たぶん今年にもう1話は流石に無理だと思うので(汗
来年もこの小説をよろしくお願いいたします。
「先 手 必 勝!イグニッション!」
試合開始の合図とともに雪奈は
「(まだ半分眠っている状態のユウなら攻撃を当てれるはず!今のうちに少しでもダメージを与えて戦況を有利にしないと)『イーちゃん援護よろしく!』」
「『当然ね。そっちこそしくじらないでよ』」
右腕に装着型のライフル一体型のソードユニット(イメージとしてはガンダムOOのエクシアの使うGNソード)を呼び出しながら、プライベートチャンネルでイリヤと連携を取りつつどんどんユウに迫っていく
「(本当なら一夏の馬鹿とも連携とってユウを手早く落としたかったけど・・・あいつのISのプライベートチャンネルの回線今日来たばっかりのISだからまだわかんないのよねー。まあ、あっちの代表候補生と一騎討ちみたいな形になってるから邪魔にはならないでしょ)」
雪奈の心の中の言葉通り、一夏は開幕と同時に襲い掛かってきたレーザーを回避しそのままセシリアに肉迫しようとしたが、ISが一次移行前で反応が悪いという点と彼女からのレーザーライフルによる連続射撃により中々近づくことができない状態に陥っている
なお、彼が最初にセシリアに向かって行ったのは日本を馬鹿にされたためで、セシリアの方は事前に情報を仕入れられた雪奈やイリヤより全くIS情報のない一夏のほうが厄介になる可能性があると考え、稼働時間の関係でIS戦闘になれる前に手早くつぶしてしまおうと思ったからだ
そうこうしているうちに雪奈がユウを剣で突き刺そうと右腕を引く
「先制はいただき・・・・・・にゃぁ!?」
・・・・・・瞬間、いつの間にか彼女の目の前・・・というよりも本当に右目の眼前に短刀が彼女の目を刺し貫かんと迫ってきており、それを猫のような声を上げ驚きながらもなんとか身体にかかる負担を最小限にするように瞬時加速中に顔を逸らして避けるが無理やりかわしたため、その拍子にバランスを崩してしまう
「い、いきなり危な―――――キャァ!?」
「・・・・・・・・・」
そして雪奈が体勢を整える前にユウが先ほどとは逆の右手に今度は長刀を展開させて上段から一閃
「こ、この―――!?」
彼女が何か言う前にそのまま返しの刃で下段から再び切りつけられ、さらにシールドエネルギー(以下SE)を削られる
ユウの攻撃はそれだけでは終らず、左手の短刀をいつの間にかマシンガンに切り替え、さらにオマケと言わんばかりに不知火に元々備わっていた2本の補助腕にも同型のマシンガンを展開し引き金を引く
「あんまり調子に乗るなああああ!」
だがいくつもの銃弾を受けつつも瞬時に左腕に盾を呼び出し、銃弾の嵐を防ぎつつ声を荒げながら再び右腕の剣でユウを切り裂こうと振るうが―――
「・・・遅い」
その一言とともにあっさりと長刀によって弾かれ、追撃といわんばかりに長刀を突き刺さんと構えた瞬間
「私のことを忘れちゃダメだよ!」
「・・・・・・」
イリヤのその一言とともに矢のような形状をしたエネルギーの塊が2人の間に迫りそれを認識したユウは雪奈への攻撃を止め後ろに飛び距離を空け最初と同じような姿勢をとる
その間に雪奈も一旦下がりイリヤの隣まで移動して一息つく
「全く雪奈いくらユウが半分寝ているからって侮りすぎよ」
「いやいや!ユーちゃん相手に侮る余裕なんてないわよ?そもそもいきなり目の前に刃が現れたら避けるでしょ?」
「そもそも短刀じゃ絶対防御まで抜くことは無いんだから多少SEが削れてもそのまま攻撃するべきだったと思うけど?」
「そ、それは普通ならそうだけどユーちゃんならその辺簡単に抜きそうだから怖いのよ!」
「・・・・・・・・・否定できないわねよく考えると」
2人がユウの動きに注意しながらしている話を聞いているとみんなからのユウへの評価が色々酷いということがよく分かる
《警告 先ほどの攻防でSEが残り500を切りました また機体の損傷度は極小ですが油断は禁物です》
「う、意外と削られた・・・」
話の途中で雪奈のISからシステムメッセージが入り先ほどの攻防での結果を知らせてくるとそれを聞いて彼女は少々気落ちしつつもしっかりと前を見据えて武器を構える
「それじゃ、今度は2人で同時に攻めるわよ」
「オッケー!次こそ一撃当ててやるよ!」
「その意気よ(実はさっき雪奈をユウから引き離す時に1回短刀の攻撃喰らってあれの起動回数が1回減ったのよね・・・本当油断も隙もないわ)。じゃあいくわよ」
「了解!」
イリヤの合図とともに2人は今度は通常の速度で併走しつつユウに向かって再び飛び立つ
「・・・・・・」チャキッ
それに対しユウは両腕に先ほどと同じマシンガンを展開し、補助腕も使用して1人で4丁のマシンガンを使った圧倒的弾幕で2人を迎え撃つ
「そうきたわね。雪奈私の機体の後ろに隠れなさい私の機体ならこの程度問題ないわ」
「わかったわ」
弾幕が飛んでくると雪奈に声をかけイリヤを前にして一直線に並びながら、特に防御行動をとるまでもなくそのままつっこむ
その直後にイリヤに多数の弾丸が直撃するが・・・・・・
《特殊アビリティ発動機体へのダメージ及びSEの消費なし 持続時間残り3――2――1》
そんなアナウンスとともにイリヤに当たったはずの弾丸は全て全くのダメージを与えられずに弾かれていく
その様子にユウは驚いた表情もすることなく無表情のまま至近距離になるまでマシンガンを連射し続け、近づいてきたイリヤ達がそれぞれの武器(雪奈は最初の突撃の武器に加え左腕には盾ではなく大型ロングブレードを展開。イリヤは片刃の大型剣、バーサーカーの石剣をきちんと整え石ではなく鉄にした感じ)を振りかざすとすぐさま補助腕でもっていたマシンガンを撃つのをやめ、両腕にもった方は2人も気がつかないほどの一瞬のスピードで上空の遥か遠くへと放り投げ長刀を呼び出し攻撃を受け止める
「はぁぁぁぁ!」
「やぁぁぁぁ!」
2人から繰り出される無数の斬撃を受け止めていたユウであったが長刀が次第に耐えられなくなり次々とひび割れていく
「チッ」
「「吹き飛べええええ!」」
「ぐっ!」
そしてユウが舌打ちをするのとほぼ同時に2本の長刀は砕け散り、目の前の2人に対して致命的ともいえる隙を作り出し放たれた攻撃をまともに喰らってしまいアリーナの壁に激突させられてしまった
「・・・・・・動かない」
「まだまだぁ!アスラ!」
「これで終わり!」
壁に激突したユウは追撃から逃れようと機体を動かそうとするが見事に壁に埋まってしまい少なくとも2人が放つ攻撃の間は腕一本しか動かすことができない状態になってしまった
そんな彼女に対して、雪奈は自分の横に顕現させた大きさで言えばIS1機分にも相当するほどの両刃の特大剣を呼び出し、それを握り締めると全身の力を使って思いっきりユウに向けて投げつける
その隣ではイリヤが専用の弓を呼び出しエネルギーを収束させた1本の光の矢を作り出しそれを放つ
それらの攻撃は動くことのできないユウに一直線に向かい・・・・・・そして着弾、盛大な音をアリーナ内に響かせすさまじいほどの煙がユウがいた地点を中心に巻き起こる
「やった?」
「あの動けない状態からここまでやれば流石にユウも対処できないでしょ」
『いやいやどう見てもやりすぎでしょ?あの子生きてんの?』
その光景を見ながら雪奈とイリヤは勝利を確信し、アリーナ内にいた者のほとんど(生徒以外に教師も含みで)は明らかなオーバーキルだと思いユウの身を心配しだす
あまりの光景にユウの強さを知っている千冬や箒、結でさえも流石に決着がついたと思っているがこの試合を見守っていた者の中でただ2人だけが別な感想を口に出す
「ハッ!やっとこさお目覚めか。というか今回あいつの武装にあれを入れてたのかよ。こりゃ流石に専用機持ちでも無理かね?」
「・・・・・・起きるの遅いよ。でも心配はしてなかったから・・・・・・後は思いっきりやっちゃって」
1人は管制室にいたユウたちのことをよく知っている雰囲気を出していた教師
そしてもう1人はユウの事を最初から信じきっており、負けるとは微塵も思っていない簪であった・・・
2人の言葉を証明するように煙が晴れるとそこには・・・
「な、なにあれ!?」
「そんな・・・防いだっていうの!?」
自身の目の前に5本の短刀を出現させその先に透明なバリアのようなものを展開していい笑顔を見せているユウの姿があったのであった
「うふふ、お休みの時間はこれでお終いです。ここからは私からも攻めさせていただきます覚悟はよろしいですね?姉さん?雪奈?」
ほぼ完全に目を覚ましたユウ
ここからが本当の試合開始と呼べるであろう
色々と暴走中
暴走しすぎて最後の部分に「きひひ」ってどこかの時喰いの人の笑い声を追加修正しようかとするほど……眠気がマックスでやばい
なおイリヤのISの元はもちろんFateのバーサーカーです。
まあ、理性失ってない場合の適性は全部あると思っていただいて結構です。
他にもいろいろ追加してますけどね!
ではまた次回!来年も良いお年を!