オリキャラ?登場!
◆◆◆
「ぅむ。イッセー、この前振りだ。」
「そうですね。」
はい、イッセーです。
アースガルズのヴァラスキャルヴの館の騒動から2日、現在はギリシャのアテナ神殿(パルテノン神殿)に来ています。
そう、今日はテロリスト集団【
そして この神殿が、その集合場所となっているのだ。
普段は観光名所として名高い この場所ですが、今は既に人払いの結界が張られていて、一般の人は立ち入られず。
後は、神話同盟の関係者…今回の調査の為に、各神話が抜擢した精鋭が揃うのを待つだけだ。…の、だ、が…
「…誰も来ませんね?」
そうなのだ。
現在、現地時間でAM8:45。
9:00に集合な筈なのに、今この神殿に姿を見せているのは、俺とアテナ様、それと、北欧神話からの代表であるロセ。
そして何故だか、今回の
「まだ予定の時刻迄、3時間近くも有りますからね~♪」
「はい?」
ちょっとちょっと、ロセさんや?
集合迄 残り15分じゃないですか?
「む?じょーほーに、ふびがあったかー?」
「「みたいですねー?」
だなー?」
何故に3人して棒読み?
「イッセー、心配するな。
実は貴方にのみ、
「はひ?」
「…まぁ、そんな訳だ、イッセー様。」
「さあイッセーさん、時間は たっぷり有ります。
邪魔者が来ない、今の内に楽しみましょ♪」
「ちょ…何故に3人して、服を脱ぎ始めるんですか?!」
まぁ、どーゆー訳だか、理解は出来ましたけど!
貴女達3人、絶対に この前のアースガルズでの会談の時に、示し合わせていたでしょ?
…ってか、本当に つい少し前迄は皆さん処女だったじゃないですか?!(過去形!)
大胆過ぎじゃないですか?
キャラ、変わっていませんか?
覚えたての お猿さんですか?
「良いでわないか♪善いでわないか♪」
「私は愛しい
ただ、それだけだ。
それが叶うなら、猿でもオークでも構わない。」
「イッセーさん…」
ちょ…? 服を脱がさないで!?
大体、此処は神殿、神聖なる場所でしょ?
古代バビロニアの神殿なら兎も角、こんな場所で
「…大丈夫。この神殿の主は妾。
その妾が許可しているから、何の問題も無い。」
あっーーーーーーー!?
くっ殺ーーーーーーーーーっ!!
≫≫≫
現在AM11:25。(ギリシャ時間)
「…大丈夫か、赤龍帝?
何だか顔が、凄く窶れているぞ?」
「あ…ありがとう…
だ…大丈夫だから、心配無く…」
…どうやら今の俺は、凄く体調が悪そうな顔をしているらしく、メソポタミア神話からの代表である、ギルガメシュさん(通称ギルさん)に、顔を合わせた早々、凄く心配されました。
因みに、今回の調査に無関係だったヘルさんは、既に北欧に帰還しています。
≫≫≫
「大丈夫かい、ベル君?
ほら、ハンカチとかは、きちんと持ってるかい?」
「だ、大丈夫ですから!
心配し過ぎですよ、神様!」
少し離れた場所では、白いワンピースを着た、黒髪ツインテの美少女(巨乳!)が、白髪の少年に まるで母親の如く、甲斐甲斐しく世話を焼いていた。
顔を真っ赤にしている少年が、彼女の事を『神様』と呼んでいた処から察するに、あの女の子は何処かの神話に属する"神"で、少年は その眷属なのだろう。
「…ふむ。」
くぃ…
「え?」
その遣り取りを隣で見ていたアテナ様が、俺の
≫≫≫
「おや? アテナじゃないか。」
「…やぁ、ヘスティア。」
此方に気付き、アテナ様に話し掛ける女の子。
どうやら この女性は、ギリシャ神話の1柱、一般的には"炉の女神"として知られている、ヘスティア様な様だ。
「へ~? キミが、アテナの…
初めましてだね、赤龍帝君。
ボクはヘスティア。
知ってるかも知れないけど、オリュンポスの1柱さ。」
「初めまして、神、ヘスティア様。
堕天使組織【
通称・アイザックです。
以後、お見知りおきを。」
そしてヘスティア様は、俺にも挨拶してくれたので、俺も簡単に自己紹介を。
「ん。よろしく。
ほら、ベル君! キミも挨拶を。」
「は、はい!
は、初めましてアテナ様!
それに、赤龍帝さん!
僕は神・ヘスティア様に お仕えしている、ベル・クラネルです!
宜しくお願いします!」
するとヘスティア様は、自分の眷属である少年にも、挨拶を促し、白髪の少年ベル・クラネル…ベル君は、緊張しながらも元気に挨拶。
「…この子が、前に話していた、ヘスティアの
「ん…? な、何だか違和感の有る発音だけど、そうだよ!
このベル君が、ボクの彼氏さ!
ふふん! もう これでボクの事を誰にも、オリュンポス3大
「おめでとー。」
ぱちぱちぱちぱち…
アテナ様の振りに、豊かな胸を張り上げ、誇らし気に語るヘスティア様。
それをアテナ様が、拍手で応える。
「…で、ヘスティアは何故、此処に?」
「そんなの、決まってるじゃないか!
「却下。」
そして、今回の調査に無関係な筈のヘスティア様が此の場に居る訳をアテナ様が訪ねると、それに対してヘスティア様、自分の
当然アテナ様は、それを認めようとは、しないけど。
「えぇ~!?
な、何故さ?! 納得往く、理由の説明を求む!」
「今回の調査、
"神"クラスが複数人いたら、現場は ややこしくなる。
はっきり言って、邪魔。」
「ぼ…ボクはベル君の世話をするだけで、余計な口は出さないかr
「それでも却下。
万が一、テロ組織残党と遭遇、戦闘になった場合、戦えないヘスティアは、足手まとい。邪魔。」
「うぐぐ…」
それでも食い下がらないヘスティア様に対して、容赦無く その理由を説明。
その理由…『邪魔』を連呼されたヘスティア様は、悔しそうな顔をしながらも、何も言い返せなくなった。
…って、あの、アテナ様?
もう少し、ソフトに言ってあげても…
「駄目。ヘスティアは昔から、甘やかすと直ぐに調子に乗るから。」
≫≫≫
ヴォ…
それから更に少し時間が経ち、転移魔方陣で姿を見せたのは、
「よぅ、イッセー。」
「ヴァン?!」
グリゴリの、俺と同じくコカビー師匠の指揮下部隊長のヴァンヴマル…と、
「………………。」
厳重な金属製の輪で、体を拘束されている美猴だった。
「お前、何故?
今回の任務とは、関係無いんじゃ…」
「アザゼルの旦那から頼まれてな。
コイツを、案内役で、連れて行けだとよ。」
「…ふん!」
そう言ってヴァンヴマル…ヴァンは、美猴を差し出した。
「じゃ、確かに渡したぜ。…じゃあな。」
それだけ言うと、ヴァンは転移で帰っていった。
「ふん! 勘違いするなよ、赤龍帝!
別に
直後、俺は何も喋ってないのに、勝手に話し出す美猴。
ЯЯЯЯЯЯЯЯ…
そして このタイミングで、俺のスマホに着信が。
誰かと思えば、 厨弐 アザゼル総督だ。
『おぅ、イッセー!
「いや、確かにヴァンが連れて来ましたけど?
一体、どういう事ですか?」
『いや、今から向かうアジトとやら、建物内部に明るい者も、必須だろ?』
…要約すれば、美猴のナビは、取引の一環であるらしい。
確かに、まだ この神殿には来ていないが、同行予定である【
尚、この事はアテナ様も、既に了承していたとか。
「おぃ、アザゼル! 約束、忘れんなよ!!」
『分ぁーった分ぁーった。
心配しなくても、良い女、用意してやるからよ!』
そして そんな俺と総督との会話中にも、口を出す美猴。
…って、アジト案内役の報酬が女?
普通、そーゆーのって、仲間と一緒に釈放とかじゃ、ないのかよ?
聞けばコイツ、前回のグリゴリ本部襲撃からの捕縛、それからの尋問で、テロ組織の情報と引き換えに、カマエル…さん相手にDT卒業したらしいけど…
味を締めましたか?
リアル・お猿さんですか?
いや、確かにカマエルさんは昔、タイだかモロッコだかで、
今度は せめて、
≫≫≫
『やぁ、御待たせ~♪』
「…………………………。」
そしてAM11:58。
今回の調査参加予定者の最後の2人、日本神話からの代表、紅末藏と、そしてオーフィスが、本当に予定時刻ギリギリに やって来た。
せめて、10分前には来とけよ!
「うむ。皆 、揃ったみたいだな。
それでは、出発する。」
ヴォォン…
アテナ様としては、予定時刻内に やってきたから不満は無かったのか、神殿内の大広間に、総勢20数名が一度に転移出来る程な、巨大魔方陣を展開する。
「ぅぅ…気を付けるんだよ、ベル君!」
「はい、神様!」
涙顔のヘスティア様がハンカチをヒラヒラさせながら見送る中、いよいよ【
「…ちょっと、待って。」
「「「「「「???!」」」」」」
しかし、ここでストップを掛ける声。
黒のゴスロリ衣裳の幼女、オーフィスだ。
すん…すんすん…
そして何か異変でも感じたのか、周囲の空気を匂っている様な行動に。
「…………………………。」
「「「???」」」
その後、 俺とアテナ様、ロセに顔を向けると この龍神様、各神話代表の皆様が注目している中で、とんでもない台詞を吐きやがりました!
「
さっき迄 此処で、子作り、してた?」
ギルガメシュ…堂島銀(食戟のソーマ)
ベル君…ベル君(ダンまち)
ヘスティア様…ヘスティア様(ダンまち)
…のイメージで。
次回:『逆襲の英雄!』(仮)
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