黒翼の赤龍帝   作:挫梛道

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前回の あらすじ。
イッセー君に、死亡フラグが立ちました!
 



Ba RACHIEる

ゴガアァン!!!!!

「ほんげーーーーーーーーーーーっ!!!?」

「と、父様?母様ぁ!?」

                  

◆◆◆

Ciao~♪ミッテこと、ミッテルトっスよ。

今、ウチ達の目の前で、バラキエル様に奥様…朱乃んの お母さんである朱璃さんの、マリキータ・デッドリー・ライド(別名:天道虫式恥ずかし固め。Let's 画像検索っス)が炸裂!。

 

「ぐぁああ…!」

バラキエル様、身体を床に叩き付けられた後も更に その状態の儘、身体全体を極められ締め付けらて、苦しんでるっス。

 

「A・NA・TA…?

イッセー君…と朱乃がしでかした事は、確かに誉められる事では無いけど、この子は真剣に、今後の覚悟や誠意を示してくれたのですよ?

それで私は2人…と、レイナーレちゃんミッテルトちゃんとの間を認めたのです。

その、私が決めた事に『私は認めんぞぉっ!!』とか異を唱える…そんな権利、何時から あなたに有るのですか?

少し、躾る必要性が有るみたいですね?」

「くぅぬぉお…しゅ…朱璃ぃい…」

…朱璃さん、滅っ茶怖いっス…。

 

◆◆◆

…どうも、イッセーです。

朱乃ちゃん達の件で俺は…要約すれば、『すいません、犯ってしまいました。責任取ります、いぇ、取らせて下さい。』と、朱乃ちゃんの御両親に挨拶…頭を下げに伺ったんだ。

それで、お母さんの朱璃さんには、話し合い…俺の本気と覚悟を、必死に熱弁力説する事で、何とか許して、認めて貰えた…のだけど、そのタイミングで、

 

「ただいま朱璃、朱乃。今、帰ったぞ。

ん?イッセー…それと、レイナーレ達も来ているのか。

何か、有ったのか?」

 

…朱乃ちゃんの お父さん…グリゴリ幹部の1人である"雷光"バラキエル様が、長期任務の出張から帰ってきた。

 

♪でけでけ でけでけでけでけでけでけ でんでん♪

 

「あ、冒険の書が消えた時の音っス。」

ん。ミッテちゃん?説明ありがとね。

…で、更に このタイミングで、俺のスマホにメールが届いた。

 

 

※※※

 

DaT Φ/13 11:23

From コカビー師匠

Sub 帰ってきた!

 

☆☆☆

 

バラキーが こっち戻ってきたぜ!

今から帰宅するってよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

心配すんなイッセー、骨は拾ってやるぜw

 

☆☆☆

 

※※※

 

 

……………………………………………。

遅い!遅過ぎるよ、師匠!

…ってゆーか絶対アンタ、バラキエル様が帰宅するであろう、このタイミングを狙ってメールしてきたでしょ??!

えぇ、タイミングばっちしだよ!!

…で骨って、俺、死ぬの?!

死ぬの確定なの?

いや、あの超堅物、且つ娘溺愛のバラキエル様だもん…確かに朱乃ちゃんに手ぇ出した時点で、実は そんな予感も無きにしも非ずでしたけど!!

 

≫≫≫

ガバアッ!

 

「も、申し訳、有りませんでしたぁーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」

とりあえずは、4~500発は殴られる覚悟で先程の朱璃さんの時と同様に、事情を正直に話した後に土下座さ!

しかし、

「イイィッセェェェーッ!!き、貴っ様ぁああああああっ!!?

朱乃を…よくも、朱乃にぃいいいぃ!!」

…でっすよねー?

しかしと云うか やっぱしと言うか、この お義父たま、糸目を大きく見開き、あの某・世紀末覇王様が本気でキレた時の様な形相で、殴り掛かってきました。

 

バチバチ…

 

その拳には、紫電が纏わり附いています。

正しく それは、雷親父の拳骨。

ん。確実に100回は死ねそうです。

朱乃ちゃんレイナちゃんミッテちゃん…式を挙げる前に、未亡人にしてしまって、ごめんね…

 

ガシィ…

 

「あなた…何をなさる心算かしら…?」

「朱…璃…?」

しかし、その雷速の拳を、朱璃さんが手首を掴み、止めた!

…て、朱璃さん、あれを止める?

朱璃さんて、普通の人間だよね?

 

 

ゴガアァン!!!!!

「ほんげーーーーーーーーーーーっ!!!?」

「と、父様?母様ぁ!?」

そして、先程のミッテちゃんの解説に繋がります。

見た事も無いプロレス技?で、バラキエル様を叩きつけ、その儘 締め上げる朱璃さん!

これには朱乃ちゃんも、びっくりだよ!!

 

「ぅぅう…しゅ…朱璃ぃ…ハァハァ…」

そして艶々爛々な表情で、バラキエル様にOHANASHIしながら責める朱璃さん。

それでバラキエル様が何だか、苦しみながらも悦に浸ってる様に見えるのは、絶対に目の錯覚だよね?

眼科、行かなきゃ!!

 

「何だか あの体勢、昨夜、イッセー君がレイナちゃんにしたのと似てますわね。」

「な゙ぁあ?!そ、そうなの?

わわわ私、あんな恥ずかしい体勢、されてたってか してたのぉ??」

「「ん。ん。」」

「ぁゎゎゎゎ…い、ぃっちぇーくんの、えっちゅぃい…」

はい、朱乃ちゃん?!

今、そんな要らない情報、流さなくても良いから!

ミッテちゃんも同意したりしない!

ほら、またレイナちゃん、顔赤くして、あわあわしちゃったじゃないの!!

ま…まぁ、あーゆー感じな体勢させてた事は、否定は出来ませんが…

ん…レイナちゃん、何だかゴメンね…。

 

「ほぉーっほっほっほっほ!あなたは そもそも…」

「ぎょえーーー!!?朱璃ぃ、も、もっと激しk…もとぃ、もう勘弁してくr…」

アー、キコエナイキコエナァーイ。

もしかして、あれが本性なの?…な、何だか女王様な顔を現した朱璃さんと、その責めを一瞬、喜悦な顔で求めようとしたバラキエル様。

さっきの技から、また別な拷問っぽいプロレス技?にスイッチしての、OHANASHIは終わる気配は有りません。

 

「あれは、シャットダウンクラッチ(別名:卓式恥ずかし固め)っス!」

ミッテちゃん…解説、ありがとうね…。

 

「大体、あなただって、私との仲を実家に認められなかったから、地上から冥界(こちら)に移り住んだのでしょ?」

お2人、駆け落ちだったんですね?

 

「しかも その時には、既に私の お腹の中に朱乃も居たし!」

しかも出来婚ですか!?

 

「自分は その"家"の了承無く、余所の娘に手を出して、半ば強引に連れ出しておきながら、自分と似た様な男の子が現れたら、その対応なのですか?」

ん。確かに、ブーメランですね!

 

 

 

≫≫≫

「う…ゎ、分かった…認める…

イッセーよ…朱乃を、頼んだぞ…。」

「…は…はい。」

最終的にバラキエル様は、朱璃さんの痛烈な物理と言葉の"責め"の前に屈し、俺と朱乃ちゃん…更にはミッテちゃんレイナちゃんとの仲を認めてくれた。

あれだけの激しい責めに、全身がボロボロになって床に這いつくばっているのに、朱乃ちゃんを託す台詞と共に俺に向けた顔だけは、幸せそうに艶やかだったのは、絶対に気のせいだと思いたい。

 

「物分かりの良い旦那で、良かったわ♪」

…朱璃さんはバラキエル様以上に、顔を嬉しそうに綻ばせ光らせている。

ん。この人だけは、絶対に怒らせない様にしよう。そうしよう。

 

「ぅ…」

「バ…バラキエル様…」

「…大丈夫っスか?」

そして話し合い(OHANASHI合い)が一段落付いた所で、レイナちゃんとミッテちゃんが、未だ床に伏しているバラキエル様の腕を取り、起こしに掛かった。

 

「あぁ、済まんな……っとぉお??!」

 

ガタッ…

 

「きゃあっ!?」

「ひぇっ?!」

しかし、その際にバランスを崩したバラキエル様、2人を押し倒すかの様に、再び倒れてしまい、レイナちゃんの胸を鷲掴み&、ミッテちゃんのスカートの中に、頭を突っ込んだ…だとぉ!!!!!?

 

「ああぁ…あなたーーーーーー!!」

「と…父様?」

「いや、ま、待て!朱璃!朱乃!

これは事故だ!決して、故意では無

「な…何やってんだ、アンターーー!!!!」

『Welsh Dragon Balance Breaker!!』

 

 

≫≫≫

「何か知らんが、バラキエルが怪我をしてなぁ…

本人は理由を話そうとしないのだが…」

「……………………。」

師匠曰わく、あれからバラキエル様は数日程、欠勤したらしい。

理由は…まぁ、言えないよね。

更に約1月後、朱乃ちゃん達に無事、"女の子の日"がやってきた事を聞いて、とりあえず一安心。

ただ、朱璃さんだけ、「孫…」とかブツブツとボヤきながら、少し凹んでいたのも、この場で報告しておきます。

 




 
とある方の小説のコメ欄で御存知な方も居るだろうが…
因みに作者は、ヤミたそー(はぁと)が大好きだ!
 
次回:『少年』(予定)
 
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