ある意味、様式美。
これぞDXD。
「ぐおおおぉーーーーーーーっ!!」
「ひぇっ!?」
「ちょ…待…」
◆◆◆
俺ちんフリード!
コロセル君が余計な事…イバラギドージさんのパンチな
このヅラ男さん、完全に
オラ、ガクガクすっぞ!((( ;゚Д゚)))
いや、もう本当にね、スペインの暴れ牛みたいに あの大きな角 突き刺そうとばかり、こっち突進してくるの。
確かに動きは単純になり読み易くなったけど、それ以上に そのスピードがパなくて、ヤバいんですけどー?!
コロセル君の、お馬鹿ーっ!!
Bang Bang!
「??!」
「ちぃ…やはり、大して効きませんか…」
此処で距離を開けていた茂っさんが、お得意の二丁拳銃、聖銀の弾丸を喰らわせてくれたけど、相手は糞悪魔でなくて糞鬼。
やっぱり普通の鉛弾と同じ様な効果しか…いや、それも あの化け物級な鋼のmuscleには、全然効いてる感じがしねーでやんの。
ドドドドドド…
「ぉわっと!」
がん!
それでも少しは痛かったのか、今度は茂っさん目掛けて突進。
壁に背を付けて、ギリギリのタイミングで横に躱すと、この牛男は その儘 壁に激突、
「ぬぅおおぉわぁ?!」
あの巨大な角が壁に突き刺さり、抜けなく…動けなってんの。
「「今が、チャーンス!!」」
そして こんな好機を無駄にする様な、俺ちん達じゃ御座ぁせんよ!
◆◆◆
イッセーだぜ!
何だかフリードや茂っさん達も、大変な状況になってる感じだけど、俺とミルたんも、かなり大変な状況だ。
あの羅生門(…と、呼ぶ事にした)が操る、機械仕掛けの左腕に翻弄され、全くヤツ本体に近付けない!
「ミルたん、あの腕、どうにかして捕まえられないか?」
「やってみるにょ!」
…欲を言えば、ウラとの戦いを終えた桃太郎さんのヘルプが欲しいんだけど、あの人、まだ回復出来ていない様だし。
ん~、アーシアを連れてくるべきだったかな~?
「にょーっ!!」
ガシィッ!
そんな事を考えていた時、ミルたんが俺のリクエスト通り、飛んできたロケットアームを身体全体で受け止め、ガッチリとキャッチ!
「ナイスだぜ、ミルたん!」
『Boost!!』
チャンスとばかり、鎧のオプションの龍翼を広げ、更にはドライグのアシストでスピードを上げ、羅生門に突撃だ!
「うぅぅっらぁっ!!」
バシィッ!
「…な?!」
気合いと共に、〇須川〇心張りの旋回式レッグ・ラリアットを放つが、羅生門は それを片手で、あっさりとキャッチ。
「俺が、ギミックだけの
「おわぁ~っ!?」
ぶんぶんぶんぶぅん!…ダンダン…どん!
がっ…??!
そして その儘、片手でジャイアント・スイングみたいに ぶん回し、投げ飛ばす!
それで床に3回バウンドした俺は、仰向けで大の字のダウン。
ずどん!!
「がぁあっ!?」
「赤龍帝たん?!!」
しかし、羅生門の攻撃は、それで終わりじゃなかった。
ミルたんの捕獲から逃れた左腕を、ダウンした俺の鳩尾目掛け天井から急降下、垂直に落としてきやがった!
「ふん…もう、お仕舞いか?」
くっ、やっぱりコイツ、強い!
こうなったら とっておき…切り札を使うしかない。
…これはアテナ様から、今の俺では まだ、身体に負担が掛かり過ぎるから使用は控える様にキツく言われているが、もう出し惜しみしてる場合じゃないんだよ!
アテナ様! 今度、日帰り日本縦断ラーメン行脚(転移移動)に連れて行ってあげるから、それで許して頂戴!
▽▽▽
「…許す!!」
「あ、アテナ? いきなり叫んだりして、どうかしたのかい?」
「…解らない。
只 何となく、こう言わなければ ならない気が、し・た…?」
「???」
▽▽▽
…よ…良し!
何だか今、アテナ様の許可を得た様な、そんな気がしたぞ!
「ミルたん! 悪いが もう一度、時間を稼いでくれるか?」
「了解にょ!」
そう言うと、俺は数歩退がり、魔力を集中。
同時にミルたんが前に出て、あの左腕の攻撃を捌いてくれる。
…そして俺は、
「ハァァアア…!」
『Boost Boost Booooostぉっ!!』
再度、ドライグのアシストと共に最大レベルに迄 魔力を高め、
「行くぜ! "
カァッ…!!
身体全体から放たれる眩い光の中、
龍翼も、6対12枚に増えている。
そして体全体から迸る魔力、龍氣は今迄の数10倍に膨れ上がる!
「うおぉぉぉぉおぉ~っ!!!!」
「にょにょ??!」
「何だとっ?!」
「隊長?」
「イッセーきゅん?」
体から溢れ滾るチカラを落ち着かせる中、それを感じたミルたんや羅生門、そしてフリードや茂っさん達も、此方を見て驚いている…って、君達は目の前の敵に集中してなさい!
「貴様…そのチカラは…?」
「ノーコメントだ!」
そして、羅生門が この
その儘の意味、神の血の恩恵を受けた者、或いは
実は俺もオリュンポスの戦女神、アテナ様から少し前に その
…が、言えねー。
その過程が、いくらアテナ様御本人から「普通に肌から流した血より、遥かに効果が有る筈」と言われて薦められた事だとは云え、彼女が純潔の証だった(過去形!)、シーツに染み着いた破瓜の血を、
…なーんて、言える訳が無いだろ!
ドライグも泣いていたよ!
そして もう、あの不良中年ズにバレた時みたいに、指指されて泣きながら大笑いされるのは真っ平なんだよ!
ダッ…!
「でゃあっ!」
斬!
「ぬ?」「にょ?」
ヤバい、マジにヤバい。
このチカラ、確かに今の俺じゃ完全に制御出来ないのが自分で理解出来る。
ならば、チカラが暴走する前に終わらせるだけだ!
とりあえずは超加速で、さっきから手こずっていたロケットパン〇に接近すると、光の龍爪で一閃。
これにより羅生門の左腕は、両断でなく、跡形も無く消え失せた。
羅生門やミルたんが驚いているが、俺も吃驚だ。
さっき迄、散々と手を焼いていた
尤も、「パワーアップして、ギリギリで倒す事が出来ました!」なんて、それは それで少し情けなさ過ぎるが。
…そんな訳で悪いが羅生門、この先は ずっと俺のターンだぜ!
時間も限られてるし、さっさと終わらせる!
「うぉぉーっ!!」
ヴォン…
先ずは暴発寸前な、余分な溢れるチカラを体の外に放出。
すると
そして がっしりと腰を据えると、龍の顎を形取るが如く、両手を重ねて前に突き出す。
バッサァッ!
それと同時、背中から6対12枚の龍翼と、
2体の分身も、同じアクションだ。
「ハァァアア…!」
そして
「くっ、させるかよ!」
ダダッ!
色々とヤバいと感じたのか、羅生門が技の発動の前に、俺を潰しにダッシュしてきたが、
「ミルたん・エア・ハンマー!にょ!」
バキィッ!
「っ?!」
これをミルたんが、御得意の
そして俺は羅生門に両手を向け、
「戰女神感嘆龍闘氣砲ッ!!」
ゴッォオオォォォオォッ!!
正しく龍帝の
放たれた3本のエネルギー波は直ぐに絡み合い、1つの塊となり直進、羅生門に直撃した。
「Gy…」
結果 羅生門は、断末魔を言い終える前、それに身体全体を呑み込まれ、先程の左腕同様に跡形も無く、この世から消滅した。
もう一度言うが、さっきまでの苦戦が、嘘の様な呆気無さだ。
…………………………………………。
…っと同時、俺は強烈な目眩と眠気、そして身体全体を激痛と疲労感に襲われる。
やはり この技…この形態を使いこなすには、俺は まだ未熟…キツ過ぎた様だ。
「赤龍帝たんっ!?」
ガシッ!
そんな倒れ込む俺の体を、ミルたんが支えてくれる。
そして視界の端、茂っさんとフリードが向こうでバトルしていた…筋肉達磨の巨体な鬼を斃すのを確認しながら、俺は微かに残った意識を手離し、ゆっくりと目を閉じた。
①アテナ様と致した結果、
②因みにアテナ様と会話していたのは、ヘスティア様です。
次回:『壊滅!鬼ヶ島!!(仮)』
感想、評価よろしくです。
同時執筆中の『ガルーダ』『PhoeniX』も よろしくです。