ま、まあそのうち修正するかもしれないし(汗
「全くあなたはこんな所で大声を出してなにをしてるんですか?」
「・・・・・・時間的に流石に迷惑だと思う」
「え?」
ユウたちは正面ゲートで大声を出していた少女に声をかけると、それに反応して少女がこちらの方に身体を向けてきた
「あ、ユウに簪じゃない!ちょうどよかったわ総合事務受付ってどこにあるの?」
「久々に会って第一声がそれですか鈴ちゃん・・・」
「別にいいじゃない知らない仲でもないし、どうせ明日にはみんなに挨拶に行くんだから今はそんな堅苦しくなくても」
2人の姿を見つけるや否やすぐさま自分が探している事務受付の場所を彼女に若干呆れながらユウは言葉を返すが『鈴ちゃん』と呼ばれた少女『凰 鈴音』は全く気にした様子もなく軽い口調で話を続ける
「まあいいです。受付はこっちですので着いてきてください」
「了解よ。ところでユウ?」
「はい?なんですか?」
「あんたその腕と頭どうしたのよ?」
「あーこれはですね・・・(略)」
「腕の方は自業自得として・・・・・・あの馬鹿は慣れてないとはいえ何やってんのよ」
「あはは、まだ発展途上ですし仕方ないですよ・・・・・・たぶん」
「あんまり甘やかしてるとあいつのためにならないわよ?」
「まあ、その辺は追々考えていくとしましょう」
ユウ達は鈴を連れて受付まで案内するとその途中でユウの状態に気がついた彼女が質問を投げかけ、答えを聞いてユウや一夏の行動に呆れたりしながらも、しばらく歩き続けていると目的地まで到着する
「ありがとうねユウ、簪。おかげで助かったわ」
「・・・気にしなくて平気」
「そうですよ。それよりもここから今度は寮までいけますか?また迷子になったりしませんか鈴ちゃん?」
「ユウあんた私を馬鹿にしすぎよ・・・・・・受付の場所は教えてもらってないけど寮の場所はしっかり教えてもらってるから平気よ・・・・・・たぶん」
「なんでそこで最後自信なく言葉を付け足すんですか・・・」
「だって転入の説明してくれた先生・・・・・・あ、緑色の髪の眼鏡かけた先生だったのよ。でも言っちゃ悪いと思うけどさ、話し方からしてなんか抜けてる感じがしたのよねー実際受付の場所とか伝え忘れてたわけだし」
「そ、そうなんですか(なんでしょう、どう考えても山田先生な気しかしません)」
そこまで話して鈴と別れて2人は食堂まで向かうのであった
ちなみに食堂に向かっている理由は千冬達を探している時に本音に連絡を取ったところ何故かメールで『後で食堂に来てね~』という返信があったためである。
ちなみに本来であればメールに時間等も指定されているはずであったのだが本音がうっかりしてしまいその辺りを打つことなくメールを送信してしまったのである
・・・・・・・・・実際のところは鈴と話している間に時間が過ぎて予定の時間になったためある意味問題はないのだが・・・・・・
「さて、まさかの再会があって言われた時間に遅れた可能性もありますが、ようやく食堂に到着ですね」
「・・・でも時間の指定無かったよね?」
「・・・・・・本音のことだから忘れたんですよ(汗」
「・・・ありえるのが本音らしい」
「本当ですよ」
食堂の入り口にたどり着いた2人は本音に連絡を再び入れると、入り口の前で待つように言われたため軽く雑談(主に本音に関して)をして待っていると、5分ほどして食堂から2人を呼ぶ声が聞こえてきた
「2人共~入ってきていいよ~」
「さて、何が飛び出すのやら」
「本音のことだから色々不安」
中から本音の声がしたため食堂のドアをあけて中に入ると2人を待っていたのは・・・・・・
パン、パパーン
『アインツベルンさん代表就任おめでとー』
「・・・・・・はい?」
「え?」
突然のクラッカーの音に二人は驚いてしまうが食堂の中を見渡すと1組のメンバーは全員揃っており、さらによーく見ると壁に大きくある紙がかけられているのが分かる
ちなみに紙に書かれている文字はデカデカと『ユウナスフィール・フォン・アインツベルン・織斑一夏 クラス代表・副代表就任パーティー』というのが書かれている
「いやーこれでクラス対抗戦も盛り上がる盛り上がる」
「そうだよねー私達のクラスにはなんていっても!」
「量産機で専用機持ちを倒すことができる技量をもった私達の希望の星ユウナスフィール・フォン・アインツベルンさんに!」
「仮にアインツベルンさんが出れなくても、世界に2人しかいない男性操縦者の片割れの織斑君がいるんだから問題なし!」
「ほんとほんと」
ユウと簪が未だに呆けている中クラスメイトたちは無駄に盛り上がりながら各自飲物を持ってやいのやいのと騒いでいる
その人数は明らかにクラスの総数を超えており、先ほど相槌を打った女子生徒に至っては2組の生徒だ
まあ、4組である簪がいるのに誰も突っ込まない時点でクラスという枠組みは意味を成していないのだが
「よう、2人とも大丈夫か?」
そんな中ユウたちの下にこのパーティーのもう1人の主役である一夏や付き添いとして箒や雪奈、姉のイリヤなどが続々と集まり声をかけてきた
「あ、一―――バカですか」
「・・・・・・・・・」
「話しかけて早々酷いいいようだな!つかなんで今いいなおした!?」
「ISの飛行訓練中にスピード出しすぎて制御に失敗した挙句地面に大穴空けて人に怪我させるような人なんてバカで十分でしょう?結局の所いつもと呼び方はほとんど変わりませんし」
「俺の心を折るには十分だよ!放課後にも簪やイリヤたちに散々言われたんだからもう勘弁してください」
「そんなことは知ったこっちゃありませんよ」
「ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
「やっぱり一夏は・・・・・・一度死ぬべき」
「簪さんもその睨んだだけで人を殺せそうな視線とか背後の黒いオーラしまってください。本当に色々ともうきついんです!」
「「一夏の自業自得だから断る」」
頭に怪我をさせられた恨みからかいつも以上に(他人から見ればいつもと変わらない)一夏に対して厳しい言葉を投げかけるユウと、精神的に弱い人なら視線だけで人を殺せそうな恐ろしい目力で一夏を睨む簪に一夏は必死になって謝り続けるがそんな物が今の2人に通用するはずもなく罵声は収まるどころかさらに加速していく
「なにやら盛り上がってる所悪いけどお話聞かせてくれないかな?」
一夏が罵声を浴び続けて精神的にダウンしかけていると、ボイスレコーダーを持った女性がやってきて一夏たちに話しかけてくる
「え、えーっとあなたは?」
「どーも、私は2年の『黛薫子』。新聞部の副部長をやってて、今日は今話題の新入生織斑一夏君に特別インタビューをしに来ました~。はいこれ名刺ね」
「あ、ありがとうございます」
突然のやってきてインタビューをしにきたと聞いて一夏は若干緊張しつつも名刺を受け取り、薫子の方を向き何を話そうか考えていると横にいたユウが何故かため息をつきながらも乱入者に話しかける
「薫子さんいつの間にパーティーやること知ったんですか・・・」
「およ?ユウちゃんじゃない。久しぶりね~」
「お久しぶりです。今日のことはもしかしてあの人から聞いたんですか?」
「そうそう。なんかあの子の元にパーティーがあるって連絡きたらしくて、私も誘われたんだけど彼女は生徒会の仕事がたまってるらしくて、布仏先輩から許しが出なかったから、仕方なくインタビュー目当ての私だけとりあえずきたってわけ」
「とりあえず納得しましたが、あの人はなんでいつも仕事をしないんでしょうね?苦労するのは自分なのに」
「まあ、たっちゃんだし」
「だってお姉ちゃんだもん・・・きっとMなんだよ」
この場にいない人に対しても全く容赦のない簪の言葉に、どこか遠くの方から『私はMじゃないわよ!』という言葉が聞こえてきたとか聞こえてこなかったとか・・・・・・
そんな会話がひと段落すると薫子は本来の目的を果たすために、今度こそ一夏に向けてボイスレコーダーをずずいっと近づけた
「じゃあそろそろ答えてもらおうかしら織斑君?」
「そ、それはいいんですが俺だけでいいんですか?話題にするならユウにも聞いたほうが良いと思うんですけど」
「大丈夫大丈夫、ユウちゃんのことはたっちゃん経由でよく知ってるしどうせ今回のクラス代表就任だってイリヤちゃん辺りが勝手に推薦したとかでしょ?それに勝負事だとユウちゃん手を抜くの嫌いだし」
「正解よ薫子!」
「確かに当たってますけど・・・・・・姉さん?そろそろ本格的に反省しましょうか?」
「え?ちょっと?ユウ・・・・・・様?そこの間接はそっちには曲がらな・・・・・・いやぁぁぁぁぁぁ!?」
薫子の予想に対してドヤ顔で答えるイリヤに対していい加減頭にきたのか、ユウは一瞬で彼女の背後に立つとそのまま関節を極め制裁を加え、食堂にはイリヤの悲痛な叫びが響き渡り、ユウたちをよく知らない他のクラスの参加者たちはほとんどがオロオロし始めたが、1組のクラスメイトたちはこの一週間で大体慣れてしまったのかただ心の中で合掌しこの惨劇を見守るのであった
「ではずばり織斑君!クラス副代表になった感想をどうぞ!」
「そうですね。副代表だから対抗戦で出番があるのかは分かりませんが、戦うことになったらだれが相手でも全力でいきたいと思いますし、他の仕事も頑張ってサポートできるようにがんばりたいと思います」
「おーもっと簡単に済ませると思ったけど結構いい感じだねー。でも少し足りない気がするからその辺はあとでこっちで捏造しておくね~」
「やめてください」
2人共後ろでイリヤと雪奈(途中で捕まった)が折檻されているにも関わらずインタビューを続ける辺り、かなりイリヤたちに毒されているようである
「それじゃあ後は・・・専用機持ちで写真でも取ろうか。そこで伸びてる2人は置いておくとして織斑君とセシリアちゃんで撮ろうか」
「本当ですの!」
「うん、いいよ~。ちなみにセシリアちゃんのコメントは織斑君に惚れたってことにしておくから安心してね~」
「なっ、ななななな!?」
一夏と2人で写真を撮るといわれたセシリアは内心でガッツポーズをとり喜んでいたが、薫子の次の発言で顔を真っ赤にして誰から見ても(一夏除く)動揺しているのが丸分かりである
しかし一夏はそんなことも気にもせず
「何をバカなことを」
「え、そうかな~?」
「そ、そうですわ!何を持ってバカとしているのかしら!?」
余計なことを言ってしまったためセシリアは別な意味で顔を赤くしながら反論し思いっきり一夏を睨み出す。
その後このままじゃ埒が明かないということで2人を横に並べて写真を撮ったのだが、その写真には一夏とセシリアだけではなく1組の全メンバーが撮影の瞬間に2人の周りに集結し自分達も写真に納まろうとしている様子も映し出されていた。
ちなみにいつの間にか復活したイリヤ・雪奈はもちろん箒といつの間にかやってきていた結まで写真に入っていたのには一夏・セシリア両名共に写真が現像された後に確認し驚いていた。
そんな中ユウと簪は意図したわけではないが元々立っていた場所が撮影の範囲内であったため偶然にも移りこんでしまったのだが、そんなことは特に気にせずユウはクラスの行動力を見ながら
「(このノリのよさは、なんだかどこぞの3-Aを彷彿とさせますね。なんというか懐かしいです)」
と心の中で昔転生した世界のことを懐かしみながら、騒がしいクラスメイトたちの声を聞き、パーティーで用意されていた軽食を簪と一緒に食べるのであった。
「ん・・・じゃあ次はこれ」
「はいはい・・・・・・というかかんちゃん?」
「なに?」
「私昼前に気絶したから朝から何も食べてないんでお腹はすいてるんですが、何故みんながいる前でアーンをされてるんでしょうかね?ほとんどの人が写真の方に気が行っていて気がつかないとはいえ」
「そんなの決まってる。・・・・・・・・・私がやりたいからやってるの」
「恥ずかしいのでここではやめてください」
「?ここじゃなきゃいいの???」
「いえ、そういうわけではですね」
「分かった残りは部屋までとっておくね」
「分かってませんから!?」
その後もパーティーは夜10時過ぎまで続いたが、流石に長引きすぎてしまい最後には先生が注意しにきたので、パーティー参加者全員で手っ取り早く片付けを済ませそのままパーティーは終了となった
各自部屋に戻ったあと、一夏は女子のエネルギーを侮っていたため、ベッドに倒れこむとすぐさま眠りにつこうとしたが同室である箒に叩き起こされ消耗した身体(簪の特訓が半分以上原因を締める)に鞭を打ちつつ着替え意識を闇に沈めるのであった。
今回は鈴ちゃんとの会話シーンと就任記念パーティー(ただし主役は一夏ではない)
いい加減キャラ紹介やIS紹介を入れるべきか若干悩み中
とりあえず今回は特に原作と大きな違いはないです。
精々鈴とユウたちが知り合いなことやパーティーの主役が違うくらいですし。
……書いてる途中でなんかノリが問題児たちっぽくなった気がした謎。
感想などお待ちしております。
ではまた次回!