでビワハヤヒデを差しきりクビ差で勝利。初のGⅠタイトルを手にした。なお、旧4歳における天皇賞秋優勝は、1937年第1回天皇賞秋優勝馬であるハツピーマイト以来57年振り2頭目の快挙だった。

 

 ダンシングダンスは続いて、ジャパンカップに出走する。ジャパンカップの外国招待馬には、アーリントンミリオンを制したパラダイスクリーク、リュパン賞などGⅠ2勝を挙げていたエルナンド、サンルイレイSなどを勝利したサンドピットなどが出走した。日本馬では京都大賞典を勝利したマーベラスクラウン、小倉記念・函館記念・カブトヤマ記念を連勝してきたナリタタイシン、ダンシングダンスと同じく天皇賞秋に出走したロイスアンドロイス等が出走した。ダンシングダンスは、旧4歳でありながら天皇賞秋に勝ったこと、同じ距離の東京優駿でナリタブライアンを相手に負けてなお強しのレースをしたことから1番人気になる。同レースは直線残り200mで先頭に立つとパラダイスクリーク等の追撃を振り切り、1/2差で勝利。GⅠ2勝目を挙げ、天皇賞秋・ジャパンカップを連勝した初の競走馬になる。

 

 有馬記念では単勝オッズ2.5倍と、菊花賞を勝利し牡馬クラシック三冠に輝いたナリタブライアンと0.1しか違わない2番人気だった。ナリタブライアンの他にも、同世代のオークス馬チョウカイキャロル、チョウカイキャロルをエリザベス女王杯で撃破した女傑ヒシアマゾン、BNWことビワハヤヒデ、ナリタタイシン、ウイニングチケット、天皇賞春2連覇を達成したライスシャワーなど豪華なメンバーがそろった。レースではナリタブライアンが先頭に立つと同時にダンシングダンスも先頭に立ち、ライスシャワー等の猛追を振り切りゴールする。写真判定の結果、ダンシングダンスがハナ差で勝利しGⅠ3勝目を挙げ、JRA史上初の秋古馬王道三冠制覇を達成する。尚、秋古馬王道三冠制覇は後にテイエムオペラオー、ゼンノロブロイ等が達成するが、旧4歳(現3歳)で秋古馬王道三冠制覇したのは2029年現在、ダンシングダンスただ1頭のみである*1

 

 1994年の通算成績を7戦4勝・GⅠ3勝とし、同年のJRA賞年度代表馬及び最優秀4歳牡馬に選ばれた。年度代表馬選考において、投票総数172票のうち92票を獲得し選出された。残りの80票はナリタブライアンに投票された*2

 

 1995年

 

 有馬記念の後、ダンシングダンスは放牧に出される。放牧後、日経賞からの始動を目指し美浦トレーニングセンターで調整を受ける。日経賞では有馬記念3着馬のライスシャワーも出走していたが、危なげなく勝利し、宝塚記念を目指す。

 

 宝塚記念では去年の三冠馬ナリタブライアンやウイニングチケット、そして天皇賞春でナリタブライアンに先着し、前人未到の天皇賞春3連覇を達成したライスシャワーが出走。レースでは直線半ばで抜け出すものの、ライスシャワーの乾坤一擲の走りに屈し、ナリタブライアンに次ぐ3着に終える。

 

 その後、短期の放牧を経て、ダンシングダンスはナリタブライアンと共に海外遠征へと赴き、ダンシングダンスはインターナショナルステークス、ナリタブライアンはKGVI&QESに出走する。

 

 インターナショナルステークスにはエクリプスステークスを勝利したホーリング、後にクイーンエリザベスⅡ世ステークスを制するバーリ等が出走。ダンシングダンスは現地で5番人気だった。レースでは一時先頭に立つものの、最内をついたホーリングに差され、4馬身差の2着になる。レースに負けはしたものの、3着のバーリからは6馬身も離しており、現地のファンから賞賛を受けた。

 

 インターナショナルステークスに出走したダンシングダンスはその後、凱旋門賞に出走。凱旋門賞には、昨年の優勝馬カーネギー、イギリスダービー馬ラムタラ、昨年のイギリス2000ギニー馬ギロ、バーデン大賞典を制したランド、そしてKGVI&QESに勝利し日本初の内国産馬による海外GⅠ制覇を達成したナリタブライアンが出走。現地の人気ではKGVI&QESにおいてゴドルフィン所属の競走馬であるギロとラムタラをやぶったナリタブライアンが1番人気であり、ダンシングダンスはギロに次ぐ3番人気だった。レースでは逃げるギロを残り150mで捉え、見事優勝。日本初の凱旋門賞馬になる。

 

 日本に凱旋したダンシングダンスはジャパンカップに出走。外国招待馬には凱旋門賞に出走したギロ、ラムタラ、スウェイン、ピュアグレイン等が出走し、凱旋門賞出走馬が6頭が揃い、日本馬もヒシアマゾン等を始めとした豪華なメンバーが揃った。レースではギロと共に執拗にマークされ、最後の直線半ばで何とか抜け出すものの、結果はスウェインから2馬身半離れた5着だった。

 

 有馬記念では、東京優駿と天皇賞秋を制した全弟、ダブルノーブレスとの対決が世間を賑わせた。他のメンバーにはナリタブライアン等を始め、菊花賞馬マヤノトップガン等がいた。レースではダブルノーブレスとの激しい競り合いの末、クビ差で勝利。有馬記念を連覇し、シンボリルドルフ以来2頭目の有馬記念連覇馬となる。

 

 ダンシングダンスは同年の成績を6戦3勝GⅠ2勝で終え、日本馬初の凱旋門賞を制覇し史上2頭目の有馬記念連覇をしたことから2年連続で年度代表馬に選ばれ、最優秀牡馬5歳以上馬にも選ばれた。

 

 1996年

 

 この年の初めに、ダンシングダンスを管理する三栗調教師はダンシングダンスを同年の有馬記念で引退させる事を表明する。三栗調教師は、オーナーである金城謙典から同年での引退の話を受け、故障をしなければ有馬記念で引退させる方針を決めたという。

 

 同年は大阪杯から始動し、単勝オッズ1.2倍と圧倒的な人気を集めるも、大幅に出遅れてしまう*3。先頭から20馬身以上離れた場所で競争することになったダンシングダンスだが、向こう正面でスパートを掛けるも、惜しくも1着に届かずタイキブリザードの2着になる。

 

 大阪杯で2着に敗れたダンシングダンスは宝塚記念に出走。単独1番人気になり、人気に応えて見事宝塚記念を勝利する。同レースには宝塚記念を最後に引退を表明したナリタブライアン、ナリタブライアンを天皇賞春でやぶったサクラローレル、昨年の菊花賞馬マヤノトップガン等がいた。尚、春秋グランプリ制覇はイナリワン、メジロパーマーに次ぐ3頭目の記録である。

 

 宝塚記念出走後、放牧に出され、オールカマーを目指して調整するも、オールカマー出走1週間前に熱発を発症した事により回避。そのまま天皇賞秋へ出走することになる。

 天皇賞秋では、朝日杯3歳ステークスを優勝したバブルガムフェローや、宝塚記念に出走したサクラローレル等が名を連ねていた。同レースでダンシングダンスは単独1番人気に指名されるが、天皇賞秋では1987年にニッポーテイオーが1番人気で勝利して以来、1番人気の馬は負け続けており、ダンシングダンスも負けてしまうのではと不安視する者もいた。しかし、ダンシングダンスはそんな不安を払い除け、2着のバブルガムフェローから4馬身も離してゴール。自身のレコードである1:57.9を上回る1:57.4のレコード勝ちを収めた。なおこの勝利で海外GⅠを含むGⅠ7勝を挙げ、シンボリルドルフが持つGⅠ7勝に並ぶ。

 

 ジャパンカップには3年連続で出走。招待馬にはガネー賞・サセックスステークス・愛セントレジャーを制覇したギロ、愛チャンピオンステークスに於いて、同レースの後に凱旋門賞を制覇するダンシングダンスの全弟ダブルノーブレスを破ったティマリダ、カナディアン国際S優勝馬シングスピール、リュパン賞を勝ったエリシオ、バーデン大賞を勝ったピルサドスキー等が招待された。レースでは、今までの後方からの競馬ではなく、逃げ馬であるギロを上回るペースで逃げ、そのまま勝利した*4。ジャパンカップに勝利したことで海外GⅠを含むGⅠ8勝目を挙げシンボリルドルフの記録を抜き、空前絶後の2度目の秋古馬三冠に王手を掛ける。

 

 そして、引退レースの有馬記念は今年の凱旋門賞馬で史上初の兄弟凱旋門賞制覇を成し遂げた全弟ダブルノーブレス、新馬戦からエリザベス女王杯まですべてレコード勝利を挙げ、2着馬から8馬身以上離して勝ってきた半妹リヴァーデュネットとの対決がファンの間で注目された。レースでは大逃げをうつリヴァーデュネットについて行く形でレースを進めていくが残り100mの時点で力尽きてしまい、3着になる。このレースを最後にダンシングダンスは引退。引退式は東京競馬場で行われた。

 

 ダンシングダンスはGⅠを3勝した事から同年の最優秀牡馬5歳以上馬に2年連続で選ばれたものの、年度代表馬は半妹であるリヴァーデュネットが選ばれた*5

 

 競争成績

 

 日付    競馬場 レース名 距離 格付 賞金 1着馬(2着馬)

 

 1993/08/15 函館 3歳新馬 1200m 1着 540.0 (ナリタブライアン)

 

 1993/09/25 中山 芙蓉S 1600m OP 1着 1,500.0 (オンワードノーブル)

 

 1993/11/21 東京 府中3歳S 1800m OP 1着 1,500.0 (アイネスサウザー)

 

 1993/12/25 阪神 ラジオたんぱ杯3歳S GⅢ 2000m 1着 3,200.0 (ナムラコクオー)

 

 1994/03/06 中山 報知杯弥生賞 2000m GⅡ 1着 5,400.0 (サクラエイコウオー)

 

 1994/04/13 中山 皐月賞 GⅠ 2000m 2着 3,800.0 ナリタブライアン

 

 1994/05/29 東京 東京優駿 GⅠ 2400m 2着 5,200.0 ナリタブライアン

 

 1994/09/18 中山 産経賞オールカマー GⅢ 2200m 3着 1,304.2 ビワハヤヒデ

 

 1994/10/30 東京 天皇賞(秋) GⅠ 2000m 1着 13,294.0 (ビワハヤヒデ)

 

 1994/11/27 東京 ジャパンカップ GⅠ 2400m 1着 13,348.6 (Paradise Creek)

 

 1994/12/25 中山 有馬記念 GⅠ 2500m 1着 13,302.4 (ナリタブライアン)

 

 1995/03/19 中山 日経賞 GⅡ 2500m 1着 6,468.6 (インターライナー)

 

 1995/06/04 京都 宝塚記念 GⅠ 2200m 3着 3,352.8 ライスシャワー

 

 1995/08/15 ヨーク インターナショナルステークス GⅠ 2100m 2着 £59,480.00 Halling

 

 1995/10/01 ロンシャン 凱旋門賞 GⅠ 2400m 1着 €526,000.00 (Guiro)

 

 1995/11/26 東京 ジャパンカップ GⅠ 2400m 5着 1,320.0 Swain

 

 1995/12/24 中山 有馬記念 GⅠ 2500m 1着 13,473.0 (ダブルノーブレス)

 

 1996/03/31 阪神 産経大阪杯 GⅡ 2000m 2着 2,627.2 タイキブリザード

 

 1996/07/07 阪神 宝塚記念 GⅠ 2200m 1着 13,489.8 (ナリタブライアン)

 

 1996/10/27 東京 天皇賞(秋) GⅠ 2000m 1着 13,573.8 (バブルガムフェロー)

 

 1996/11/24 東京 ジャパンカップ GⅠ 2400m 1着 13,561.2 (Timarida)

 

 1996/12/22 中山 有馬記念 GⅠ 2500m 3着 3,343.2 リヴァーデュネット

 

 22戦14勝 総獲得賞金13億3598万8千+£59,480.00+€526,000.00

 

 

 種牡馬時代

 

 ダンシングダンスは引退後、生まれた牧場である金城牧場に繋養される*6。種付け料はGⅠ8勝馬にも関わらず250万円とかなり安価であったが種付け数はオーナーブリーダーである金城謙典の意向で100頭に制限される。

 しかし、ダンシングダンスは初年度産駒から、3歳で天皇賞秋を制したグローバルビギンや、アメリカ調教馬でメートリアークステークスを制したAll Utopia等を輩出する。さらに、フランスで生まれたDark showerが仏三冠を達成。ダンシングトランプがJpnⅠを含むGⅠ10勝を挙げるなど活躍馬を輩出。種牡馬生活6年目でサンデーサイレンスからリーディングサイアーを奪い、内国産馬としてはクモハタ以来45年振りとなる中央競馬リーディングサイアーを獲得した。

 その後、All Utopia・Dark showerに続いて、アイルランド生まれのGⅠ7勝馬Castle Spotやアメリカ生まれで2007年にAffirmed以来29年振りの米国三冠馬となったGallop mangetsuを輩出。世界各国で活躍馬を輩出する大種牡馬となった。

 2016年、ダンシングスターがクラシック三冠を制覇し、オルフェーヴル以来5年振り7頭目の3歳牡馬クラシック三冠馬となり、三頭の三冠馬の父となった*7

 2018年の種付けシーズン終了をもって、種牡馬を引退。同年にアイルランドで生まれたTifoneが三冠戦として機能しなくなった愛国三冠を76年振りに達成、2016年クラシック三冠馬ダンシングスターが史上初となる親子二代秋古馬三冠を達成するなど、種牡馬を引退したダンシングダンスに捧ぐ偉大な記録を残した。

 種牡馬を引退した後、2020年にリーディングサイアーに返り咲き、現在までトップに立ち続けている。2023年にはリーディングサイアーとブルードメアサイアー共にトップに輝くなど、引退して尚、強い影響力を残した

 2025年は産駒の数が112頭にまで減り、リーディングサイアーの座は、2016年に日本に輸入された孫のCoct Winnerに奪還されかけるところまでいくが、ラストクロップであるマーキュリーが秋古馬三冠を含む年間GI6勝を達成し、見事リーディングサイアーの座を守り抜いた。リーディング2位のCoct Winnerとの差は僅か1600万前後だった。

 

 最期

 

 2025年11月2日8時ごろ、牧場関係者が馬達を放牧に出そうとしたところ、馬房内でダンシングダンスが立ったまま亡くなっているのを発見。34歳の大往生だった。

 ダンシングダンスの死は世界中で報道され、多くの競馬関係者がダンシングダンスの死を悼んだ。その後、盛大な葬儀が行われ、半妹のリヴァーデュネット以来の土葬が行われた。

 

 4か国で三冠馬を輩出した稀有な種牡馬

 

 フランス生まれのDark showerとアメリカ生まれのGallop mangetsuがそれぞれ仏三冠、米国三冠を達成し、世界中の競馬界で話題になった。

 Gallop mangetsuの母はMy Flagであり、母父Easy Goerが果たせなかった米国三冠を達成した際は米国中で大ニュースになる。

 日本でも、ダンシングダンスの仔が仏三冠と米国三冠を、それぞれ果たした際には大ニュースとなり、ダンシングダンスはハイセイコー・オグリキャップに続く日本競馬界のアイドル的な存在となる。

 なお、ダンシングダンスの仔だし能力に目を付けた世界中のブリーダーがダンシングダンスの購入を検討するも、オーナーの金城謙典はすべて拒否している。

 そして、2016年クラシック戦線でダンシングスターがクラシック三冠を制覇し、ついに日本にも三冠馬を輩出した

 さらに、2018年にはアイルランド生まれのTifoneがアイリッシュ2000ギニー・アイリッシュダービー・アイリッシュセントレジャーを無敗で勝利し、三冠戦として機能しなくなった愛国三冠を1942年のWindsor Slipper以来76年振りに達成する偉業を成し遂げた。

 

 後継馬について

 ダンシングダンスには22頭の後継種牡馬がおり、その中のエイティプライドが種牡馬として大成功をおさめた。

 エイティプライド産駒は仏三冠を達成したGⅠ10勝馬Coct Winner、Coct Winnerの全弟でドバイレーシング2勝(ドバイゴールデンシャヒーン・ドバイワールドカップ)並びにBCシリーズ3勝(BCスプリント・BCダートマイル・BCクラシック)のGⅠ14勝馬Desert Eagleを始め、桜花賞馬のロイヤルリリー・2019年度に牡馬クラシック三冠を達成したロイヤルスパーブなどがいる。

 Desert Eagleの活躍を受けて、2014年末にアメリカのクールドアファームがエイティプライドを5000万ドルで購入したいと金城牧場の金城友一郎*8に打診。金城友一郎はこれを承諾し、エイティプライドはアメリカで種牡馬生活を始めている。

 

 

 リーディング順位

 

 

出走頭数収得賞金順位
2000年7639,282.442位
2001年151198,717.93位
2002年233561,392.11位
2003年294613,963.81位
2004年356674,558.81位
2005年418507,344.92位
2006年451480,138.02位
2007年398304,160.22位
2008年307214,994.23位
2009年331328,196.31位
2010年288244,267.73位
2011年248237,095.34位
2012年261229,773.05位
2013年227182,006.710位
2014年243179,709.49位
2015年260183,685.07位
2016年230254,817.85位
2017年254381,537.23位
2018年276441,090.72位
2019年282371,337.93位
2020年269692,737.91位
2021年217790,552.51位
2022年186879,230.81位
2023年153771,590.01位
2024年128613,969.41位
2025年112541,227.11位
2026年94162,742.54位
2027年71142,819.26位

 

 

 血統表

 

【挿絵表示】

 

 

 

 主な産駒

 太字はGⅠ競争を表す

 

 1998年産

 グローバルビギン GⅠ2勝(天皇賞秋ザ・BMW、ニュージーランドT、セントライト記念)

 

 All Utopia オールユートピア(アメリカ調教馬) GⅠ1勝(メートリアークステークス、ハリウッドオークス、レイディーズシークレットハンデ、ブルックリンステークス)

 

 ニシノアローン 重賞3勝(オールカマー、京都記念、チャレンジカップ)

 

 1999年産

 Dark shower ダークシャワー(フランス調教馬) GⅠ5勝(フランス2000ギニーフランスダービーパリ大賞典クイーンエリザベスⅡ世カップターフクラシック招待S、サンマルコスステークス、ドラール賞、キラヴーランステークス、エクスビュリ賞、ラフォルス賞)

 

 ダンシングトランプ GⅠ10勝(エリザベス女王杯2回、宝塚記念有馬記念ジャパンカップダートかしわ記念2回、帝王賞南部杯香港ヴァーズ、フローラステークス、ローズステークス、府中牝馬ステークス、産経大阪杯、京都大賞典、中山牝馬ステークス2回、ブリーダーズGC)

 

 ブリリアントアワー GⅠ1勝(高松宮記念、セントライト記念、福島記念、ファルコンステークス)

 

 アイドルタワー 重賞3勝(アルゼンチン共和国杯、鳴尾記念、函館記念)

 

 エトワールチャンス 重賞2勝(チューリップ賞、ファンタジーステークス)

 

 2000年産

 エトワールカップ 重賞4勝(弥生賞、京都新聞杯、マイラーズカップ、毎日王冠)

 

 エトワールロンリー GⅠ1勝(オークス

 

 キャニオンデュプレ GⅠ1勝(皐月賞、オールカマー、セントライト記念、京成杯)

 

 サーガエクセル 重賞4勝(東京スポーツ杯2歳ステークス、ラジオたんぱ杯2歳ステークス、中山記念、鳴尾記念)

 

 エイティプライド 重賞2勝(マーチステークス、アンタレスステークス)

 

 アグネスエンブレム 重賞6勝(阪神大賞典2回、アルゼンチン共和国杯、札幌記念、目黒記念、京都大賞典)

 

 2001年産

 

 アウトオブトランプ GⅠ5勝(天皇賞秋ヴィクトリアマイル宝塚記念エリザベス女王杯有馬記念、京都記念、日経賞、オールカマー、毎日王冠2回、中山記念、中山牝馬ステークス2回、マーメイドステークス2回)

 

 アイアンマッハ 重賞4勝(京王杯2歳ステークス、中日新聞杯、シルクロードステークス、新潟大賞典)

 

 ニホンピロタップ 重賞1勝(府中牝馬ステークス)

 

 2002年産

 

 アマテラス 重賞4勝(チューリップ賞、フローラステークス、阪神牝馬ステークス、ターコイズS)

 

 Castle Spot キャッスルスポット(アイルランド調教馬) GⅠ7勝(レーシングポストトロフィーエミレーツステークスタタソールズゴールドCプリンスオブウェールズステークスドバイターフガネー賞チャンピオンステークス、キラヴーランステークス、フォア賞)

 

 2004年産

 

 Gallop mangetsu ギャロップマンゲツ(アメリカ調教馬) GⅠ7勝(ケンタッキーダービープリークネスステークスベルモントステークストラヴァーズステークスBCマイルジョッキークラブゴールドCジャパンカップダート、ブルーグラスステークス、スーパーダービー)

 

 フラワータイム 重賞1勝(フラワーC)

 

 2005年産

 

 ダンスラモーヌ GⅠ10勝(朝日杯フューチュリティステークスオークス秋華賞安田記念ジャパンカップヴィクトリアマイルエリザベス女王杯2回プリティポリーステークスヴェルメイユ賞、ローズステークス、阪神牝馬ステークス、札幌記念、毎日杯、中京記念、ターコイズステークス、中山牝馬ステークス)

 

 2007年産

 

 Viva Scope ビバスコープ(アメリカ調教馬) GⅠ3勝(アップルブロッサムハンデキャップゼニヤッタステークスBCディスタフ、サンタマリアステークス、サンズポイントステークス、ハニーフォックスステークス、インサイドインフォメーションステークス、オークローンハンデキャップ、ニアークティックステークス、バイヤコアステークス)

 

 2008年産

 

 Day Cutie デイキューティー(アメリカ調教馬) GⅠ4勝(ビヴァリーD・ステークスナッソーステークスゲイムリーステークスクイーンオブザターフステークス、ラスシエネガスステークス、サンシメオンステークス)

 

 ロイヤルポジティブ GⅠ1勝(桜花賞

 

 ロイヤルロンシャン 重賞2勝(愛知杯、クイーンステークス)

 

 2010年度産

 

 ノーブルフィリップ 重賞1勝(阪神牝馬ステークス)

 

 2012年産

 

 エイシンメガトン 重賞2勝(京成杯、ダービー卿CT)

 

 ロイヤルレンジャー 重賞1勝(弥生賞)

 

 2013年産

 

 ダンシングスター GⅠ12勝(皐月賞東京優駿菊花賞大阪杯天皇賞秋ジャパンカップ2回、有馬記念2回、凱旋門賞プリンスオブウェールズステークスインターナショナルステークス、ホープフルステークス、弥生賞、中山記念、毎日王冠、小倉大賞典)

 

 2015年産

 

 Tifone ティフォーネ(アイルランド調教馬) GⅠ10勝(フィーニクスステークスアイリッシュ2000ギニーアイリッシュダービーアイリッシュセントレジャーチャンピオンステークスアイリッシュチャンピオンステークス2回、タタソールズゴールドCエクリプスステークスBCターフ、アルクール賞、シェーヌ賞、コンデ賞、アイリッシュダービートライアルステークス)

 

 2016年産

 

 ダンシングソウル GI8勝(阪神ジュベナイルフィリーズ桜花賞オークス秋華賞ドバイシーマクラシックヴィクトリアマイルエリザベス女王杯ナッソーステークス、札幌2歳ステークス、サウジアラビアロイヤルカップ、ファンタジーステークス、チューリップ賞、ローズステークス、目黒記念、札幌記念、京都大賞典)

 

 コクトテンダー 重賞5勝(デイリー杯2歳ステークス、青葉賞、セントライト記念、金鯱賞、毎日王冠)

 

 アンダーアラバスタ 重賞10勝(函館2歳ステークス、東海ステークス、マーチステークス、エーデルワイス賞、兵庫CS、レディスプレリュード2回、TCK女王盃、スパーキングレディーカップ、クイーン賞)

 

 アイシャープ 重賞3勝(ターコイズステークス、京都記念、マイラーズカップ)

 

 Nakayama luck ナカヤマラック(アメリカ調教馬) GI9勝(ベルモントダービーステークスセクレタリアトステークスBCマイルメーカーズ46マークマイルステークスアーリントンミリオン2回、ドバイターフ安田記念2回、アーケーディアステークス、ピルグリムステークス、セシルB.デミルステークス、パームビーチステークス、アメリカンターフステークス)

 

 Nuts Croquet ナッツクロケット(イギリス調教馬) GI5勝(クリテリウムドサンクルーイギリスダービータタソールズゴールドカップ凱旋門賞BCターフ、ダンテステークス、ジョッキークラブステークス)

 

 2017年産

 

 コーナーシェイディ 重賞1勝(ファンタジーステークス)

 

 Megalo Chariot メガロチャリオット(アメリカ調教馬) GⅠ10勝(プリークネスステークスBCクラシック2回、ペガサスワールドカップ2回、スティーブンフォースターハンデパシフィッククラシック2回、メトロポリタンハンデフェブラリーステークス、スーパーダービー、ベイショアステークス)

 

 ロイヤルハピネス 重賞1勝(フィリーズレビュー)

 

 メイキング 重賞1勝(エルムステークス)

 

 2018年産

 

 タイムトゥスイフト GⅠ3勝(ナッソーステークスヴィクトリアマイル宝塚記念、フェアリーステークス、フィリーズレビュー、阪神牝馬ステークス、中山牝馬ステークス、新潟記念、東京新聞杯、マーメイドS、中京記念、京成杯オータムH)

 

 テンペストソウル GI10勝(桜花賞オークス秋華賞ジャパンカップヴィクトリアマイル天皇賞秋有馬記念大阪杯クールモアクラシックゲイムリーステークス、シンザン記念、クイーンカップ、紫苑ステークス、マイラーズカップ、オールカマー、京都記念、オールカマー)

 

 ロイヤルビクトリー GⅠ1勝(マイルチャンピオンシップ、東京スポーツ杯2歳ステークス)

 

 シルバーライト 重賞2勝(関屋記念、愛知杯)

 

 2019年産

 

 モーションダンス GⅠ8勝(ドバイワールドカップオークスジャパンダートダービーフェブラリーステークスヴィクトリアマイルJBCレディスCL川崎記念帝王賞、函館2歳ステークス、チューリップ賞、中山牝馬ステークス、ブリーダーズGC、シリウスステークス)

 

 マーキュリー GⅠ18勝(NHKマイルカップベルモントダービーステークス高松宮記念安田記念大阪杯2回、宝塚記念3回、スプリンターズステークス天皇賞秋2回、マイルCSジャパンカップ有馬記念2回、ドバイターフクイーンエリザベスⅡ世C、デイリー杯2歳ステークス、マイラーズC、セントライト記念、京都記念、スワンステークス、中山記念、毎日王冠、目黒記念、札幌記念、オールカマー、アメリカJCC、小倉2歳ステークス、ダービー卿CT、函館記念、京成杯オータムH、シンザン記念、オーシャンS、北九州記念2回、京都金杯、小倉大賞典)

 

 カチドキ GⅠ4勝(皐月賞東京優駿天皇賞秋ジャパンカップ、きさらぎ賞、スプリングステークス、金鯱賞、七夕賞、スワンステークス、目黒記念)

 

 ロイヤルゼウス 重賞6勝(京都2歳ステークス、神戸新聞杯、阪神大賞典、日経新春杯、札幌記念、チャレンジカップ)

 

 ロイヤルソウル GⅠ3勝(阪神ジュベナイルフィリーズ桜花賞秋華賞、フラワーカップ、ローズステークス)

 

 ノーブルイースト GⅠ2勝(朝日杯フューチュリティステークス宝塚記念、日経賞)

 

 ヒートヒカリ 重賞1勝(関屋記念)

 

 スイートグラス 重賞1勝(エプソムカップ)

 

*1
この事について、泰田尭由元調教師は「3歳で秋古馬三冠を制する馬は今後現れることはないでしょう」と語っている。

*2
選出された理由として、旧4歳で古馬相手にGⅠ3勝を挙げ、同期のクラシック三冠馬ナリタブライアンを有馬記念でやぶった事が挙げられている。

*3
騎乗していたダンシングダンスの主戦騎手である竪山騎手は「ゲートが開いた瞬間にくしゃみしてましたから、その所為で出遅れましたね」と答えていた

*4
逃げをうった理由は、包囲を警戒しての事と、ダンシングダンスの半妹で、11月末の時点で牝馬四冠とアメリカのデルマーオークスを勝利したGⅠ5勝馬リヴァーデュネット対策との事

*5
ダンシングダンス達の生産者であり、オーナーブリーダーである金城謙典氏は「もし、ダンシングダンスが勝っていたら、ダンシングダンスが年度代表馬に選ばれていたかも」と述べている

*6
もともと、金城牧場には種牡馬施設がなかったが、ダンシングダンスを手放したくなかったオーナーブリーダーの金城謙典が、急遽種牡馬施設を増築した(要出典)

*7
ダンシングスターの主戦騎手はかつてダンシングダンスの主戦騎手だった竪山亘宏。竪山騎手は「ダンシングダンスの仔でクラシック三冠を獲るのが夢だった。その夢が、今、叶いました」と泣きながらインタビューに答えた

*8
金城謙典の長男。2006年に金城謙典が亡くなった為、金城牧場を継いだ。




実は舞踊ことダンシングダンスは某掲示板に出張ってます(自分は投稿した本人です)

……というか現実にこういう馬いたら凄いね

因みに体鳴楽器も出てきてますよ(体鳴楽器はオリジナルです)

※舞踊の世界線では、ディープインパクトは体鳴楽器の仔に菊花賞で負けてしまい、二冠馬となっています

※リーディング順位の出走頭数並びに収得賞金は適当ですが、順位に関してはウイポ内で実際に取った順位です

見て見たい架空馬の物語は?

  • 舞踊の曾孫
  • 米雨の子供
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