改めまして夢野です。
なんか更新早くない?なんて言われるかわかりませんが、ちょこっとだけ書き溜めしていたんだと一応言っておきます。
引き続きお付き合いいただくだけで、こちらとしては大変ありがたいので、今回もよろしくお願い致します。
立香はマリンと共に、カルデアの扉の向こう側へと進んで行った。
そこには見慣れぬ文字や、奇妙な機械類があり、立香は興味をそそられていた。
「よく来てくれたね!」
頭に緑のハットと、同じ色のスーツを着た中年くらいの男性が、カルデアの風景に夢中な立香の耳に飛び込んだ。
「あッ、失礼しました。私が銀河連邦警察機構から参りました。宇宙刑事カルデランです。」
「同じく、宇宙刑事マリンです。」
「いやいや、構わないよ。その年頃じゃ色んな事に興味を持つだろうさ。 そうだ、申し遅れた。私はここの顧問をしている、レフ・ライノールという者だ。よろしく、カルデラン、マリン。」
「「よろしくお願いします。」」
「今所長が演説中でね。タイミングがなんとも言えないが、案内しよう。」
2人はレフ教授に案内され、少女の声が響く部屋へ案内された。
中では白髪の少女と、ここにマスターとしていずれ、サーヴァントと契約を結び、人類の明日を守る多くの若者達がいた。
「いいわね!家柄だけで選ばれたと思っているなら大間違い。生半可な気持ちで望んで欲しくないの。」
「ずいぶん言うな、あの人。当然と言えば当然だが。」
「あの人は所長のオルガマリー・アニムスフィアさんですよ。宇宙刑事さん。」
「あの若さで所長とは大したもんだなぁ。って君は?」
立香の独り言に答えた紫のような桃のような色の髪の少女は驚きつつ、「私はここの者です。マシュ・キリエライトと言います。」
「マシュか…呼びやすくていいね。俺は宇宙刑事カルデラン、藤丸立香だ。よろしくね。 年も近そうだし、フランクに話そうよ。」
「いいえ。これが私なので。」
「で、カルデラン?いつの間に女の子引っ掻けてた訳?」
「勘違いするなよマリン。初対面だぜ?」
三人が話していると
「うるさいわよ❗️そこ‼️」
立香とマシュ、マリンの元へ怒号が飛んだ。
「あ~すみません。つい初めてで浮き足立ってて…」
「全く、何が銀河連邦警察機構よ。魔術の魔の字も無くてここでやれるわけ?」
「ちょっとアンタ失礼ね。カルデランも私も好きでこんな僻地に来てる訳じゃないのよ❗️それに、銀河連邦警察機構はお宅らよりも長い間宇宙で戦い続けたのよ。アンタらアニムスフィア家が世襲でやろうって時点でダメねここは。」
「マリン‼️やめろ‼️」
「でもカルデラン…」
「やめるんだ❗️ 所長、申し訳ございません。無駄口を叩いた事は反省します。そして、我々銀河連邦警察機構はそちらのお仕事というよりかは、サポートと警備の方がメインになりますので。」
本当はガッツリカルデアの仕事に介入するのだが、事を円滑に進めるべく、立香はハッタリをかました。
マリンは不服そうな顔で、部屋から出ていった。
ため息をついた立香が上を見ると、青い球体のようなものがあった。
そしてその周りには、衛星の様な球体が幾つか浮かんでいた。
「ねぇマシュ。これはなんだい?」
「これはカルデアスと言って、小さな地球のようなもので、過去や未来に設定して、様子を見ることが出来ます。 そしてそれを見るためには、カルデアスの周りにあるレンズ、シバが必要になります。」
「周りの球体は月とかを表しているのかな?」
「いえ、あれは巨人電子頭脳ブレインです。ブレインは自己意思と超生産能力をもって、災害の予測やその対策を行います。」
「これは恐れ入った。はっきり言って今どの銀河や星よりも技術が進んでいるんじゃないかな?(電子頭脳ブレイン。聞き覚えが)」
「造ったのは私ではなくレフ教授ですが。」
「だから、黙れって言ってるでしょ‼️」
「あ~‼️すみません❗️」
立香は再び頭を垂れた。
オルガマリー所長にどやされ、ちょこっとへこんだ立香は所長の演説後マシュと話していた。
「カルデランさんは凄いですよ。あの所長と穏便なやり取りをするなんて。」
「人として頭を下げるべき時だったからいいの。第一喋ってた俺らが悪いんだから。」
「年が近いとは思えないくらい、しっかりしてるんですね。 あの~、もしよろしければ尊敬の意を込めて先輩と呼ばせていただけませんか?」
「先輩? こりゃ驚いた。いや、別にいいけどさ。良いのそれで?」
「はい‼️今日からカルデランさんは先輩です。」
「可愛い後輩が出来たもんだ。」
「ちょっとカルデラン‼️私がいない時に‼️ふん‼️」
「あ~マリン…何で怒ってるのさ⁉️」
「ふふッ。先輩はとっても優しいんですね。」
「⁉️」
マリンが拗ねてどこかへ行った後、マシュと別れ、レフ教授と立ち話をしていた。
「オルガマリー所長はね。私以外信用してないみたいでねぇ。」
「そうなんですか。だからいきなり銀河連邦警察機構の事も下にみていたのか。」
「根は悪い子じゃないんだ。 だから仲良く頼むよ。」
「分かりました教授。それで私の部屋は?」
「それならばこの奥に、空き部屋がある。使いたまえ。」
「ありがとうございます。」
立香はレフ教授に言われた通りの部屋へ行き、少し休もうとしていた。
だがドアを開けると、「!僕のサボり部屋に何か?」と間の抜けた声がした。
「は?」と立香が漏らすと、明かりの点いていない部屋のベッドの奥から、オレンジ色の髪を束ねた青年が現れた。
「あの~、ここ私の部屋なんですが?」
「ああそうか‼️君がここに赴任してきた宇宙刑事さんか。 僕はロマニ・アーキマン。ここの医療班トップをやらせてもらってるんだ。気軽にドクターロマンと呼んでくれ。 よろしくね。」
「はじめまして。宇宙刑事カルデラン、藤丸立香です。」
「もうじき出てくから安心してくれ。 あッそうだ。ここはどうだい?宇宙と違って。」
「宇宙よりも発達した技術が見受けられ、大変興味深いです。」
「へぇー。宇宙ってもっともっと凄いイメージあるけど。」
「ところでドクター。巨人電子頭脳ブレインの製作者って分かりますか?」
「ブレインに興味があるのか。あれは凄いよ。もはや生き物だ。」
(やはり引っ掛かる。名前がカルデアに因んだモノや神話等からとってるモノが大半の中、ブレインというただの脳を表す単語。)
「ドクター。このブレインは外注ではありませんか?」
「よくわかったね❗️確かレフ教授の知り合いのハスラー教授という人が協力してくれてね…」
(ブレイン、ハスラー。どこかで見たような。)
立香はバード星を発つ前にソフィ長官から預けられた、地球上で起きた様々な事件を記録したデータベースを確認していた。
「もうすぐたどり着くはず…」
「なにやってんだい?」
すると立香の通信機が鳴り響いた。
「はい、こちら宇宙刑事カルデラン。どうぞ。」
「こちら西暦3000年、タイムイエロー、ドモンだ。」
「30世紀⁉️」
「君の記録にも入ってるはずだ。2000年、未来から囚人が逃亡した事件が。」
「もしかして未来戦隊タイムレンジャーの方ですか?」
「そうだ。だがのんびり話してる暇はない。30世紀の世界が崩れ始めている。観測したところ、そちらで何か異常が発生している。 こっちも俺、ピンク、ブルー、グリーンで駆けつける。現代のレッドに伝えてくれ‼️」
「分かりました。こちらも捜査を始めます。」
タイムイエロー、ドモンとの通信が終わるや否や、別の通信が入った。
「こちらタイムGメン。時間管理コンピューター、タイムマザーによると、人類が誕生してから幾つかの時代で異常なエネルギーを関知した。そちらの時代もだ。注意されたし。」
「了解‼️」
緊張が走った立香は、どこかへ行ったマリンと連絡しようとマリンの通信機にダイアルを合わせようとした。
次の瞬間
ドカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン‼️
と大きな爆発が聞こえた。
「ドクター、これは一体?」
「いや僕にもわからない。事故か?」
「いや、もっと嫌なモノの気がします。」
立香は慌ててマリンに通信するのだが、
「マリン応答せよ❗️マリン‼️マリン‼️ ダメだ。通信が繋がらない。」
「探しに行こう。僕も手伝う。」
「早く行きましょう。」
立香は嫌な予感と共に、ドクターと走っていった。
続く
用語解説
『電子頭脳ブレイン』 カルデア内にあったスーパーコンピューター。1977年に同じ名前のコンピューターが大事件を引き起こしたが、同年に大鉄人17というロボットに破壊されており…
『ハスラー教授』 ブレインの設計者だという人物。
同名の人物が1977年にブレイン事件を引き起こしたが、同年に自らが乗った要塞ごと大鉄人17に叩き落とされ、死亡したはずだが。
『未来戦隊タイムレンジャー』西暦3000年から地球を救うためにやって来た。現代人のレッドと共に、未来から逃亡したロンダーズファミリーと戦った。
『タイムイエロー/ドモン』 タイムレンジャーの一人でイエロー。女好きであるが、モテないし、おっちょこちょい。が、ある現代人の女性との間に子どもをもうけた。未来へ帰った後も、家族の事を見守り続けている。
『タイムブルー/アヤセ』タイムレンジャーの一員で、未来のレーサー志望だったが、不治の病により夢を絶たれていた。クールな性格で仲間と距離を置きたがるが、次第に軽い冗談を言う中になっていった。
『タイムグリーン/シオン』滅んだハバード星の生き残りで、研究所で英才教育を受けていたが、嫌気が差し、時間保護局に入隊した。人懐っこい性格でメカニックに強い。
『タイムピンク/ユウリ』タイムレンジャーのリーダーで、ロンダーズファミリーのボス、ドン・ドルネロに家族を殺されている。レッドと両想いになっていたが、全て解決した後、お別れとなった。
『タイムレッド/浅見竜也』大企業浅見グループの御曹司だが、家を継ぐことを拒否している最中、タイムレンジャーと出会い、自身はレッドとして戦いの中へ身を投じた。全てが終わった後は、父と和解し、浅見の看板を自分なりに受け止めようと生きている。
『タイムGメン』タイムレンジャー達がいる西暦3000年ではなく、現代にある時空管理局。
各時代へ移住した人々の警護や歴史改変の防止、また絶滅動物の密輸などの防止が主なミッションである。
各時代に担当のタイムGメンが存在し、中世代白亜紀の担当がコセイドン隊である。
『タイムマザー』タイムGメンのウルトラコンピューターで、各時代に起きた異変を知らせる他、タイムGメンを時空移動をさせるタイムマシンを動かす権限がある。 タイムマザーなしでは時空移動することが出来ないのだ。
アァーッ!大変だぁ‼️ カルデアが猛攻を受けた。
立香とドクターはマシュ、所長、教授、マリンの身を案じて捜索に乗り出した。だがカルデアは地獄絵図と化していた。
次回 カルデアスクワッド『猛襲‼️カルデア大混乱』
これは大変な事になったぞぉ‼️(cv大平透)
さて、初期のスーパー戦隊を観たことある人にしかピンとこないネタで締めましたが、本当にこの作品は趣味丸出しなんで、お気に入り登録があった事に大変驚いております。 そんなわけで、感想もよろしければお待ちしております。
ではまた次回‼️