小さな?
◆◆◆
イッセーだ。
"魔王ベルベブブを助ける為に、法廷に乱入してきた襲撃者"。
…の筈だったのが、コイツ等の"それ"が目的だったと云う発言に、アザゼル総督特製の嘘発見機が『ちりーん』と反応した。
つまりコイツ等の襲撃は、他の理由だったと云う事になる。
魔王レヴィアタンが言うには、取り敢えずコイツ等は本当にベルベブブの部下らしいから、
「…成る程な。旧魔王派だけでなく、今の魔王派の中にも、
「違う! 我々はテロリストとは」
ちりーん…
「「「「「「「………。」」」」」」」
総督のテロリスト発言を否定した途端、またも反応する
「大体、さっきから何なのだ、それわっ?!」
緊張感を掻き消すベルの音に、襲撃者の1人がテロリストの件を誤魔化す様に声を荒げるが、
「既に何となく、察してるだろ?
コイツは"嘘発見機"だよ、…この俺(他数名のスタッフ)が作った、な。
嘘を吐くと鳴るんだよ、『ちりーん』…、てな。」
「「「「はぁっ!?」」」」
総督の嘘発見機の説明に、悪魔の男達は驚き、或いは信じられないとばかりな声を出す。
つまり、コイツ等は
…て事は、本当の狙いは純粋に、
「そう言えば、今のベルベブブって、アスタロトの出身だったよな?」
「「あ…!」」
そうだ!
前回の
尤も この件は、師匠が旧魔王派の殲滅掃討に出向いた際、そいつ等が潜む地に身を寄せていたから一緒に殺したって事で、グリゴリとしては既に、この件は終わらせていた心算で すっかり忘れていたのだが…
「おいおい? まさか、アジュカを含む"アスタロト"が揃って、テロリストとグルなんて事ぁ無ぇだろうな?」
「そ、そんな事は無いぞ!
アジュカがテロリストなんて筈が無い!」
「そ、そうよ!
アジュカちゃんが
「流石に それは、無いと思うよ?」
急遽
この総督の言葉に、魔王達が声を大にして反論。
「ほ、ほら! そのベルだって鳴らないじゃないか!」
そして無反応の嘘発見機に顔を向けながら、同僚の潔白を訴えるが、
「いや…これは嘘とか そんなんで無くて、お前等が真相を知らない状態で、心底そう思っているから…願ってるからだろ?
真実が白か黒かは別だ。」
「「「「……。」」」」
総督の説明に、魔王達は何も言い返せない。
「ま、その辺りも、コイツ等に聞けば良いだろ?」
「コカビー?」
会話に入ってきたのは、コカビエル師匠だ。
「なぁ? 正直に全部話して、楽に なっちまえよ?」
そう言って本人なりに、優しい(心算な)笑顔で襲撃者達に話し掛ける師匠。
「そうすりゃ命だけは、助けてやっても良いぜ?」
ちりーん…
「「「「「「「「…………。」」」」」」」」
…でっすよねー!
それでこそ、我が師匠!!
「…おい、アザゼル。
この機械、壊れてないか?」
しかし師匠は、自分の嘘を認めない。
挙げ句、機械の故障を言い張り出した!
「コカビエル…叫喚地獄逝き、決定。…と。」
「喧しいわ!」
いや、今更 師匠が、そのレベルな地獄で済む筈が無いですよ?
「ふ、不山戯るな!」
「そうだ! そんな呼び鈴のオモチャみたいなのが、嘘発見機だと?
そんなの、信じられるか?!」
そして鬼灯さんと師匠が、漫才みたいな掛け合いを始めた中、テロリストが文句を言うが、
ちりーん…
「「「「「「「「…………。」」」」」」」」
ん。皆さんも実は、既にコレが
「お、オモチャ…www」
そして この"オモチャ"発言が壷だったのか、魔王ルシファーが笑い出し、
「…………。」
「え?」「はい?」「へ?」
総督は無言で
「…サーゼクスの
ちりーん…
「「はぁぁぁぁぁあっ??!」」
とんっでもない爆弾落としやがったよ、この
確かに この マッド・サイエンティスト 科学者気質な総督本人の前で、御自慢の発明品とかを玩具扱いするのはアウトだろうけど、メイドさん、完全に とばっちりじゃないか?!
「「な、な、な…?」」
この発言に魔王夫妻は顔を赤くしたり青くしたりで言葉を失い、
「HaAAAAAAAAAAH?!
MA・ZI・KA・YO?!
ぉ、おいアザゼル、まさか あの女の乳、
そして凄く驚いているのは帝釈天様。
「む? 帝釈天よ、お主は気付いておらなんだったのか?
まだまだ甘いのぅ?」
「…って、ジィサンは知ってたのかYO?」
それに対してオーディン様は、最初から気付いていたみたいだ。
「ふぉふぉふぉ…儂の この
一見すると、B100.W59.H88じゃが、その実態は、B77ぢゃ。」
「な…何Toーーーーーーーっ?!」
貴方の
…そして実は、そうなのだ。
前回の会談の際、カテレア・レヴィアタンを止める為に放った【
その時、セラフォルー・レヴィアタンと一緒に このメイドさんも巻き添えで、着ている服を全部破られて裸にしてしまった訳だが(あの時は本当に ごめんなさい)、メイド服から確認出来ていた膨よかな おっぱいは影も形も無く、寧ろミッテちゃんや白音ちゃんの様な慎ましさだったのだ。
その時、総督やバラキエル様なんかも、バッチリと その姿は見ていたんだよね。
尚、証拠品と云って良い
…いや、形は整っていて、凄く綺麗ってか可愛かったですよ! 確かに微乳だけど、十分に美乳ですよ!!(必死なフォロー)
「GYAHAHAHAHA!!
マジかYO!
PAD! PADメイド!
コレって詐欺じゃないのKA?
GYAHAHAHAHAHAHAHA!!」
そして帝釈天様は、更に大爆笑。
「………………………。」
いや、もう勘弁してあげて下さい。
メイドさん、今の立場的に何も文句言えず、顔を赤くして凹んでいますから…っ!!?
「む?」
「ほほぅ?」
「HAH!」
「ふむ。」
そんな風な事を思っていた時、周りの空気が変化した。
総督達や帝釈天様の反応からして、気のせいなんかじゃない。
この違和感…これは、転移術式が既に発動している?
事実、この
「これは我々の方が、別の次元に隔離されたと考えるべき…だな?」
「…ならば、
「…出来れば もう少しだけ、慌てて欲しかったですね?」
「「「「「「!!?」」」」」」
スカアハ様やエジプト神のトト様が、現状を冷静に分析していると、何処からか男の声がして、それと同時に高天原の時の様に、突然濃い紫の霧が発生して、俺達の視界を奪う。
尤も この霧は、数秒も経たずに消え失せた。
…だが、その数秒で周りは一変。
其処は法廷内でなく、ただ広い、夜の砂漠の様な空間。
空に浮かぶ"黒い月"の様な物が放つ黒い光が、周囲を照らしていた。
ザザッ…
「「「「「「「「!!?」」」」」」」」
そして同時に現れたのは、高天原の時以上の軍勢だった!
「
次回:『モンキー・マジック!』(仮)
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