第1話の前書きで挑発的文章を書いた影響なのか、評価が だだ下がりだぜ!(笑)
そんな訳で本作を"お気に入り登録"されている皆様、是非とも評価(高いヤツ)をよろしくお願いします(笑&切実)。
◆◆◆
「あ、アイザッきゅん、おはよー。」
「あ…おはよう…」
「もう具合、大丈夫なの?」
どうも…昨日は体調不良で学校を休んだ"アイザッきゅん"こと、イッセーです。
本当は今日も休みたかったんだけど、流石に"あんな理由"で2日連続で…って訳には行かず、今日は少し無理しての登校。
教室に入った途端、クラスの女の子達が、心配そうに声を掛けてきてくれました。
「…アンタ、本当に大丈夫なの?
顔色、まだ悪いわよ?」
「桐生ちゃんの言う通りよ。
アイザッきゅん、無理するのは、良くないわよ?」
「ん…ありがとう…」
…って、"毎晩 無理させてる"のはレイナちゃん、貴女達ですから!
≫≫≫
「はぁ…」
そして放課後。
何とか無事に、"学校"は終わった…
しかし これで、1日が終わる訳では無い。
否、寧ろ、俺の1日は これから始まると言っても過言じゃないと思う。
マンションに帰ると…あぁ、説明してなかったか。
俺とレイナちゃんは、編入の際に学園には別々のマンションを現住所として登録している。
そして、教会を現住所としているのはミッテちゃん。
ミッテちゃんは、"教会の娘"って設定だ。
いや、3人共に、同じ教会で住んでるなんて、流石に怪しまれるでしょ?
そしてマンションにて部屋着に着替えると、"教会内の俺の部屋"に転位。
教会で皆で夕飯を取り、皆でワイワイして、皆でお風呂に入り…その後に"色々"と有って就寝。
そして翌日の朝、再び転位でマンションに戻って制服に着替え、登校する。
これが、俺(…とレイナちゃん)の生活パターンだ。閑話休題。
≫≫≫
そして、また金曜日…週末がやってきた。
「今日のメニューは、牡蠣のスープとレバニラ炒め、山芋とオクラのご飯ですわ♪」
教会での食事は基本、朱乃ちゃんとジャンヌが交代で料理を担当している。
今夜は、朱乃ちゃんの番だった。
「うゎっひょーっ!
何だか すこぶる、精の付きそうなメニューっすねー!イぃっセ~ぇきゅん?www」
「しかし夜には、精根尽き果てる…ですか。」
いや茂っさん!上手くないからね!?
そして先程、皆で食事と言ったけど、食事に関しては、俺達と一緒に駒王町に潜入した はぐれ悪魔祓い…フリードや茂っさん達も入っている。
彼等は有事の時以外、普段は教会就きの牧師として住み込みで働いていて、食事は基本、食堂で皆さん揃って牧師らしく?一応は形だけだが、祈りを捧げながら「頂きます。」するのだ。
日曜日は教会に祈りを捧げに来る人達の対応をしたり。
フリードなんか…
あ・の・"糞悪魔★絶対殺すマン"なフリードが、懺悔に来る人達に、きちんと それらしく、牧師みたいに応対してるんだぜ!
因みに朱乃ちゃんとジャンヌも普段はシスターとして、そして昨日からアーシアと黒歌も、新人シスターとして働いていたりする。
ジャンヌは兎も角、俺的には朱乃ちゃんは巫女服なイメージが定着してたから、最初は違和感有り有りだった。
≫≫≫
「♪快感 苦痛 破壊 創造♪」
……………………………………………。
そして夜、建物2Fの寝室から ふと外を見ると、教会裏口から、鼻歌混じりに出掛けるフリードの姿が。
この教会で活動する牧師の服でなく、グリゴリ支給の はぐれ悪魔祓い専用の白い法衣で…だ。
「イッセー君?」
「ごめん、急用だ。」
何か、任務が有るなんて話は聞いてない。
凄く嫌な予感がした俺は、髪を赤く変換すると、俺も、"何時もの戦闘衣装"に着替え、
「い、イッセー君!!?」
「ごめん、なるべく早く、戻るから!」
「御主人様ぁっ??」
バタン…
あの
…フリード、ナイスだ!!
今度、何か奢ってやるぜ!
「「「お…おのれフリード!!
後で絶対に死なす!」」にゃ!」
▼▼▼
ボキィっ!!
「ふべっ!!」
「何をやっているんだ、お前は?!」
教会から少し離れた古いアパートの一室で、黒い仮面を被ったイッセーの拳が、フリードの頬に突き刺さった。
「何か様子が変だと思っていたら…」
「あゎゎゎわ…」
その様子を部屋の隅で、腰を抜かして狼狽えているのは、この部屋の住人なのだろう、細身長髪な20後半~30前半の男。
「あ痛ててて…い、いきなり現れたと思ったら、何するんすか?
イッs…いや今は、アイザッきゅん隊長と、呼ぶべきですk
「どっちでも良い!!」
相変わらずの惚けた口調なフリードに、イッセーが一喝。
「一応、聞くぞ、フリード。
何をしている?
一体、何をする心算だったんだ?」
「そっりゃぁ、勿の論~ん…」
悪びれた様子も無く、フリードは喋り続ける。
「普段から糞悪魔と契約なんかしちゃってる糞人間にぃ、軽ぅ~く、O・SHI・O・KIを…て、思いましてね♪」
「…そうか、分かった。
じゃ、止めとけ。」
「ほゎっつ?ほわぁぃい?」
「直接に俺達に敵対する様な願いでもない限りは、わざわざ殺す必要は無い。」
「…それは、"上司"としての、意見ッスかぁ?」
「…だとしたら、どうする?」
◆◆◆
…イッセーだ。
外出したフリードを着けてみたら、其処は ボロい 古いアパート。
悪魔契約者らしい男に、光の剣で斬り掛かろうとした場面だった。
慌てて それを止めた後、少しの問答に それらしい言い訳をするフリードに、俺は殺気を込めて更に問い質すと、
「了~解了解。分っかりましたよ~。
ウチが、上の命令は絶対なブラック組織ってのは解っていますから!」
…どうやら納得は逝かない様だが、とりあえずは しぶしぶと手にした剣の光る刀身を消し、円筒の形状、柄だけとなった部位を懐に仕舞い込んだ。
確かにフリードは狂気を孕んだ快楽殺人主義者だが、決して所謂 戦闘狂、バトル野郎なんかでは無い。
任務でもない限りは、勝てない
此処で俺と戦り合って迄、己の
「…今回はウチのバカが、すまない事をしたな。
但し、アンタも悪魔と関わりを持つのは、程々にした方が良い。
悪魔を敵視しているのは、我々だけじゃないんだ。
また、今みたいな事に なりかねんぞ?」
「あ…ああぁぁ…」
未だ腰を抜かし、恐怖に声も出せない男に、俺も膝を着き、同じ目の高さで話し掛ける。
とりあえずは この人、こっちの言ってる事は分かったのか、脅えた表情ながらも首を何度も縦に振ってくれた。
「あ~…敢えて言わせて貰うッスけど、アイザッきゅん、少し、甘過ぎません?」
「…自覚は、有るさ。」
フリードが呆れ顔で言うが、確かに その自覚は有る。
しかし今回、フリードの殺しを止めたのは、別の理由も多々有る。
その1つが、『この町がグレモリーの管理地域』だと云う事だ。
俺も詳しくは教えて貰ってないのだが、アザゼル総督曰わく、「管理者がマトモな頭なら、まだ救いようも有るが、あの町で あんまり不審な殺人事件を多々起こされると、最終的に"奴等"がなぁ…」…らしい。
そして"奴等"ってのが、悪魔や天界勢力を指していない事だけは分かるけど、それは俺が知る必要が無いのか、或いは知るには まだ早過ぎる事柄なのか、具体的には何も話してくれなかった。
兎に角、面倒くさい存在が介入してくるらしい。
そして、その者との衝突は、組織として避けたいのだろう。
とりあえず、今の自称管理者・リアス・グレモリーは堕天使サイドから見てみると、所謂"裏"絡みなトラブルに関しては、杜撰なザル管理・対処しかしていない様だ。
それと もう1つ…
部屋の本棚を見てみると、『ドラク・ソボール』の単行本全巻が並べてある!
しかも その背表紙は1~7巻に渡る"仙龍"のイラスト、それから8巻~最終巻に"主人公・空孫悟"を基とする主要キャラクター達が、それを追い掛けているイラスト。
つまりは初期バージョンだ!
察するに この人は、俺達の様な"再放送世代"ではなく、『少年ジャ○プ』に連載されていた頃からの…所謂"リアル世代"の人。
同じ作品のファンとして、こういう同志を
多分この人とは、熱く語り合えそうな気がするぜ!!
何だったら夜空に向けて、"ドラゴン波"、撃っちゃうよ?
≫≫≫
「念の為…今回の件は、警察には勿論の事、誰に対しても、他言無用を勧めるから。
それじゃ、帰るぞ、フリード。」
「うぃ~ッスぅ…」
「あ…あぁ、解ってるよ…」
この後、この人とドラク・ソボール談義をする事も無く、一応他言無用の念押しをして、部屋から立ち去ろうとした時、
ヴォン…
「「?!!」」
その場に紅の光を放つ、魔法陣が展開された!
転位の魔法陣だ!!
そして、中から現れたのは、
「…お待たせしました、森沢さん。
今日の御用件は何ですk…な…!?
貴方達は、一体…?
…その黒い仮面、まさかっ?!!」
駒王の制服を着た、白髪に近い銀髪の、小柄な女の子だった。
①また(前回の)次回予告の時点で考えていた場面迄、話が進まなかった…
②フリード君に死亡フラグが立ちました!
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感想、ついでに評価も よろしくです(笑)。