前回 後書きで予告した、『天界異変』編は、この次のエピソードで…
「責任、取って下さいましね。」
「「「「「は、はぃい~?!」」」」」
◆◆◆
…ロスヴァイセです。
ある日の夜、冥界から駒王教会に、イッセーさんを訪ねて お客様が参られました。
金髪をドリルツインテにしている、可愛らしい悪魔の女の子です。
悪魔の…しかも女の子がイッセーさんに用事が有る…何事と思いながら、私だけでなく朱乃さんやジャンヌさん達、教会に居たお嫁さん全員が客間に集合。
そして そんな中、瞳に涙を潤ませた彼女の口からイッセーさんに向けて発せられたのは、『責任取れ』の、この一言でした。
「イッセー…」
「「イッセー君…」」
「イッセー様…」
「御主人様…」
「イッセーお兄様…」
「「イッセーさん…」」
「主…」
「ちょ…ななな、何の事だか分からないんですけどぉ?!
皆も!そんな汚物を見る様な目は、止めて頂戴!」
皆が じと目を向ける中、イッセーさんは何の事だかと、戸惑っています。
いえ、今更また別の女の子と関係を持つ事には、どうこう言いませんよ?
でも、きちんと責任は、取るべきですよね?
「ィイッセ~ェッ!!」
ごん!
「ぐぇっ?!」
そして、しらばっくれてる?イッセーさんの脳天に、コカビエルさんの拳骨が炸裂。
更には
ぶん!
「テメェ、不特定多数と関係持つのは構わんが、
イッセーさんを天井近くまで放り投げると、自らも飛翔…コカビエルさんにも一言二言、突っ込みたい処ですが、とりあえずはスルーです。
「ちょ…師匠、違…」
「言い訳無用!」
ガシィッ!
そして空中で互いの脚を絡める様に極めると同時、顔面を鷲掴みにし、その体勢の儘、フローリングの床を目掛けて急降下。
「
グヮガァン!!!!
「ップワア…?!」
「「「「「「「「「「きゃぁああ~~~~~~!!?」」」」」」」」」」
イッセーさんは後頭部を痛打、ダウンして動けなくなってしまいました。
だ、大丈夫ですか?
死んでないですよね?!
むんず…
コカビエルさんは そんなイッセーさんの頭を掴み、無理矢理に立たせると、
「ウチのバカ弟子が すまなかったな、悪魔の お嬢ちゃん。
心配しなくともコイツには生涯掛けて、きっちりと責任取らせるから安心してくれ。」
ぺこり…
この悪魔の女の子に、頭を下げての謝罪です。
「へ…?
いいいえ、そーじゃなくて!
せっせっせ、赤龍帝様と私は、別に そんな関係じゃ無いですからぁ~!」
◆◆◆
「あっの不良中年師匠、何処に行きやがったぁ~?!!」
「い、イッセー君、落ち着いて!?」
「コカビエル様の理不尽は、今に始まった事じゃ無いでしょ?」
「どーせ勝てないっスよ!」
…白音です。
この お客様… 焼き鳥娘 レイヴェル・フェニックスさんの証言で、イッセーお兄様の潔白は証明されました。
…が、冤罪でコカビエルさんの超・必
因みにコカビエルさんは、『急用を
多分、お隣さんか お向かいさんの家に、避難したのでしょう。
「イッセー様、おっぱい触らせてあげますから、落ち着いて!」
「わ、私は吸っても良いですぅ!」
「主、私は挟みながらえ啣えてやるぞ?」
「わ、ゎゎ…私は…」
…って、貴女達はドサマギで何を言ってるのですか?
イッセーお兄様、私は黒歌姉様と一緒に、『猫耳ドジッ娘メイド姉妹の お仕置きプレイ』で御奉仕しますから、落ち着きましょう。
「あ、あ、あ…貴女達は、一体 何を、言っておられるのですのぉ?!」
煩いです この焼き鳥娘。
今、大事な話し合いの最中ですので、黙っていて下さい。
「いーえ、お話に伺ったのは、私なのですけどおっ??!」
≫≫≫
「…と、いう訳です。」
この 焼き鳥娘 レイヴェルさんが言うには、あの5月の…イッセーお兄様が、私を迎えに来てくれた時の♡…リアス・グレモリー様とライザー・フェニックスの婚約パーティーに乱入した時の事。
イッセーお兄様が あのライザーをボロボロに痛め付けた後の事だそうです。
「あれ以来、お兄様は完全にドラゴン恐怖症になって、自室に閉じ籠っておりますの。」
「引き籠りってヤツっスね。」
その話は以前、私も聞きました。
その余りの情けなさに、件の婚約はフェニックス家の方から、破談の申し立てが有ったのですよね。
「ふん、情けない男だ。
如何に その時の主が容赦無くトラウマを刻んだとしても、あれから約4ヶ月も経っているのだぞ?
未だに その儘なのか?」
いえ、バイサーさんは現場に居ませんでしたから…
確かに あの時のイッセーお兄様は、素敵な程に鬼畜を通り越していましたから、無理も無いと言えば、無理も有りません。
でも、確かに4ヶ月は、長過ぎですか?
「…で、レイヴェルさん?
話は…俺が原因なのは分かったけど、だから俺に どうして欲しい訳?
仮に俺が今、その引き籠り男を無理矢理に外に引っ張り出したとしてもトラウマが悪化するだけでないのか?」
それは私も、そう思います。
『…だとしても、今の儘では どうせ あの男は快復したりしまい。
荒療治の逆療法しか、もう打つ手は無いのだろう。
その悪魔の小娘も、それを理解しているからこそ、相棒を訪ねて来たのでは ないのか?』
突然、イッセーお兄様の左手の甲に緑の珠が浮かび上がり、お兄様の中に宿っているドラゴン…ウェルシュ・ドラゴンの"どー君"も、会話に参加してきました。
「……………………………。」
それは肯定しているのか、どー君の言葉に、レイヴェルさんも黙りで頷きです。
「はぁ…分かった分かった…
確かに、俺の責任って言えば、その通りかも知れないし…
但し、それは君達 悪魔にも協力して貰うし、それで却って引き籠り悪化しても、責任は取らない。
そして当然だけど、対価も貰うからね。」
そしてイッセーお兄様も、少しなり罪悪感を持ったのでしょうか、重い腰を上げたって感じですね。
銘打つならば、【不死鳥再生計画】ですか。
「は、はい!ありがとうございます!」
そしてレイヴェルさんも、このイッセーお兄様の対応に、笑顔を浮かべます。
「そ、それで、たたた、対価ですが、私、まだ未経験ですので、出来れば優しくして頂けたら、凄く嬉しいでs
「違ーあうう!? 俺は対価で そんなの、求めたりしないから!」
…因みにイッセーお兄様は、何時も凄く
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◆◆◆
…そんな訳で、イッセーだ!
あの焼き鳥男の"脱・引き籠り計画"に着手する事になった俺は、ドライグ提案の『逆療法』を採用。
しかし、ライザー・フェニックスの前に どうせドラゴンとして姿を見せるなら、ドラゴンは多ければ多い方が良くなくね?…って事で、とりあえずは教会の
え?どんな風に頼んだかって?
ハー〇ンダッツの高いヤツを買ってやるって言ったら、二つ返事でOKしてくれたよ!
そして今…あれから3日後の夜…俺は冥界は堕天使領、グリゴリ本部の最下層の牢獄エリアに足を運んでいた。
「ア…アイザック殿…本気なのですか?」
「大丈夫。アザゼル総督からの許可なら貰ってるよ。」
「…はあ。」
少しビビりが入っている番兵に案内され、俺は
「とりあえずは初めまして…と、言うべきかな?」
「赤龍帝…か…」
≫≫≫
「…と、いう訳だ。
協力してくれるなら、それなりに恩赦を与えるから…」
「ふん…今更、減刑に興味は無い。
尤も、別の…報酬先払いなら、協力してやらんでもないぞ、今代の赤龍帝よ。」
この銀髪蒼眼の男に事情を話し、協力を求めてみたら、予想より やや斜め上の応えが返ってきた。
「…何が、望みだ?」
「知れた事! この俺と戦え!
俺を倒す事が出来れば、何だって従ってやろう!」
◇おまけ◇
どー君『おい、小娘猫妹、"どー君"て呼び名、一体 何なのだ?
てゆうか、どうにかならないのか?』
白音たん「え? だって"ド〇ちゃん"じゃ、某・青い狸みたいじゃないですか?」
どー君『…………………………。』
◇◇◇
次回、イッセーvs〇〇〇〇!
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