黒翼の赤龍帝   作:挫梛道

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ででーん!
イッセー、〇〇、アウトーっ!!
 



おまわりさん こいつです!!

「ぅう…う~~~~ん…」

「あ~らあらあらあら?(怒)」

「御主人様…流石に、コレは無いにゃ…」

「え?俺?俺が悪いの?」

「いきなり電話で、『He~lp!!』なんて言ってくるから、何事かと思ったら…」

 

◆◆◆

どうも、朱乃ですわ。

私と黒歌さんは今、顔を赤くし、目を回してダウンしている九重ちゃんの介抱と、その原因であるイッセー君を問い詰めています。

イッセー君が お風呂に入っていた頃、私達は八坂さんと色々と明日以降の お話や、他にも色々と、所謂ガールズトークをしていたのですが、その間に九重ちゃんが、イッセー君の入ってる お風呂場に突撃を仕掛けたと言うのです。

子供だからと思って油断していたら…何て恐ろしい子!!

しかし、所詮は お子様。

彼女の進撃は、此処迄でした。

どうやら九重ちゃんは、イッセー君のガーベラ・ストレート(♂)を至近距離で直視して、その場で卒倒したらしいのです。

 

「うぅ~~~~~…むくむく…むくむく、大きくなったぁ…」

「「「なああぁっ!???」」」

更に此処で、九重ちゃんが魘されながらの爆弾発言!

 

「つ、つまり御主人様の御主人様は、九重の裸を見て、♪げっとわぃるどぇんどたふ!♪した…って事にゃ?」

「しっ…ししし、してねーしぃ!?」

必死にガーベラ・ストレートが150ガーベラと化したのを、否定するイッセー君。

 

「ふむ…少し良いか?赤龍帝よ?」

「は…はい?」

そして此処で会話に加わったのは、今迄ずっと沈黙してきた八坂さん。

はい。九重ちゃんの、お母様ですわ。

 

「経緯は兎も角…結果的に我が娘の肌を見て、あまつさえ それで"元気"になってしまった件に関して、何か申し開きは有るかぇ?」

「すすす…すいませんでしたぁあっ!!!!」

 

ひゅぃんっ!

 

覇気を纏っての母親(やさかさん)の問い詰めに、イッセー君は瞬速の月面宙返(むーんさると)り土下座で応対。

 

◆◆◆

…イッセーです。

事故とは云え、九重の裸を見てしまった件で、八坂さんは母親として ご立腹な御様子。

嘗て朱乃ちゃんを お嫁さんにする件で姫島家に伺った時の、あの時のバラキエル様に匹敵する迫力を漲らせているよ!

ヤバい…これは明日、話し合う予定だった、同盟交渉に大きく影響する?

 

「心配するでない。

公私の区別は、きちんと付けるがの?

ふむ…お主が 此方の娘達と、"はあれむ"とやらを作っているのは聞いておるが…

さて…どうした事か…」

心を読まれた?!

いえ、公私の区別は有り難いですが、ハーレムは今、関係無くありません?

 

「九重が お主に好意を抱いておるのは、風呂に突入するに限らずとも、それ以前からの態度からして、丸分かりじゃしな。」

「「うん、うん。」」

「娘の気持ちを汲めば、"はあれむ"と云うのが、聊か考えてしまう処では有るが、嫁入り前の女児(おなご)の柔肌を視姦した責任を問う意味でもな…」

「ちょぉーーーっと待って下さいよ!

視姦って何ですか?視姦って!?」

「視姦。…相手を性的に見つめる事で その相手を辱め、性的興奮を煽る行為の事だにゃ。」

「誰も、意味なんて聞いていない!!」

な…何だか話が、変な方向に進んで逝きました。

 

 

ガラッ…!!

 

「せ…赤龍帝ぇえーーーーーーーぃ!!!!」

「「「!!?」」」

「ん?義経?どうしたのだ?」

「わ、若、落ち着きなされぃ!」

其処に勢い良く襖を開けて、部屋に入ってきたのは、夕方の会談に同席していた、甲冑の少年と、僧兵のオッサン。

 

「ききききき貴様!聞いたぞ!!

九重様が御入浴されている中に、何食わぬ顔で押し掛けたそうだな?!」

「逆だ!!」

 

◆◆◆

はぁ~い♪黒歌だにゃ~。

御主人様が お風呂場で、九重を襲った件d

「だから違うって言ってるだろ!

てゆうか、表現が だんだん、エスカレートしてない?」

…兎に角、その件で、誰から聞いたのか、この場に乱入してきたのが、夕方の話し合いに居た、人間の男の子と おぢ様だにゃ。

八坂様から『義経』と呼ばれた この男の子、聞けば あの源義経…牛若丸の魂をその記憶と共に引き継いだ転生者!

そして おぢ様は同じく、あの武蔵坊弁慶の以下同文!

 

「つまりはジャンヌちゃんと、同じ感じなのですね。」

「お主達"聖書"の者は、神器の所持者のみにしか考えておらぬ様じゃが、日本を基、他の神話勢力の殆どは、歴代の偉人・英傑の"魂"を引き継ぐ者を見つけ、その者を保護、己が勢力に迎えるのに、力を入れておる。」

所謂 子孫とか末裔とかな血筋…則ち御先祖様の七光りで『俺は〇〇〇〇の子孫だ!俺様EREEEEE!!』って感じに調子乗ってる様な奴で無くて、"魂"…つまりは"御本人"を引き入れるのが"キモ"だとか。

成る程…確かにアザゼル総督や、悪魔の連中は、そーゆー考え方は持ってない感じだにゃ。

因みに この牛若丸と弁慶は2人共、本名は別に有るらしいけど、八坂様が今は判り易く、前世の名前で呼び、名乗らせている様にしてるとか。

閑話休題にゃ!

 

「…で、義経?何事じゃ?」

「ぃ、いえ、其方の赤龍帝…殿が、九重様に無礼を働いたと聞き及びましたので…」

「ふむ。その件は心配無用じゃぞ。

正に今、その件で赤龍帝殿には、その責任を取らせる意味で、九重と縁を結んで貰う話をしている処じゃ。」

「な…?ほ、本気なのですか、八坂様!!」

「うむ。確かに九重には ちと、早過ぎる話かも知れぬが、会談の際の、この娘の赤龍帝…イッセー殿への懐き具合は、お主も見ておるであろう?

後で本人が目を覚ました時に、一応本人の気持ちを聞いてみるが、これは問題は無かろう。

それに赤龍帝…兵藤一誠殿は、グリゴリの幹部候補。

将来も安定しているから、其方の方でも、母親として安心じゃ。

これは もう、殆ど決定事項じゃ。」

「うぅっ!ななな、何とぉーーー!!?」

八坂様の言葉に、大ショックな顔を見せる牛若丸。

 

「ぐぎぐぐ…せ、赤龍帝ぃい…!!」

そして また、御主人様を睨み付ける、この男。

はっは~ん、分かったにゃ。

話し合いの中でも、九重を膝の上に乗せてた御主人様を仇みたいに睨んでいたけど、そーゆー事だったのか!

御主人様は反応が面白かったから、朱乃と一緒に□リ扱いしてたけど(ごめんなさい御主人様!後で お詫びに思いっきり御奉仕…どんな鬼畜変態プレイでも受け入れるから、それで勘弁にゃ!!)、コイツは真性…モノホンの□リコンだったにゃ!!

 

「あ…らあらあら…」

そして これには、朱乃もドン引きだにゃ!

 

「義経よ。お主が九重の身を案じておるのは感謝するが、まぁ、そういう事じゃ。

後は 此方で話し合うから、下がって良いぞ。」

「は…。」

ん~、これは八坂様の方は、コイツの本性ってか正体には、気付いて無いみたいだにゃ?

 

◆◆◆

はい、イッセーです。

義経君と弁慶さんが退散した後、九重との事で、話し合いが再開されたのですが、

「…しかし、流石に今直ぐ、九重をイッセー殿の はあれむに、送り出す訳には いかんからのぅ。」

当たり前です!犯罪です!!

 

「だから、実は先程から…お主が風呂に入っている時に、其方の娘達とも話していたのじゃが、もう考える必要も有るまい。

とりあえず九重が成人する迄は、私が娘の代わりに はあれむに入り、貴方の夜伽の相手をしてやろうぞ。

宜しく頼むぞぇ?」

は…はぃいいいいっ!!?

何で そうなるのですか?

もう、九重の嫁入りは、決定なんですか?

…って、俺が居ない時に、一体 何を話していたのですか?

さては朱乃ちゃん、今 話している九重の事は関係無く、八坂さんを新たにハーレムに迎え入れる様な話、してたでしょ?

 

「イッセー殿…子持ちは駄目…かの?」

そして此処で、八坂さんの この一言。

八坂さんみたいな美女に、あんな哀し気 切な気 悩まし気な顔で求め訴えられて、拒否出来る等、そんな男は漢に非ず!

それに、旦那さんが健在なら兎も角、子持ちとかで差別するなんて、そんな外道な考え方、俺は持ち合わせていません!!

 

∴故に

「全然 問題、有りません!!」

 

≫≫≫

「スゥースゥー…ムニャ…いっしぇええ…」

 

あれから夜も遅くなり、俺は今…正確に言えば、俺と朱乃ちゃん、黒歌は今、八坂さんと九重の寝室に居る。

九重は あれから結局、目を覚まさずに熟睡モードに入ったので、布団を敷いて、その儘 寝かしつけたのだ。

そして、

 

スルリ…パサァッ…

 

その隣に更に2組の布団を敷き、その上で畏まる様に座っていた八坂さんが、寝間着(きもの)の帯を解いた!

う、うおおぉおおおぉぉぉぉおっ!!!!

着物が肌蹴落ち、視界に飛び込んだのは、朱乃ちゃんをも凌駕する、巨大な、且つ綺麗な おっぱい!!

…って、

「や、八坂さん?下着、着けてないんですか?」

「何を言っておるのじゃ?

和服に下着なぞ、邪道ぞぇ?」

「「ん。流石は八坂様、分かっていらっしゃる。

着物に下着は邪道。No下着が基本的!」」

…そ、そうなのだ。

この八坂さん、着物の内側は、上は勿論の事、下も履いていません!

しかも『邪道』って、これは便乗する様に一緒に脱いじゃった、朱乃ちゃんや黒歌と同じ発想だ!!

 

「うむ。それにしても、久しい。

前の旦那…つまりは九重の父親に逝かれてからは、誰とも目交っておらぬからのぅ…

しかも1人の殿方相手に、他の娘子とも床を共にする、所謂"よんぴい"と云うのは初めての経験じゃ。

願わくば、優しさと激しさが両立する運びを望むぞぇ、だぁりん?」

 

くぱぁ…

 

ぬぷぉおおおぉっ!!!!

黄金の茂みに隠されていた、禁断の扉が、開かれたあぁっ?!!

 

≫≫≫

◆◆◆

皆様おはようございます。朱乃ですわ。

昨夜は…兎に角 八坂様が色んな意味で、『凄かった』の一言に尽きました。

流石に人妻(元)歴が長いと言うか、子供を1人産んでいるのは伊達で無いと言うべきか…私や黒歌さんが発想もしなかった程の超絶テクニックで、イッセー君が何度となく昇天(しかも瞬殺)。

更には黒歌さんの"氣の循環術"の最上位術式とでも云うべくな"房中術"なるスキルで、果てたイッセー君を何度となく復活させると云ふ荒業を駆使して、次のラウンド突入。

気が付けば、かなり遅い時間となりました。

 

「絶対に八坂様の前の主人の死因は、搾り尽くされたからに間違い無ゃいにゃ…」

それは私も同意です。

 

そして(いま)

 

「う…う~ん…お、おっぱい…おっぱいに潰されるぅ…」

「「「「(…ゴクン)」」」」

あれだけ至したにも拘わらず、男の子の生理現象なのか、そして どんな夢を見ているのか、朝からガーベラ・ストレートが150ガーベラに…黒歌さん風にいうなら『Get Wild & Tough!♪』となっているのが布団の上からでも まる分かりなイッセー君。

 

「前にテレビで見た、"ちょもらんま"みたいじゃ…」

私達女子"4"人は、それを見て、生唾を飲み込んでいます。

え?寝てる間の、〇〇〇〇〇とか〇〇〇〇等の、朝の御奉仕ですか?

いえいえ。それも普段なら吝かでは無いというか、とっくに黒歌さんと、更には今回は八坂様とも一緒にしている処ですが、

 

ぺちぺち…

 

「ふむ…硬いのぅ?」

「こ、これ九重?軽はずみに触れたり叩いたりするでない!」

「まだ早いにゃ!!」

「む?早い?何がじゃ?」

流石に九重ちゃんが見ている前で、それをする訳には往きません。

まだ刺激が強過ぎます。

はい、そうなのです。

朝、目を覚ましてみれば、私達より一時的に少し早く先に起きたのでしょう、九重ちゃんがイッセー君の布団の中に入り込んで、抱き付いて寝ていたのです。

しかも、素っ裸(すっぽんぽん)で!

な、何て恐ろしい子!?

そして今、イッセー君の所業でチョモランマとなっている布団を、不思議な表情で ぺちぺちと叩いている処を、皆で諫める事に。

 

≫≫≫

それから少し経ち、イッセー君も目を覚まして、八坂様達と一緒に朝食。

その後に、グリゴリと日本神話・妖怪派閥との同盟の件の会談になったのですが、30秒で終わってしまいました。

 

「我の"だぁりん"の、そして義理の息子の申し出を、蹴る訳には往かぬであろう?」

 

◆◆◆

「どうしても、戦ると言うのかぇ?」

「はい!グリゴリの"嗤う黒仮面"の…そして赤龍帝とやらの力の程、この身を以てして、確認しとう御座います!」

どうも、イッセーです。

朝食の後の会談は、八坂さんの一言で、あっさりと同盟成立しました。

…って、公私の区別は何処に行ったのですか?

完全に、私事で決めましたよね?

同盟成立は有り難いですが、これ その儘報告したら、また総督と師匠に、大泣き笑いされながら弄られるんだろうなぁ…

そして この同盟交渉劇、最後に一波乱?が起きました。

同盟を結ぶに際して、実力を見てみたいと、牛若丸…源義経君が、手合わせを申し出てきたのです。

 

「ふむ…確かに、興味は有る。

どうじゃ、だぁr…コホン、イッセー殿、義経の申し出、受けてみぬか?」

八坂さん…もう わざわざ、言い直さなくても良いですよ?

 

「き、貴っ様あぁーっ!!

まさか、九重様だけでは厭き足らず、八坂様迄もおぉーーーーーっ!?」

あー…うっさい。

君ねぇ、昨日も思いっ切り睨んでいたわ、九重の事で洒落にならない勘違いからの言い掛かり付けてくるわでさぁ?

昨夜、朱乃ちゃんと黒歌から、君の性癖とか聞いたけど、今の手合わせの申し出も、同盟相手の力量云々でなくて、単なる嫉妬からの逆恨みだろ?

一応は外様の立場だから抑えているけど、俺だって何時迄も我慢出来る程、大人でないし、人間出来ていないんだよ?

…今は堕天使だけど。

 

「良いですよ。

俺も彼の牛若丸の強さには、興味有りますから。

はぐれ悪魔祓いアイザックでなく、赤龍帝・兵藤一誠として、殺ってやりますよ。」

『相棒…字が違ってないか?』

 

≫≫≫

「イッセー君、頑張れ~!」

「御主人様~♪」

 

そんな訳で、屋敷の中庭に移動した俺達。

弁慶さんを立会人として中央に立って貰い、俺と義経君は今、約20㍍の距離を開けて向かい合っている。

他のギャラリーは、俺の後ろ側に朱乃ちゃん、黒歌、八坂さん。

 

「イッセー頑張れ~!

勝てたら褒美に、ちゅーしてやるぞ~!」

そして、九重だ。

 

「せっせせ…赤龍帝ぇーーーーーっ!!」

因みに九重の台詞にブチ切れ、完全にいきり立っている義経君の後ろ側、応援は誰も居ない。

ん。完全にアウェイだね。

 

「始めぃ!!」

そして弁慶さんの合図と共に、戦闘がスタート。

 

「破ぁあああっ!」

「行くぜ、ドライグ!

【赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)】!!」

『Boost!!

Welsh Dragon Balance Breaker!!』

右の籠手から光の刃を放出して突進してきた義経君に対し、俺もドライグの力を解放…禁手化の鎧を纏って応戦だ!。

 

「あの光の剣…

もしかして、あの鎧ってか籠手は、神器(セイクリッド・ギア)なのか?」

『いや、あれは聖書の神が造った神器等でなく、他の神話大系の神々が造った"神具"或いは"宝貝"と呼ばれる部類の物だ。

先天的に宿る神器等でなく、謂わば 或る程度の力量の持ち主ならば誰でも使いこなせる、マジックアイテムと思えば良いさ。』

「了解だ!」

 

≫≫≫

「ぅゎ…御主人様が、訓練以外でドラゴンの鎧を着るの、初めて見たにゃ…」

「ほぅ…既に禁手に至っておったのか。

あれでは、義経には荷が重いかのう?」

「あらあらあらあら?

イッセー君たら余程、九重ちゃんからの、ご褒美のキスが欲しいんですのね。」

「い、いや~、それ程迄とわ…

な…何だか…照れるのぅ~♪」

何だか後ろで、好き勝手言ってるみたいだけど無視!

 

「死っねぇーーーーーーーーっ!!!!」

 

ヴォン…ガィン!

 

「な…?」

そんな会話の中、一気に間合いを詰めた義経君。

其処から繰り出す、殺気の籠もった光の斬撃は右の手甲で受け止め、次は、俺のターンだ!

 

「でぃやっ!」

 

どん!

 

「がっ…?」

左のボディブローで動きを止め、

「そらぁっ!」

「な…?」

「「「「おおおぉっ!」」」」

中腰となった義経君の頭を肩に乗せる体制で、身体を大きく縦向きに抱え上げ、其処から放つのは、

『Boost Boost Booooost!!!!』

ドライグのアシストも加わっての、破壊力が大幅アップした、コカビエル師匠直伝の必殺技だ!!

 

「義経君…最期に良い事を教えてやるよ。」

「何だと?」

…と、その前に、散々と睨み付けてくれたり、因縁憑けてくれたりの、ちょっとした意趣返しだ!

 

「…九重の乳首は、可愛いピンク色だったぞ。

そして下の つるんつるんで丸見えな縦筋も、凄く綺麗で可愛かったぜ!」

「せっせっせ…赤龍帝ぇーーーーーーーーーっいぃ!!!!?」

当然ながら後方の皆さんには、聞こえない程の小さな声での呟きさ!

いや、別に そんなに、ガン見してた訳じゃ無いぞ!?

でも、九重(9)の事が、凄く危険な意味合いで大好きらしい義経君(17)には、最高な嫌がらせでしょ?

さあ、気持ちもスッキリした処で、フィニッシュだ!!

 

ずどんっ!!

 

「「「「お…おおおぉ~~~っ!!」」」」

「そ、其れ迄!勝負有った!!」

 

 

◆◆◆

「はゎゎ…い、イッセーさん…」

「ん。そんな予感は、していたわ。」

「同じくっスけど…」

「でも、これは…」

「ああ。流石に これは、想定の遥か斜め上だ。」

 

…初めまして…だな。バイサーだ。

我が主であるイッセーが、朱乃達と共に、京都から帰ってきたのだが、

「我は八坂と申す。宜しくな。」

「九重じゃ!」

まさか、熟女と幼女をお持ち帰りしてくるとわ…

いや、アーシアやジャンヌとも、「京都から また、新しい(よめ)を連れて帰るのでは?」とか話していたのだが、まさか母娘連れで帰ってきたのは、流石に予想の斜め上だ。

 

「まさか、イッセー様?

八坂さんは兎も角、も…もしかして、九重ちゃんとも、もう…?」

「はわゎ…イッセーさん?」

「ぁ…主ぃい?!」

「案ずるな小娘共。

流石に ()()は早過ぎる故に、母親として許可しておらぬわ。

だぁりんと九重は、まだ接吻しか至しておらぬぞ。」

「「「「「せ…接吻んん~~??!

…って、だぁりんん~~!??」」」」」

「いや、頬っぺただからね!」

そしてジャンヌ(…及び私達)の心配事は、何とかギリギリ、杞憂に終わったのだが、別問題で、大きく驚く私達。

だだだ…"だぁりん"て何なのだ?

この女、我が主をその様に呼んでいるのか?

な…何て羨ましい…

いっその事、私も今後は主をそうやって…

い~や、無理!

今更、そんな呼び方、恥ずかしくて出来る訳が無いではないか?!

 

「それから、御主人様と九重は、一緒に お風呂に入っているにゃ~♪」

「「「「「な、何だってーー!?」」」」」

「黒歌ーーーーーーーーーーーっ!!

要らない情報、公開するなーーーー!!!」

なあぁ?!

更に追い討ちな、黒歌の一言。

主のテンパり具合から、それも真実であるのが窺えるが、主よ…貴方は京都迄出向いて、一体何をしていたのだ?

 

バタンッ…

 

「「「「「「「「!!?」」」」」」」」

そんな、収拾が付かなくなりつつある遣り取りの中、勢い良く扉が開かれ、

「おぅ、イッセー!

お疲れ…だっ…たな…ぅぷぷ!」

「うむ!とりあえずは妖怪派閥との同盟成立、御苦労…だった…ぞ…ぶぷぷぷ!!」

入ってきたのはアザゼル殿とコカビエル殿だ。

同盟成立させた主に、労いの言葉を掛けにきてくれた様だが、何が有ったのか、酷く笑いを堪えている様子だ。

いや、何かが有った等と、考える迄も無いか。

八坂殿と九重を…と云うか、結果的に九重(ロリ)を連れて帰った事で、弄り倒しに来たのだろう。

アザゼル殿に至っては、報告を受け、わざわざ冥界のグリゴリ本部からの出張だ。

 

「「ぎゃあーーーーーーーーーーーーーっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁーーーーーーーーーーーーーい!!!!」」

「喧しいわっ!!」

笑いを堪えて…と云うのは、撤回する。

えらく涙を流しながら、主を指差して馬鹿笑いしている。

そして それに対し、主の渾身の突っ込みが炸裂するのだった。

 

◆◆◆

「スゥスゥ…」

「本当に、大丈夫なの?」

「案ずるな小娘が。我の術式は完璧じゃ。

少なくとも数時間、娘は何が有ろうと目を覚まさぬわ。

例え傍で、派手に騒いでも…な。」

「こ…小娘ぇ?」

「アーシアちゃん、そっちは大丈夫?」

「は…はぃ!」

「う…うぅ…」

あ、皆様、初めまして。

私、アーシア・アルジェントと申しますぅ。

夜も更けてきて、私達は今、"皆"の寝室で、九重ちゃんを寝かせた後、彼女の母親である八坂さんが"熟睡の術式"を施し、完全に寝かしつけてました。

そして私は…

「だ、大丈夫ですか、イッセーさん?」

「あ…あぁ。有り難う、アーシア…。」

はうぅっ!? イッセーさんに、「有り難う」って、言って貰いました!

…でわ無くて、あの後イッセーさんは、大笑いされていたアザゼル様とコカビエル様にブチ切れ、飛び掛かって行ったのですが、相手は堕天使の総督と幹部。

しかもコカビエル様は、イッセーさんの戦闘の お師匠様。

2人掛かりの攻撃で、あっという間に返り討ちに遭い、ボコボコになったイッセーさんを、神器で癒やしている最中なのです。

 

「しっかり頼むわね、アーシアちゃん。」

「うむ。我も、そして黒歌も、体力の回復は出来るが、傷を負った身体を癒やす術は持っておらぬからのぅ。

今は そなたの神器だけが、頼みの綱じゃ。」

「は、はい!任せて下さい!」

八坂さん(…と、九重ちゃん)も、この度、イッセーさんの お嫁さんになったそうですが、彼女達は立場上、教会に住む訳には往かず、週1程度の割合で、京都から通われるらしいです。

それで、明日の朝には、京都に戻られるとか。

そんな訳で…

今夜はイッセーさんを回復させた後、皆さんで乱交大ぱーちーです!!

 

「いや、無理!干からびるから!

マジに死ねるから!!」

いえ、大丈夫ですよ、イッセーさん。

貴方の お嫁さんには今、体力回復の遣い手が3人も居ます!

 




※今回の おさらい※
 
①イッセーハーレム、外交人事担当の朱乃ちゃん
 
②源義経と武蔵坊弁慶は容姿は、コーエー・無双シリーズの同名キャラをイメージして下さい
 
③久し振りに登場のドライグさん
 
④何だかんだで、ちゃっかりと九重たんの裸を見て、アスファルトをタイヤで切り付けながら、暗闇を走り抜けていったイッセー
 
⑤義経君はイッセーに、"犬神家"されました
 
⑥八坂さんの、イッセーの呼び名は"だぁりん"
 
⑦八坂さん(と九重?)は通い妻
 
⑧150ガーベラ…作者が知る限りの、ガンダムシリーズ最凶最悪な、バカ武器兼ネタ兵器
 
⑨チョモランマ…物凄く高い山
 
 
次回:『Ko KABIEる』(仮)
 
 
前回ラストの九重たん効果か、お気に入り登録が一気に増えたぜ!(笑)
有り難う御座います!
ついでに評価も貰えたら、凄く嬉しいっス!
感想と共に、宜しくお願いします。
 
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