【悲報】ガブリエル、堕天ならず…!!
「さぁ! 掛かってきなさい、この女の敵!」
「貴方達は、この妾達が
◆◆◆
は、初めまして…ですね。
私、北欧の主神、オーディン様の 介護 護衛を務めている
この度の戦闘、最初は セクハラ爺 オーディン様の傍で、迫る敵を斬り捨て、遠距離の魔弾を放つ者には、同じく魔力砲で応戦していましたが、やがてオーディン様とは分断され、やはり私同様に最初はゼウス様の傍で戦っていましたが その途中、はぐれてしまったアテナ様と合流からの共闘姿勢に。
そんな中、視界に入ったのは、女性魔王と女性天使を襲おうとしている悪魔の集団。
私達北欧の者も、【聖書】の者には良い印象を持っていませんでしたし、更には先程アザゼル殿から
故に彼女達が殺されようが、特に感慨は有りません。
…が、あの者共は襲うは襲うでも、『背徳的』な意味で『R18的』な意味で『薄い本的』な意味で、襲おうとしているのが見え見え。
「あ、アテナ様?!」
「…ん。」
思わずアテナ様に声を掛けると、この方も静かに頷きます。
どうやら考えている事は、同じみたいですね。
別に死んでも構わない存在であれ、同じ女子として、やはり あーゆーのは看過出来ません!
≫≫≫
「さぁ! 掛かってきなさい、この女の敵!」
「貴方達は、この妾達が
…で、今に至るのですが…
「くっくっくっくっくっ…」
「あひゃひゃひゃひゃ…」
「ケケケケケケ…」
「ニャガガガガーっ!!」
「「………………………………。」」
「きょきょきょ…匂う…匂いますねぇ…」
はい?
そして悪魔の1人が不気味に嗤いながら、女性に対して凄く失礼な台詞を。
に、匂うって まだ、そこ迄 汗とか掻いてない筈ですし…
すんすん…ん、大丈夫。
何も匂ったりしませんよ!?
「この女共全員から、処女の香りが ぷんぷんしますぞぉーっ!!」
「「「「おっぉーっ♪!!」」」」
は…はぁああああああああぁっ???!
「なっ…?」
「む…」
「……………。」
ななな、何て お下品な発言をっ!?
そして この後に及んでも、私達を
はい、それを聞いて「ひゃっはー」してる奴等含めて、死刑確定ですね。
大体、処女とか大きな御世話ですよ!
私だって、好きで処女やってる訳じゃ無いし、出来る事なら素敵な彼氏と、えっちとかしてみたいですよ!!
そもそも、彼方の 行き遅れ 御3方と、私を同列にするのも止めて欲しいです!
私は単に、オーディン様の お守り 付き添いで殿方との出逢いに恵まれてないだけで、其処の魔王みたいに痛々しい
「ちょ…ちょっとぉ! 痛いコスプレって何よ~?!
私の正装に、ケチ着けないでよ~!?」
「あの、タカビーって…
私が男性と関係を持たないのは、
「勘違いしているみたいだが、『3大処女神』と言われている中で、本当に レ○゙○゙アン 男嫌いなのは、アルテミスだけ。
妾やヘスティアは偶々、今迄 言い寄ってくる男共に、良いと思える者が居なかっただけだぞ?
事実、ヘスティアは少し前に人間の
妾も、それなりの男が目の前に現れたならば、その時に それなりの関係を育むだけな話だ。
貴女みたいに、周りの
「ぅわぁああああああああああぁ~?!
ストップ!ストォーーーーーップ!!」
「もょがもが?!」
こ、心を読まれた?!
…って、放っておいて下さいってか、余計な事を言わないで下さいよ!
えー、そーですよ!
どうせ私は、【彼氏居ない歴=年令】な、処女ヴァルキリーですよ!…って、
…コホン、と、とりあえず、気持ちを切り替えて…
ヴォォン…
周囲一面に、無数の魔方陣を展開。
「「「「ぬぉ?」」」」
「な、何か、ヤバくね?」
「ちぃ、犯っちまうぞ、オメー等!!」
「「「「「ひぃゃっほぉお~ぇい!!!」」」」」
危険を感じたのでしょう、
これから繰り出すのは、魔方陣全門開放からの
≫≫≫
「あ~、な、何てゆーかさ…派手、だね~?★」
「…御苦労。」
…その後、その場に残ったのは屍の群れ。
女魔王が少し どん引き、アテナ様は満足そうに、労いの言葉を掛けてくれます。
「さて…それでは次の敵を、狩りに行くか。」
「そうですね。
参りましょう、アテナ様。」
「え゙?!」
此処は戦場。
勝利条件は、敵の全滅。
それ故のアテナ様の言葉に私も頷き、此の場を動こうとした時に、女魔王が素っ屯狂な声を出しました。
そして…
「お、お願い゙ぃ~! 置゙いてかないで、見捨てな゙いでぇ~!!」
えっぇ~い!泣くな! 足を離しなさい、足を!
◆◆◆
「出でよ、約束された勝利の剣!」
ず…ずずず…
「ほぅ…」
イッセーだぜ!
俺とハヌマーンさんが、あの孫悟空の孫…美猴と対峙している時に介入してきた眼鏡の男。
アーサーと呼ばれた この男、種族的には只の人間だが、内側から感じさせる強さは、既に人間の枠から大きく はみ出している。
そして何よりも、腰に携えている2振りの剣!
それから発せられる
聖剣には聖剣…
それを見た俺も、ケルト神話から正式にグリゴリに譲渡され、更にはアザゼル総督から所有を認められた聖剣 真・エクスかリバー
しかし それを見たアーサーは、興味深く、そして感心したかの様な視線を向けてきた。
「勘違いしないで下さい。
私達は、貴方方と一戦交える心算はないですよ。
宜しければ、少し言い訳をしたいのですが?」
そして両掌を前に向け、戦意が無い事をアピール。
「「……………………。」」
殺気は感じないから、俺とハヌマーンさんも警戒は解かないが、とりあえず話だけは聞いてみる事に。
≫≫≫
「全く…今日は陰から"観察"だけな予定だったのが美猴、貴方が余計な真似をするから…」
「いや、この赤龍帝の戦いっぷりを見て、つい…な♪」
「つい…じゃないですよ…
そもそも、今この赤龍帝に勝手に手を出したりしたら…」
「おぉっと、そうだったぜぃ!
また"アイツ"からも、説教食らっちまう。」
「"アイツ"…?
つまり貴様達には、まだ仲間が居るという訳だな?」
アーサーが言うには、今回は本当に、
そして俺達の戦闘を見て うずうずしてしまい、気付けば乱入していたと云う、美猴にアーサーが何やら注意する中、ハヌマーンさんが その会話に交ざってきた。
「えぇ、その通りです、ハヌマーン殿。
そして その男…一応、
『何?! 今代の白いのは、
この発言に、ドライグが喰い着いてきた。
「はい。今日は、この場には来ていませんがね。
近い内に挨拶に伺うとは、言っていましたよ。」
アーサーはドライグにも丁寧に応えると、周りを見回し、
「ふむ…どうやらテロリスト達の全滅は近いですね。
まぁ、分かりきっていた事ですが。」
現在の戦況…こいつの言う通り、師匠に総督、それと各神話のトップの皆さんが、着実に悪魔達を斃し、決着するのも時間の問題なのを確信したのか、
「美猴?」
「はいよ!」
ヴゥン…
「それでは私達は此処で、お暇させて頂きます。
また逢いましょう、赤龍帝。」
「あ…待てよ、こr」
美猴が展開した転移魔方陣で、この場から消えたのだった。
…結局、何だったんだよ、アイツ等…?
≫≫≫
「転移? 可能なのですか?」
「応よ。」
あの後、テロリストの悪魔達を全て斃した俺達。
「それじゃ、帰るか」って話になったんだけど、この場は あの眼鏡(アーサーに非ず)が
前回、嵩天原から同様な空間に喚び込まれた時も、その場からの転移は不可能だった筈だが…
「大馬鹿者。術式ってのは、常に進化しているのだ。
現状の転移術式で対応出来ない空間の存在が判れば、それに対応出来る様に作り直すのは当然だろう。」
…成程!
それにアーサー達も、転移魔方陣で この空間から去って行った訳だから、絶対に転移が不可能って訳じゃ無いよね!
…って総督、普段の事務仕事なんかは後回しにしたりシェムハザ様に丸投げしてるサボリ魔総督なのに、本当に こーゆー研究事な事だけは、凄く仕事が早い!
「ん? イッセー オメー、心ん中で何かしらディスってないか?」
「いえいえ、そんな事ゎ…」
ちりーん…
「ぁ…」
「…冬のボーナス、期待しとけ。」
ドイヒーーーーーっ?!
≫≫≫
「いっくぅ~~ん! お帰り~!!♪」
「ぅゎったぁっ?!」
「「「「あーーーーっ!!?」」」」
…元の場所、法廷内…
公開顔面圧迫刑に、朱乃ちゃん達が驚いてるけど、早く助けt…
いや、もう少し、この儘で良いです…
「何をしているのですか、このエロ兎!
早くイッセーお兄様から、離れなさい!」
「きゃん?♪」
がばっ!
しかし これは白音ちゃんが 余計な真似を 引き離してくれたのだけど。
「何だか派手に壊れてるなぁ~?www」
そう。師匠が笑いながら言ってるけど、俺達は最初に居た、法廷内に戻ってきた心算だったのだが、転移した先は何故か屋外。
「「「さささ…裁判所が…」」」
魔王3人が顔を青くして驚愕してるけど、これは仕方無いかな?
だって、裁判所が在った筈の この場所が、綺麗さっぱりな更地に なってるんだもん!!
「ふむ…やはり少し、やり過ぎたかのぅ?」
はい、解りますよ。
こっちにも
それにしても、流石に
ほんの少しだけど、魔王達に同情するよ!
一体どんな暴れ方すれば、こんなに なるんですかね?
「八坂さんが巨大な狐に変化して暴れたり、」
「鬼灯殿が金棒ぶんぶん振り回したり、」
「イザナミ様が"破戒の覇道"とかな術式を繰り出したりしたんだにゃ。」
日本神話所属の皆さんの仕業ですか?!
「い、いや、僕は、やり過ぎだって止めようとしたんだよ?
でも皆、全然、言う事聞いてくれなくて…」
駄目だ この閻魔様、威厳がゼロだ!
「…で、攻めてきた賊は、皆殺しか?」
「はい。1人を除きまして。」
総督の質問に応えたのは鬼灯さん。
「その者も殺しても良かったのですが、一応、兵藤さんの了解を得るべきだと思いまして…」
え? 俺…ですか?
「混戦の中、いきなり鬼灯殿に単身で挑み掛かったは良いが、その後は一方的に、な…」
「殺されてないだけで、一番酷い殺られ方でしたわ~♪」
そう言いながら、バイサーと朱乃ちゃんが指差す先を見てみると、
「………………………………………。」
「………………………。」
其処には【もう無闇矢鱈に喧嘩売ったりしません】と書かれたプレートを首に ぶら下げ、ボロボロに砕かれた白い鎧を着た顔面フルボッコな、俺と大して歳が変わらない風な銀髪の男が、アスファルトの地面に正座していたのだった。
サブタイの割には、出番が少なかった鬼灯様(笑)。
次回:『戦後処理的な物』
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