IS 転生を繰り返す銀の光   作:ルージュとユウ

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前回の投稿から約3週間経過しましたが皆様お久しぶりでございます。
何はともあれ今年初投稿となりました。
3週間の間に別な作品を原作にした新しい小説の内容考えてたんですが(投稿するかは未定)
……何故か問題児篇が一番平和に話が進んだ不思議

とりあえず前書きはこのくらいにして本編の一夏()VSセシリア()の戦いをどうぞ~


第23話 クラス代表決定戦 中編 一夏VSセシリア

 

 

 

 

 

ユウが目を覚ましイリヤ及び雪奈と相対しているちょうどその頃、セシリアと対峙している一夏はというと・・・

 

「ちょこまかとうっとおしいですわね!いい加減落ちなさい!」

 

「はっ!そう簡単に落ちてたまるかよ。悔しいなら当てて見やがれ!」

 

セシリアは自身のIS『ブルー・ティアーズ』の持つレーザーライフルを使い、狙撃型のISを扱う代表候補生として自分に有利な距離を保ちつつ一夏が近づけないようにしている

 

「(せめて一次移行してくれれば、ユウから聞いた話道理ならISが俺に合うようになってくれるから反応速度とかもう少し上がってくれるんだろうけど・・・・・・てかなんで武器が近接ブレード1本なんだよ!)」

 

対する一夏も降り注ぐレーザー避け続けて入るがISが彼の反応速度に未だついてきていないため致命的な損傷は無いもののよく見ると少しづつ装甲が削られてそれとともにSEも削られていっている。

 

「中々やりますわね。流石は織斑先生の弟と言ったところですか・・・」

 

「お前なんかに褒められても嬉しくないんだよ!」

 

「・・・・・・まだそのようなセリフが吐けるのですわね。いいですわここからは本気で行かせていただきますわ!おいきなさいブルー・ティアーズ!」

 

セシリアの言葉に一夏は悪態で返すとそれが気に入らなかったのか、彼女が自身のISと同じ名前を叫ぶと肩部から片方2基両方あわせて計4基のユニットが分離し彼女の周りを旋回し始める

 

「・・・まさかそのユニット・・・(汗」

 

自立飛行するユニットを確認した一夏は額にいやな汗をかきつつ自分の予想が外れて欲しいと祈るが

 

「どうやらあなたの頭でもこれがどういったものなのか理解できたようですわね。ですが理解できてもただそれだけですわ」

 

そのいやな予想は見事的中しセシリアの合図とともに一斉に一夏を囲むように動き出し、そのまま一夏に向けて各々のユニットがレーザーを放ちだす

 

「やっぱりか!うおおおおおお!?」

 

「さて、いつまで持つか見ものですわね」

 

 

 

 

 

 

「約15分。ISに今まで乗ったことのない初心者にしては上出来なほど持ったほうですわね」

 

「はぁ・・・はぁ・・・」

 

現在セシリアがブルー・ティアーズを展開し一夏を追い詰め始めてから15分が経過した(原作と時間が違うのは試合開始がユウのIS準備及び説明のため10分ほど延びたため)

今の一夏の状態は機体のSEは未だに約300ほど残していて、実体ダメージの方はギリギリ中破となっている程度であるが、セシリアの放つ攻撃が的確に一夏のISの左足部分にヒットしているためその部分だけ装甲がなくなり生身が露出してしまっている

 

「あなたの後にはまだ3人も控えていますからそろそろフィナーレと行きますわよ!」

 

その言葉とともにセシリアは微かに笑みを浮かべ2基のビットを自在に操り激しい攻撃を仕掛け、時間差で残りの2基にも指示を出しさらに厚い弾幕を形成し襲い掛かってくる

これだけなら一夏にとっては大した脅威にならず左足の装甲も失うこともなかっただろう・・・・・・これだけならば

 

「さあこれもオマケにプレゼントですわよ!」

 

「またそれかよ!」

 

レーザーの雨を避け続けている一夏に対して追撃として放たれる全部で6基あるうちの残り2つ・・・ミサイル型のブルー・ティアーズが先ほどから逃げ道を塞ぐように放たれ、それを避けた所を彼女の持つレーザーライフルに狙い撃たれるためここまでダメージがかさんでしまっていたのである

 

「これで終わりですわね。その左足・・・いただきますわ!」

 

「(まずい今の状態で左足に攻撃を喰らったら絶対防御が発動して一気にSEを奪われちまう・・・こうなったら)一か八かだぁぁぁぁ!」

 

「なんですって!?」

 

ガギンッ

 

派手な音とともに先ほどまで離れていた一夏とセシリアの距離は詰められブレードとライフルが激突していた

ライフルで狙われた一夏は、一か八か身体の負担も考えない急加速を行い、ギリギリのところでミサイルの横をすり抜けセシリアに急接近し彼女の持つライフルに持っていた唯一の武器である近接ブレードをぶつけて止めの一撃を逃れることに成功したのである

 

「な、なんて無茶なことをあなた御自分の身体がどうなってもいいといいますの?」

 

「今の状況じゃこうするしかなかったからな・・・・・・悪いけどこのまま押し切らせてもらうぜ!」

 

ブレードでライフルと鍔迫り合いの状態に持ち込んだ一夏はセシリアが遠距離型のため接近戦はそれほど得意ではないと考えこのチャンスに一気に押し込もうと腕に力をこめていくが・・・

 

「くっ・・・このままではやられてしまいます・・・・・・・・・・・・なんていうとお思いですの?」

 

「え?」

 

「さ よ う な ら」

 

ぶつかり合った直後には苦い顔をしていたセシリアであったが、まるで一夏が力を加えるのを待っていたかのように次の瞬間にはその顔には僅かな微笑を浮かべライフルを使い器用にブレードを受け流しライフルで狙い撃つ

まさか、こうなるとは思っておらず思わず間抜けな声を上げて体勢を崩された一夏はその一撃をまともに胴体に喰らい距離が再び空いてしまう

 

「はぁ、はぁ、まさか攻撃を受け流されるなんて・・・」

 

「ふふふ、わたくしが遠距離型だと思って接近戦を仕掛ければどうにかなると思ったのでしょうけどおあいにく様・・・確かに得意な距離ではありませんけど対抗手段くらいは持っていますのよ?(主にわたくしの国の国家代表に特訓をつけてもらったときに無理やり覚えたのですけどね)お行きなさい!」

 

流石に体力に多少とはいえ自身がある一夏でもここまでずっと動き続けていたことと未だ慣れていないISでの初戦闘ということもあり若干息を切らせてしまう

当然そのような隙を見逃すほど代表候補生は甘くなくすでに何度目かも分からないビット攻撃を仕掛けてくる

 

「チッ(だけど今までの攻防でわかったことはあるぜ)」

 

4基のビットによる攻撃をギリギリでかわしつつも一夏は自身の策を実行できる時を待つ(なおミサイルビットは現在装填中)

 

「(あいつのビットによる攻撃は操縦者自身が命令しなければ動かない上に、ビットに指令を出している間やつは動けない!そしてやつが本命として放ってくるビットによる攻撃はいつも俺の反応が一番しにくい所から撃ってくる・・・・・・だからわざと隙を作って誘導してやれば)・・・ここだぁぁぁぁ!」

 

死角に向けてブレードを振るった一夏の思惑は見事に的中しその先には今にも攻撃を放とうと光っているビットの1つが存在している

 

「(いける!ビットが攻撃を放つよりも先に俺の剣があれを真っ二つにできる!)」

 

そのままビットに向けて振るわれたブレードは一夏が思っている通りビットを切り裂かんと迫り、その一撃は見事に『ガンッ』・・・・・・・・・・・・・・・空を切った

 

「・・・・・・・・・え?」

 

先ほどの攻撃を受け流された時とは比べ物にならない衝撃

そして、確かにビットを切り裂くはずであったブレードは・・・・・・根元から完全に折れていた

そんな一夏の様子を構えたライフルの先から僅かに煙を出して(・・・・・・・・)眺めているセシリアが口を開く

 

「おーほっほっほっ!見事に引っかかってくれましたわね?ビットを操作しているときは他の行動が取れない?そんな物とっくの昔に克服していますことよ!」

 

勝ち誇った表情で高笑いをしているセシリアは言いたいことだけ言うと、あまりのことに呆然として身動きがまるで取れない一夏の周りをビットで囲むと自身が持つライフルも照準を合わせ一斉に放つのであった

 

「これもオマケですわよ」

 

そこにダメ押しとばかりにミサイルが放たれ全ての攻撃が一夏に直撃し、一夏がいた辺りが黒い煙に包まれた

 

 

 

 

 

「一夏!?」

 

その様子をピット内からモニターで眺めていた箒は思わず声を上げてしまい身を乗り出していたが隣で同じくモニターを眺めている千冬はというと・・・・・・

 

「―――――ふん」

 

ちょうどモニターで煙が晴れた瞬間鼻を鳴らし、若干の安堵の表情を浮かべながら

 

「機体に救われたな・・・・・・馬鹿者が」

 

「お、織斑先生?そ、そろそろ耐えられないんですがぁぁぁぁぁ!?」

 

山田先生に見事なアイアンクローを決め、試合の様子を眺めるのであった

なお、山田先生は試合中に千冬が一夏のことを説明した時にからかってしまったためOSHIOKI中です

 

 

 

 

 

 

 

セシリアの攻撃による煙が晴れた後先ほどまで一夏がいた場所に立っていたものは、全身を白で纏ったISが真の姿で存在していた

 

「な、なんだこれは?」

 

『フォーマットとフィッティングが終了しました。あなたにとっては始めましてでしょうが、ここはあえてお久しぶりですといわせていただきます。一夏』

 

「だ、誰だ!?」

 

突然自身の乗っていたISの姿が変わり、驚いている所に突然響き渡る先ほどまで気配すら感じられなかった新たな人物からの返答があり、一夏は混乱してしまう

 

『私は白式に搭載された人工AI白鳳(はくほう)です。以後お見知りおきを』

 

「お、おうよろしく頼む」

 

『色々と詳しい説明をしたいところですが・・・・・・今はそのような時間もないようですね。では、行きましょう一夏勝つために』

 

「・・・・・・ああ!行こうぜ!」

 

突然現れた白鳳という名のAIに少しだけ戸惑った一夏であったが、何故か直感的に声の主を信用できると感じ取り一次移行したことにより新たに展開された武器『雪片弐型』を両手でしっかりと持ちセシリアを見据える

セシリアはその様子を眺めながらも警戒は怠らずに武器を構えていた

 

「・・・(アナウンスが無いということは、まだあの方のISのSEが残っているということですわね。とりあえずは奇襲に備えて警戒はしておきませんと)」

 

「こっちの準備が終るまで待っててくれるなんてどういう風の吹き回しだ?」

 

「うふふ、まさか一時移行すら終っていなかったとは思っていませんでしたものでね。それに下手に攻撃をしても何が起こるか分かりませんもの」

 

「そうかよ・・・・・・いくぜ?」

 

「掛かってきなさい。今度こそ・・・・・・・・・落として差し上げますわ!」

 

その言葉とともにスラスターを全開にしてセシリアに向かう一夏と

4基のビットを使いレーザーをカーテンのように敷き詰め一夏が自分に近づくことを防ぐセシリア

 

「レーザーのカーテンだと!」

 

『そのまま行ってください一夏!あなたと私なら問題ありません』

 

「わかった!」

 

白鳳の言葉に何かを直感的に感じた一夏は雪片弐型を片手に右手一本に持ち替え、目の前に迫っていたレーザーの一本を多少の衝撃を受けながらも弾きながら進む

 

「やりますわね。なら次は左右同時ですわ!」

 

一本目のレーザーを通過した一夏に迫り来る2本のレーザー

ひとつは先ほどと同じように雪片で、そして迫り来るもう1つのレーザーは左腕を眼前に構え先ほどフィッティングが終った直後に頭の中に入ってきた情報から確認した“盾”を顕現させて見事に防ぐ

そのまま最後のビットの攻撃もかわし再び肉迫する2人

 

「今度こそぉぉぉぉ!!」

 

先ほどとは違い今度は速度重視の突きによる一撃

 

「ですから甘いといったはずですわ!」

 

だがそれすらも彼女は訓練によって得た経験によってなんとかライフルを使って上に向けて突きを逸らすが、

 

「まだだぁぁぁぁ!!」

 

『雪片弐型セカンドモード』

 

左手にいつの間にか持っていた小型の雪片弐型によりとうとうこの試合初のダメージを受けてしまう

 

「・・・っ!ですがこの程度のかすり傷でやられるとで・・・も・・・!?」

 

当然この程度でSEが切れるわけはなく、この距離からミサイルを使い一夏を引き剥がそうとするが、その前に

 

「吹き飛べぇぇぇぇ!!」

 

『ワンオフ・アビリティー『零落白夜』起動』

 

「きゃぁぁぁぁぁ!?」

 

突き刺した小型の雪片がワンオフ・アビリティーを発動させた瞬間エネルギーの刃を出現させ、刃が刺さったままどんどんと伸びていきその特性によりセシリアのISの絶対防御を発動させながらSEをガリガリ削り最後には壁に激突させる

 

「はぁ・・・はぁ・・・」

 

『ブルー・ティアーズのSE切れを確認。セシリア・オルコットは脱落だ』

 

「終った・・・のか?」

 

『ハイ、私たちの勝利です』

 

光を失いただの短刀に戻った左手にもった雪片を構えた体勢のまま肩で息をする一夏に響く、管制室からのセシリア脱落の知らせ

それが耳に入った瞬間安堵の息をつく彼と勝利を知らせる相棒

だが次の瞬間壁に叩きつけられたセシリアが壁から離れ落下していくのが見えた

 

「っ・・・まずい!」

 

それを確認した一夏はスラスターを吹かし彼女まで近づくとそのまま抱きかかえる

 

「さっきの一撃で気絶しちまったのか・・・一旦ピットまで運ばないとダメだなこりゃ」

 

そう言ってピットに戻ろうとする一夏だがこの時点では完全に彼女は気絶しておらず、意識を落とす直前に彼女は・・・・・・

 

「・・・・・・(ああ、負けてしまいましたのね。・・・・・・それにしてもこの方は男性なのにまっすぐで、そして近くで見ると・・・・・・とても強い意志の宿った瞳をしてらっしゃいますのね)」

 

別な意味でもしっかりと落ちてしまったのであった

 

 

 

 

 

その後セシリアをピットまで送り届けた一夏がアリーナ内で見た光景は・・・・・・・・・黒い光の一撃によって落下していく2機のISの姿であった

 

「おいおいやりすぎだろ(汗」

 

『え?まだ試合続くんですか?さっきので終わりじゃないんですか?』

 

 

 

 

 





今回はみての通り原作側の2人の戦いだったわけですが・・・・・・いやーどうしてこうなったのか?
とりあえず一夏は原作より中身のスペックも上のため経験でそこそこ戦えるようにしました
その分ISの反応に関しては原作よりさらに鈍いですがね

あとついでにセッシーが無駄に強化されました(おい
具体的には近接戦時の相手の攻撃をそこそこ受け流せるほどの防衛力
この時点ですでにビットを使用しつつも自身の攻撃や防御しながらのビット操作が可能
戦闘においてあまり油断していない
これらは全て元イギリス代表によるもう特訓のおかげです
ただし、セッシー自身の近接武器使用の適正は原作と大差なし、受け流しはあくまで緊急用
当然偏向射撃も未だ使用不可能(というより今回使えるようにしちゃうと一夏の勝ち目が真面目に0になる)

あと一夏・・・というよりも白式強化しすぎた(汗
AIに関してはISの補助等をしてくれます・・・・・・ISコアの意識とはまた別物
外装に関しては本文で表記してませんが本来の肩部ウイングスラスターに加え背面部に大型スラスター2・小型スラスター2を追加してさらに高速化
盾に関しては次回か次々回辺りで説明します…たぶんきっとおそらく?
雪片弐型セカンドモードは簡単に言うと普通の雪片より少し短いのと短刀に近い長さの2本からなる二刀流です
通常時の雪片がSE消費大の一撃必殺攻撃なら
セカンドはSE消費少な目(それでも十分多い)な持続型の防御重視で長さが調節可能な分威力は低めで、こっちの時は短刀でしか零落白夜は発動しません
相手のSEの減少率に関しては通常がまさに一撃必殺~8,9割削るとしたら精々3,4割ですかね削るのは(絶対防御発動時の消費量は発動面積に比例して上昇という設定)
今回セッシーのSEを一気に削ったのは壁に衝突させたほうが大体削ってます
詳しくはいずれ追加するであろうISの設定集の時にでもですかね?

というより今現在基本的に原作主要キャラは登場時点で原作より強化する予定なのですが……シャルとたっちゃんまじでどう強化しようかなー?(ISではなく搭乗者本人)
何故かこの2人の強化案が全く浮かばない!……いざとなれば強化しなくていいかー

とりあえず次回は今回全く出番のなかったユウのターン!
また次回お会いいたしましょう~
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