黒翼の赤龍帝   作:挫梛道

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新展開!
 


もしもし、ポリスメン?

◆◆◆

「たのもー!」

レイナーレよ。

あの戦後処理からの色々な()()()()も、とりあえずは一段落。

それに伴いイッセー君は、堕天使領とグレモリー領と駒王町を行ったり来たりで大忙し。

 

「たのもーっ!」

…でも、「明日(きょう)は駒王町で のんびり出来る」って、昨日の夜、教会(こっち)に戻って来てたのよね。

何でも今日は、松田君元浜君に、無理矢理にナンパに付き合わされる予定だとか何とか。

 

「たのもぉーーっ!」

…それに対してイッセー君は やれやれ顔で「俺は餌かよ?」って言ってたけど、アイザッきゅん・カズナとしては兎も角、"兵藤一誠"としては、中学時代からバカやってた友達だから、本当は楽しみにしてるんだよね?

ついでに、イッセー君のハーレム要員が増えたりして?(笑)

 

「…た・の・むぉおーーーーーっ!!」

…って、さっきから五月蝿いわね?!

まだ、朝の8時過ぎじゃないの!?(今は8月。夏休み真っ盛りよ!)

全く、誰なのよ、一体?

 

≫≫≫

 

ガチャ…

 

「…えーっと、どなた?」

玄関を開けると、其処には白音と年が変わらなく…少し、下かな?…な、女の子が。

 

「我が名は春日蘭!

上級魔導師(アーク・ウィザード)にして至高なる魔術、爆烈魔法を極めし者!!」

「……………………………………。」

ビシィッ!…と決めポーズ?を構え、自己紹介する女の子。

ん。このコ、絶体に14歳ね。

 

「…で、蘭ちゃん?…は一体、教会(ここ)に何の用なの?

御祈りなら、正午からだy

「赤龍帝さんに、会いに来ました。」

「!!?」

『赤龍帝』って言葉を口にした時点で、少なくとも このコは(こちら)側の人間と確信。

この厨弐(キャラ)っぷり、もしかしてアザゼル様の身内…ひょっとして隠し子??!

ん。十分に有り得るわね。

あの御方、確かに独身だけど あちこちに種、バラ蒔いていそうだもん!

だ、だとしたら、失礼は出来ないわね。

とりあえず このコを客間に案内して、イッセー君を起こしに行く事に。

 

≫≫≫

寝室に行ってみると、昨夜のイッセー君に"お勤め"していた、

「スゥ…スゥ…」

全裸で静かに寝息を発てるバイサーと、

「ご主人様ぁ~…ムニャムニャ…」

一応、寝間着(きもの)は着ているけど、普段以上に着崩して おっぱい全開、やはり全裸と変わらない格好で、何か寝言を言ってる黒歌と、

「…………………………………。

…あんた、何してるの?」

「はぅっ!?」

どーゆー訳か、熟睡しているイッセー君のパンツをずり降ろしている、透け透けネグリジェのアーシアが居た。

 

「ぇ、えと、その…ぃぃぃ、イッセーさんのイッセーさんが、()()()()()()()()ので、鎮めて差し上げようかと…」

…ふむ。

確かに よく見てみるt…いやいやいや、よく見なくても、赤龍帝(イッセーくん)赤龍神帝(イッセーくん)が、朝から元気に廬○昇龍覇!!…してるわね。

 

ゴクリ…

 

つ、つまりアーシアは、愛する旦那様の為に動いていただけで それは別に悪い事で無く、寧ろ妻ならば当然な行い。

 

「仕方無いわね、アーシア。

私も手伝ってあげるわよ。」

「え?…れ、レイナーレさん?」

うっさい! 何か文句有るの?

私だってイッセー君の、"朝一番搾り"欲しいわよ!!

 

◆◆◆

「「この女、誰?」」

「………………………………………。」

はい、いきなり謂れの無い、修羅場に放り込まれた気分のイッセーです!

寝起き早々、艶っ々な顔をしたレイナちゃんに俺に「お客様」だと言われ、着替えて洗面所、そこから客間に行く途中の廊下でもジャンヌに「訪ねてきた お客さんを客間に通した」と言われたので、誰だろう?…って思いながら客間の扉を開けみたら、それと同時にステレオで俺に向けられた この言葉。

其処には天照大神様の配下である、幻影鬼師団団員の蘭ちゃんと、オリンポスの戦いの女神、アテナ様が待っていたのでした。

 

≫≫≫

「「デート、しましょう。」

     、行こ?」

……………………………………。

とりあえず蘭ちゃんとアテナ様、互いを紹介した後、何事かと聞いてみれば、2人揃ってデートの お誘いでした。

2人が睨み合いながら視線を交差、激しくスパークさせているのをスルーするが如く、ふと部屋の扉に目を向けると、僅かに開いたドアの隙間から、レイナちゃん、ジャンヌ、アーシアが微笑ましい顔をして見守ってくれているのが分かります。

奥様方公認ですか、そうですか。

…って、見てないで助けてよっ?!

と、とりあえず…

 

「あ、もしもし、松田?

悪い、俺、急用が出来て行けなくなったから。

元浜にも そう伝えといて。」

『死ねっ!』

 

≫≫≫

「「~♪」」

さて…デートは良いとして、何処に行きましょうかね?

あの後、俺の必死な目での訴えにより、レイナちゃん達が取り成してくれて2人は一時休戦(わかい)

只今、御機嫌顔の美少女2人に、ガッチリと両腕をロックされた状態で、デートの行き先を考え中。

腕に感じるのは、慎ましいながら、確かに存在する2人の胸の柔らかさ。

嗚呼、出来る事なら、この儘 腕になってしまいたい!…って、今は そんな事を考えてる場合じゃない。

とりあえず、駒王町内は不味い。

松田元浜との約束をドタキャンしておきながら、女の子を(しかも美少女2人を)連れている処を奴等に見られた日には間違い無く、血涙しながらのツープラトンのブレーンバスターを食らってしまう。

特に元浜。

アイツに この2人を会わせるのは、色々な意味合いで危険過ぎる。

それから桐生にも、絶体に会いたくない。

 

≫≫≫

そして3人で話してみた末、駒王町より遥か離れた某県の、大型ショッピング・モールで色々と買い物したり、遊んだりする事に決まった。

 

▼▼▼

「…皆、我から『蛇』を欲しがるだけで、何時迄経っても我の言う事を聞いてくれない。」

『…ん~、正直言って、言うのは気が退けるけど、良い様に利用されてるだけじゃ、ないのかなぁ?』

「…我、騙されてる?」

『うん…そうとも言えるね。

大体、()()に挑もうなんて、普通なら誰も、考えたりしないしね。』

とあるショッピング・モールの屋上レストランにて、学生服を着た黒髪の少年と、小学校高学年位に見える、ゴスロリ衣装の長い黒髪の少女が話していた。

カップルとしては、少し年が離れている感じな2人。

共に光の消えた瞳からして、兄妹に見えなくともないが、大盛りのトロピカルジュースに2本のストローを刺して それを一緒に飲んでいる時点で、色々と"アウト"な空気を周囲に漂わせていた。

 

「…我の望みを叶えてくれないなら、もう あんな奴等、要らない。」

『ん。分かる解る。僕も、そう思うy…?』

「「「………………………………。」」」

『やぁ、蘭ちゃんにイッセーちゃん。

こんな場所で会うなんて、珍しいね。

それから そっちは、ギリシャのアテナちゃんかな?…初めまして?』

会話の途中、黒髪の少年…紅末藏(くれないすえぞう)が自分達に向けられている視線に気付くと、其処には同僚である少女と、他に少年少女が2名。

 

「「「……………………。」」」

 

スタスタスタスタ…

 

『?????』

紅が声を掛けるも、この少年少女…イッセー達は数秒間、この2人を無言で見据えると、何か見ては ならぬ物を見てしまった様な顔をして、その後は係わりたくなかったのか、何も言わず、その儘その場から立ち去って行った。

 

「…今の、知り合い?…って言うか、もしかしてドライグ?」

『ん。気付いた?

どうしたんだろ? 折角だから、蘭ちゃん達も一緒に此処で、何か食べたら良いのにね~?』

 

≫≫≫

約10分後…

 

「…すまない、君。我々は県警の者だが、少しだけ話を聴かせて貰っても良いかな?」

『え゙?!』

 




 
次回:『 『僕は悪くない。』』(仮)
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