黒翼の赤龍帝   作:挫梛道

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《前回の あらすじ》
『焼き鳥再生計画』の現場に、ソーたんが差し入れとして、手作りクッキーを持ってきてくれました、まる
 




復活の不死鳥(フェニックス)

 

 

 

 

 

兵藤さん、兵藤さん?

 

 

…ん~?

あ、あれ? 鬼灯さん?

どうも、お久し振りです。

…って、此処は?

何なのですか?

この、お花畑な風景は?

俺は、確か…

 

 

…アナタは何を、暢気な事を言っているんですか?

 

 

はい?

 

 

良いから早く、目を醒ましなさい。

この儘じゃアナタ、マジに阿鼻地獄(※後書き参照です)逝きですよ?

 

 

はいぃっ?!

 

 

…アナタは まだ、此方に来るには、早過ぎます。

さぁ、早く起きるのです。

 

 

 

◆◆◆

う…う…ん~…?

イッセー…だ…

な、何だか、夢を見ていた様な気がする…

確か、ライザーの根性を叩き直している時に、レイヴェル嬢と生徒会長さん達が やって来て、その後の記憶が…

…って俺、どうして寝ていたんだ?

 

「どうでも良いが、起きたのなら頭を上げてくれないか?」

「はい?」

ふと、目を上に向けると、其処には青い衣に包まれた、見事な胸…の更に上から、美女(ティアマット)が顔を覗かせていた。

そう、俺は何故か、ティアマットさんに膝枕されていたのだ!

ありがとうございます!

すべすべ太股、最高です!

…で、なくて、これは一体、どーゆー事だ?

とりあえず周りを見渡してみると、

「クックックック…www」

ライザーが、腹を抱えて蹲っており、

「「「………………………。」」」

ライザーを鍛えていたドラゴンの皆さんは、複雑な表情を浮かべている。

 

「………………orz」

「か、会長!どんまいですから!」

そして生徒会長さんが何故かorzっており、匙や副会長さん以下、生徒会の皆さんが、何やら必死にフォローしている感じ。

 

「……………………。」

「説明、ぷりーず?」

もう、訳が分からないので、やはり、何故だか顔を青くしているオーフィスを膝枕して、困った様な顔をしているレイヴェル嬢に、説明を求めた。

 

≫≫≫

「すいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんん~!!」

「おいアイザック、会長も こうして心底謝っているし…!」

「「「「お願い、許してあげて、アイザッきゅん!」」」」

「いや、悪気が有った訳じゃ、無いから…」

レイヴェル嬢の説明の直後、頭を下げて謝罪してくる生徒会長さん。

どうやら俺が寝てたと言うか、意識を失っていた原因は、会長さんが持ってきた手作りクッキーだったみたいなのだ。

完全に、見た目の完璧さに騙されたよ。

しかし 本人も かーなーり、本気で凹んで反省してる様だし、匙や他の生徒会メンバーの皆さんも許しをお願いしてるから、余り掘り下げない事にした。

ん~、何なら月1で教会で行われている、【朱璃さんの お料理教室】に会長さんを誘ってみるかな?

この朱璃さん主導の成果は物凄く、「得意料理!卵ごはんっス!」と言っていたミッテちゃんや完全に"食べ専"だった白音ちゃん、お米を洗剤を使って洗おうとしていた〇〇〇〇(本人の名誉の為、名前は伏せます)も、カレーや鶏の唐揚げ、焼きそばなんかは、普通に美味しく作れる様になったんだぜ!

朱璃さんの手に掛かれば、壊滅的に残念な料理センスも、あっという間に少なくとも、『普通』レベルには、なってくれるさ!…多分。閑話休題!

 

「く~っくっくっく…www」

…で、未だに笑ってるライザーだが(怒)、

垂直落下式ブレーンバスター(テキサス ブロンコ・ドライバー)っ!!」

 

ずどんっ!

 

「へぶらっ?!」

「お、お兄様あ!?」

とりあえず、犬神家にしてやった。

え?トラウマが更に悪化した?

そんなの知らないし。

 

「くっきー怖い くっきー怖い くっきー怖い くっきー怖い くっきー怖い くっきー怖い くっきー怖い…」

…尚、ピーマンに続き、オーフィスに嫌いな食べ物が1つ増えたのは、別の話だ。

 

「ところで俺って、どの位 寝てた訳?」

「30分程度ですわ。」

 

≫≫≫

「温泉?」

「ええ。この山の奥に、在りますの。」

レイヴェル嬢や生徒会の皆さんが この場に来た本命の目的は、ライザー(…及び匙)の様子を見に来た事で無く、この山に在る温泉に入りに来たそうなのだ。

へ~?温泉ねぇ…

今度の休み、俺も改めて、皆で来てみるかな?

 

「…アイザッきゅ先輩、覗かないで下さいね?」

「え?いやいや、大丈夫。俺、奥さん居るし。」

「「「「ま゙?!」」」」

「会長さんは、本当は匙と入りたいんですよね?

2人きりで。」

「は…はぁあ゙~?!

ななな…何をいってりのでしか、貴方わ!!

私と匙は、まだ高校生ですよ!?

一緒に お風呂とか、まだ しょんな、は、は、は、破廉恥な…(モゴモゴ…)

「…赤龍帝様、セクハラですわ。」

「ごめんなさい。」

こんな会話をしながらの昼食の後、女の子達は温泉目指し、山の奥側に入って行った。

…オーフィスとティアマットも一緒に。

 

≫≫≫

 

バシィッ!ドン!ガキィッ!!

 

「ぐゃわゎーーーーーっ?!」

『逃亡者を狩る役』のオーフィスが居なくなり、必然的に?その役目は俺が担う事になった。

てゆーか この男、オーフィスが視界から消えた瞬間に早速、空に逃げようとするとは全く以て、良い度胸だ。

尤も俺も直ぐに翔び立ち、空中で延髄斬りを炸裂させて叩き墜とし、STFで捕縛してるけど。

 

「あ痛たたたた!くっ、離せ、赤龍帝!

温泉だぞ!あれだけの良い女達が、温泉に行ってるのだぞ?!

男なら、アクションを起こして然りだろうが!」

痛がりながら、必死に力説するライザー。

あー、何だ。

別に逃げようとした訳じゃ無かったのか。

まあ、それなら良いk

「ちっとも良くねーよ!」

…そう言ってきたのは匙だ。

 

「大体アンタ、ライザーさんが自分の嫁さん達が風呂に入ってる時に覗こうとしたら、どうするよ?」

「!!?」

な…何ぃ!?

ライザーが、皆の お風呂を覗く…

朱乃ちゃんの…レイナちゃんの…ミッテちゃんの…ジャンヌの…バイサーの…黒歌の…白音ちゃんの…アーシアの…八阪さんの…九重の…蘭ちゃんの…アテナ様の…ロセの…ヘル様の お風呂を覗く…彼女達の綺麗で可愛い おっぱいを、お尻を、大事な所を、ライザーが見る…だとぉっ???!

 

巫山っ戯んなァアアアアアアアッ!!!!

  

そんな事された日にゃ、とりあえず、折る。

そして、もぐ。

で、最後に師匠ん処のペット(フェンリル)に喰わせてやる!!

…成る程、俺が悪かった。

そりゃ匙からすりゃ、「会長の裸を見ていいのは、この俺だけだ!」…ってなるわな。

 

「よーし、匙、分かった!

この場は任せろ!

この焼き鳥男は俺が抑えておくから、お前1人で行ってこい!

会長さんに漢、見せてこい!」

「大バカヤローっ!! 何で、そーなるんだ?!」

 

ボォゥワッ!

 

「「??!」」

(あっつ)っ!?

ちぃ!少し、悪ノリし過ぎたか?

匙をおちょくってたらライザーの野郎、自分の身を炎に変えて、関節技から逃げやがった!

 

「ふはははははは!

俺は、ソーナ・シトリー達の裸を見る!

何としてでもな!アディオス!」

 

ビュゥン!

 

「あ!」「逃げた…な…。」

そしてフェニックス特有の炎の翼を展開させ、またも大空へと飛翔!

 

「あ・の・野郎!させるかよ!!」

 

ビュン!

 

それを見た匙も、飛び立った。

 

「ヴァーリ、俺達も追うぞ!」

俺も、ヴァーリと一緒に追おうとするが、

「俺は別に、ソーナ・シトリー達の肌がライザー・フェニックスに見られようと、どうとも思わぬのだが?」

ヴァーリは冷たくも、我関せずな姿勢を見せる。

 

「バカヤロー! 今のメンバーには、会長さん達だけでなく、オーフィスやティアマットさんも居るんだぞ!

これでライザーが温泉 覗いたとなると、それを止めなかったって同罪で、俺達も一緒に制裁されるのは必至だぞ!?」

正直、オーフィスは裸を見られたとか、そういうのが恥ずかしいという考えは、持っていないから大丈夫。

普段から風呂から上がった後、全裸で教会の中を普通に歩き回るし(アーシア達が着替えを持って追い掛けてる)、この前の海の時は、最初は絆創膏3枚だけで海岸に出ようとしたらしいし!

しかし、ティアマットさんの方が判らない。

俺達"若僧(ガキンチョ)"に裸を見られた程度じゃ動じる事の無い、大人の女性の余裕な対応を見せてくれたなら良いけど、普通に乙女な恥じらうリアクションを取られた日には、その後には逆鱗龍王様による修羅場が訪れるぞ!

 

『ヴァーリ! この男の言う通りだ!』

『何をやっているのだ相棒!

そこまで分かっているのなら、早く あのフェニックスの小僧を追え!』

「…やれやれだな。」

 

ビビュン!

 

俺の訴えにドライグ、そしてヴァーリの内側に宿る、白い龍も激しく同意し、それにヴァーリは呆れながらも納得、神器(セイクリッド・ギア)の翼を広げ、ライザーを追い出した。

当然、俺もだが。…って、ドライグと白い龍、怯え方が尋常じゃないが、本当に過去に、一体 何が有った?

そして、マジにティアマットさん、乙女対応なの?

 

▼▼▼

 

ちゃぽ…

 

「ハァ…本当に、良い湯ですね。

レイヴェルさんに感謝です。」

「恐縮ですわ。」

 

…その頃、ソーナ達は温泉に到着。

早速 その身を、湯に浸していた。

 

「ふむ。実は温泉は初めてなのだが、存外、良い物だな。」

「てゆーか、冥界にも温泉って有ったんですね。」

「はぁ~、幸せぇ~♪」

「…ぶくぶくぶくぶくぶくぶく。」

その場の皆、ティアマットやオーフィスを含む全員が、良い気分で堪能している。

 

「…………………………………。」

「…会長?どうか、しましたか?」

「へ?ゐぇ、べ、別に、何でみょ?!」

「??」

そんな時、ふと、ソーナは周りを見渡し、少しばかり気落ちしている様に見えた。

その僅かな変化に気付いた彼女の女王(クィーン)であり、生徒会副会長の真羅椿姫が心配そうに声を掛けると、多少 上擦った声で心配無用と応える。

…が、実際にソーナは凹んでいた。

周りの面々と比べて、明らかに自分だけが()()()()()()のである。

正にロケットの形容が相応しいティアマットや椿姫は論外として、他の眷属達も、年相応に成長している。

夏休み前に新たに眷属として転成した1年生の仁村瑠々子も、比較的 慎ましい部類では有るが、それでも自分より大きい。

自分と同志(どうるい)と思っていたレイヴェルも、いざ そのドレスを脱いでみれば、正しく大絶賛成長中、詐欺な程の着痩せっ振り。

自分が勝っているのは、オーフィスだけだった。

 

「かーいーちょ~?♪」

 

もにゅ…

 

「ひゃぁあ?!」

そんな時、ソーナに後方から忍び寄ったのは、戦車(ルーク)の由良翼沙。

 

「他人に揉まれると、大きくなるそうですよ~?♪」

 

もみもみもみもみもみもみ…

 

「ちょ…翼沙、アナタ…止め…あぁん、其処…ら、らめぇ!?」

ソーナの心情を察したのか、背後から胸を鷲掴みからの揉み解しである。

それに対し、ソーナは顔を赤くしながら、必死に抵抗。

 

「まあ、地上に帰った後、元ちゃんに頼んで して貰ったら良いですよ~?」

「そうですね。

匙なら涙を流しながら、喜んで引き受けてくれますよ。」

「「「「きゃー(//▽//)ー♪♡」」」」

「お、お馬鹿ぁ~~~~~っ!??」

 

▼▼▼

 

「待ちやがれ!ライザー!」

「ちぃ!もう追い付きやがったか!

てゆーかオメー、下級の転生悪魔の分際で、誰に対しての口の聞き方だ?」

「っるせー!覗き野郎にゃ、これで十分だ!」

 

…その頃、その上空付近では、ライザーと匙、

「よし、3人でライザーを止めるぞ!」

「…やれやれだな。」

そしてイッセーとヴァーリが、空中戦を展開していた。

 

「ライザー、良いのか?

この下には会長さんだけでなく、お前の妹だって居るんだぞ?」

「心配するな。流石の俺も、実の妹には欲情は せん!」

「「そーゆー意味じゃねー!」」

「ふん…それにしても、其処までして、女の肌を見たがったり、それを止めに入るかねえ?」

「「「あ゙?!」」」

1vs3の状況下、互いに拳や蹴り、言葉を交えている中、ヴァーリの一言に、イッセー、匙、ライザーの3人が過剰気味に反応。

 

「特にソーナ・シトリーの乳なんて貧し過ぎる気がするが、あんなのを見て、特なんて有るのか?」

 

ぷち…っ!x3

 

そして、更に続く発言、それは3人の男にとっては禁句(タブー)だったのか、完全にリミット・ブレイク。

 

「ヴァアーーーリイィッ!テッメェ!」

 

ガン!

 

「ぐえっ?!」

先ずは怒りの余り、瞬時に漆黒の全身鎧を纏った匙の渾身の一撃が、ヴァーリの顔面にヒット。

 

「「女を胸で差別するな!

どんなに大きくても小さくても、おっぱいは おっぱいなんだよ!!…っ!!?」」

更にはイッセーとライザーも、揃って持論を力説しながら…台詞がハモった事に一瞬 驚きながら…これに追撃。

 

「ビッグバン・ドラゴン波アァッ!!」

「皇鳳焔んーっ!!」

 

どっごごごぉぉぉおっ!!!!x2

 

イッセーが左拳から特大のエネルギー波を、ライザーも右の掌から、それに匹敵する巨大な鳳凰を象った火炎弾を撃ち放つ。

 

「っぐはぁあっ?!」

反射的に神器(セイクリッド・ギア)禁手化(バランス・ブレイク)、白い全身鎧を纏い、辛うじてガードする事は出来たが、その攻撃力(パワー)を全て捌く事は出来ず、ヴァーリは その鎧を破壊されながら、遥か彼方に吹き飛ばされた。

 

「「………………………。」」

 

パッシィィィン…!

 

そしてイッセーとライザーは無言で どちらともなく、その場で甲高い音を響かせてのハイタッチを交わす。

それは、互いに いがみ合っていた者同士が、同じ志の下に和解したかの様だった。

 

「…って お前、完全に引き籠り、治ってるよな?

ドラゴン(おれたち)に対しても、何か普通に接してるし?」

「む?…そう言われてみれば?」

どうやらライザーは、この攻防戦が切っ掛けなのか、ドラゴン恐怖症を克服した様だ。

 

「…単純に煩悩(エロパワー)が、恐怖を凌駕しただけだと思うぞ?」

 

≫≫≫

「ふははははは!兎に角 目出度い!

俺自身で解るぞ? 完全復活だ!!」

経緯は どうあれ、ドラゴン恐怖症の克服を自覚したライザー。

 

「早速 復帰祝いだ!

この濃い湯気の下で寛いでいる、ソーナ達の乳を…

「だから、それだけは絶対に させねー!」

「この焼き鳥野郎!そんなに(ティアマットさんに)殺されたいのか?!」

 

ガン!x2

 

「ずゎい?!」

しかし、それでテンションMAXとなったのか、現在 自分達が居る空の真下、温泉に入っているであろうソーナ達を覗きに降りようとした処、再び匙とイッセーによる、キッツい一撃を貰い、ライザーは地表に叩き付けられてしまった。

 

 

 

グィ…

 

「よし、これで大丈夫だ。」

「ぬぉっ?体が?…チカラが?!」

更には匙が自身の神器(セイクリッド・ギア)から、ロープの様なパーツを伸ばして分離させると それで身動きが取れない様に縛り付ける。

 

「ふぅ、これで一安心だな。」

「そうだな。後は…」

 

がし…

 

「ん?アイ…ザック?」

そして安堵の息を溢した匙の腕をイッセーは掴むと、

「おら!最後の仕上げだ!

匙!漢になってこい!!」

 

ぶぅん!!

 

「おぅわっ?!」

ソーナ達の居る温泉の方向に、一本背負いで投げ飛ばすのだった。

 

「て…テッメェー?!」

 

シュルル…

 

「へ?!」

しかし匙も、只で投げられる事無く、ライザー同様に神器(セイクリッド・ギア)のロープパーツを延ばし、イッセーを捕縛。

抗おうにも この神器(セイクリッド・ギア)の特性なのか、捕らわれた身体はチカラを十全に活かせず、ロープを断ち切る事が出来ない。

結果、イッセーも温泉の方に引っ張られる形となり、

 

ざっぱーっん!

 

「「ぶはぁっ!?」」

2人仲良く、服を着た儘、女性陣が居る温泉に飛び込んでしまうのだった。

 

「さささ…匙ぃ??!」

「ぁわゎ…ち、違うんです会長!

これは、アイザックのヤローがががが…!」

「元ちゃん?」

「げんしろー?」

「先輩?」

しかも、匙が飛び込んだ先の正面には、ソーナ達の生徒会の姿が。

今更だが当然、この温泉には、男女の区分等は無く、不意に現れた異性の新客に、タオル等な不粋な用意をしていなかった少女達はパニックに。

 

「「「「「きゃあぁっ!??」」」」」

殆どの者は慌てて直ぐ、体を湯に沈ませて その身を隠すが、約1名だけは、このイレギュラーなアクシデントに処理落ち。

胸や秘部を隠す事無く、完全にフリーズしてしまう。

 

「さっさっさっさj…?」

「す、すいません会長!マジ、すいません!」

顔を赤くして固まっているソーナに対して、匙も顔を赤らめ、両手で覆う様に顔を隠しながら謝罪をするが、その指の間は しっかりと開かれ、ついでに眼も大きく見開き、己の主の一糸纏わぬ姿をガン見していた。

 

≫≫≫

「せ、赤龍帝、様??!」

「どどど、ドライグ?赤龍帝??」

「…イッセーも、お風呂、入るの?」

そして一方のイッセーも、レイヴェル、ティアマット、オーフィスの前に着水。

 

「「「…………………。」」」

此方も、オーフィスは()のノーリアクションだが、レイヴェル、ティアマット、そしてイッセーは完全に固まっていた。

 

「ぇ、えーっと…」

そんな、その場の止まった空気を和ませようと、イッセーが口を開く。

 

「れ、レイヴェルって、以外と着痩せするタイプなんだな…

ん、なかなか良いスタイルだよ?」

「…………………………。」

「ティアマットさんは…もう、完璧ですよ、ね…?」

「…………………………………。」

しかし、この乙女達の艷かな姿を讃える台詞も、この時ばかりは逆効果だった。

 

「ドライグ…アンタ、生身のドラゴンとしてでなく、神器(セイクリッド・ギア)としても もう一度、死にたいみたいね?」

『ま、待てティアマット!落ち着け!少し話し合おうじゃないか!?』

「赤龍帝様の…えっちーーーーっ!!」

 

…ちゅっどぉ~~~~~~~ん!!

 

「『ぎょえーーーーーーーーっ?!」』

 

▼▼▼

◆◆◆

はいは~い♪

ミッテっスよ~♪

イッセーがライザー・フェニックスとやらの更生プログラムを終えて、駒王町に帰ってきたっス。

…は、良いけど、余程ハードな内容だったのか、指導した側の筈のイッセーも、負傷しての帰還っス。

尤も、怪我とかは、教会(ウチ)にはアーシアが居るから、そんなに問題は無いんスけど…

 

「…まぁ、こういう展開は、想定していました。」

「イッセー様ですから、仕方無いですね。」

「流石はイッセーきゅん!

俺ちんに出来ない事を、平然と やってのける!www」

「うむ。尤も私は、先日のフェニックスの姫君だとばかり、思っていたがな。

フリードでは無いが、本当に主は、想定の斜め上を行ってくれるな。」

その代わり、別の?問題が起きてるっス。

 

「ぎゃーっはっはっはっはっは~い!!…く、苦ひい!」

まあ、何が起きたかってゆーと、ぶっちゃけ、何時ものパターンっスよ。

コカビエル様なんか、床で のた打ち転がりながら、大爆笑してるっス。

 

「詳細は省くが、この()()()()()()()()()()()()意味で、今日から此方の教会の世話になるので、宜しく頼む。

無論、只飯食らいになる心算は無いぞ。

シスターの真似事でも、教会の雑用でも、何でも申しつけてくれ。」

そう…イッセーが今度は、青髪の おっぱい女を、お持ち帰りしてきたっス。

 




 

【阿鼻地獄】
日本地獄に於いて最も最悪・最厳の地獄とされ、殺生、盗み、邪淫、飲酒、妄語、邪見、父母・阿羅漢(賢者・聖者)の殺害、そして犯持戒人(尼僧・"童女"への淫行)をした者が落ちると云われている。
 
…って、尼僧(シスター)も含まれるなら、尚更イッセー、アウトー!www
 
②久し振りに、第3者視点の文章を書いてみました。
 
③ソーナさんと匙の、明日は どっちだ?(笑)
 
④実は超(ウヴ)だった、ティアマットお姉さんwww
 
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