今回は2ヶ月も前回より空いてしまい大変申し訳ございませんでした。
なんか前回あたり早めに投稿するといってたのに遅くなりすぎて本当にごめんなさい。
理由は簡単に説明すると前回投稿した直後に風邪ひいたりその後つい先日までとあることにかかりっきりと完全に私用です。
1回くらい投稿できればよかったんですがそこまで行けなかったです。
と、とりあえず次回からは今度こそ早めに投稿していけるように頑張ります。
ではこんな感じになってしまいましたが本編をお楽しみください。
前回ユウがイリヤと雪奈を沈めた(撃墜した)ためいよいよこの戦いの残りも2人だけとなり、終わりが近づいてきた。
そして、先ほどまで気絶したセシリアをピットまで運びアリーナ内に戻ってきた一夏は、ユウの近くまでやってきて静止すると、まるで見えていたかのように(実際ハイパーセンサーのおかげで丸見えなのだが)ユウが声を発しながら振り返ってくる。
「さあ一夏・・・・・・始めましょうか?」
しかし、声をかけられた一夏はというと戸惑いを隠せない
「始めるって・・・・・・ユウ、お前その腕でやるっていうのか!?」
それもそのはず、叫ぶ一夏が見つめるユウの姿は前回の最後で完全に自滅して負ってしまった火傷の痕が痛々しく存在している。
だが言われた本人は全く気にした様子も見せずに残った左手に柄から剣先まで漆黒で塗りつくされた1本の刀を握り、再び空中に無数の短刀を出現させると一度首を鳴らすと
「言いたいことはそれだけですか?そちらからこないのなら・・・・・・『行きなさい』剣たち」
ただそれだけを一夏に告げ先ほどイリヤたちに行ったように短刀『守天』を一夏に向けて放つ
「なんだよそれは!?と、とりあえず避けないと」
無数の刃がこちらに向かってくる異様な光景にすぐさま回避行動をとろうとする一夏であるが、その直前自身のISに宿る相棒が静止をかける
『待ってください一夏、そのまま瞬時加速でつっこんでください』
「な、何で止めるんだ。今あんなの喰らったらひとたまりも・・・・・・」
『問題ないです、あれが私の知っている物と同じなら絶対にSEは減りません』
「だ、だけどよ」
『私を信じてください・・・・・・一夏』
突然の白鳳の提案に驚き、拒絶しようとする一夏だが、彼女が自分の名前を呼ぶと一瞬だけ悩み・・・そして決断する
「分かったよ、そこまで言われたら信じてやろうじゃないか!こうなったら当たって砕けろだぜ!」
『!!・・・ありがとうございます一夏、では行きましょう』
覚悟を決めた一夏とそれに答えるように自身が出せる全力で加速して、眼前に迫る短刀を弾き飛ばしながらユウに急接近する一夏・白鳳・白式
そして雪片の刃が届く範囲内にユウの姿を納めると雪片を身体の後ろまで引き絞り一太刀で敵を倒さんと刃を振るう
「ん・・・どうやらあの子が守天では絶対SEにダメージが入らないと説明したようですね。・・・・・・でも私今使ってる守天などのデータは一切入れてないはずなんですけれどおかしいですね?まあ、今は特に関係ないことですね」
目の前まで迫る刃。
しかしユウは、まるで気にした様子も見せずに普段の調子のまま宙に浮かび冷静に状況を整理すると、刀を握っている左手の指の内の一本を動かし、次の瞬間……
「なっ!?・・・・・・ぐあっ!?」
『い、一夏!?こ、これは一体!?』
突如一夏の目の前に短刀が一本現れシールドを展開し、急すぎて止まることのできなかった一夏は(そもそもシールドが出たこと自体一夏は気が付けなかったが)正面からそれに激突する。
その衝撃で意識が一瞬飛んでしまった一夏を目の前に見据えながらユウはわずかに微笑を浮かべながら口を開く
「確かに守天はSEを削ることはできません。ですがこの子のシールドは相手の攻撃に対して堅牢なだけではなく・・・・・・・・・物理的な意味でも堅いんですよ」
「ど、どういう意味だ・・・」
「普段の状態だとエネルギー上のシールドですが、私の合図1つでシールドの性質は自由自在なんですよ。そして、一夏にしたことは簡単、人間猛スピードで車を運転して壁に激突すれば大変でしょう?そういうことですよ。絶対防御といえど衝撃までは防ぎきれませんからね・・・・・・では、サヨウナラ」
一夏の疑問に対して親切に答えたユウは、そこまで告げると突然未だに完全には回復していない彼に対して刃を振るいおまけとばかりに蹴りを彼の胴体に叩き込み再び距離を開かせる。
「こ、この!雪片ぁ!」
吹き飛ばされた一夏はなんとか体勢を立て直し雪片を二刀に分離させると空中に漂う短刀に注意をしながら少しずつユウに対して近づいていく。
その様子を眺めながら彼女は手に持っていた刀を粒子化させ消したかと思うと、代わりに槍を装備しそれを左腕の腋に通しながら一夏を迎え撃つ。
「今度こそ落ちろ!」
「落とせるものなら落としてみてください!」
一夏は両手に持った2本の雪片を使い手数を持って襲い掛かるが、ユウはそれを左腕にもった槍を使って攻撃を弾いたり時には手首を使い槍自体を回転させて一夏の猛攻を通さない。
その姿は周りの観客からすればまるで舞を踊っているように見えるほどであった。
「くそ、また攻撃を弾かれた!!」
「まだまだ甘いんですよ!(流石に腕一本しか使えないのは面倒ですが……それ以上にさっき一夏が言った『雪片』という言葉。十中八九あれでしょうけど二本に分離してるのが気になりますね)」
2人の打ち合いから数分が経過するが、一夏は全ての攻撃をユウの槍に弾かれ未だダメージを与えられず、ユウの方も左手しか使えないということ以外に一夏の持つ武器の正体が半分わからないため積極的には攻め込まない。
「(このままじゃまずいな。なら…白鳳!)」
『どうしました一夏?』
「(今の状態でさっきオルコットを落とした攻撃は使えるか?)」
『一応まだ使えますがただ闇雲に放つだけではマスターに当たりませんよ?』
「(ん?マスター?…いや今はいいか。なら俺が次に放つ突きに合わせてさっきの攻撃を発動させてくれ。ユウとの戦いでまだ一回も使ってないし、攻撃速度の速い突きなら攻撃を当てることもできるかもしれない)」
『……確かにこのままこう着状態が続くのもあれですね。いいでしょうその提案に乗って上げますよ』
一夏と白鳳は互いに相談しユウに確実に一撃を当てるため右に持った雪片であえて大ぶりな攻撃を仕掛けた。
その一撃はユウによってあっさりと弾かれてしまったが、弾かれるとほぼ同時に左に持った雪片で零落白夜を発動させながら自身の力を込めた渾身の一突きを……
「なん…だと………がっ!?」
一夏から見て左側に身体を回転させることにより避け、その回転の勢いそのままに持っていた槍の柄の部分で彼の脇腹を叩きダメージを与える。
「で、でもこの程度のダメージは……ってなんでそんな体勢に一瞬でなるんだよ!おかしいだろ!?」
「いいからとっとと落ちてください。いい加減面倒です………あとだるいので」
「おい!最後本音がでたぞ!って……グエッ」
一夏もすぐさま反応して攻撃に備えるが、それよりも速く槍を支点にして逆立ちの状態になっているユウが驚いている一夏に一言告げながらだるそうな目つきで彼の脳天に向けて踵落としを叩き込み地面に向けて彼を落下させる。
地面に落ちた衝撃で一夏のISのSEはほとんどなくなってしまうが、ユウの方も直接ISの装甲で蹴りを叩き込んだためその衝撃で若干だがSEを減らす結果となってしまう。
だがユウはそんなことを気にも留めずに落ちていく一夏に対して槍を軽く投げつけ直撃させると……明らかに軽く投げたとは思えない音と衝撃を彼に与え、声を上げさせることすらせずに彼の意識を奪い去った。
『試合終了。勝者ユウナスフィール・フォン・アインツベルン』
そしてそれと同時にこの試合の勝者を決めるアナウンスが流れ、ユウは顕現していた武器をすべてしまいゆっくりとピットのほうへ一夏が意識を失っているため緊急で白鳳が操縦している白式を伴いながら戻っていくのであった。
そしてユウたちがピットへと戻ると…
「・・・・・・・・・」
「か、かんちゃん?お、おちついてください」
「・・・・・・私が何で怒ってるか分かるよね?」
「ごめんなさい、わからな――――嘘です嘘です!分かってますからそのオーラをしまってください!」
ただいまの状況は何故か床に直接正座させられているユウとその前に仁王立ちで顔は笑顔だが目が完全に笑っておらず、しかも黒いオーラを撒き散らしながらいかにも『怒ってます』という雰囲気を出している簪・・・・・・そしてそんな2人の様子を少し離れた所から見ている一夏たち一行(教師組含み)
なお、すでに次の試合は始まっている模様
「なんであんな無茶したの?」
「い、いえあれは私も予想外という―――――にゃ!?かんちゃん!そこはダメ!そこはダメですぅぅぅぅぅ!?」
簪の質問に答えている途中ユウはネコのような悲鳴を上げてしまう
その原因は簪が突然、怪我を負っている彼女の右腕を掴んできたため、流石に痛みに耐え切れなかったためである
「嘘はダメ。ユウなら何発使えば壊れるか位把握できてたでしょ?」
そういいながらゆっくりとユウの腕から手を離すと『嘘をつくな』と視線で彼女に示しながら本当のことを話すように命じる
それに対してユウも観念したのか痛みにこらえながら口を開き説明を始める
「ま、まあ、2回分のロードしか耐えられないのは分かってましたよ?だってあれを開発したのは私ですからね。でも開発者だからこそ造った物の限界を知りたいんです!・・・・・・・・・あとはっきり言って面倒でしたので一気におわらせようかと―――――だから右腕はダメなんですってぇぇぇぇぇ!?」
「ユウにはこのくらいやらないと効果ない」
ユウの説明に最初の方は若干納得しかけていた簪であったが、最後にこっそりと言い放った一言によって再び彼女の腕を掴むと先ほどまでよりもより強く掴み、それに耐えられなかったユウは悲鳴を上げながら叫び続ける。
そんな様子を横で見ていた一夏たちの心境はというと・・・・・・
「(うわぁ・・・えげつねえ(ない))」
見事に全員同じことを考えているのであった
その後少しの間簪のユウに対するおしおきは続きやっと終ったかと思うと
簪は痛みでほとんど動けないユウを伴いながら(というより既に全身痙攣させて意識があるかどうかも怪しい状態)
「・・・では織斑先生私たちはこの辺りで失礼させていただきます」
「ああ、気をつけて戻れよ」
「はい、ではまた明日」
「・・・・・・・・・・・・」
千冬に対して挨拶をしそのままピットからでて自分達の部屋に戻って行った
なお試合の方はバカが序盤から攻め続け、一次移行が終った直後に『格闘進化!』といい結に突撃したが、あっさりと彼女の2本の大剣によって返り討ちにあって吹き飛ばされたり、あっさりと高威力のビーム砲によって撃ち抜かれたりする等全くいいところなどなく10分ほどで試合の方は終了してしまった
「え?俺の出番これだけ?あんだけ引っ張って試合描写まともにやんないの?え?え?」
果たして彼が認められ・・・もとい活躍できる日が来るのだろうか?その答えは神のみが知っている
今回ユウが一夏にとどめをさす時に使ったのは型月を知っている人なら知っているかもしれない鉄甲作用を使用したものです。
これは簡単に説明すると投擲したものの衝撃を数十倍にするというもの。
今回はもちろん加減してますからそこまで威力はないですが操縦者の意識奪うくらいはできます。
そしてもう1つの試合に関しては完全省略!
今いろいろ書いちゃうとこの後書きたいことが書けないから仕方ないね!
まあ、機体に関しては2人ともかなりネタバレしてますがね。
あと最近この小説にいっそ死徒27祖の連中だそうか悩み始めてしまった。
たぶんそこまでカオスにはならない…はず?(キャラ崩壊はするだろうが)
では今回はこの辺でまた次回お会いいたしましょう。