黒翼の赤龍帝   作:挫梛道

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嫁のターンとでも、云ふべきか?
 


海だぁ~っ!!

◆◆◆

「「「「「「「「「ぅ海だあぁあ~~~~~~~~~~~~~~っ!!」」」」」」」」」

 

どうも。朱乃ですわ。

9月最初の土曜日、今日は皆と一緒に、南太平洋に浮かぶ、グリゴリ所有の無人島に遊びに来ています。

本当は、夏休み最後の2日間を、この島で過ごす予定だったのですが、ミッテルトちゃんが夏休みの宿題を全く手に着けていないのが発覚。

それを知った、父親役のコカビエル様が激怒(げきおこ)

本当に普通に お父さん、していますわ。

それで、最初はミッテルトちゃんだけ留守番の お勉強になる処だったのですが、皆さん優しいですわね。

とりあえず予定はキャンセルして、イッセー君やレイナーレちゃんが彼女のアシストをする事で、何とか宿題は片付き、改めて今日、この島に繰り出す事になったのです。

 

「ぅぅ…申し訳無いっス…」

 

そして、今回のメンバーですが…

 

イッセー君

レイナーレちゃん

ミッテルトちゃん

ジャンヌさん

アーシアちゃん

黒歌さん

白音ちゃん

バイサーさん

八坂さん

九重ちゃん

蘭ちゃん

アテナ様

ヘル様

ロスヴァイセさん

オーフィスちゃん

 

…に加えて、

 

お母様

レオ君

 

…更にはアテナ様を介して、イッセー君が誘った、

 

ヘスティア様

ベル・クラネル君

 

…以上の顔ぶれですわ。

この島には転移で来たのですが、白浜と正しくエメラルドの表現が相応しい碧い海を見て、数名のテンションが いきなり天元突破です。

 

「いや~、本当に綺麗な海だね。

ねぇ、ベル君?」

「そうですね、神様!」

「赤龍帝君。今日は声を掛けてくれて、改めて お礼を言うよ、ありがとう。」

「いえ、気にしないで下さい。

いや、寧ろ、よく来てくれました!

ありがとう、ベル君!」

「ぃぇ…」

ヘスティア様の お礼に、気になさらずにと応えるイッセー君。

正直、イッセー君的には女の子ばかりなメンバーでは、少し居心地を気にしていたのでしょう。

ベル君の存在が男の子的に、凄く心強いのでしょうね。(レオ君は まだ お子様だから、ノーカンですわ)

曰く、最初はケルトのセタンタ君も誘おうと考えていたそうですが、あの人って彼女さんとか居られないそうで、1人だけ ぼっちにするのは可哀想だろうと、今回は見合わせたそうです。 

 

「匙にも『会長さんと、夜は同部屋にしてやるから一緒に来いよ。間違い無く間違いが起き、2人の距離が一気に縮まるぜ♪』って誘ってみたんだけど、『大バカヤローっ!!』って、スマホ越しに怒鳴られ断られた。」

 

≫≫≫

◆◆◆

バイサーだ。

島に到着後、最初に海岸を見回した後、我々はグリゴリの大別荘へ。

早速 泳ごうとばかり、水着に着替え始めた。

と、当然 今回は、レオナルドは兎も角、ベル・クラネルや神・ヘスティアも居るから、男女別々だぞ!

ふと窓の外、浜辺を見ると、やはり男は着替えが早いのだろうか、既に水着に着替えた主とベル・クラネルが、ビーチ・パラソルやベンチ等のセットに取り掛かっていた。

レオナルドは見学&応援だ。

そして女子(われわれ)は、今日の為に新しく買った水着を見せ合いしたり話したりで、未だ誰1人として着替えを終わらせていない。

尤も浜辺の準備については、主が「そういうのは男に任しとけ!」…と自信満々に言い張っていたので、その辺りは、我々女性陣は完全に丸投げだ。

此処は男子の意地を察し、張らせてやろう。

信頼してるぞ!頑張れ、男の子!

 

◆◆◆

どーも、ジャンヌよ。

自分で言うのもアレだけど、本当に女って、着替えに時間を掛けるわね。

お互いの水着を見せ合ったり、それを服の上から重ねての取り替えっこで きゃーきゃーと沸くのも飽き、漸く皆、着替え終えたのだけど。

 

私、朱璃さん、朱乃ちゃん、ミッテルトちゃん、黒歌ちゃん、八坂さん、ロスヴァイセちゃんは、所謂ノーマルな、無難なビキニ。

強いて言えば、朱乃ちゃん黒歌ちゃん八坂さんが、やや布地が少なめかな。

レイナーレちゃんとアテナちゃんは、セパレート・ビキニ。

アーシアちゃん、白音ちゃん、蘭ちゃん、九重ちゃん、ヘスティアさんは、これまた無難なワンピース。

そしてバイサーが、少しラインが鋭い、胸元からヘソまでV字に切れ込んだデザインのワンピース。

 

「本当は もう少しキワドいヤツでも良かったが、今回は男が主の他にレオナルド…そして、ベル・クラネルが来ると聞いたからな。

この位で押さえておいたのだ。」

…らしいわ。

水着では、今回は彼女が、一番気合いが入ってるかも?…()()では。

…が、約2名、それ以上の姿でビーチに繰り出そうとした勇者が居た!

 

「ちょっと貴女達!何をしてるのよ?!」

「はわわわわ…」

「ん?」

オーフィスとヘルだ。

何とヘルは、何も纏わず…即ち素裸(すっぱ)で外に出ようとしたのだ!

そしてオーフィスは、絆創膏3枚だけ。(つまり、解るわよね?)

ある意味、素裸(すっぱ)よりもエロい!

そして それに、透かさずレイナーレちゃんが突っ込みを入れ、アーシアちゃんは はわわ状態に。

 

「キミ達!何をしてるんだい?!

今日は赤龍帝君だけでなく、小さな子供や、ベル君だって居るんだぞ?」

「そうですよヘル様!オーフィスちゃんも!

は、はは…破廉恥過ぎです!」

「はれん…ち…?」

更にはヘスティアさんやロスヴァイセちゃんも、その姿で出ようとする2人に、待ったを掛ける。

尚、オーフィスは破廉恥とかな概念は、持ってなかった模様。

ん、知ってたけど。

  

「アンタ達だけイッセーの視線を独占しようとして、ずるいっスよ!

こーなったら、ウチも脱ぐっs…って、白兎も居たっスよね…」

「大体、恥ずかしくないのですか?」

「恥ずか、し…い?」

「むぅ? 私は別に、構わないg

「僕達が構うんだよ!」

ダメだ この女達(コイツら)、早く何とかしないと!

 

「うふふ…皆さんが言われる様に、その格好は善くないですね。

特に、レオ君の教育上。」

そんな風に思っていた時、遂に朱璃さんがヘルの前に立ってくれた!

 

「とりあえずオーフィスちゃん、ヘルさん?

水着、着ましょう。」

「我、絆創膏(これ)しか持ってきてない。」「いや…私も用意は、してないのだが…」

「そうですか♪ それなら…」

 

ガサゴソ…

 

「はい、どうぞ♪」

「…??!」

水着を持ってきてないと言うヘルに対し、自分のバッグから予備の?水着を取り出し渡そうとする朱璃さん。

その水着と云うのが、フリフリが着いた、派手な弩っピンクのワンピース。

 

「ん、分かった。」

オーフィスは素直に これを受け取り、着始めたけど、ヘルは それを見て、口元を引き攣らしている。

 

「いや、これは、ちょっと…」

「…着・ろ。(にっこり)」

「………!!?(」゚O゚L)」

 

≫≫≫

「お…ぉい、朱璃…殿は、普通の人間だよな?

何なのだ? あの、本能的に逆らっては駄目だと脳内が訴え掛ける様な、異様な威圧感は?」

朱璃さんの笑顔の"圧"に屈し、ピンクの水着wwwを着たヘルが、話し掛けてきた。

  

「…覚えておく事ね。

あれが、姑の迫力(プレッシャー)よ。」

「い…嫌過ぎる…。orz」

漸くヘルも、理解出来た様ね。

ついでに言えば、朱璃さんは朱乃ちゃん以上の弩S。

下手に刃向かいでもしたら、その時は間違い無く、Muscle技の餌食になるから。

よ~く胆に、命じておきなさい?

 

「うふふ…こんな事も有ろうかと、用意していて正解でした。…ほら♪」

「「「「「「「「「「「…!??」」」」」」」」」」」

そして更には そう言って笑顔で、()()()()の、マジピンクな水着を取り出し見せる朱璃さん。

え?つまり何?

素裸(すっぱ)は問題外として、下手な水着だったら私達も その無理ピンク、着る事になっていた訳?

 

「まぁバイサーさんは、ギリギリ セーフという事で。」

「「「「「………………。」」」」」

い…嫌過ぎる…。

 

▼▼▼

◆◆◆

イッセーだぜ!

浜辺で遊んだり寛いだりの為の準備が終わった頃、漸く女の子達もビーチに やってきた。

…って、うおおぉ~~~~~っ!!

皆さん、水着が似合っていらっしゃる。

それは正しく美女美少女の、艶やかなる夢の共演!

眼福です!ありがとうございます!

  

「どうだいベル君!来て、良かったろ?!」

「あははは…まぁ、はぃ…」

スタイル抜群なプロポーションをアピールする、朱乃ちゃんバイサー黒歌ロセ八坂さん。

更には、朱璃さんも素晴らしい!

自己主張する事無く、だからと言って忍び過ぎる事も無い、バランスが素晴らしい水着のチョイスです!

流石は朱乃ちゃんに、DNAを提供しただけの事は有る、見事なプロポーショ…い、痛いっ?!

 

「…イッセー君? 母様を そんな卑しい目で、見ないでくれるかしら?」

痛い痛い痛い痛い! ご、ごめんなさい朱乃ちゃん!

俺が悪かったから、耳を引っ張らないで!

…そして、決して背伸びせず。

それが逆に良い感じになっているのが、アーシア白音ちゃん蘭ちゃん九重オーフィス。

勿論、他の皆も、似合っていて可愛いよ!

…ヘルも…うん。

偶々なのか、オーフィスと同じデザインな、ピンクのフリフリ付きの可愛らしい水着…

 

「しくしくしくしく…(T-T)」

ま…まぁ、良いと思うよ…!

 

 

「ふふん♪ どーだい、ベル君?

似合ってるかい?可愛いかい?」

「は…はい!凄く似合ってて、可愛いですよ、神様!

…って、近い!近いです!?」

少し離れた場所で、ヘスティア様もベル君に、感想を求める様にアピールしていました。

 

≫≫≫

◆◆◆

「「「「「「「「「いやっほぉ~っいぃっ!!」」」」」」」」」

やっほー♪ 黒歌だにゃ。

私は今、マリンジェットを駆る、御主人様の背中に抱き付いているにゃ!

これは、じゃんけんの勝利だにゃ!

そして その隣には、やはりマリンジェットを操縦するバイサーと、兎少年&ろりきょぬー女神が。

そして この3台の後ろ、ロープを繋ぎ、引っ張られるバナナ&イルカボートに跨がる白音達。

レオナルドに九重、オーフィス達チビッ子は、朱乃ママと一緒に浜辺で砂遊び。

八坂様はトロピカルドリンクを片手に、サマーベッドで まったりしてるにゃ。

兎に角 皆…例の水着(笑)で凹んでいたヘルも、メンタル復活して(開き直りとも云ふw)海を満喫してるにゃ!

 

「うわぁっ?!…ちょ?黒歌!?

何やってんの?!」

そんな中、いきなり大声を上げる御主人様。

何って…

ブラを外して直接 御主人様の背中に、大サービスしてるだけにゃ?

 

「御主人様、こーゆーの大好きな筈にゃ~?」

「いや、好きだけど!大好きですけど!

でもね、運転中は止めて!マジ危ないから!」

 

≫≫≫

陸に戻ると、御主人様とバイサーに兎少年、八坂様と朱乃ママは、今度は遠泳に行ってしまったにゃ。

残った私達はチビッ子達も交えて、海辺で遊んだり。

そして御主人様達が戻ってきた後は、ビーチバレー大会(ネットは御主人様&兎少年がセットしてたにゃ)。

 

「白音、絶対に勝つにゃ!」

「はい!黒歌姉様!」

しかし これは、只の お遊びで無く。

今回 私達が泊まる別荘は、大人数が一度に宿泊出来る大きさでは在るが、10数人が一緒に寝られる様な大部屋は無い。

寝室はシングルとダブル、4人部屋の組み合わせなのだ。

…つまり この勝負、今夜 御主人様と同部屋の権利を勝ち獲る為の、女の闘いだにゃ!

因みにチーム分けは…

 

私、白音

朱乃、アーシア

レイナーレ、ミッテルト

ジャンヌ、バイサー

蘭、アテナ

ロスヴァイセ、ヘル

 

…の組み合わせ。

これは絶対に負けられない…

絶対に勝つにゃ!(2回目)

…続く!

 




 
①"ピンクの水着"の元ネタは、『BLEACH』にて、夜一さんが砕蜂に推していた()()(笑)
 
②朱璃さん、貴女が最恐です。
 
③書いてて気付いたけど、ロキも姑なんですよね?
 
 
 
次回、"海"編の続きです。
 
感想、評価よろしくです。
 
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