ティーチとテスラは、飛竜があった中野駅の周りを占拠し女王アンへの復讐を前線基地として、完成させた。ヒトラー軍勢は順調に攻略を進めているように思えた。だが、この状況を見て嗤う者いた。
ユリウス・カエサルだ。
『我が軍の主力は、中央自動車道を順調に進軍しているようだな。』
『はっ。現在、八王子市内に到達しました。』
『よし、フフッ
ヒトラー、お前は私が、新宿駅を選んだので列車を使うと踏んだのだろうが、私が駅を選んだ理由は別にある。お前の大型前線基地は、またしても迂回されたな。ハハハハッッ』
『しかし、ライダーを早々に失ったのは、大きな痛手だ。これで、我が軍は、制空権を完全に奪われたも同然だ。何か、策を考えねば。』
中央自動車道、八王子市内のどこかにて
『いやあ、トラックは実に良いこんなに行軍が楽だとは。』白い甲冑の美青年は機嫌良さそうに言った。
『『全くだ。』』
大帽子の男と丸い盾の男もかなり上機嫌だ。
『このまま八王子JCTを占拠して、後続を待つのは、少し、つまらないですね。我らだけで、充分でしょうに。』白い甲冑の美青年は愚痴をこぼした。
『そう言うな、指揮官の判断は兵士の想像を大きく越える。俺も、そういう作戦をいくつも考え、部下の事務官の頭を悩ませた者だ。』
大帽子の男は楽しそうだ。
そのまま、順調に八王子JCTに到着すると、思いきや、数キロ先の軍勢に大帽子の男が気づいた。
『おおっすごいな大量のデカイ大砲が道路塞いでるぜ。』
『・・・不味くないですか?』
『落ち着け、一掃出来る。
|凱旋を高らかに告げる虹弓《アルク・ドゥ・トリオンフ・ドゥ・レトワール》!』
突如放たれた。大口径のレーザーが直線上に配置されていた。戦車を一掃した。
『お見事です。ですが、いきなり宝具を使って大丈夫ですか?』
『不味いな、だが、あれを突破するのは、簡単じゃなかった。最善手だ。』
近くにある建物内にて
『やれやれ、我らのコマンダーは未来予知でも出来るのか?まさか、本当に無人の玩具に宝具を使うとは、それじゃあ、僕も仕事にかかるとしよう。
サボっていたらユダヤ人の僕は、強制収容されるかも知れないな。』
冗談まじりの独り言を呟きながら、前進をマントで覆った仮面の男は自らの、僕に指示を出す。
それは、鳥型のゴーレムだった。
『さあ、お行き。武装化させるのは始めてだから少し手こずったが良い出来だ。この核を運ぶんだ。』
そう言うと、鳥型のゴーレムは窓の外へ行き同型のゴーレムが足に核を持ち、大群となって戦車の残骸へ向かっていく。
『そして、君もやっと暴れられるぞ。
アーチャーは暫く宝具を使えない。今のうちに、倒してしまえ。行け、バーサーカー!』
『■■■■■■■■■■■■■■■―――!!!』
『君の愛馬程では、無いが馬も用意した。
存分に闘え!』
そう言うと、戦車の残骸の奥からバーサーカーと同程度の大きさの馬に乗ってバーサーカーが猛スピードでトラックを襲う。
『テスラ製呂布操作端末。凄いな・・・』
仮面の男は少し引きぎみに呟いた。
中央自動車道にて
『おいおい、嘘だろ。サーヴァントが馬鹿みたいなスピードで向かって来るぞ!』
『不味い、このままでは、我らは逃げ切れるかも知れませんが、ローマ兵が甚大な被害を追うことになります。』
『ですが、この大軍では、逃げられません。
私が行きます。』
『悪いが、それしかない。此方は陣形を整えて敵を迎え撃つ準備をする。健闘を祈るぞ。ガウェイン卿』
『ええ、大丈夫です。今は、午前11時
自分で言うのもなんですが、昼間の私は、無敵ですよ。』
そう言うと、ガウェイン卿はトラックに積んであった。ビックスクーターに乗りサーヴァントの元へ向かう。
『■■■■■■■■■■■■―――!!』
バーサーカーがガウェイン卿を迎え討とうと突進してくる。
『私の、騎乗スキルを舐めないでください!』
怪物の様な大きさの騎兵の横をするように、回避した。
『後ろを取ったぞ!』
スクーターから飛び降りてサーヴァントに飛びかかる。
『「■■■■■■■■■■■■■■■―――!!』
バーサーカーは矛で払おうとしたが、思わぬ剣撃の威力に、バランスを崩して、馬から転がり落ちた。
『まずは、こっちから!』
剣撃の後、着地してゴーレムを両断した。
『これで、足は封じましたよ。見たところバーサーカーの様ですね。悪いですが、このまま倒させて頂きます。』
会話に反応する様子はなく、バーサーカーはガウェインに襲いかかる。
キンッキンッではな無くゴンッと棍棒で殴りあっているような音を立て両者剣を交える。
ガウェインは、呂布に比べ小さい体で、矛を潜り抜け呂布に剣を突き刺した。が、
『何て、分厚い装甲だ。ほとんど刺さらないぞ!』
呂布はガウェインの頭を掴み持ち上げて力強く前方へ放り投げた。そして、直ぐ様矛を投げつける。ガウェインはかろうじて剣で受けたが、着地の直前、突進してきた呂布がガウェインを蹴り飛ばす。
ガウェインはそのまま地面に直撃した。呂布は矛を拾い上げ構えて攻撃を待った。
『ガハッッ』凄まじい衝撃がガウェインを襲った。
だが、ガウェインは立ち上がってこう言った。
『強い、しかし、私は、これから強くなる一方ですよ!』
ガウェインは剣を振ると炎が飛び出し呂布を襲った。しかし、呂布は、微動だにせず構えている。
『目眩ましにすらなりませんか、ならばひたすら切りつけるのみ‼️』
両者は再び鈍い音を立てながら剣を交えた。
攻防は、30分程、続き、当初、押していた呂布が少し押され始める。
すると、上空を、鳥の大群が覆い、呂布の後方にある戦車の残骸に何かを落とした。
『いったい、何が起こっている!?』
戦車の残骸は片腕が大砲のゴーレムに姿を変えた。ゴーレムは横並びになり、ガウェインの後方にあるトラックへ一斉に砲撃を開始する。
『不味いッッ』
トラックに砲弾が降り注いだ。しかし、トラックは既に無人だった。トラックの後方から、丸盾の男を先頭に、7000人のローマ兵が、姿を表す。
『よくぞ、耐えてくれました。』
丸盾の男はガウェインに礼を言うと、こう叫んだ。
『[[rb:炎門の守護者 >テルモピュライ・エノモタイア]]アアアッッ!』
突如300人のスパルタ兵が現れた。
『総員、突撃ィイイイイ!』
『『『『ウォオオオオオオオオオ!!』』』』
300人のスパルタ兵と7000人のローマ兵がガウェインを追い越して、呂布とゴーレムを襲う。
スパルタ兵は呂布を取り囲み、ローマ兵はその後方で一斉に、テラをゴーレムに向かって投げつけた。
呂布がスパルタ兵を振りほどこうとするが、300人のスパルタ兵は投げられては、立ち上がって呂布に槍を突き刺し、槍が折れると、呂布を殴りつけた。
『■■■■■■■■■■■―――!』
呂布は叫びながら抵抗するが、流石に、数に押されている。後方のゴーレムは、絶えず、ローマ軍に砲撃し、お互い同じ割合で、数が減っていく。
『これなら、勝てるぞ!』
『おう、さらに、追い討ちをかけるぞ!
ローマ兵、それにスパルタ兵、俺に続けッッ!』
大帽子の男が叫びながら、大砲を乱射すると、兵の指揮が急激に上昇し、敵に我先にと、襲いかかる。
近くの、建物内にて
『ふふっ
面白いほど計画通りだな。ゴーレム及び呂布に告げる。自爆しろ。』
突然、ゴーレムと呂布が、光だしナポレオンが叫ぶ。
『なんか、ヤバそうだ。お前だけでも逃がすぞ!』
ドンッッ
ナポレオンはガウェインをトラックがあった方向に吹き飛ぶように砲撃した。
『何をッッ』
『こうするしかないでしょう。
総員、盾を構えろ!ガウェイン卿を守れッッ!』
『『『ウォオオオオオオオオオ!』』』
閃光が辺りを包み、全てが飲み込まれた。
アーチャー ナポレオン・ヴォナパルト
ランサー レオニダス1世 消滅