これから数話原作までの間に挟みます。
ふと彼らの気配を感じたので起きてみることにした。感じ間違えではなく、やはり彼らの気配を感じる。それも戦闘中らしい。しかし、前に感じていた気配よりも随分と弱い気がする。
「まあいっか。約束果たせそうだし行ってみましょうかね!」
転移した先では、赤と白の鎧を纏った二人が戦っていた。
「アレ?ドライグとアルビオンが鎧になってるくね?ドユコトー!?」
まあネタに走ったが前に考えてた通り封印されてるんだろうな。う〜ん。ドライグの方は篭手で、アルビオンの方は翼かな?核になってるっぽい感じがするし、多分あってるよな?うん。
そういやこれってなんで戦ってるんだろ?前の戦争の時みたいに喧嘩かな?あの状態で意識ってあるんだろうか…。
……よし。
「お〜い、ドライグにアルビオン!久しぶりに会ったけどなんで戦ってるんだー?」
その声を聞いた鎧の二人は、
「「誰だ!」」
と、声を揃えて警戒心をあらわにし、お互い飛び退きながらこちらを見た。と思ったら二人とも黙って頷いたり首をかしげたりしていた。
少しの間観察していたら、
『久しぶりだな、ミカミよ。』
「おっ、その声はドライグだよな?久しぶり!にしても封印されてても喋れるんだな?」
『うむ。それにしても、お前には悪いことをしたと思っている。約束を守れず、封印されてしまった。済まないな。』
「アルビオンも喋れるのか。いいってことよ!倒されたか封印されたって
それを聞いたドライグとアルビオンは、
『あー、済まないがその約束は待ってくれ。』
「ん?なんでなんだ?」
『それはだな、この封印された状態で俺達は戦う事に意味を見い出して、決着をつける事に決めたんだよ。だからすまないとは思うが、それまで待ってくれ。』
「……うん。良いぞ!俺も戦うの待ってもらったしお相子だからな。ただ…」
『ただ?』
「その決闘を観戦したり、死んじゃった奴の後処理したりしてもいいか?その方がわかりやすいし。」
『……そうだな、良いぞ。なあアルビオン。』
『ああ。それならば戦いの邪魔にもならないだろうからな。』
「ありがと!」
よしよし、これで対策もできるし、能力獲得の機会が増えたぜ。卑怯と思うなら思えばいい!勝率は高くしてなんぼだろ!?
まあ?さっき言った理由も本当だよ?自分達が納得するまで戦うって言うなら納得した時にいた方が早く戦えるしな。
「じゃあもう今回は帰るよ。宿主達も気がそがれているようだしね?」
そこでやっと話を振られた宿主二人は、
「そうだな。ここで決着をつけようと思っていたが、この雰囲気ではな。」
「俺ももう戦う気分じゃないな。また次に会った時に決着をつけるとしよう。」
「ああ。お互いそれまでに死ぬことが無いよう気をつけるとしよう。」
『それではな、ミカミ。時間がかかると思うが約束は果たそう。』
「おう。まあアレだよ?いつか気分が変わって戦わないでおこうとかなったら言ってくれよ?俺は別にいいからさ?もちろんバカにしてるわけじゃないぞ?」
『分かっているとも。……また会おう。』
それじゃ帰りますかね?