捕食三神の力を持って   作:AZAZERU

15 / 26
今回も戦闘無しです。それどころかフェニックス一切出ません。
……いつになったら戦闘シーンが入るんだろうか?
途中で視点変更があります。
あとちょっと長めです。


15話 原作二巻 前

 

 今代の赤龍帝との相性が最悪だと認識してから少し経った。

 

 あれから特に何事もなく毎日の監視生活を続けている。

 

 どうも赤龍帝は周りに女がいるようになったからか、覗きや盗撮、学校内でのエロ本の交換や閲覧などはしなくなったみたいだ。

 

 ……あんまり考えないようにしようかな。我儘姫の事もあるし、ストレスで胃に穴が空きそうだ。……空いても直ぐに再生するんだけどさ。

 

 気分転換に何かしようかな〜、って思ってたらもう夕方だった。……1人での考え事でここまで時間を忘れたことは、転生してから初めての体験だった。

 

 素直にやばいかもしれない。ちょっと沸点も下がってきてるし、マジで気分転換をしないと危険が危ない。

 

 でもなー。俺の趣味って色々あるけど一番って読書なんだよ。でだ。この世界って転生前の世界のパチモンみたいなのが結構あるんだよ。例えばドラグソボールって名前のドラゴン○ールのパチモンとか。

 

 だから読む気失せるんだよなー。ファンタジー系を主に読んだたし余計にな?

 

 うーん、暇だな。どうしよっかなぁ?ぁあぁあぁあ?

 

 ……考え事してたら夜になったし赤龍帝にでもちょっかいかけようかな?……いい案に思えてきた。ドライグにも挨拶できるし、ちょっと意味深な事言って困らせたらストレス解消出来そうだ。

 

 よし。そうと決まればなにか使えるかもしれないと拾っておいたチラシを使って、赤龍帝を呼ぶとしよう!

 

〜〜〜一誠side〜〜〜

 

 オッス!俺の名前は兵藤一誠!最近リアス・グレモリー様の眷属悪魔になった高校二年の男子だぜ!

 

 今は眷属悪魔として契約を取るためのチラシ配りを終わり、呼び出しがあった時のために待機してるところだ。

 

 ……!早速呼び出しがあったみたいだ!普通はこのまま魔法陣で転移するんだけど、俺は魔力が足りなくて転移できないから、自転車をこいで行くしかない。トホホ。

 

 そんな事はさておき、呼び出し主のところに到着した。結構豪華な一戸建てで少し驚いた。

 

 インターホンを押して、

 

「すいませーん、呼び出しがあった悪魔なんですが?」

 

 すると直ぐにドアが開いて、

 

「クハッ、クク。待ってたッ、待ってたよ?フフ、ほれ入りな。フフフッ。」

 

 出てきた人は綺麗な水色の髪をした16歳ぐらいの()()()だった。

 

 めっちゃ笑ってて言葉が途切れてたりしたけどちゃんと家に入れてくれた。

 

 そのままお邪魔すると、なんというか普通にいい家って印象だった。豪華そうな外装に反してそんなふうに感じる内装だった。

 

 リビングに案内されて、ソファーに向かい合わせに座ると、

 

「さて、今回呼び出した理由を話さないと行けないよな?」

「そうですね、お願いします。」

「それじゃぁ、まあ簡単に言えば……」

「簡単に言えば?」

「暇だったんだよ。」

「え?」

「だから暇だったんだって。」

 

 何だかすごく見た目に合わないこと言ってらっしゃるなこの人。あと言葉遣いは男っぽい。

 

「じゃあ俺は何をしたら……?」

「大丈夫、暇つぶしはもう決まってるんだ。なあ、赤龍帝?」

「……!?」

 

 そう言われて、俺は一瞬訳が分からなかったけど、思考が追いついて直ぐに立ち上がって警戒態勢に入った。

 

「おいおいそう警戒すんなよ。俺が話そうと思ってるのはドライグの方だよ。」

「ドライグの?」

 

 すると赤龍帝の篭手が現れて、

 

『久しいな、ミカミ。』

「ああ、久しぶりだな。ドライグ。」

 

 そうやって二人(?)で話し始めた。

 

『お前が接触してくるとは珍しいな?今まででも数回しかないというのに。』

「今回は早期発見と機会、あとは暇があったから会ってみただけだよ。にしても今回は不運だったね?ドライグ?」

『ああ、今代は歴代最弱の宿主だよ。それもぶっちぎりでな。』

「いや、そっちじゃなくてさ。そっちもあるけど性格の方だよ。性癖と言ってもいいかもね?」

『……そうだな。ここまで色欲にまみれた宿主は初めてだよ。』

 

 そんな感じでちょっとの間話を聞いていて、二人(?)はどれくらいの付き合いがあるのか気になった。

 

「ちょっといいですか?」

「うん?なんだ?聞きたいことでもできたか?」

「はい。二人ってどれくらい前から知り合いなんですか?ミカミさん?はどう見ても16歳ぐらいにしか見えないんですけど…?」

「どれくらい前か、か。大体2000年ぐらいじゃないかなぁ?」

「に、2000!?」

「そんぐらいだよな?ドライグ。」

『ああ、大体それぐらいだな。』

 

 衝撃を受けて固まってる間に話は終わったらしく、もう帰っていいと言われた。対価として普通に諭吉10枚もらってちょっと気まずくなりながら帰ろうとしていると背後から、

 

「ああ、そうだ。赤龍帝。俺は敵でもないし味方でもないということを覚えておけよ?」

 

 その意味を聞こうと後ろを振り返ると、そこには今までいた家の場所に全然違う家がたっていた。

 

 唖然としながらもとりあえず俺は帰路についた。

 

 今回のことどうやって部長に報告しよう、と考えながら……。

 

〜〜〜ミカミside〜〜〜

 

 ふう……。

 

 スッキリしたぁぁぁぁぁ!!

 

 趣味と利益を両立させたいい考えだったな!

 

 超気分がいいからこのままぐっすり寝よっと。今ならいい夢が見れそうだ。

 

 じゃあおやすみ〜。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。