ゴリライオンライン-汝、兎を狩るのにも全力であれ-   作:インテリジェンスゴリラ

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12日まで更新ないらしいので暇つぶしにどうぞ

ちょろっとだけシャンフロ編書きたくなったのでその導入みたいなもの兼あの後の話。

短くてすいません。


肉食獣と草食獣の戯れ

小さな影が迫ってくる。

体格差など自分の前では関係ないと、その小さな体躯では考えられないほどの傲慢な考え。

だが、この場においてそれは正しいのだろう。

 

肉食獣であるわたしが瀕死で草食獣である彼はまだ元気である。

だからこその傲慢、時間切れなど待たずにそのままトドメを刺す気だろう。

 

確かに今のままではそのまま葬られるだろう。

だが、だがである。

肉食獣であるこのわたしが狩られるのをただただ待っているなどあってはならない。

 

故に―――

 

 

「ふぎゅっ」

 

尻尾目隠し二段フェイントアサシンキルでやりかえしました!

ウサギの耐久なら八割ぐらい余裕で削れますね!

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

「対戦ありがとうございましたー!」

 

「おつー・・・」

 

ふっふっふっ!

流石に三連敗して凹んでますね!

 

「連勝ですよ!連勝!」

 

「あーくっそ悔しい、連敗してたから焦りすぎたかなー」

 

「一瞬の油断が命取りですねぇ」

 

「ちょっと休憩したらもっかいやるぞ」

 

「はい!」

 

あのウサギとの出会いから早半年、あの時の宣言から一か月ほどで目標は達成されていた。

本人曰く、対策取られて勝ち続けるほど人間やめてない。とのことだが一か月勝ち続けた時点で化け物である。

 

目標である兎の打倒を成し遂げた私はモチベが下がってしまうかと思ったが、完全にゲームにのめりこんでしまって続けている。

 

「一回目のフェイントは読めたけど二回続けてくるの予想できなかったというか、あれは反応できない」

 

「完全に目隠し決まりましたからねぇ・・・」

「でも少しでも視界あったら対応してきますよね?」

 

「できなきゃサバンナじゃ生き残れないから」

 

サバンナは魔境である。

最速チーターをして尻尾目隠しで完全に視界を奪えるかは運ゲーの領域だ。

突進と尻尾の振りを完全に合わせないといけないが、振りが遅ければそのまま突進を喰らい、早ければ当たらずそのまま致命的な隙を見せてしまう。

半ば賭けだったが成功してよかった。

 

「勝率六割は維持したいなー」

 

「五割までは持っていきたいですねぇ」

 

「始めて半年の子に五分まで持ってかれるとみんなからくっそ煽られるから全力で死守しなきゃなー」

 

「でも始めたときはずっと勝てないかと思ってましたよ」

 

初めてチーターに変えて戦った時の絶望感はすごかった。

なにをしても全部対応してくる兎のために日夜研究したものである。

結局行き詰り、他の人を巻き込んで兎対策委員会を結束。

みんなでやいやい言いながら議論したなー。

 

「格ゲーというか対人戦で無敗とかそんなの無理d・・・」

「・・・無敗の化け物も稀にいるけど普通の人じゃ無理無理」

 

「それでもメタられて六割維持してるヒースさんも化け物ですって」

 

「こんぐらいできなきゃ兎はサバンナじゃ生き残れない」

 

「サバンナは魔境ですからねぇ・・・」

 

「八割だって一部のやばいプロゲーマーとかじゃないと取れないよ」

 

「あっ総受けの人がこの前知人に勝率七割とか言ってましたよ!」

 

「ファンがやばい人のことを総受けの人と言うのはやめて差し上げろ」

 

あの人も大概強さ的な意味でやばいけど、ファンが集まる掲示板は性癖的な意味で色々やばいらしい。

深夜帯の掲示板は魔境だからヒースさんに見るなって言われてるけど、すごい気になっている。

 

まぁ、あまり気にしないようにしておこう。

他のゲーマーで思い出した。

 

「ヒースさんって他の格げーというかゲームやらないんです?」

 

「あーたまにやるけど長く続かないんだよねぇ」

「唯一続いたゲームもちょっと前に色々あって半隠居状態だし」

 

「なんのゲームやってたんですか?格ゲーです?」

 

「シャングリラ・フロンティアってやつ」

「有名だから知ってると思うけど」

 

「あーそれ私もやってますよ」

「最近サバンナに入り浸ってるから放置気味ですけど」

 

「今度息抜きに一緒にやる?」

 

「はい!ぜひぜひ!」

 

シャンフロは友達に勧められてやってたけど完全にサバンナの住人になってからは触ってなかった。

特にクランとかは入ってなかったから気にしてなかったけど久しぶりにやろうかな。

 

情報とか仕入れてないからいまどうなってるか知らないけどちょっと楽しみではある。

それにしても・・・

 

「シャンフロやってるのは意外でした」

「格ゲーとかばっかりやってるイメージでしたし」

 

「あそこの兎は素晴らしいから仕方ない」

「まず毛の質感が~」

 

完全に兎狂の目だ。

語りだすと長いから話を変えよう。

 

「十分休憩できましたしそろそろ対戦しましょう!」

 

「野生の中にも気高い意志が・・・って随分しゃべってたな」

「じゃあそろそろやるか。次は勝つ。」

 

「負けません!」

 

次の目標は五割までもっていくことだ!

これからもゴリライオンラインを楽しんでいこう!

 




そのうちにシャンフロ編一話と設定諸々書く予定です。

ロックピッカー書きたかったけどほかの人に任せます。

主人公の女の子のリアルは無表情系元気ロリ
無表情だけど声だけは感情豊かだから初見だと困惑する模様
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