捕食三神の力を持って   作:AZAZERU

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 俺くんは口ではおじいちゃんと呼ぶような性格ではありません。なので口ではじいさん、内心はおじいちゃんと呼んでいます。
 これでプロローグは終わりです!


3話 プロローグ終

 

「……い、おーい。目を覚ましてくれぇ。」

 

 俺を呼ぶ声が聞こえて意識が覚醒した。ちょっとカッコつけてるように感じるかもしれないけど、寝てないのに起きたとか、目が覚めたとかはおかしいかなって思ってそう表したんだよ?

 

「だから別にカッコつけてる訳では無い!」

「いや聞いとらんし何を言っとるんだお主は?」

 

 あ、そういや呼ばれてるから起きたんだった。声がする方を見ると、身長170ちょいの俺よりも少し小さいザ・おじいちゃんな見た目の何かがいた。

 

「あなたは誰だ。」

「私は神だ。」

「あなたが神だったのか。」

「うむ。」

 

 なんてノリのわかる神だろうか!まるで孫の話題について行くために色々勉強をして適応した、孫大好きおじいちゃんのようである。

 

 まあそれは置いておいて、あの引っ張ってくる感覚は神様転生だったのか?勘では輪廻転生の方だったんだがなぁ?

 

「なあ神様?」

「なんじゃ?」

「俺引っ張ってたの神様だったのか?てっきり輪廻の方に引っ張られてると思ってたんだが?」

「……よく分かったな?そうじゃ。お主は輪廻の輪に帰ろうとしているところをワシが拾ったのだ。」

 

 俺はそれで予想が着いたが話の続きを促した。

 

「うむ、予想が着いたようじゃな。ワシが察した通りであればその通り。お主は強く、また濃くなりすぎたのじゃ。そのまま帰れば輪廻に異常が出るほどにな?まあ異常と言ってもそんなに大きくはない。ちょっと生物が繁殖しすぎたり、能力が高いモノが少々出たりするぐらいじゃ。」

「予想通りだけど異常は思っていたよりもしょぼいな?それなら俺を拾わなくてもよかったんじゃないか?」

 

 俺のその言葉におじいちゃん(神)は、

 

「お主が輪廻に帰る前にお主の言う悪霊や残留思念を喰わなければそれぐらいで済んだのだ。先程言った例はお主がそれらを喰う前の状態で輪廻に帰った場合じゃ。喰った後では規模が違う。例えば現世に幽世が少し混じったり、新しく幻想種が生まれたり、異能者が出たりと困ったことになるんじゃよ……。」

 

 それを聞いて俺は思った。

 

(俺氏、みんながちょっとでも幸運になったらと思いした行動が世界を混乱させそうになったでござる。)

 

「じゃあ俺を拾えば俺の分の修正だけでで効くってことか。これから俺はどうなるんだ?」

「とりあえず帳尻合わせとして違う世界に転生してもらう。それもインフレバトルの世界に。」

「なんでって言うのは野暮だよな?」

「うむ。わかっておるなら話は早いな。」

 

 要するに世界の容量の問題なんだよな。俺の世界は、昔(まじで昔)は混じってたらしいけど、今は現世と幽世が別々になってて、言ってみれば日常系の世界。俺はそこに発生したイレギュラーってことだ。

 

 普通、輪廻に戻る時は霊体を置いて魂だけで帰っていくらしい。その置いていった霊体は時間をかけて消えていったり、何かに憑いたり融合したりしながら減っていくらしい(幽世情報)。それを出来たそばから俺が喰ってたからそれまで残ってた分も合わせてとんでもない事になってたらしい。予想だけど肯定されたし?

 

「さて、それじゃあ未練も無いわけじゃないけど、済ませては来たし転生しようか、じいさん?」

「他に聞くことはないか?分かること、答えられることなら答えるが…。」

「…………いや、特にないな。」

「分かった。ならばまずお主の力を変換しなければならん。お主の世界の権能は持って行ってはならんのでな。」

「了解。何に変換すればいいんだ?物か、能力か?」

「能力じゃな。物でも良いがそうするとないとは思うが、お主があちらで死んだ後それを使う者がいては困る。」

「おっけい。能力の種類は何ならいいんだ?」

「なんでも良い。ただお主の適正でいえば《食》に関する力がいいじゃろうな。」

「……なるほどな。うん、決まった。」

「ならば良い。では自分の力を決めた力にぶち込んでぐちゃぐちゃに混ぜれば良い。それでできるバズじゃ。出来たなら直感的にわかるじゃろう。他にも転生先の姿も考えておきなさい。」

 

 言われた通りにやって見ると確かに分かるな。これがニュータイプか!(違う)

 

「じいさん、多分できたよ。」

「……うむ。きちんと変換もされておるし大丈夫じゃな。では準備はいいな?」

「大丈夫だ、問題ない。」

「では送るぞ!」

 

 そう言うとおじいちゃんの体が光りだし、徐々にその光が強くなっていく。そこで聞いていなかった事を思い出した。

 

「そういやじいさん、俺が行く世界はなんの世界なんだ?」

「…そういえば言っておらんかったな。お主の行く世界はお主のいた世界で……」

 

 もうほとんどおじいちゃんの姿は見えなくなっている。ここで焦らすなんて策士だな、おじいちゃん!

 

「……ハイスクールDxDと呼ばれているそうじゃ。」

 

 そして俺は転生した。

 

 

 

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