仮面ライダー剣 Another joker   作:マリョ

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第一話 新たなアンデット

戦いは終わった。

剣崎一真は人類を救うため、友を救うために自らを犠牲にし人類を……そして友を救った。

これで本当に戦いは終わった。

 

 

 

そう思われていた。

 

 

 

 

 

14年後

 

 

 

白井虎太郎は驚愕していた。

14年前、アンデットは全員封印されたはずだった。

しかし今自分の目の前に全員封印したはずのアンデットが現れていたからだ。

全員封印できたなかった可能性も考えたが残りのアンデットがジョーカー.相川始だけになったときダークローチが現れこの世界に生きる全ての生命を終わらせようとしていた。

この事から全員封印できたなかった可能性は確実に無かった。

しかしこのアンデットには見覚えが無い。

きっと僕が居ない所で剣崎君や橘さん、始か睦月君が封印したアンデットじゃないかと考えた。

 

だが今はそんなこと考えている場合じゃない、早く橘さんに知らせないと!!

虎太郎は必死に逃げながら自身のスマホを取り出し橘に電話を掛けた。

幸いにも橘はすぐに電話に出てくれた。

虎太郎「橘さんっ!助けてっ!!アンデットがっ!!!アンデットがぁっ!!」

橘「アンデット?アンデットなら全員封印したじゃないか。何を言ってるんだ?」

虎太郎「え?アンデットの封印が解けたんじゃ……」

橘「どういう事だ!?」

虎太郎「アンデットに襲われてるんです!!封印が解けたアンデットに!!!」

橘「その言葉信じるぞ!!今からすぐそっちに行く!!そこはどこだ!?」

虎太郎「えっ!?えぇと………」

虎太郎は焦りながらも周りを見て言った。

虎太郎「ここは………あの洞窟だ……僕が剣崎君と始めて出会ったあの洞窟なんだ………!橘さんとも……」

橘「分かった!今すぐ向かう!!」

電話が切れた。

橘さんが来てくれる……それまで隠れないと!!

虎太郎は洞窟の岩の物陰に隠れた。

その時バイクのエンジン音がした。

橘「虎太郎!!どこだ!?」

虎太郎「橘さんだ……!!!!橘さん!!ここです!!」

橘「今すぐ行く!!」

その瞬間だった。隠れていた岩が爆発し、その破片が虎太郎の頭に直撃した。

虎太郎「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

その瞬間橘の視界から虎太郎の姿が見えなくなった。

橘「虎太郎!!何者だ!?」

上を見あえげるとそこにはアンデットがいた。

橘「なんだあのアンデットは………知らないぞ………まさか……!!」

アンデットはまた襲ってきた。

橘はギャレンバックルを装着した。

橘「変身っ!!!」

<turnup〉

オリハルコンエレメントを橘はくぐり抜け仮面ライダーギャレンに変身した。

13年前にもし何かがあったときの為に作られた予備用のギャレンを使う時が来るとは橘は思いもしてなかった。

ギャレンはアンデットに二発殴り飛ばしギャレンラウザーで三発攻撃した。

そしてドロップ ファイア ジェミニのカードをラウズした。

《バーニングディバイド》

ギャレンの蹴りはアンデットに直撃した。

アンデットは倒れ封印された。

 

ギャレンは変身を解き封印したカードを見た

そうすると見たこともない記号、文字で形成されたカードだった。

橘「一体なんなんだ……これは……」

そして橘は虎太郎の方へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

虎太郎は病院に入院することになった。

幸い軽傷ですんだそうだ。

橘は考えたくもないことを考えてしまっていた。

もしも新たなアンデットが産まれたら?

その予想は的中してしまうのだった。

これからまたライダー達の戦いは再び幕を挙げるのだった。




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