カルデアスクワッド   作:夢野文夫

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本作はFGOの二次創作、クロスオーバーです。
主人公のベースはFGOですが、設定はほぼオリジナルとなっております。

また様々なキャラクターが入り乱れる為、クロスオーバーを許せるという方はご覧になっていただければと思います。


『世紀最大の施設』

地球より離れたバード星から、宇宙刑事シャイダー以来となる、地球専属の宇宙刑事がやって来た。

 

嘗ての宇宙刑事シャリバンの伊賀電、宇宙刑事シャイダーの沢村大同様の地球出身者である。

 

しかもに二代目ギャバン達も多忙で、地球固定とはいかないなかでだ。

 

「立香。いや、カルデラン。君の使命は先代の宇宙刑事達とは違い、秘密裏に人類史を守っているカルデアという場所へ行き、そこで彼らに協力して欲しい。」

 

「ソフィ長官。それではギャバンさん、シャリバンさん、シャイダーさんのようにいざという時に出動出来ないのでは?南極でしょう?カルデアってのは?」

 

「カルデラン。実は地球には、我々も知らなかった勇者達が沢山存在する事がわかった。しかもM78星雲と親交を持つものや、未知なるパワーを身につけた戦士までいるようだ。」

 

「もしかして、地球来る前に渡された資料の人達ですか?警察から特殊部隊、はたまた民間人まで沢山いましたが。」

 

「そうだ。だから彼らには私から、事情を説明し、君が安心してカルデアで働けるようにしたんだ。その他の危機は彼らがカバーしてくれる。後で、ちゃんと通信で挨拶するんだぞ。いいな。」

 

「はい。」

 

「よろしい。相棒の宇宙刑事のマリンとバード星の御守りがもうすぐ来るぞ。健闘を祈る。」

 

 

ソフィと呼ばれる女性上司との連絡が終わるや否や、通信音がピーッピーッと鳴った。

 

「こちらマリン。カルデラン応答願います。」

 

「こちらカルデラン。マリン聞こえてるよ。」

 

「あらよかった。今、グランバードの調整が終わって、カルデアンでそっちへ向かってるわ。」

 

「バード星の御守りは持ってきてくれた?」

 

「勿論。でもまさかギャバンさん、シャリバンさん、シャイダーさんから直々にとはね。」

 

「期待されてるのかもしれないな。それに答えるのは若者の仕事さ。」

 

「カルデラン。もうつくわ。」

 

上を見上げると大きな車両が、使ってる途中の消しゴムみたいに前が丸く、後が角張ったのが降りて来た。

 

そして、そこから一人の女性が降りて来た。

 

「ハーイ、カルデラン。」

 

「やぁマリン。」

 

カルデランこと藤丸立香はバード星でこのマリンと共に鍛練を積み、バディを組んだ。

 

「私がいなくて寂しかった?」

 

「まさか。リリー教官からパートナーがいなくてもちゃんと出来なきゃって言われたろ?」

 

「でもそれって確かリリー教官の失恋…」

 

「シャリバンさんにはシャリバンさんの道、リリー教官にはリリー教官の道があったのさ。」

 

「私は一緒が良いけどなぁ~。」

 

「お喋りはこのくらいで、早くいこうか。」

 

「そうね。」

 

「シルバーファルコン❗️」

 

立香がコールすると、上空よりバイクのようなマシンがやって来た。

 

「流石にカルデアンでは邪魔になるから、シルバーファルコンくらいがちょうどいいよ。 さぁ乗って。」

 

タンデム状態でシルバーファルコンに乗ると、雪山を孟スピードで登り始めた。

 

「しっかしよくもまぁ南極なんぞに、作ろうと思ったね。」

 

「ホントね。バード星じゃ考えられない寒さだわ。」

 

「レーダーに反応がある。頂上付近にエネルギーあり。」

 

「多分そこね。確か一般には知られていない不思議なモノが沢山あるんですって。」

 

「へぇ。ソイツは楽しみだ。」

 

二人の宇宙刑事が楽しそうにしていると、巨大な鉄の扉が彼らを威圧するかのように現れた。

 

立香はシルバーファルコンから降りると、鉄の扉の下の方についているブザーのようなものに手をかけ、喋った。

 

「銀河連邦警察機構バード星本部から来ました。そちらの要請を受けて、宇宙刑事カルデラン、宇宙刑事マリン赴任いたしました。」

 

すると鉄の扉は開き、来いとばかりに、その奥を見せた。

 

「行こうマリン。」

 

「オッケー、カルデラン。」

 

この時カルデランは地球最大の、いや、銀河最大の危機を迎えることは知らなかった。

 

続く

 

 

用語解説

 

『銀河連邦警察機構 』 バード星に本部を構える宇宙の平和を守る組織。

ここから様々な宇宙刑事が数多の星に派遣される。

 

『バード星』 宇宙刑事ギャバンの父であるボイサーの出身地。

また銀河連邦警察機構の本部があり、宇宙刑事候補生はここで訓練を積む。

 

『宇宙刑事ギャバン』 地球に初めてやって来た宇宙刑事で、バード星人の父と地球人の母を持つ。

本名はギャバン、地球名は一乗寺烈。

宇宙の征服を狙う宇宙犯罪組織マクーと戦いこれに勝利した。

 

『宇宙刑事シャリバン』 地球を去ったギャバンに代わり、赴任した地球出身の宇宙刑事。

本名は伊賀電。

宇宙犯罪組織マドーとの戦いの最中、嘗て滅んだイガ星人の末裔であることが分かり、マドーに勝利後、イガ星再興のため宇宙に去った。

 

『宇宙刑事シャイダー』シャリバンの後任の宇宙刑事で、考古学専攻の大学生だった。

本名は沢村大。

相棒の宇宙刑事アニーと共に不思議界フーマと戦い、別の星に異動となった。

また、嘗てフーマの奴隷だったムー大陸人を解放した戦士シャイダーの生まれ変りである。

 

『藤丸立香』二代目ギャバン達が地球で固定赴任といかない中、地球専属で行くことになった宇宙刑事。

一般人だったが両親を失ったことによって、日本のSPD(スペシャルポリスデカレンジャー)を介して銀河連邦警察機構に自ら志願して宇宙刑事となった。

コードネームはカルデラン。

 

『マリン』ギャバンにミミー、シャリバンにリリー、シャイダーにアニーがいたように、立香にはマリンがついてきた。

パートナーの女宇宙刑事である。

 

『リリー教官』 宇宙刑事シャリバンのパートナーだった女宇宙刑事で、シャリバンには特別な想いがあったが、シャリバンがイガ星へ行くことになり、その想いは届くことはなかった。

現在はバード星で新人への教育を行っている。

 

『ソフィ長官』銀河連邦警察機構の長官で、コム長官、ゴードン長官の後任に当たる。スペーススクワッドの設立に携わった。

 

『グランバード』宇宙刑事に支給される超次元戦闘母艦のひとつで、グランバードはカルデランが初めて使う新型である。

 

『カルデアン』宇宙刑事への支給品に当たる超戦車。

分離して、陸空からの攻撃が可能。

 

『シルバーファルコン』宇宙刑事必需品の超次元マシンでバイクそっくり。

特殊空間も行き来出来るスーパーマシンなのだ。




はじめまして、夢野です。

重度の特撮好きで、その他アニメやゲーム、漫画大好き人間です。

初投稿させていただきました本作は、自分が観てみたかったモノを形にしたものです。

こんな駄作でもよろしければ、今後ともお付き合いいただければ幸いです。


ではまた次回。
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