それは見てのお楽しみ!
私は小さい頃に父親と母親を大きな交通事故で亡くした。そして孤児となった私は母方の祖母に引き取られた。祖母は私にこれまでに無い程に優しくしてくれた。祖母の作った胡瓜、あれは本当においしかった。学校のお弁当のデザートとしておはぎが入っていた時はとても嬉しくてはしゃいだこともあった。小学校の頃は楽しかった。しかし中学校に入ると同時に祖母が死んだ。大腸がんだったらしい。そのあと私は父の妹だという人に引き取られた。
しかしそこでの生活は常軌を逸したものだった。食事は満足に与えてもらえず、睡眠の時だって一度寝てしまえば骨が折れるまで木刀で殴られた。学校ではいじめの対象になって殴る蹴るの暴行は当たり前、時々上履きに画鋲が入っていたこともあった。そんなある日、我慢しつづけていた私は遂に壊れた。
「ふふふっ………あははははっ!!みんな死んでしまえばいいのに!」
結局その時は丁度近くをパトロールしていた警察官が来て止めてくれた。父の妹だと言っていた女性は結局傷害罪と脅迫罪で懲役となったらしい。私は虐待による精神崩壊の為刑事責任能力は極めて低いとされて釈放された。そのあと私はその警察官の紹介でとある大きな研究機関に護送された。
「ふふふっ♪貴女が■■■さんね、よろしく♪」
あの時の名前はもう忘れてしまった。しかし私はその人から貰った名前は覚えている。
「■■■さんじゃなんか味気ないから貴女はこれから“禍を音にして告げる者”『
私はそれ以降禍音と名乗るようになった。そして彼女の発明した『運命魔眼』とかっていう魔道具を左目に埋め込まれ、私が良い運命に進めるようにと自分を保護者として高校に通わせてくれた。しかしどうしても行く気になれなかった私を見て彼女は問題集や参考書をたくさん買ってきてこう言った。
「今日から私の部屋で勉強するといいわ、高校に行きたくないのに無理やり行かせるのも良くないからね。わからないところがあったら言って頂戴。これでも東京大学を卒業してるから。」
そして私が自立出来るようになるまで私は彼女の部屋で毎日勉強した。時には素数、時には憲法、時には歌も歌った。そして私は一人暮らしを始めた。私はゲームに出会い、最大限に実力を発揮した。そうして私はゲームのオンラインランキングで4位になった。私は彼女のおかげでここまで上り詰めた。のちにテトに出会い、新しい世界で私を超える3人組に出会えたのも彼女の発明品のおかげだ。彼女はいつも私をきにかけてくれた
今も元気かな……私の心の恩人であり私の心の母親、
ーーー『ティアラ・ニルヴァレン』は…
今回は禍音の過去編です。
わかった人はもうわかったんじゃ無いでしょうか?
恩人の苗字、『ニルヴァレン』です。
もしかしたら今後のキーワードになるかもですよ?
次回もお楽しみに!