IS 転生を繰り返す銀の光   作:ルージュとユウ

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ぎりぎり本日投稿滑り込みセーフ!
前書きと後書き書いてるうちに時間すぎそうだけどね!


第15話 クラス代表決めのお話とただの巻き込まれた誰かさん

 

 

 

セシリアがいきなり出席簿アタックを喰らって撃沈したところから始まった3時間目の授業は、前の時間までと違い山田先生ではなくが千冬が教壇に立って授業を始めようとしていた。

 

「本来ならこの時間は実戦で使用する各種装備についての特性を説明する予定だったのだが……今は先に再来週に行われるクラス対抗戦に出るクラス代表者を決める。なお、クラス代表者とは簡単に言うとクラス委員長だ。なので対抗戦だけではなく生徒会の開く会議や委員会に出席することになる。では早速決めていく、自薦他薦は問わないのでなりたい者なって欲しい者がいた場合その者の名前をあげていくといい」

 

「はいっ!織斑君を推薦します」

 

「私もそれが良いと思います!」

 

千冬が自薦他薦問わないといった瞬間すぐさま一夏に票が集まるが、推薦を受けた当の本人はというと……

 

「(おー、雪奈のやつ人気だなー推薦されるなんて)」

 

見事に自分のことではなく妹の雪奈が推薦されていると勘違いしていつものようにのんきな顔をして事態を静観しようとしているが

 

「では候補者は織斑兄…他に入るか?」

 

「って俺!?雪奈じゃないのかよ千冬姉!?」

 

「座れ馬鹿者、それに『君』をつけてるのだからお前だろうが」

 

「で、でも……」

 

まさか自分が推薦されていると思っていなかった一夏はなんとか推薦を取り消そうと反論しようと辺りを見渡しちょうどいい人物を見つけその人物の名前を口にする

 

「じゃあ俺は雪奈を推薦する!これで文句ないだろ!」

 

「はぁ?」

 

一夏が口にした人物は妹の雪奈であり、予想外の不意打ちに流石の彼女も素っ頓狂な声を上げるが、すぐに状況を理解し彼に対して文句を言う

 

「ちょっとふざけるんじゃないわよ!一夏あんたね!なんで私を巻き込むわけ!?推薦されたのはあんたなんだから素直に引き受けなさいよね、私はやりたくないわよ!」

 

「俺だってやりたくねえよ!てか俺がクラスの代表とかできるわけないだろ!」

 

ワーワーギャーギャーガヤガヤ……

 

「はぁ…お前達いい加減に…」

 

互いに推薦されてもやりたくないのでいつまで経っても口論は終らず時間だけが過ぎ去ろうとしていると、

流石にこれ以上時間をとられたくなかった千冬が2人を止めようと声をかけようと何か言いかけた瞬間に、突如教室に甲高い声が響き渡る。

 

「待ってください!そのような選出は納得いきませんわ!」

 

大声を上げながら机を思いっきり叩いて立ち上がったのは、先ほど(前話参照)の休み時間に一夏に絡んできたC.…じゃなくクー…でもなくセシ何とかさんであった

彼女は勢いそのままに一夏の方を一瞥すると怒りを含んだ声で言葉を紡ぎだす

 

「大体男がクラス代表なんて恥さらしもいいものですわ!そんな屈辱をこのわたくしに味わえと?そもそもクラス長というならクラスで一番実力があり専用機も持っているわたくしがなるべきですわ!なのに物珍しいからと言う理由でそこの極東の猿に代表をやってもらっては困りますわ!そもそも文化的にも後進的なこのような島国で暮らさなければいけない時点で私にっては屈辱――――」

 

「ダメね。その発言ははっきり言ってダメダメよ」

 

セシリアが顔を真っ赤にしながら、盛大に言いたいことを言い続けていると突如別な人物が横から彼女の声を遮る形で声を上げた。

その人物は今の今まで静観していたイリヤであり、彼女はゆっくりと席から立ち上がりセシリアの方を見つめると口を開き話しかけてくる

 

「何が言いたいんですの?それに人のセリフを遮ってしゃべるなんてどうかと思いますわよ?」

 

イリヤの発言にセシリアは頭にきたらしく額に青筋を浮かべながら自分の言葉を遮って割り込んできたイリヤを咎める

このとき先ほどの休み時間の光景と今の光景を思い出し『あんたも人のセリフ遮ってるじゃん。しかも2回も』とクラスメイト全員が心の中で思っているのであった。

 

「そもそもあなた自分の立場が分かってるのかしら?」

 

「そんなもの当然ですわ!わたくしは代表候補生、国に選ばれたエリートですわ!」

 

明らかに不機嫌なセシリアに大して彼女に立場について問いかけるイリヤ

その言葉に急に得意げな顔になり胸を張って自信満々に自身がエリートであると主張するセシリア

そんな彼女の様子をイリヤは冷たい眼差しで見つめながら告げる

 

「そう、あなたは代表候補生、そんなあなたが候補生とはいえISを作り上げた人物が生まれ、さらには2度もブリュンヒルデに輝いた人物がいる日本を馬鹿にしたと日本の政府が知ったら一種の宣戦布告ととられても不思議じゃないのよ?それに―――――(以下略)」

 

「え?………あっ!?」

 

イリヤから告げられた言葉を理解すると、顔がみるみると青へと変わっていくセシリア

そんな彼女の様子を見ながらいい笑顔を浮かべながらイリヤは衝撃の言葉を紡ぐ……

 

「まあ、今はそんなことはどうでもいいんですけどね」

 

ズコーーーー

 

『そこまで言っておいて最後はどうでもいいでしめるのか!』

 

まさかの言葉に、クラスのほぼ全員がずっこけて突っ込みを入れる……ある意味クラスが1つになった瞬間であった……今日だけで何回目かは知らないが。

そんな周りを無視してイリヤは再びセシリアに向けて声をかける

 

「あなたが日本を侮辱した件は千冬さ……今度から気をつけますからその出席簿をしまってください!…ゴホンッ織斑先生が必要があれば対処するだろうから私には大して関係ないわ(どうせ戯言といって一蹴するでしょうけど)。それよりも、あなた自分がクラスで一番の実力者だって言ってるけど何を根拠にしてそんなこと言っているのかしら?」

 

「そんなものわたくしが入学試験でただ1人実技試験で試験管を倒したからに決まってますわ」

 

そういってセシリアは先ほどまで青ざめていたこと等忘れて再び偉そうに言葉を紡ぐが……

 

「あ、俺も倒したぞ試験管」

 

シーン

 

一夏の一言でセシリアだけではなく教室にいたほとんどの生徒たちが凍りつく……本当今日だけで一体何度目だろうか?

 

「あ、あなたも試験管を倒したというんですの!?」

 

「あ、ああ、たぶん」

 

「いや、一夏のあれは勝ったていうより相手の自滅でしょ」

 

「やっぱあれってそうなのか?」

 

「ふ、ふん!ならやはりわたくしが一番ですわね。ホーホッホッ!」

 

何とか復帰しそのまま一夏に事実を確認するが、それがただの間違いだと知ると、再び無駄な高笑いをしてえらそうな態度をとるセシリアだが、次の瞬間には驚きの一言がイリヤから放たれる。

 

「織斑先生ー」

 

「なんだ?アインツベルン姉」

 

「そこの金髪縦ロールは本当に織斑先生を倒したんですか?」

 

「ほーほっ……はぁ?何でそこで織斑先生が出てきますの?」

 

イリヤの一言に再び信じられないといった顔をしたセシリアは、目を丸くしてイリヤと千冬を交互に見つめる

 

「え?だって専用機持ちは訓練機でガチ装備の織斑先生と1対1で戦ったんでしょ?」

 

「ど、どういうことですの!?」

 

「あー…アインツベルン姉」

 

ありえない試験内容に驚きを隠せないセシリアだが、そんなことはお構いなしに何かとても言いにくそうな表情をして千冬がイリヤに声をかける

 

「はい?」

 

「言いにくいのだがその形式で戦ったのはお前たちだけだ」

 

「え、何それ酷い」

 

「お前たちは色々と特殊だからな。折角のいい機会だったので私が直接力を試したわけだ」

 

「そこはせめて専用機を使わせてくれてもよかったんじゃないですか?」

 

「貴様達の相手を他の先生に任せるわけにもいくまい。あと訓練機だったのは貴様達の純粋な実力を見たかったからだ」

 

「はっきりいって嬉しくないです」

 

「では他に立候補者はいないか?いないのなら織斑兄妹のどちらかが代表になるが…」

 

(イリヤたちにとって)衝撃の事実が公表されイリヤは恨めしそうに千冬を見るが、見つめられた本人は全く気にせずに話を元のクラス代表を決めることに戻す

 

「ちょっと待ってください織斑先生!わたくしは何故入っていないのですか!?」

 

「いや、オルコットは勝手に発言はして自分がふさわしい等といったが立候補するとまでは聞いていないぞ」

 

「で、でも話の内容的に立候補したような者ではなかったですか!?」

 

「知らんな」

 

実際の所彼女はただ文句を言っただけなのでカウントされなくても仕方ないだろう……まあ、空気を読めば普通カウントするだろうがさっきのセシリアのセリフに流石の千冬も少し頭にきたのだろうか?

なおこのやり取りの間に織斑兄妹が文句を言ってきたがすぐに鎮圧されるのであった。

 

「はぁ〜、まあいい。結局織斑兄とオルコットだけか?」

 

ため息をつきながらセシリアを人数にカウントして改めて教室を見渡すとイリヤが手を上げる

 

「はい!私も立候補して……ユウを推薦します!」

 

「え」

 

「ふむ、ではアインツベルン姉妹も追加と…では代表を決める方法はオルコットが実力云々言っていたため、来週の月曜に5人で模擬戦をやってもらってその勝者が代表になってもらう。いいな」

 

『はーい』

 

「では授業を再開する」

 

「え?なんで今まで全く話に入っていなかった私がいつの間にか代表決定戦に巻き込まれてるんですか???」

 

「それとアインツベルン妹。織斑兄の勉強の方もしっかりやらせるように」

 

「しかも勝手に戦うことにされてその相手の手伝いをしろですか!?」

 

ユウの不幸値と巻き込まれ率が上がった

 

「あなた(作者)が原因でしょうが!」

 

 

 

この後のお昼休みになると、雪奈が終ると同時にユウのほうにやってきて

 

「私の機体の調整よろしくね!」

 

と言ってきたり、昼食を食べていると結が突然

 

「あの馬鹿と代表決定戦やることになったんで機体の調整頼むわね」

 

と言ってきてユウの胃への負担やストレス、睡眠時間などがマッハで大変なことになったとか……

 

 

 

 

 

 






原作と違い一夏とセシリアではなくイリヤが代わりに彼女に喧嘩を売っている今回のお話。
ちなみにこの後一夏はしっかりとセシリアに喧嘩を売りつつ雪奈と口げんかを、ユウはイリヤにOSHIOKIをしっかりと行っております。

実際原作でもセシリアの発言って問題になりそうでけどならなかったのは千冬が戯言として特に気にせずいたからだと勝手に思ってる。

そして今回完全に空気だったのに何故かイリヤのせいで巻き込まれたユウ。
さらに仕事が増えたため睡眠時間的な意味で試合の日まで生きていられるのかが最大の問題点になってきた今日この頃。

とりあえずまた次回!
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