今回は(も?)短いです
エピローグ回……別名ある人物無双
誘拐事件から1週間後のフランス某所の病院
あのあと、切嗣がユウを発見してすぐに近くの病院に搬送され、
そのまますぐに医師に見せ、治療をしてもらった結果、
命を落とすような酷い物ではないらしいが、
1週間経ってもユウが目覚める気配は無い。
そして、ユウが眠る病室には事件があった日から1週間休まず通い続けている少女が1人。
「はぁー、もうユウが眠り続けて1週間……お医者様が言うには命に別状は無いらしいけど…何で起きないんだろう?」
そうつぶやくのはユウがフランスにやってきて知り合い
話した時間は短いがあっという間に仲良くなり、
今回の誘拐事件でユウとともに誘拐されかけた少女『シャルロット』
彼女はユウが眠っているベッドの近くまで来ると、
周りにあった椅子を引っ張ってきてユウの顔の近くに座る。
「今日アイリさんたちが帰るからってユウとしばらくの間2人っきりにしてくれたけど…あの時のイリヤと簪の恨めしそうな目が怖かったなー…アハハ」
若干苦笑いを浮かべながらシャルロットは、
眠っているユウのほっぺを指先でつつく。
「んーやわらかくて気持ちいいなー。でもユウの目が覚めなくて残念だなー。あの時私を連れ出してくれた子の事やあの後から時々頭をよぎる何かの映像のような物について聞きたかったんだけどなー」
と、つぶやきながら今度はユウのほっぺを指でつまんで伸ばし始める。
「私を連れ出した子はあの後すぐに切嗣さんに着いていって、そのまま会うことはなかったし…それにしても頭の中によぎったあの映像…ユウを大きくしたような女の人が出てきたけどやっぱりあれってユウなのかな?……まあ、今はそんなことどうでも良いよね」
答えの出ない疑問に悩みながらも途中からそれを頭の片隅に追いやり、
シャルロットの手はさらにユウ弄る事に力を入れる。
その途中で段々とユウの顔が歪んで行った気がするが、
特に気にすることもなく時間が過ぎていく。(別に起きたわけではありません)
そしてそのまま、10分ほど時間が過ぎると……先ほどまでと変わって若干暗い雰囲気を滲ませながら口を開く。
「そろそろ約束の時間が近づいてきてお別れだけど………また会えるよね?このままユウとだけちゃんとお話できないままお別れなんて私いやだからね?あなたは私の初めての友達なんだから……」
数分後係の人が来てユウを搬送するまでのわずかな時間に、
最後といわんばかりにユウのほっぺを弄っているシャルロットの姿があったとかなかったとか……
意識が戻らないままシャルロットと別れの言葉を交わすことなく別れてしまったユウ
今回の出会いが、事件が、そしてシャルロットの見たと言う映像が何を意味するのか?またそれがこの先どのような影響を与えていくのか……それはまだ誰にもわからない。
そして、フランスでの別れを終え舞台は再び日本へと戻るのであった。
(こらそこ!日本での話書いてないだろ!ってツッコミしない!)
なんだかんだでシャル無双(登場人物的な意味で)
そして主人公は出てこないときはとことん出てこないのがこの小説のクオリティ(え
シャルが見た映像の正体とかはいずれわかる時が来ます………たぶん
次回は閑話(幕間?)の予定です。
ではまた次回