状況開始から、約一時間二人の指導者は拠点を各々要塞化しお互いに兵を配置した。
コマンダーのクラススキルで生前の軍隊を呼び出せる。出せる兵の総数は最大で1万人。
ローマ兵とドイツ軍人では、武装の違いで通常の戦争ならばドイツ軍の圧勝だが、ここではローマ兵とドイツ軍人の装備の防御性能、攻撃力は同程度となる。しかし、射程は現代兵器が有利。強さは、300人規模でサーヴァント相手に、殿を勤められる。
ローマ軍は新宿駅周辺地域を厚く守っている。
一方ドイツ軍は積極的に進行している。
最初に動き出したサーヴァントはドイツ軍勢。
大型の海賊船が、SFで見るようなブースターをつけて空を進んでいる。
『ドゥフフ
流石テスラ氏〰️拙者の船をよくぞ
ここまで、強化してくださった。なんと大空を進んでいる!』
『君の船は元々、魔力消費が大きいだけで飛べるだろう?私は、スピードを上げただけだよ。
少し武装もしたがね。』
現在、
海賊船は、中央本線上空を進み中野駅まで約10Km地点を航行中。
『しかし、ローマ軍はずいぶん守る地点を絞っているようでござるな。もうこんな所まで来てしまったでござる。』
『何か、策があるようだな。まあ、この船は大抵の事では、堕ちないから安心しろ。』
『テスラ殿がそこまで言うなら、拙者はなんの心配もナッシングでござるよ〰️。
野郎共全速前進!』
『『『『アイ、アイ、キャプテン‼️』』』』
順調に航海している海賊船の前方に接近する影多数。
『おおっ!九六式艦上爆撃機でござるよ!』
『なんでそんなに詳しくわかるんだ!?』
『拙者、某ゲームの為に勉強したでござる(どやっ)』
『どうでもいい知識が、初めて役にたったな。』
『ヒドイッッ』
そうこうしているうちに爆撃機は上空に接近し爆弾を投下しようとしている。
『ヤバい、野郎共、対空砲で撃ち落とせ!』
『お頭〰️そんなもんついてる訳無いでしょ』
『が〰️ん助けて、テスラ殿ッッ』
『任せろ、シールド展開!』
海賊船を電磁パルスシールドが包み爆弾は空中で破裂した。
『『『スゲー‼️』』』
『関心しているところ悪いが爆撃機が特攻を仕掛けて来ている。流石に、機体ごとは、防げない。』
『おうよ、こっちも意地がある自分の船は自分で守る。野郎共っ!機体の残骸を数人で受け止めろ!
パイロットが降りてきたらぶっ殺せ!』
『『『アイ、アイキャプテン‼️』』』
特攻に成功した機体は30機、そのうち生き残ったパイロット16人が、海賊を襲う。
『あっちの装備は現代に近いからな
野郎共が少し手こずってやがる。
まあ、相手は男だし、
この黒ヒゲ様も銃を解禁するか。おらよッと』
バシッ黒ひげのメリケンサックがパイロットの顔面を直撃し、小銃を残してパイロットが吹き飛ぶ。
小銃を拾いあげ上空に数発の弾丸を撃ち込み、
黒ひげは叫ぶ。
『野郎共ッ!この黒ひげ様がいる限りどんな荒波にも屈するな!この嵐の航海者についてこい!』
『『『おおおおおッッアイ、アイキャプテン‼️』』』
海賊の指揮が上がりパイロットを皆殺しにする。
しかし、爆撃機はドンドン向かってくる。
『おかしいな。』
『なにがだ?』
『爆撃機が多すぎる。大船団で敵がいるのか?』
『恐らくは敵のスキルで無尽蔵に爆撃機を産み出してるんだろう。サーヴァントに心辺りは?』
『少し待て。』
黒ひげは望遠鏡で前方を確認した。
『やはりな、あの俺たちの時代では考えられねえ形の船。空母だ。あれは飛竜‼️拙者も某ゲームではお世話になっているでござる!』
『いいから、真名を教えろ!』
『あれを、見たら誰でもわかるだろう
敵は人殺し多聞丸!山口多聞だ!』
『野郎共ッッ速度を出来るだけ落とさずに前進し続けろ!
『『『『アイ、アイキャプテン‼️』』』』
『それと、ドイツ軍を1000人降下させろ。甲板に登らせてパイロットをぶち殺せ!』
『了解です!テスラ製の空挺用装甲車も準備してあります!』
『よし、向かわせろ!』
空挺装甲車は
ドイツ軍は飛竜に向かって走るが、途中にはナイフが数本刺さっていた。
突如、ナイフから稲妻が走り装甲車を襲う。
飛竜についた頃には、装甲者は7割に減っていた。
700人のドイツ軍は飛竜にロープをかけ登る。
登る過程でも稲妻に襲われ、500人となった。
登りきるとドイツ軍の前方にインディアンが一人立ち塞がった。
インディアンはドイツ軍の一人に急接近し、そいつの顔を掴んで砕いた。そして、小銃を取り上げて、近くの、ドイツ軍を4人殺しナイフを投げて稲妻を起こしさらに5人殺して叫ぶ。
『私は、訳あってこの船を守る者
貴様らに、怨みは無いが生前の故あって軍服を見ると血祭りに挙げたくなる。覚悟しろ。』
次々と殺される仲間を見て震えながらドイツ軍人の一人が叫ぶ。
『
飛竜艦内にて煙草を吹かしながら多聞は一人喋る。
『全く、ローマ兵で充分なのに何故、もう一基
英霊を配置したんだ。私が負けるはずないだろう。』
飛竜甲板にて
『どうしたッ!ドイツ軍は、この程度か?』
甲板の上のドイツ軍を150人程殺してジェロニモが叫ぶ。
甲板の上のドイツ軍は、一度態勢をを立て直すべく
装甲車に撤退した。
ジェロニモは甲板を守るために、下へは降りられない為に敵を挑発し続ける。
暫くすると突如甲板の側面からまたドイツ軍が登って来る気配がした。
『やっと戻って来たか臆病者どもめ』
そう言った途端大量のスモークグレードが投げ込まれる。
ジェロニモは四方に、ナイフを投げて稲妻を起こし、煙を散らす。
すると、今度は手榴弾がジェロニモを囲むように飛んできた。ジェロニモは、それを一部蹴り飛ばし回避しようとした。
ババババッ
側面から小銃が放たれる。ジェロニモは、ナイフで弾を弾き、片側のドイツ軍へ突進する。
するとドイツ軍はラグビー選手のようにジェロニモに飛びかかり動きを止めた。
『小癪なッ!』
ジェロニモは直ぐに振りほどいたが、横を見ると機関銃が2門置いてあるのに気づいた。
『ハハッどうやら失敗したようだな。』
そう言うと、振りほどいたドイツ軍が再び、足にしがみつきニヤついた。
ドドドッ逆側面から、2門の機関銃がジェロニモを襲う。
『がはッッ』
ジェロニモは、少し怯んだがとっさにドイツ軍を拾い上げ盾にし横に走った。
直ぐに、逆側面に到達し、ドイツ軍を屠った。
『こんな事をしても、何の意味もないぞ!』
すると倒れたドイツ兵は、
『いや、大いにあったさ。上を見ろ。』
そのまま、ドイツ兵は息を引き取った。
甲板のドイツ軍 全滅
ジェロニモは、空を見上げため息をつく。
『やれやれ、思ったより敵サーヴァントは強力だったな。』
『ドゥフフ
多聞丸、拙者がたかが、ドイツ軍ごときに
サーヴァントの相手を任せるとお思いか?
そんなはず、無いでござろう。
ドイツ軍が甲板で戦ってる。間なら爆撃機は飛んで来ない!野郎共ッッ全速前進!』
『『『『アイ、アイキャプテン‼️』』』』
何百という爆撃機の残骸を放り捨てつつ
『今のうちに一気に詰めるぞ!
ブースター出力全開ッッ!』
猛スピードで海賊船は空を駆け遂に射程内に飛竜を納めた。
『拙者達、案外良いコンビですな~』
『なんだかんだで、君は誰とでも上手くやるだろう?流石は伝説の海賊だ。』
『ドゥフフ
拙者、こんなに褒められるのはシリーズ初でござる。野郎共ッ宝具解放だ!いくでござるよ~』
『
飛竜艦内にて
『ほお、案外速いな。あのボロ舟
これに関してはコマンダーに感謝だな』
放たれた大量の砲弾は稲妻によって防がれた。
『この私の工房でもあるこの船に砲弾なんて効きはしないぞ!』
大量の骸の上でジェロニモは嗤う。
『だから、拙者達が一緒にいるでござるよ。
テスラ殿、秘密兵器をお願いするでござる。』
『了解した。ドイツ軍に持たせたスキャナーで解析したデータを元に飛竜の周波数を計算した。
この震動現象発生砲で飛竜を破壊出来る。』
『『震動砲発射!』』
『馬鹿な、ただの物流現象で私の宝具である飛竜が破壊出来るとでも?』
『だから、
飛竜が強烈な震動を発し自壊していく。
少しずつ、ガガガッギィーと音を立ててひび割れるその様は、まるで龍が哭いている様だった。
『なんだと!?
私は、また負けるのか?だが、ただでは終わらんぞ!宝具解放
固有結界 [[rb:散華するまで咲き誇れ我が愛娘 >バトル・オブ・ミッドウェー]]!』
辺りを包むように光が放たれた後に大海が現れた。
さらに、飛竜1隻だった船が4隻に増えている。
赤城、加賀、蒼龍、飛竜から一斉に艦載機が飛び立つ。
『全機、突撃ッッ!』
『『『『『大日本帝国に栄光あれェェ!』』』』』
空を包む程の戦闘機が
『飛竜、何度も失敗してすまんな。
だが、お前と一緒に散れるのだけが私の救いだ。
最後に、敵と相打っただけ、今回は許してくれ。』
『ふおおおおおお、やったと思ったらなんでござるか!死ぬ!死ぬ!』
『ダメだ、持ちこたえられない。不時着するッ!』
海賊船は海面に勢いよく落ちた。
『ヤバかった。下が海に変わってて良かった!』
暫くして、固有結界が解除され、無事着陸。
『よっしゃあ!生きてるぞおおおお』
『『『おおおおおおおおおおッッ!』』』
『しかし、これでは、暫く飛べんぞ。』
『安心しろ。サーヴァント一基は逃がしたが、ドイツ軍1000人の犠牲でサーヴァント一基倒したんだ。上々の戦果だろう。俺たちは、強行偵察なんだからな。』
『それも、そうか。いずれ主力が我らを追い越して敵の拠点に攻め入るだろう。ここは、ちょうど良い前線基地にもなった訳だな。』
『拙者達のコマンダーは恐ろしい男でござるな〰️』
『全くだ。』
飛竜の瓦礫にて
瓦礫は、多聞丸の上に落ちる事はなく、彼の周りを包むように落ちていた。
『最後まで、私を守ってくれたのか・・・』
ガタンッ瓦礫を押し退けてジェロニモが多聞に近寄って行く。
『ふう、危なかった。それで、どうする?奴らのどちらかとなら相討てるぞ?』
『いや、止めてくれ。君は主力と合流しろ。』
『そちらは、もうダメそうだな。』
『ああ、せめて最後は、静かにこいつと眠らせてくれ。』
『わかった。
だが、最後に言わせてくれ、我々、先住民の中には強者の心臓を喰らい自らを強くする一族がいる。
この飛竜が強かったのは、君と言う心臓を腹の中に納め続けていたからだろう。私が見た軍人の中で君は、最も勇敢で恐ろしい戦士だったよ。』
『ふふっそりゃあ
どうも、ありがとう。行く前に一服付き合ってくれるか?』
『もちろんだ。我々は煙草は太陽から貰った物と考えている。君の国の旗の前で最後に恩恵に預かろう。』
二人は、黙って一服し、ジェロニモは黙ってその場を去った。
『飛竜よ、せっかく守ってくれたのにすまないな。』
ライダー 山口多聞 消滅
高尾山ドイツ軍拠点にて
『さあ、カエサル先手を取ったのは、私の方だぞ。どうする。』
新宿駅迷宮にて、
『わかってないなヒトラー攻めるだけでは
近隣の小国は倒せても大国は倒せないぞ?
お前が負けた国よりもローマは広い。
さあ、また同じ失敗を繰り返せ。』