この息が止まるその日まで   作:りんごあめ

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第二十三話よろしくお願いします。


第二十三話 「しんろ」

 

屋上でたたずむ5人。今の時刻は10時を少し過ぎた頃、胡桃の事で満面の笑みで喜んでいた彼らだったが今は打って変わって皆寂しげな表情をしている。その中でも特に美紀は辛そうな顔をしてうつむいていた。

 

2時間ほど前のことだった。

 

 

 

 

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胡桃の回復を喜ぶ4人。胡桃もありがとうと言いながら照れ笑いでいる中、弱々しい声が部屋の隅から聞こえてくる。太郎丸も意識が戻り寝床から出ようと前足でパタパタと箱の縁を叩いていた。

 

「太郎丸!」

 

すぐに気づいた美紀が駆け寄る

 

「…太郎丸もよくなるんだよね?…ね?」

 

由紀が少し不安そうに言う。光は太郎丸の方を向いたまま、

 

「薬はちゃんと打った、けど多分遅すぎたと思う…」

 

静かに言った。

 

胡桃の場合は感染してからあまり時間が立たないうちに薬を投与することができた。しかし太郎丸の場合は感染してから半日ほど経ってしまっていた。そのため胡桃よりも感染が進んでいたためあまり効果がなかったのかもしれない。その証拠に抱き抱えられ寝床から出た太郎丸は虚ろな表情で足も震え立っているのもままならない状態だった。

 

 

 

「あ、そんなに無理に動いたらだめだよ」

 

「もしかしてお腹が空いてるのかな?太郎丸ご飯食べる?」

 

そう言われると甘えたような声で太郎丸が鳴く。どうやら本当にお腹が減っていたらしい。

 

「はい、みきさん。あなたが太郎丸にあげた方がいいと思うわ」

 

そう言って悠里がそっと差しだす。

 

 

それを静かに受け取り皿に少しだけ出してやる。太郎丸はゆっくりと近づくと少しずつ食べ始める。しかしすぐに苦しそうにむせこんでしまう。

 

「あ!先輩お水お願いします」

 

すぐに光がダンボールにしまわれていた物を取り出し蓋を開け手渡してやる。太郎丸を自分の膝の上に乗せ手に水を貯めそれを飲ませる。苦しそうに少しずつ水を飲んでいる太郎丸を見て美紀は目に涙をためながら語りかける。

 

「おかえり太郎丸……。聞いたよ、ゆき先輩のこと助けてくれたって。おまえは本当にすごいよ、モールでも先輩達を連れて私のこと助けてくれたね。私がここにいるのも全部太郎丸のおかげ……。ありがとう、だからこれからもずっと一緒に………」

 

そう言いかけると太郎丸が小さな声で鳴いた。そして美紀のことを見上げる。そして、

 

 

 

 

にこりと笑った。

 

 

 

 

美紀を含めその場にいた誰の目から見てもそんな表情をしていた。

 

 

 

 

 

そしてそのまま眠るようにゆっくりと目を閉じ、

 

 

 

 

 

それから太郎丸が目を覚ますことはなかった。

 

 

 

 

 

太郎丸がもう起きることはないと悟った彼女達は大粒の涙を流す。なんとなくわかってはいたのだろうがやはり目の前でこうなってしまうのはショックが大きかったのだろう。彼女達が落ち着きを取り戻すまでそっとしておくことにした。

 

2、30分ほどすると全員なんとか落ちついてきたようで部屋には鼻をすする音だけが聞こえるようになった。

 

そんな彼女達の様子を確認してから光はようやく口を開いた。

 

「………みんな、太郎丸のお墓作らないか?このままにしておくよりはちゃんとみんなの手でお墓つくって休ませてあげた方が俺はいいかなって思ったんだけどさ……。」

 

皆の顔色をうかがいながらそう提案する。するとすぐに由紀が頷いた。

 

「うん…、うん。いいと思う。その方が太郎丸もきっとゆっくり眠れるよね」

 

そう答えながらまた目に涙を浮かべ泣きだした。他の3人もそんな由紀につられまた涙を流しながらもそれがいいと賛成してくれた。

 

そういったことがあり今に至る。

お墓の場所はめぐねえの墓の隣にすることになった。

胡桃にシャベルで穴を掘ってもらい布で包まれた太郎丸をそっと入れてやった。掘り返した土を戻そうとした時、由紀が声を上げた。

 

「これも一緒に、どうかな?」

 

見せてきたのは普段由紀が被っている猫の耳のような形をした帽子だった。太郎丸に被せたりした際に付いたのであろう赤黒く汚れていた。

美紀はこくりと頷き、

 

「はい、喜ぶと思います。一緒にいれてあげましょう」

 

由紀から帽子を受け取りそっと太郎丸の上に乗せた。

 

「……さあ、お別れしましょうか…。」

 

名残惜しさをこらえ悠里がそう告げる。4人は黙って頷き胡桃がゆっくりと土を戻していく。

 

「みーくん…大丈夫?」

 

その最中由紀が優しく声をかける。美紀は埋められていくのをじっと見つめたまま、

 

「大丈夫、です。……太郎丸は私のこと助けてくれたんだから私も元気に見送らなきゃだめ…ですよね」

 

首輪をぎゅっと握りしめ力なくつぶやいた。

 

「そんなことないよ。」

 

由紀はそう答えると自分のリボンを解いてめぐねえのお墓に結びながら、

 

「悲しいことをあんまりガマンしてると大切なことを忘れちゃうから。……私もめぐねえのさいごの言葉ずっと忘れてたから…。だから悲しい時は悲しくていいんだよ?大丈夫じゃなくていいんだよ?だから忘れないであげて、太郎丸のさいごの言葉。」

 

「言葉って……太郎丸は何も…」

 

「言ってたよ!」

 

美紀がそう言いかけると由紀が美紀の手を握り言った。

 

「みーくんにありがとうって!そう言ってたよ、笑顔でありがとうって……。私たちからはそう見えたよ」

 

はっとしたように顔を上げ美紀は周りを見る。胡桃と悠里がにこりと微笑みながら頷いた。

 

「………っ!ぁ………っわたしも!…ありがとうって……!」

 

堪えていた涙が溢れ出し由紀抱きついて泣きじゃくる。胡桃と悠里も彼女の傍に行くと優しく肩を撫でてやる。屋上には美紀の嗚咽と由紀達のすすり泣く声だけが響いていた。

 

そんな彼女達を一目見ると彼は背を向け手すりに両手を着くとぼんやりと空を眺めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまで一緒にいた太郎丸との別れ。彼には何度も助けられた。モールで美紀と出会わせてくれた事から始まり学校でも太郎丸が来てから彼女達も少し明るくなった。精神的な支えになっていたし、最後には感染しているにもかかわらず由紀を窮地から救った。

人でこそないものの彼も立派な学園生活部の一員と言っていいだろう。

 

そんな彼が死んだのだ。悲しくないはずがないのに涙など出てこない。悲しい出来事のはずなのに胸が苦しくなったりもしていない。

ああ、太郎丸が死んだのか。それくらいにしか彼は感じていなかった。

そんな心情に自分でもおかしいと思うがどれほど太郎丸のことを想っても何もこみ上げてこなかった。

自分の心はとうとうおかしくなってしまったのか…。ふん、自分を蔑むように鼻で笑うと彼はただひたすらに空を眺め続けていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから20分ほどすると後ろから名前を呼ばれた。振り返ると4人が「そろそろ行こう。」と言ってきた。涙で腫れた目をしていたが皆その表情は爽やかなものだった。各々気持ちの整理が着きなんとか受け入れることができたようだ。

 

最後にみんなで2つの墓に手を合わせてから屋上を後にする。

 

 

 

 

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部室に戻り椅子に腰掛けると「これからどうしようか」と胡桃が声を上げた。

 

「ねえ、地下の避難区画って薬の他にも何かあった?」

 

そう言われて悠里が思い出したように光に訊ねる。

 

「あの時は急いでたしそんなにちゃんとは見てなかったけど食べ物とかはあったと思うぞ」

 

「だったら地下に行ってみない?いろいろと役に立つ物があるかもしれないわ」

 

「そうだな……せっかくだし全員で行ってみるか」

 

「え、みんなで?大丈夫かしら…」

 

光の提案に悠里は不安げに声を上げていたが、

 

「私はいいと思いますよ。あそこ結構広かったのでみんなで手分けした方がいいと思います」

 

「あたしも賛成だな。別にもうアイツらはいないんだし全員でも大丈夫だろ」

 

「私も〜!これはあれだね、たからさがしだね!それならみんなで行ったほうが楽しいと思う!」

 

由紀だけはいつも通り少しズレたことを言う。

 

 

うーん、と困ったような素振りをみせていた悠里だったがそれからすぐに諦めたように息を吐く。

 

「みんながそう言うのならそうしましょう。」

 

渋々折れてくれたようで5人で地下の探索をすることとなった。

 

 

 

それから各自準備を始めた。準備と言ってもリュックを持ってきたり用をたすくらいではあったが。10分も経たぬ内に全員準備を終え部室に戻ってきた。

 

 

 

「………、よっ!と」

 

持っているシャベルを1度強く握りしめてから頭上で器用にクルクルと3回ほど回転させ胸の前に突き出す。そしてうんうんと頷き、

 

「うむ、完璧」

 

満足そうにニヤリと笑った。

 

「くるみ先輩よかったです。調子良さそうで」

 

「いやぁ〜ご心配をおかけしました」

 

ふにゃふにゃと笑みを浮かべて胡桃は頬をかく。先ほどのシャベルの振り回しを見た由紀が目を輝かせている。

 

「くるみちゃんすごいね!アクション俳優みたいだったよー!」

 

「そうかそうかーいやぁ、それほどでも〜……いてっ、、、なんだよ」

 

由紀からそう言われ満更でもないように手を振る胡桃だったが光に持っていたマニュアルで軽く頭をはたかれる。

 

「あまり調子に乗んなよ?一応病み上がりなんだから。元気そうでよかったですけどねー」

 

呆れたように光が釘を刺す。そんな彼に胡桃は「はいはいー」とふてくされたようにそっぽを向き答える。

 

「もぉ〜みんなまじめにね?そろそろ出発するわよ」

 

そんな彼らに困り顔で言う。

 

そんな彼らに代わって由紀が「はーい!」と元気よく手を上げ返事をした。

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「いろいろありそうね、これだけあればしばらくは大丈夫そう」

 

無事に地下避難区画にやってきた5人は手分けして役に立ちそうな物を探していた。非常食から替えの制服やジャージなどの衣類、ランプや電池など様々な物が見つかった。

 

光が衣服などを探していると少し離れた場所から由紀と美紀の声が聞こえてくる。

 

「お、この味のまいう棒久しぶりに見つけた!なかなか売ってないけどすごく美味しいんだよね〜あ、かわいいぬいぐるみとかもないかな!?」

 

「ゆき先輩、前みたいにぬいぐるみとかは見つけてくていいですからね、ちゃんと役に立ちそうな物を探してください」

 

「も、も〜分かってるよぉそれくらい、みーくんそんなに私のこと信用してないの?」

 

「そうですね、こういう時に関しては………してないですね。」

「えー!そんなぁ!?」

 

美紀の返答にガーンと言った擬音がよく合いそうな声とぽっかりと口を開けて由紀はガックリと膝をつく。思っていたよりショックを受けていたようで美紀は慌てて

 

「だ、大丈夫です!いつもはちゃんと信用してますよ!?」

 

と必死にフォローしていた。

 

「なんかこういうの久しぶりだなー学園生活部復活、だな」

 

由紀達のやり取りを見ていた胡桃が笑いながら言ってくる。

 

「そうだな、まあ元はと言えばお前がやらかしたおかげでいろいろとえらいことになったんだけどな。」

 

「はい、すいませんでした……ってか普通そういうこと言うか!?もっとデリカシーってもんはないのかよ!そういうこと言ってるとモテないぞ」

 

ギグっとして謝った胡桃だったがすぐに不服そうに抗議する。

 

「余計なお世話だ、別にこういうのはお前にしか言わないから」

 

そんな彼女をあしらうように光は言う。「なんだとー!」とまた怒り出す胡桃だったがすぐにはぁ、と肩を落とす。

 

「まぁ悪かったとは本当に思ってるよ、今回は油断した自分が悪いというか……」

 

「わかってるんならそれでいいよ」

 

そう言って胡桃の言葉を遮った。しゅんとしている胡桃を見て少しからかいすぎたかと軽く反省する。「探すの続けようぜ」とひと言かけて何事もなかったように探索を再開する。「わかった」と頷くと胡桃も作業を再開した。

 

 

 

 

 

それからしばらく探索を続けていたがこれ以上は持ち帰れそうにないしあっても使い切れないだろうということになりここで撤収しようと決まった。4人が帰ろうとすると由紀の姿が見えないことに胡桃が気づく。

 

 

「あれそういや、ゆきどこ行った?」

 

「ん、さっきまでいたよな?」

 

「おかしいわね、勝手に上に戻ったってこともないだろうし……。」

 

「まったく、ゆき先輩ってどうしていつもこうなるんでしょう…」

 

探しにいこうそう思っているとパタパタ走ってくる足音が聞こえ由紀が姿を現した。

 

「ねえ、みんなちょっと来て!」

 

「ゆきちゃん、もう戻るって言ったわよね?」

 

「うん、分かってるけどちょっと来て!何かすごいものがあるかもしれない!」

 

興奮したようについてこいと促す由紀。4人は仕方ないと渋々ついて行くことにした。

由紀に連れられた場所に着くとそこには異様に大きな扉が上を見ると冷蔵室と書かれたプレートがあった。

「こんなとこに冷蔵室なんてあったのか、よく見つけたなゆき」

 

胡桃が関心したように呟いた。

 

「でももう腐ってたりしてないかしら…?」

 

「大丈夫じゃないですかね、ここにも電気は通ってますし。」

 

「ねえ!とりあえず開けてみようよ〜!」

 

由紀がウキウキした様子で急かす。「はいはい」と軽く受け流しながら光は冷蔵室の扉に手をかける。

 

「一応慎重にね?」

 

「何があるかわかりませんからね」

 

「いっそ思いきりばっと開けちゃった方がいいんじゃないか?」

 

「ほらほら、はやくはやくぅ〜何が入ってるか気になるからさ〜」

 

次々に何度も後ろから口を出してくる4人。ゆっくり開けろら思いきり開けろ、早くしろらもうどっちでもいいから早くしろ、やっぱり慎重に…。などと次々にバラバラに違うことを言われ続ける。

 

 

 

 

「……やかましいわ!何か危ない物があるかもしれないんだぞ、せめて意見をまとめてから騒いでくれ気が散る!いいかゆっくり開けるからな、邪魔すんなよ、特にくるみとゆき!」

 

そんな4人に光がツッコミをいれる。何があるかわからない、とそれなりに警戒して開けようとしていたのに後ろが騒がれて気が散ってしまった。

はあ、ため息をついてから改めて扉に手をかける。さすがに彼女達も今度はおとなしく見守っていた。

 

ゆっくりと扉を開けていく。扉が空いていくにつれ後ろにいた4人もジリジリと距離を詰め中を覗き込もうとする。そうして開かれた扉の中を見ると5人は思わずゴクリと喉を鳴らした。

そして、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「……うおおおおおおおおお!」」」」」

 

 

 

 

目を輝かせながら雄叫びのような喜びの声を上げた。

 

 

 

 

 

 

「「「「「いただきます!!」」」」」

 

一同は机に置かれたそれにごくりと喉を鳴らしフォークで口に運ぶ。あまりの美味しさに幸せそうな笑みをこぼす。

 

「うっめぇぇー!」

 

感動したように声を上げる。なぜか涙まで流していた。

 

「まさか生きてる内にステーキなんてものをまた食べられるとは思わなかった…いままでで1番の昼飯だな…。」

 

光も感慨深そうに言う。彼の言った通り今彼らの前に並べられているのはステーキだ。地下の冷蔵室その中身を見て全員が歓声を上げたのはこのステーキを発見したからだ。

 

「おいゆき!もっと味わって食えよ!?」

 

由紀の方をふと見た胡桃が驚く。由紀は既にステーキを平らげていた。

 

「あ〜おいしかったぁ……すごく幸せな気分」

 

本人の言う通りとても幸せそうな顔をして上を見上げていた。

 

「まったくおまえってやつは…ほら、みきを見てみろ」

 

胡桃が呆れたようにため息をつくとそう言って美紀を指さす。上品に一口大に切るとそれをそっと口に運びゆっくりと飲み込む。そして

 

「おいしい……」

 

と呟き満面の笑みを浮かべ静かにその喜びを噛みしめていた。そんな彼女を見て由紀は「おお〜」と関心したように頷いていた。

 

「確かにすごくおいしいわね。みんなご飯のおかわりあるけどいる?」

「「「「いただきます!」」」」

 

悠里が炊飯器を開けながら訪ねると、

 

はっと目を輝かせ4人は即答して茶碗を持ち上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ステーキという豪華な昼食を堪能した後、4人が落ちついているのを確認すると4人に声をかける。

 

「腹もいい感じに膨れたところでみんなに話がある。」

 

4人が何事かとじっとこちらに視線を集める。光は避難マニュアルと街の地図を机の下から取り出して言った。

 

 

 

 

 

 

 

「あまり時間もないだろうから今ここで決めたい。これからどうするのか、

 

俺達の『進路』について。」

 




読んでいただきありがとうございました!

すみません前回の終わりに高校編は後1話か2話で終わるって言っちゃったのですがすみません後もう2話にさせていただきます(^_^;)
25話までを高校編ということでよろしくお願いしますm(_ _)m
今回はアニメ最終回と原作4巻の一部を合わせて作りました。思ってたより長くなってしまった…

次回もよろしくお願いしますm(_ _)m
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