SOLTRIGGER新章 ~戦いは再び~   作:ナガマフティー

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第五章 3話”運命”

アカ「正気?」

ロ「俺は信じてるんだ、どんなに仲間が裏切ろうとも、自分さえ裏切らなければきっと仲間は自分に歩み寄ってくれると」

アカ「そこまで言うならこれを持って行きなさい」

渡してきたのは、深紅の宝石だった

ロ「これは・・・?」

アカ「真実を見抜く宝石、と呼ばれているわ」

ロ「・・・・もらっていいのか?」

アカ「今のあなたには必要だと思う」

ロ「わかった、だが」

アカ「だが?」

ロ「必ず返す」

彼女は笑った

アカ「返さなくてもいいのに、それより早く行きなさい、遅れるわよ?」

ロ「わかった、ありがとうアカ」

俺は走った、全力で。もう彼女の声は聞こえなくなっている、でも

アカ「あなたの旅路に神のご加護があらんことを」

この言葉だけは聞こえたような気がした

 

ア「で、レイ君?ここはどこかな?」

レ「見ればわかる、俺は今のところどちらにつくか考えていてな」

ア「だからってなんでこんなとこ・・・」

レ「シッ、黙って、誰か来る!」

ロ「あんたが俺の親父か・・・!」

クレヴァー・グライスト(以降クレ)「そうとも」

ロ「何故俺の母を殺した」

クレ「あの女は厄介だったんだよ、というか、ソールトリガーとつながっていた」

ロ「そんな理由でか?」

クレ「もう一個ある、それはエミリアは妻の友達の子さ、なぜかは知らないが、あの子には暗示をかけられていてね、お前の母からの」

ロ「つまり、なんなんだ」

クレ「エミリアも抹殺する気さ、僕は、だが逃げられた」

ロ「あんたは・・・・・」

クレ「お前と俺は親子だ、だからお前は俺について来い、エミリアなんてほおっておいて

ロ「・・ケンナ」

クレ「何か言ったか?」

ロ「ふざけんなって言ったんだよ!」

クレ「なら、こちらも言わせていただく、お前はいつまでエミリアという幻想に囲われている、あんなものは組織の裏切り者だ、クズだ、それに従えて何になる?」

ロ「テメェェェェェェェェ」

俺は言葉より先にオヤジを殴っていた

クレ「おい、なにしてんだ!?」

ロ「いいか!?一回だけしか言わねーから耳の穴かっぽじってよく聞けクソ親父!」

ロ「クズなんて誰も決めれねぇんだよ!神でも決めることのできないものなんだよ!利用価値がなくなったらクズ?そんなことは絶対にない!」

クレ「じゃあ聞かせてもらおうか?、エミリアは何の価値がある?」

ロ「俺らにあいつの価値を定める義務も権利なんてものもない!わかったかクソ親父!」

?「よく言ったぞローウェル」

ロ「そ、その声は・・・・」

クレ「レイ!きさま何をしている!お前はあいつらの見張りだろう!?さっさと行け!」

ア「残念だね」

イ「私らは既に」

アリ「ここにいる」

クレ「レイ!貴様は運命に抗うつもりか!運命に逆らったものをみたお前ならわかるだろ!?」

レ「ああ、見たさ」

クレ「なら今すぐこいつらを捕まえろ!それがお前の運命だ!」

レ「フザけるな!俺の運命は、俺は一人で掴んでゆくんだ!運命なんて俺以外の誰にも決めさせねェ!」

クレ「貴様、運命に逆らったな?ならば俺が運命を教えてやろう!」

?「これが、小英雄か」

クレ「エルス・ルゥウェーヴ!貴様もか!」

エル「私はローウェルの可能性を信じた、いや私自身が決めたんだ!ローウェルを信じるって!」

オー「だってよ、親父」

クレ「オーナディッシュもか」

オー「今のあなたの一言で俺は気づいた、確かにあなたは家族だ、でもそれに縛られなくてもいい生き方があるって」

クレ「妾の子ごときが!」

レ「俺は、今友のためにお前を討つ」

クレ「やってみろ、裏切り者ごときが!」

 

真っ暗な空の下、運命の戦いが始まる・・・

 

 

 

3話おわり・・・4話に続く

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