黒翼の赤龍帝   作:挫梛道

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新キャラ?登場。
今回は短いです。m(_ _)m
 


軍事裁判的な物

悪魔領の首都リリス。

この日 この場所で、先の『駒王戦役』と呼ばれる事になった戦闘での所謂"軍事裁判"的な物が、その勝利国ならぬ勝利勢力となったグリゴリ主導の下で執り行われる。

何故、同じ冥界に在る、堕天使の領内で開会されないかは、幾つか理由が有り、その1つに

「いや、堕天使領(ウチ)の裁判所施設って、余り大きくないんだ。

今回は裁く人数も半端無いし、あの戦闘に関わった、他勢力(よそ)のVIPも参加するんだ。

その点 此方は、裁判大好きな貴族様(笑)の お蔭さんで、そーゆーのは充実してるからな。」

…らしい。

 

◆◆◆

イッセーだ!

転移魔方陣を使って、俺達グリゴリも、リリスに到着。

既に他勢力の皆様も、何組か到着されていた。

例えば…

 

バキィッ!x2

 

「ほ、鬼灯君?!」

「「ぐ…ぐぐぐ…」」

日本神話からは、鬼灯さんと閻魔様。

師匠と鬼灯さんが、また目を合わせた途端に殴り合ったけど、はい、無視無視。

 

「………………………。」

それと、無口無表情な、着ている衣裳からして、かなり高位と思われる女性の神様?だ。

 

「だぁりん!」

「八坂さn…ぬぷぷ?!」

…八坂さんも護衛役の大天狗さんを伴い、冥界入りだ。

 

「この前振りだNA!」

「おぅよ!」

帝釈天様も既に来られていて、総督が対応している。

 

「「アァアッザゼルゥゥゥウッ!!!」」

 

ドドドドドドドドドドドドドドド…

 

「「「「!???」」」」

そして今度は、凄い剣幕をした、老神(おじいちゃん)が2人、総督の名前を呼びながら、こっちに走ってきた?

 

ゴキャァッ!

 

「ぐはぁ?!」

「「「「えぇーっ!?」」」」

そしてアザゼル総督に、いきなりサンドイッチ・ラリアット(クロス・ボンバー)を炸裂させた!

 

「ガハ…い、いきなり何をしやがる!?

ゼウス!オーディン!」

喉を抑えながら文句を言う総督だけど、この2人が、ギリシャ神話と北欧神話のトップ、ゼウスとオーディン…!

超メジャー神様じゃん!

 

「アザゼルぅ! 貴様とゆう奴わぁあ!?」

「はぁあ?!」

「惚けるでないわ!

儂ゃ、今日はアマテラスが来るっちゅうから、冥界迄足を運んできたんじゃぞ!

儂のワクワクドキドキ、返さんか!」

大粒の涙を流しながら総督の肩を持ち、カックンカックンと体を激しく揺さぶって問い掛ける両名。

あー、そーゆー事ですかー。

確かに今日は天照様、来られてませんねー。

…って、何しに来られているんですか、貴方達は?

 

「知るか!良いじゃねぇか!代わりにイザナミやスカアハが来てるだろ!

アレも結構 良い女じゃねぇか!」

あ、あの無表情系の美神さんが、あの伊邪那美命(イザナミノミコト)様でしたか。

 

「いや、儂ゃ ああゆう気難しそうなタイプやヤンデレはパスじゃ!」

「同じく!」

「あー、分かった分かった!

裁判(これ)が済んだら、人間界の おっパブに連れてってやるから!

それで我慢しろ!!」

「言ったな? 絶対じゃぞ!」

「言質取ったかんな!!」

…いや、だから貴方達(総督含む)は、 俺も連れて行って下さいよ! 何しに此処に来られたのですか?…って心の中で叫んでいたら、

 

バカッ!x2

 

「あぢゃぱっ!」「ぅぐぺぺぺ!」

この2人の背後に歩み寄った2人の女性が、それぞれ持っていた槍と巨大鎌の()で、老神2人の後頭部を思いっきり ぶん殴ったぁ!?

 

「オーディン様! 他の神話の皆様が来られている中、阿呆な真似を曝すのは止めて下さい!」

それは、ダークブルーのスーツを着た、長い銀髪美女と、

「…(ゼウス)様も、です。

(ヘラ)様にチクリますよ?」

短めの銀髪に猫耳を模した様な青いニット帽を被り、クリーム色のベストに紺色スカートな制服っぽい服装の、白音ちゃんより背が少しだけ高い感じな美少女だった。

 

「ぐぬぬ…」

この一言でゼウス様は何も言い返せなくなったが、

「何を硬い事を言っておるのじゃ。

ん~な事だから お主は何時迄経っても、英雄(オトコ)の1人もゲット出来んのぢゃよ。」

「ぐっはぁっ!??」

オーディン様は負けじと言い返し、あの…オーディン様の御付きって事はヴァルキリーかな?…の お姉さんは、カウンターのダメージを受けたみたいだ。

 

「おおお、オトコは今は、関係無いでしょうが!

えぇ、そうですよ!

どうせ私は『彼氏居ない歴=年齢』な、処女ヴァルキリーですよぉおっ!!

うわぁあああぁん!!!!」

 

タタタタタタタ…

 

「あら?」「「「「………………………………。」」」」

そう言うと、あの お姉さんは泣きながら、走って行って何処かにしまいました。

まあ、1つ言える事は、貴方達に身の危険を感じて、天照様は今回、代理を立てて出席しなかったのだと思います。

 

「その辺り、どうなんだ?変態仮面(パピヨン)?」

「ぬ? 何だか名前の呼び方に違和を感じるが、まぁ概ね その通りだ。

姐さん曰く、前回の堕天使総督殿の助言に従うそうだ。

ついでに蘭が、この場に行きたがっていた…と云うか、お前に会いたがっていたのも伝えておくぞ。」

天照様の代理の、蝶々の妖精(へんたい)が説明。

ん…、蘭ちゃんについては…

幾ら俺が見境無しでも、流石に蘭ちゃんや九重は、ね…。

 

「あらあらあらあら? 彼氏募集中な処女ヴァルキリーさんですか?

オーディン様の介護(ごえい)を任せられる位ですから、それなりに実力は持ってる筈ですわねぇ?」

え~と、朱乃…()()

貴女、何か企んでいませんか?

 




 
次回:『軍事裁判的な物②』(仮)
感想、評価よろしくです。

※ 構想途中の新作を【お試し!】に載せています。
興味有らば【目次】から。
 
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