黒翼の赤龍帝   作:挫梛道

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白音編、締めます。
多少エロ、入ります。
 
※2つ前の話『色々と ぶちまけます!』、ラスト辺り、イッセーと白音の会話を加筆しました。
 



回帰

「全く…結果的には、イッセー君の正体はバレてないから良しとするにしてもですね…」

「…スイマセン。」

 

◆◆◆

…イッセーです。

只今、悪魔領に殴り込みを仕掛けた件で、シェムハザ様に説教(OHANASHI)されているとです…。

はい、首に【無闇に他勢力に殴り込み仕掛けません】と書かれたプレートをぶら下げ、正座して。

 

「グリゴリに繋がる証拠は残してないとしても、赤龍帝の存在が、悪魔達に知られたのは、やや問題です。

(中略)

悪魔領に潜む諜報部の報せによると、現在 魔王ルシファーの指導で、『誰が赤龍帝を悪魔に転生させたのか』を調査中だとか。」

「おぉ!お前ん処の諜報部隊、本当に仕事速ぇな。

つまり連中、マジにイッセーが はぐれの転生悪魔と信じ切っている訳だ。

俺の仕込み、グッジョブだった様だな。」

「お黙りなさい!」

 

すぱーん!!

 

「ぎゃぷらん!?」

「師匠ぉ?!」

OHANASHIの最中、口を挟んできた師匠の脳天に、シェムハザ様のハリセンが炸裂!

 

≫≫≫

「…(中略)更には悪魔(むこう)の、元老院の1人を殺害してしまったらしいですし…」

「「マジか?でかしたぞ、イッセー!!」」

「(怒)だ(怒)ま(怒)れ(怒)!」

 

すぱーん!!x2

 

「「ぅゎらばっ??!」」

更に続く お説教の中、今度は師匠と総督のド頭に、ハリセンが以下略!

…って、さっきから何なのですか、そのハリセン?

その破壊力、只のハリセンじゃあ無いでしょう?!

 

「ふっふっふっ…

よくぞ気付いたイッセー!!

これぞ俺とサハリエルが洒落で創ってみた人工神器、名付けて【張扇・蓙・偶零斗(ツッコミノタツジン)】だ!!」

……………………………。

あー、また組織の予算着服して作ったのがバレて、没収されたんですね、解ります。

それから、シェムハザ様には申し訳無いが、あの老害悪魔(…本当に偉いさんだったんだね)を殺した事については後悔してないし、反省する気も微塵も無い。

あんな、人間を基とする悪魔以外の"種"を奴隷か家畜、それこそ転生悪魔の"素"としか考えてない様な奴は、寧ろ積極的に駆逐するべきだ。

 

≫≫≫

「…(中略)と、兎に角、アザゼル総督は仕事すっぽかし並びに経費横領、コカビエルはイッセー君を焚き点けた件で、イッセー君も説明不要ですね?

来月から3ヶ月間、給料2割減棒です!」

「ドイヒー!?」

「そんな、非道い?!」

「あ…あんまりだぁ~!!」

そして最終的には、この裁定。

 

「ちょ、ちょっと待って下さい、シェムハザ様!」

「ん?イッセー君、何か?」

そして それに、"待った"を掛ける俺。

 

「今回の件、確かに それだけの事を…いえ、その程度で済んで御の字だったのは理解しています。」

「ほほぅ…それで?」

「しかし、師匠は俺を嗾ける際に、『責任は全部、俺が持つ』と言いました。」

「む?イッセー?」

「だから、俺の減棒分は全て、師匠が請け負うべきだと思います!」

「イッセーーーーっ!!?

テッメェーーーーーーえっ??!」

師匠大絶叫。

いや しかし師匠、責任取るって、そういう事でしょ?

 

「成る程…師弟間で、その様な遣り取りが有りましたか。

分かりました。では、その様に致しましょう。」

「しぇ…シェムハザぁーーーーーっあ!!?」

俺の申し出を納得、受け入れてくれるシェムハザ様。

 

「鬼ーーっ!悪魔ーーーーーーっ!!!」

「私は堕天使です。」

 

◆◆◆

「あ…アイザッきゅ先輩が実わグリゴリのアイザックで赤龍帝で更には堕天使で黒歌姉様の旦那様で ついでにミっちゃん…此処にいる女性(ひと)達、皆の旦那様で…」

…バイサーだ。

我が主であるイッセーが、シェムハザ殿に呼ばれて…恐らくは単身、悪魔領に乗り込んだ事に対して、色々と言われているのだろうが、此方は此方で その間、主が連れて帰ってきた黒歌の妹に、色々と主の素姓について話していた。

特に黒歌、朱乃、ミッテルトの3人が。

そうだ。既に主が"嗤う黒仮面"兼"赤龍帝"である事は、承知な様だったが、更には(転生)堕天使である事も、明かしている。

無論、主と私達の関係も。

それに加え、「京都に週~2週に1の通い妻が2人居る」と教えた時には

 

「だ・か・ら・八坂さんは兎も角、九重を数に入れるのは、まだ早いって!…ってか、君達は白音ちゃんに、何を吹き込んでいるの?!」

 

むぅ?何だか今、主の突っ込みヴォイスが聞こえた気がするが、まぁ幻聴だろう。

兎に角、それを聞いた黒歌妹、更なる大絶叫記録更新だ。

如何に黒歌の妹と云えど、今現在は外様である彼女に対し、其処迄話して大丈夫なのか?…な内容も一部在るが、逆に敢えて情報を与える事により、外に帰さない心算なのだろう。

…と言うか、先に名前を出した3人が、主のハーレムに新たに招き入れる気満々だ。

主よ喜べ。また新たに嫁が増えそうだぞ。

それから この黒歌の妹、教えられた主の情報、その余りの内容の濃さに、脳内が処理落ちしてる感が見受けられるのは、気のせいだろうか?

 

 

♪~♪♪♪

 

そんな時、黒歌の携帯(ガラケー)に着信が。

 

「御主人様からだにゃ。」

 

 

『あ、もしもし黒歌か?

白音ちゃんを連れて、総督室迄来てくれないか?』

「ん、了解だにゃ。」

…らしい。

 

◆◆◆

…初めまして。

塔城小猫…いえ、白音です。

アイザッきゅ先輩…本名は兵藤イッセーさんですか?

彼からの呼び出しで、黒歌姉様と一緒に堕天使の総督室に足を運ぶと、

「や…やぁ…」

「ほぅ…お前が黒歌の妹か。」

「…………………………………。」

何故かイッセーさんと もう2人、堕天使の男の人が、床に正座していました。

ええ。3人共、何やら書かれたプレートを、首にぶら下げて。

 

「初めまして。私はグリゴリの副総督、シェムハザと申します。

貴女が黒歌さんの妹の…」

「は、はい、白音と謂います。」

そして、ハリセンを持った堕天使(ひと)が、私に挨拶してきました。

 

≫≫≫

「では白音さん。本当に、宜しいのですね?」

「…はい。確かに今でもサーゼクス・ルシファー様やリアス・グレモリー様には恩義を感じており、それは今後も消える事は無いでしょう…。

それでも悪魔という"種"其の物は、最早信用出来ませんから、その…宜しくお願いします。」

「…だ、そうですが?アザゼル総督?」

「まぁ、良んじゃね?

多少、悪魔(むこう)側の事、話して貰うけどな。」

その後、堕天使の副総督である、シェムハザ様と少し会話を交わし、黒歌姉様の勧めも有り、姉様同様に、組織の お世話になりたい意志を伝えた処、最終的に堕天使総督殿の了承も得て…って、正座してる この人、グリゴリのトップだったのですか?…それが認められる事に。

 

≫≫≫

「成る程…やはり()()は、グレモリーに用事が有った訳だ…」

「ね?俺の言った通りでしょ?

あの お姫様、絶対 上に報告してないって。」

あの後、正座から解放された、アザゼル総督、コカビエル幹部にイッセーさん…そしてシェムハザ副総督から、悪魔情勢やその他諸々について、色々と質問されました。

その中には、日本神話…地獄からやってきた、あの(ひと)についても。

あの夜…イッセーさんと はぐれ悪魔祓いが私の契約書(クライアント)を襲った…私とイッセーさんが、所謂"裏側の者"として初めて会った夜に、部室に訪れた あの地獄からの遣者。

最初はリアス部長がマイナー神話(…と思ってる)の遣いだからと、高慢な態度で接した処、仏頂面な あの人が、睨み付ける様に殺気を全開。

すると たった それだけで、部室の在る旧校舎が半壊する事態に。

それにより部長も完全に腰が退けてしまい、その後は延々と、あの人のOHANASHIを聞く羽目に。

…って、部長、あの件、サーゼクス様に報告してなかったのですね…。

確かに あの人の来訪は、理由が理由なだけに報せ辛いのは解りますが、それでは駄目駄目でしょう…。

 

◆◆◆

「ふぁあ…」

「どうしたアイザック?寝不足か?」

「さては お前、夜遅く迄エロいDVDを見ていt(バキィッ!x2)

「「ぅぎゃおっす!?」」

「「だから、アイザッきゅんをお前達と、一緒にするな!」」

…どうも、アイザッきゅんです…もとい、イッセーです。

あの後、白音ちゃんは一応の形として、堕天使領の俺の自宅に1週間程度、軟禁する事に決まった。

これはバイサーや黒歌みたいに、主を殺害して出奔した はぐれとは違い、眷属悪魔としての、グレモリーのスパイ疑惑を組織内で払拭、一般組織員に納得させるのが目的だとか。

因みに監視には、黒歌が就く事に。

これはシェムハザ様の、粋な計らいだ。

そして一通り、白音ちゃんに対する処置等が片付いたのが、深夜の午前3時頃。

因みに堕天使領と日本は殆ど時差が無く、地上に戻り、夜が明けて学園へ。

俺は眠たい目を擦りながら、教室の席に着くと、松田と元浜が失礼な疑いを掛けながら話してきた。

…と同時に、村瀬さん片山さんの剣道部コンビの竹刀が、このバカ2人のド頭に炸裂!

 

≫≫≫

そんなこんなで、1週間と数日後が経った。

悪魔領に潜入している、シェムハザ様配下の諜報部の報せによると、リアス・グレモリーとライザー・フェニックスの婚約は、結局解消されたらしい。

何でも あの戦闘の後、ライザーは辛うじて一命を取り留めたらしいけど、"あれ"が原因で『ドラゴン恐怖症』となり、フェニックス領の自室に引き隠ってしまったとか。

それを見たフェニックスの現当主が、「こんな情けない男を、余所に婿には出せない」と判断。

グレモリーの現当主、即ちリアス姫の父親も、それを了解したそうだ。

 

「それじゃあ2人共、覚悟は良いな?」

「…はぃ。」

「勿論だにゃ!…って、痛くしにゃいでにゃ…」

「大丈夫だ。痛みとか、そういうのは無かったぞ。」

そして今現在。

アザゼル総督の許、白音ちゃんの軟禁も解除され、堕天使領の我が家にて、全員集合している。

俺は人工神器・輝く医神の手(グレート・ドクター)を装着。

そう。白音ちゃんを無事に堕天使(こちら)側に保護した事で、黒歌も納得の下、今から改めて黒歌…そして白音ちゃん。

この2人の体内に埋め込まれている、悪魔の駒(イーヴィル・ピース)を抜き取る事になったのだ。

 

「御っ主人様ぁ♪」

 

ぽろん…

 

黒歌が いきなり着物をはだけ、撓わに実った おっぱいを丸出しに!

 

スゥ…

 

「…あの…男の人に見られるの、初めてですから…少し、恥ずかしい…です。」

そして白音ちゃんも続く様に、顔を赤らめながらも着ていた上着の裾を捲り上げ、小さな丘を露わに!

おぉっ!これは正しく眼福!! 脳内保存脳内保存…なんて考えは、今回は少ししか持っていません。

今は、そういう時じゃあ無いからね。

因みに実は、"駒"を抜き取るのに、わざわざ胸をさらけ出す必要は無いのだけど、黒歌が先に勝手に脱いじゃったから、白音ちゃんも…

ん。ごめんね白音ちゃん。

 

禁手化(バランス・ブレイク)!」

そして俺は、人工神器の白手袋を金色に輝く籠手に進化させて、

 

ずっ…

 

「にゃっ?!」

 

ずず…

 

「ぅ…ぅぁんっ…!」

2人の胸元に手刀を突き刺し、

「この、感覚は…」

「戻った…にゃ?」

悪魔の駒の抜き取りは無事に成功。

2人は転生悪魔から、元の猫又…その上位種であるネコショウに還ったのだった。

 

◆◆◆

「え~と、これは…?」

「御主人様ぁ♪」「イッセーお兄様…」

はぁい♪黒歌だにゃ~。

結局 白音は、監視が解除されたと云っても、駒王町では それなりに顔が知られているとして、この堕天使領の御主人様の自宅で暮らす事に。

当然 私も、一緒に引っ越しだにゃ!

妹たった1人を、こんな広い家に住まわせる訳には往かないにゃ!

 

そして転生悪魔から元のネコショウに戻った この日、今夜は この家で、白音と2人で御主人様に御奉仕する事に。

そう!白音も御主人様のハーレム入りが、正式に決定したにゃ!(私とミッテと朱乃の強烈な推しが効いたにゃ♪)

 

「それに御主人様、こーゆー展開に憧れてた筈にゃ♪」

「あ゙ーーーーーーっ?! そ、それは!?」

私が差し出したのは、白音を監視する際に、御主人様の部屋を物しょk…コホン、掃除していた時に、()()に見つけた、"大人の円盤"。

女の子が2人、艶めかしい顔をしているパッケージのタイトルは、『姉妹獣躙』だにゃ。

 

「いや、今、物色って言ったよね?言ったよね??!」

御主人様?ナレーションに突っ込みしちゃ、駄目だにゃ。

てゆーか御主人様、私達が居るのに、まだ こんなの見てるにゃ?

 

「それは其れ、これは此なんだよ!」

 

▼▼▼

「イッセーお兄様…私、えっちは初めてですけど、DVD(コレ)を観て勉強しましたから…だから、一生懸命頑張ります…」

「み、見たの?…ってゆうか、さっきからの その、"お兄様"って一体何?」

「イッセーお兄様は黒歌姉様の旦那様ですから、私にとっては お義兄様です。

だから、イッセーお兄様です…にゃん♪」

「い、いーや、少し待とうか白音ちゃん!

それだと俺、妹と えっちな事しちゃう、変態兄貴になっちゃうんですけど?!」

「あぁ、それなら別に問題無いにゃ。」

「黒歌?」

「心配しなくても御主人様は、既に すけべな鬼畜ぷれーを強要する、どっ変態さんだから大丈夫だにゃ~♪

この前も私の尻尾を、バイサーのアソコと おしr

「そ、それ以上は言うなーーーーーっ!!」

 




 
尚、白音たんの()()()()(笑)は この度 無事に、黒歌が奪った模様。
 
Next:『来訪者』(仮)
 
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