白髪の女性 side
「くっ………」
「おら!姉ちゃんもう賭けるもんないのかぁ?」
私は最後の硬貨を賭けて負けてしまい、相手の男が嘲笑の笑みを浮かべている。最悪だ。こんな筈ではなかった。計算が狂った。私が諦めて自らの命を賭けようとした時、隣になもしらぬ青年が座った。
「俺が肩代わりしてやるよ。お姉さん?」
その青年は楽しそうに相手を見据えると高価な指輪を机に置く。
日本円であれば数百万は下らないだろう。男がにんまりと君の悪い笑みを浮かべるとカードが配られた。
「そのかわりおっさん、あんたは有り金全て賭けろよ?このお姉さんが有り金全部賭けたんだから。」
「わかってるよ。坊や………」
青年は坊や呼びが気に食わなかったのかスマホをいじりだす。彼も異世界人だろうか…まぁそんなことは後できけばいい、とにかく今は勝つのが優先だ。じゃなければこの青年に申し訳がつかない。
暫くして男は身ぐるみも剥がされて宿の外にほっぽりだされたそして私の前に3人の男女が座る。勿論さっきの青年も座っている。
「俺は空、んでこっちが白だ。」
「俺は魎魏、まぁ好きによんでくれ、お姉さんは?」
「………禍音。戦歴は唯一神と一戦中一勝。、ここら辺にいたおじさん連中と152戦中151勝1敗。」
「俺ら
「
私のアカウントネーム…………将棋のアカウントでいいや。
「私は
「「よろしく、禍音。」」
「よろしく………ね?」
こうして禍音こと
私はこの闇が彼らに牙を剥かない事を祈る。
確か無名の王が言っていた。
『最強は牙を磨く、弱者は知恵を磨く、牙を捥がれた最強は焼き付け刃の知恵を磨く、しかしその知恵は所詮贋作でしかない』と…
私はその意味を知らない、何故が意味を覚えられない。記憶喪失だろうか、それでもおかしい。記憶喪失なら全てわからない筈だ。もしかしたらわかりたくないだけなのかもしれない
今回は視点を変えるというチャレンジをしてみました!
女主人公、禍音の過去などはまぁまた後々に書くと思います!
これからも頑張っていきます!