SOLTRIGGER新章 ~戦いは再び~ 作:ナガマフティー
アカ「正気?」
ロ「俺は信じてるんだ、どんなに仲間が裏切ろうとも、自分さえ裏切らなければきっと仲間は自分に歩み寄ってくれると」
アカ「そこまで言うならこれを持って行きなさい」
渡してきたのは、深紅の宝石だった
ロ「これは・・・?」
アカ「真実を見抜く宝石、と呼ばれているわ」
ロ「・・・・もらっていいのか?」
アカ「今のあなたには必要だと思う」
ロ「わかった、だが」
アカ「だが?」
ロ「必ず返す」
彼女は笑った
アカ「返さなくてもいいのに、それより早く行きなさい、遅れるわよ?」
ロ「わかった、ありがとうアカ」
俺は走った、全力で。もう彼女の声は聞こえなくなっている、でも
アカ「あなたの旅路に神のご加護があらんことを」
この言葉だけは聞こえたような気がした
ア「で、レイ君?ここはどこかな?」
レ「見ればわかる、俺は今のところどちらにつくか考えていてな」
ア「だからってなんでこんなとこ・・・」
レ「シッ、黙って、誰か来る!」
ロ「あんたが俺の親父か・・・!」
クレヴァー・グライスト(以降クレ)「そうとも」
ロ「何故俺の母を殺した」
クレ「あの女は厄介だったんだよ、というか、ソールトリガーとつながっていた」
ロ「そんな理由でか?」
クレ「もう一個ある、それはエミリアは妻の友達の子さ、なぜかは知らないが、あの子には暗示をかけられていてね、お前の母からの」
ロ「つまり、なんなんだ」
クレ「エミリアも抹殺する気さ、僕は、だが逃げられた」
ロ「あんたは・・・・・」
クレ「お前と俺は親子だ、だからお前は俺について来い、エミリアなんてほおっておいて
ロ「・・ケンナ」
クレ「何か言ったか?」
ロ「ふざけんなって言ったんだよ!」
クレ「なら、こちらも言わせていただく、お前はいつまでエミリアという幻想に囲われている、あんなものは組織の裏切り者だ、クズだ、それに従えて何になる?」
ロ「テメェェェェェェェェ」
俺は言葉より先にオヤジを殴っていた
クレ「おい、なにしてんだ!?」
ロ「いいか!?一回だけしか言わねーから耳の穴かっぽじってよく聞けクソ親父!」
ロ「クズなんて誰も決めれねぇんだよ!神でも決めることのできないものなんだよ!利用価値がなくなったらクズ?そんなことは絶対にない!」
クレ「じゃあ聞かせてもらおうか?、エミリアは何の価値がある?」
ロ「俺らにあいつの価値を定める義務も権利なんてものもない!わかったかクソ親父!」
?「よく言ったぞローウェル」
ロ「そ、その声は・・・・」
クレ「レイ!きさま何をしている!お前はあいつらの見張りだろう!?さっさと行け!」
ア「残念だね」
イ「私らは既に」
アリ「ここにいる」
クレ「レイ!貴様は運命に抗うつもりか!運命に逆らったものをみたお前ならわかるだろ!?」
レ「ああ、見たさ」
クレ「なら今すぐこいつらを捕まえろ!それがお前の運命だ!」
レ「フザけるな!俺の運命は、俺は一人で掴んでゆくんだ!運命なんて俺以外の誰にも決めさせねェ!」
クレ「貴様、運命に逆らったな?ならば俺が運命を教えてやろう!」
?「これが、小英雄か」
クレ「エルス・ルゥウェーヴ!貴様もか!」
エル「私はローウェルの可能性を信じた、いや私自身が決めたんだ!ローウェルを信じるって!」
オー「だってよ、親父」
クレ「オーナディッシュもか」
オー「今のあなたの一言で俺は気づいた、確かにあなたは家族だ、でもそれに縛られなくてもいい生き方があるって」
クレ「妾の子ごときが!」
レ「俺は、今友のためにお前を討つ」
クレ「やってみろ、裏切り者ごときが!」
真っ暗な空の下、運命の戦いが始まる・・・
3話おわり・・・4話に続く