黒翼の赤龍帝   作:挫梛道

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タグにも【キャラ崩壊】は記しておりますので…
 


蘭ちゃんとアテナ様とロスヴァイセさん(仮)

 

「さ、先を越された…orz」

それは、紅が警察から職務質問を受けていた頃の、駒王教会での出来事。

 

「う~む…。

これは、何と言えば良いか…

どんまいよ!…ヴァルキリーちゃん!」

多少なり おめかしした銀髪の美女が、イッセーを訪ねてきたのだが、玄関先で対応したジャンヌの説明を…やはり朝早くからイッセーを訪ねてきた美少女2人と既に出掛けた事を聞き、その場でorzっていた。

 

◆◆◆

我が名は春日蘭!

天照大神直属の幻影鬼師団弟3席にして、至高なる魔法、爆烈魔術を極めし上級魔導師(アーク・ウィザード)

そして古代中国・魏の猛将が1人、夏候惇元譲の魂を受け継ぎし者!!

…って、自己紹介は この位にしといて、いやはや、先程は本当に吃驚しましたよ。

まさか すえぞーサンが、あんな小さな女の子を連れ出していたなんて。

しかも、私達に大声で知り合いですとばかりに声を掛けてくるし!

お陰様で、周りの人達、我々に注目ですよ!

…まぁ、あれは先に あの異様な光景を、ガン見していた私達にも、非は有ると云えば有りますが。

兎に角 関わりを避けた私達は、場所を移動。

現在は別階のレストランにて食事中です。

この お店は、和・洋・中、様々なメニューが豊富な お店でした。

因みに私は【4種チーズのカルボナーラ】を注文。

赤龍帝さん…改めイッセーさんは、【カツ丼と掛け蕎麦(小鉢付き)】のセット。

やはり男性、よく食べられますね。

お蕎麦に かき揚げのトッピングを、追加注文しています。

そして、アテナ様が頼まれたのは【キノコたっぷり、ホワイトソースのオムライス】。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…と、味噌ラーメンとガーリック・チキンソテー(単品)と鰤照り焼き(単品)とBIGデミ・チーズバーグ(単品)と肉野菜炒め(単品)とミックスピザとDXレアチーズケーキとスペシャル珈琲ゼリーとトロピカル餡蜜とTERAマンゴープリン!!!!!

 

「ああぁ…アテナ様、こんなに食べられるのですか?」

「ん? "ご飯"と"味噌汁"と"メインの おかず①②③"と"野菜(サラダ)"と、それと"デザート①②③④⑤"だが?」

「あ、貴女は〇゙ャ〇〇根ですか?!」

…って、ご飯と味噌汁…って、何だか それも違うし、そもそも野菜炒めはサラダじゃないです!

ピザをデザート扱いするのも間違っていますし、それからデザート頼み過ぎです!!

 

「………………………………。

突っ込み、疲れない?」

誰のせいだと思ってるんですかぁ~っ?!

 

◆◆◆

…妾はアテナ。

ギリシャはオリュンポスの1柱だ。

少し、前の話をしよう。

【聖書】の"内輪揉め"に、我々(オリュンポス)が堕天使に加勢する形で参入した数日後。

妾は父である、オリュンポス主神のゼウスの護衛として、冥界の軍事裁判(…的な茶番)の場に訪れていた。

この裁判終了直後、妾達は禍の団(カオス・ブリゲード)を名乗るテロリストの手により、異空間に連れ浚われ、その場で この者達との戦闘となった。

圧倒的な数の優位さを過信し、攻め立てるテロリストだが、その個々の戦闘力は、我々の方が遥かに上。

逆に この賊共を圧倒し、残る敵も既に数える程となった時の事だ。

 

「ちぃ! ならば、せめて!!」

妾と対峙していた悪魔の男が 何やらヤケクソ気味に吐き捨てると、何を狂ったのか、装着していた鎧や衣類やらを()()脱ぎ捨てながら天高く跳躍、そして最高点に達すると、まるで水泳の飛び込みの様な姿勢(ポーズ)(脚は がに股)で此方に向かって急降下。

 

「「はぁあっ??!」」

これには妾も…そして妾の傍で共闘していたヴァルキリーも、その行動(アクション)でなく、(恐らくは このヴァルキリーも そうなのだろう、)初めて見る男の ち〇〇゚(あれ) に、目が点に。

これによって、妾に一瞬の隙が生じ、それが災いして、この攻めを完全に躱すのは不可となった。

ヴァルキリーに至っては、完全に身体が硬直(フリーズ)しており、直撃コースだ。

 

「この、変態め!

女の子相手に、何やってんだよ!?」

 

バキィッ!!

 

「くぁwせdrftgyふじこちゅゎlp!!!?」

その時その場に、洋式美の如く現れたのは赤龍帝。

この全裸の悪魔の顔面に、聖剣での平打ち(フルスイング)を、カウンターで炸裂させたのだった。

 

「っらぁ!

ド・ラ・ゴ・ン…波ァっ!!」

 

ドッコォ!

 

そして間髪入れず、左拳から放つ魔力弾で敵を消滅させる。

 

「大丈夫でしたか、アテナ様?

余計な真似だとは思っていましたが…」

「いや…助かった。素直に感謝するぞ。」

(マスク)を消し、申し訳無さそうに話す素顔の赤龍帝に、妾も労いの言葉を。

 

「よ…良かった~!

やっぱり、女の子相手に あんな真似をする奴は、赦せないですよね!」

「ぉ…女の…子…??」

 

ずっきゅーーーーーーーーん!!!!

 

「あ…アテナ…様?」

「ぃ、いゃ、何でみょないぞ!

そ、それよりゅ、残りの敵を掃討しぇねば!

貴女も何時まで固まっているのですか?」

「「は…はい!」」

心の臓(こころ)を矢で射抜かれたな比喩は、正に今の現状…心情を表すのか?

この少年の、照れ隠しな安堵の笑みと、何よりも()()()と云う言葉。

妾を()()としてでなく、只の()()として見てくれての初めてな台詞に、顔辺りの体温が高上しているのを自覚。

それを悟られぬ様に顔を背け、未だ硬直していたヴァルキリーを一喝した後、残ったテロリストを討つべく、その場で別れた。

 

…その後、元の冥界(くうかん)に戻った後、関係者で軽い会食が。

これは元々、裁判の後に予定されていたらしいが、あの様な騒ぎが起きた後に…な考えを持つ者も少なくなかったが、

「それと これとは別だZE!」

…と云う意見に、最終的に皆が賛同。

 

立食形式の会食。

各神話勢力のVIP達が賑やかに杯を交わす中、そんな雰囲気が苦手な妾は場の隅で、帝釈天殿やオーディン殿に話し掛けられている茶髪の少年に目を向けながら静かに食していた。

 

「アテナ様…てすわね?♪」

「む…?」

その時、あのヴァルキリーと一緒に妾の前に現れたて声を掛けてきたのは、件の少年の正妻を名乗る、巫女服の女だった。

 

 

 

「「「「「「「「「だ・か・ら・ま・だ、正妻って決まった訳じゃあ、

ないわよ!」」

  っス!」

  です!」」

  にゃ!」

  ぞ!」

  ぞぇ!」」

 

 

 

 

…ん? 今のは…幻聴…?

 

◆◆◆

「あらあらあら?

()()() お帰りですわ…ね?」

「「「「………………。」」」」

「ぅぅぅ…」

「…………………。」

「「♪♪♪♪」」

はい、イッセーです。

あれから食事の後も、2人に色々と連れ回され、現在は翌日の午前9時前。

教会に戻れば、現在 地上に住んでいる皆さんが、玄関で待っておられました。

 

「はぁ…まさか、本当に お泊まりしてくるなんて…」

(す、すいません)…」

「いや、誘ったのは妾と蘭だ。」

「そうですよ、皆さん。イッセーさんは、悪くは無いですよ?」

「ん~、別に そっちは良いのよ、ウィザードちゃん?」

「イッセーさんですし。」

「うむ。問題は…だな、主よ?」

「はい?」

どうやら彼女達は、お泊まりについては、それほど"(おこ)"じゃあないみたいです。

寧ろ、問題なのは…

 

「イッセー君?

貴方まさか、アテナ様は兎も角、蘭ちゃんにまで…?」

「え゙?!」

はい、()()()の方が、気に掛かるみたいですね。

 

「大丈夫です。私は まだ、()()は処女です。ま…前の方は…

「えぇ。確かに昨夜、妾はイッセーに"女"にされたが、蘭は本当に まだ早過ぎると云う事で、()()()()()()()()()()前側は、な…

「ちょ…蘭ちゃん?アテナ様?」

「カハァッ?!」

其処に、蘭ちゃんとアテナ様が、フォローになってない様なフォローをしてくださいました。

 

「「「「「ちょ…主ぃ!?」

        イッセー君?!」」

            さん!?」

            様?!」 

しかしながら それは、皆さんからすれば、やはりフォローに ならなかった様で。

 

「よ~し、イ・ッ・セ・ー・君?」

「ちょっとだけ、OHANASHI、しようか?」

「お…お手柔らかに…って、その前に…()()()の説明、お願い出来ますか?」

「はい?」

そう言って、俺が指差した先には、

「ぅぅ…乗り遅れた乗り遅れた乗り遅れた乗り遅れた乗り遅れた乗り遅れた乗り遅れた乗り遅れた乗り遅れた乗り遅れた…」

そう、帰ってきた時から気になっていたのだが、ずっとorzってるんですよね、この女性(ひと)

 

≫≫≫

「え~と、ロス…ヴァイセさん?」

「クスン…赤龍帝様、私ともデート、してくださいますよね?」

「あ…は、はい…。」

オーディン様の御付きである戦乙女(ヴァルキリー)のロスヴァイセさん。

彼女は…実はアテナ様も そうなのだが、先日に朱乃ちゃんからの勧誘を受けての、ハーレム要員候補となっていたのだ。

ジャンヌ曰く、昨日の昼食時に、やはり俺をお誘いに訪ねて来たらしいが、その時は既に、俺は蘭ちゃんアテナ様とデート中。

そして それを知った彼女は、その場で最高にorz。

朱乃ちゃん達がフォローしたらしいが、それは日が開けた今も、御覧の通り快復出来てないみたいだった。

 

「ふむ。これは、本当に仕方無い。」

「そうですね。別に抜け駆けした心算は無いのですが、何だか正体不明な罪悪感が…

イッセーさん、この幸薄そうな お姉さんにも、我々と同じ事、してあげて下さい。」

「「「行ってら~♪」」」

「帰れない時は、連絡くださいね。」

「ロスヴァイセさん、ファイトですぅ!」

「クスン…皆さん ありがとぅ…って、だ、誰が幸薄そうな、お姉さんですか??!」

皆さん公認ですか、そうですか…

いや、これは下手に修羅場らないだけ、幸運(ラッキー)だと思わないと いけないんだろうなぁ。

 

「…で、ロスヴァイセさん?

何処に行きます?

映画?遊園地?それとも…」

「…100均。」

…はい?

 

≫≫≫

「おぉ~? こんな物迄もが100Yenとは!?

やはり、JAPANの100均は素晴らしい!」

「………………。」

あの後、ロスヴァイセさんのリクエストで、俺達2人は市内の100均店巡り。

途中、食事を挟み、色々と買い物をした頃には陽も落ちてきたので、

「今日は もう、何処かで休もうか?」

…少し、露骨過ぎかな?…と思いながら聞いてみると、

「いーえ、そんなの宿泊代が、勿体無いじゃないですか!

イッセーさんの自室で構いません!!」

…この一言で、教会に…では無く、学園に住所登録してある、マンションに久し振りに戻ってみる事に。

 

≫≫≫

「あ、イッセー、お帰りっス。」

「お帰りなさい、イッセーお兄様。

あ、貴女がロスヴァイセさん…ですね?」

「「……………………………。」」

マンションに戻ってみると、何故か(恐らくは)今日 本来の順番(シフト)だったのだろう、ミッテちゃんと白音ちゃんが待ち構えていたが、余り深くは、考えない事にした。

 

≫≫≫

「応、童女愛好家(イッセー)、今からアースガルズに行くぞ。

直ぐに支度しろ。」

「な…何だか呼び方に、凄い違和感が有るんですけどおぉっ?!」

翌日。

ロスヴァイセさん…ロセは「また今日から御守り(おしごと)です…」と、朝早々に転移で北欧に帰って行った。

そうか、一昨日からの2日間は、休暇だったんだ。

そして俺は、本部から呼び出しを受けたので行ってみると、コカビエル師匠に捕まってしまった。

 

「アースガルズ…って?」

「来週、北欧(あっち)で、今後のテロ対策の話し合いが行われるのは知っているな?」

「はぃ…俺も総督から、その時は同行する様に、言われてますから…」

「それが急遽、前倒しになってな。

何やら その件で、緊急な報告が有るそうだ。

しかし、何分 今日の今日な話だからな。

アザゼルは別件で どうしても今回はアッチには向かえないから、俺が代理として出向く事になったのだ。」

 




①日本と北欧との"時差"については、考えないで下さい。

②【朗報】イッセー・ハーレムに、3名程 新加入です。

③もしもし、ポリスメン?
 
次回『悪神』(仮)
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